柑橘(かんきつ)類の栽培で知られ、歴史と自然が心地よく共存する愛媛。
瀬戸内の魚を活かした料理など、多彩な愛媛のグルメをご紹介します

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旬の食材
松山一寸そらまめ
ジャンル
野菜・果物

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大きな一寸の実が詰まった、旬の味覚

江戸末期から松山市周辺を中心に栽培されてきたソラマメで、約3cm(一寸)ほどの大粒の実が付くことからその名が付いた。さやは男性の手よりも大きい。香りがよく、歯触りもやわらかな実が膨らんでいく姿は、春から初夏にかけての風物詩となっている。

  • 主な品種/ブランド

    「まつやま農林水産物ブランド」認定商品

  • 主な産地

    松山市・伊予市・東温市など

この時期のおすすめ
鯛そうめん

お祝いの席に欠かせない、贅沢な一品

県南部を中心に、お年寄りの誕生日や子どもの成長を祝う記念日など、主にお祝いの席で振る舞われてきた、古くからの郷土料理。そうめんの上に甘辛く煮付けた鯛をのせたもので、やわらかな煮付けは身離れがよく、小骨も少なくて、食べやすいのが人気。

美味しい豆知識

漁師たちが自分の釣った鯛を食べる際、余った煮汁がもったいないので、麺類にかけて食べたのが始まりとされている。

旬の食材
いぎす草
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野菜・果物

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愛媛に伝わる独特の海藻

瀬戸内海沿岸の沖でとれる、テングサによく似た海藻。洗い干しを繰り返して乾燥させたものを、水に戻して使う。今治市を中心とした瀬戸内地方では、いぎす草と生大豆粉をダシで炊き、味をつけて冷やし固める「いぎす豆腐」が、夏の味覚の一つとなっている。

  • 主な品種/ブランド

    なし

  • 主な産地

    今治地方

この時期のおすすめ
松山鮓

ダシにもこだわった松山独自のちらし寿司

松山地方に伝わる郷土料理。エソやトラハゼなど瀬戸内海でとれた小魚でダシを取り、甘めのすし酢に混ぜ込んですし飯を作る。トッピングはもちろん、アナゴなどの瀬戸内海の海の幸。錦糸卵や紅ショウガを添えて、彩りも華やぐハレの日の一品だ。

美味しい豆知識

明治期の歌人・正岡子規は、夏目漱石が自宅を訪れた際、この松山鮓でもてなし、大いに喜ばれたと伝えられている。

旬の食材
レモン
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野菜・果物

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青くみずみずしく実る完熟レモンは島の自慢

しまなみ海道にある岩城島は、国産レモンの名産地。温室と、地中海に似た気候により、通年収穫が可能で、1月~5月にイエローレモン、10月~12月にグリーンレモンが旬を迎える。どちらもワックスや防腐剤を使わず、みずみずしい完熟の味が楽しめる。

  • 主な品種/ブランド

    青いレモン

  • 主な産地

    越智郡上島町岩城地区

この時期のおすすめ
いもたき

アウトドアが美味しさを増すサトイモ鍋

産土神に収穫を感謝する古来の行事から発展した「いもたき」は、伊予路の秋の風物詩。涼風が吹き始める頃から中秋の名月の頃まで、サトイモを中心に、トリ貝やキジ肉、レンコンなどを煮た鍋物を、語らいとともに楽しむ人々が、河川敷などで多く見られる。

美味しい豆知識

「いもたき」は、親しい人のグループや、各地の実行委員がイベントとして行うほか、ホテルや料亭などでも企画されている。

旬の食材
愛媛みかん
ジャンル
野菜・果物

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問答無用、トップクラスのミカン産地

日本中で広く知られている愛媛みかんはバラエティ豊か。どれも水分とビタミンCが豊富で、風呂あがりやスポーツ後に最適な果物。爽やかな香りとジューシーな果汁が口の中に広がるのが特徴で、ポンカンは酸味が弱く甘みが強いので、子どもにも人気が高い。

  • 主な品種/ブランド

    伊予柑、デコポン(不知火)、はれひめ、ポンカン

  • 主な産地

    八幡浜市、今治市、宇和島市、松山市

この時期のおすすめ
庄大根のふろふき

地域密着の手作りふろふき大根

松山市の「庄」と呼ばれる地域で作られる、首の部分が赤紫色に染まった「庄大根」。1月の「どんど焼き」で振る舞われるのが、庄大根のふろふきだ。やわらかく炊き上げられたダイコンに、柚子味噌をとろりと添えた、冬の厳しい寒さの中で味わいたい逸品だ。

美味しい豆知識

水分が少ない庄大根。その分、ダシの染み込み具合がよいのだとか。150年前から続く、地野菜の味わいをぜひ。