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旅色温泉ガイド

旅行メディア「旅色」が贈る温泉ガイド。気軽に行ける人気の温泉からわざわざ足を運ぶ価値のある秘湯まで、全国各地から厳選した温泉をたっぷり紹介します。

はじめに

 日本には世界の活火山の約1割があるといわれ火山性の温泉に恵まれています源泉数は2万7千を超え、湧出量は毎分250万リットル以上47都道府県のすべてに温泉があり日本はまさに世界に誇る温泉大国なのです
 まだ薬がなかった古き時代から万病や傷を治癒すると重宝され身近な存在として愛されてきた温泉は旅の目的として常にトップクラス温泉によるさまざまな自然治癒効果が近年改めて注目されています
 旅色温泉ガイドでは泉質別の温泉の魅力や効能はもちろん温泉地別に旅館やホテルグルメ観光・レジャースポットなどその温泉地ならではの旅行プランなども紹介しています
 ぜひ次の旅は温泉へ日常を忘れて、心と体をゆっくり癒しましょう

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厳選温泉地

温泉総選挙
温泉総選挙2022が発表されました

5省庁後援で行われている温泉総選挙2022(主催:旅して日本プロジェクト)の結果発表が2023年3月23日に発表になりました。
旅色温泉ガイドではその中で、省庁賞を受賞した2つの温泉地をご紹介いたします。

温泉総選挙2022結果発表サイトはコチラ
温泉に関する記事

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温泉の泉質や効能をご紹介

温泉の泉質や効能をご紹介

ひとえに温泉といっても、大きく「単純温泉」「二酸化炭素泉」「炭酸水素塩泉」「塩化物泉」「硫酸塩泉」「含鉄泉」「硫黄泉」「酸性泉」「放射能泉」「含よう素泉」の10種類の泉質に分類されます。それぞれの特徴や効能、適応症を知って、自分に合う温泉や目的に合わせた温泉を選び、よりディープに温泉を楽しみましょう。

単純温泉

温泉水1kg中の溶存成分(ガス成分を除く)が1,000mg未満で、湧出時の泉温が25℃以上のものが単純温泉。やわらかな肌触りで、肌への刺激が少ないのが特徴です。このうちpH8.5以上が「アルカリ性単純温泉」で、湯上りに肌がすべすべとした感触になるため、“美肌の湯”と呼ばれています。ほぼ全国各地にありますが、代表的な温泉地には岐阜県の下呂温泉、愛媛県の道後温泉などがあります。

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二酸化炭素泉

温泉水1kg中に二酸化炭素を1,000mg以上含む温泉を、二酸化炭素泉と言います。湯に浸かるとシュワシュワと小さな気泡が体に付着することから、“泡の湯”や“ラムネ温泉”などと呼ばれています。低温でも体がポカポカ温まり、血液の循環をよくするため、高血圧や動脈硬化などに効果が高いとされています。温泉地は、青森県のみちのく温泉、大分県の長湯温泉などがあります。

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炭酸水素塩泉

温泉水1kg中に1,000mg以上の含有成分があり、重炭酸ソーダの含有量が340mgを超える泉質を炭酸水素塩泉と言います。肌の角質や毛穴の汚れをとる働きがあることから、美肌効果が高い泉質です。また、入浴すると石鹸で洗ったようにさっぱりすることから“清涼の湯”とも呼ばれています。飲用できるところも多く、便秘や膀胱炎の改善や予防にも期待できます。温泉地は、秋田県の乳頭温泉や神奈川県の強羅温泉があります。

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塩化物泉

温泉水1kg中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が塩化物イオンの泉質が塩化物泉。海水成分に似た食塩を含む無色透明の湯で、皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐことから湯冷めしにくく、“熱の湯”や“温まりの湯”と呼ばれています。塩分の殺菌効果が、切り傷ややけど、皮膚病などに効能を発揮します。単純温泉の次に多い泉質で、静岡県の熱海温泉や兵庫県の城崎温泉などがあります。

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硫酸塩泉

温泉水1kg中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫酸イオンのものが硫酸塩泉。含有成分により、「カルシウム硫酸塩泉」「ナトリウム硫酸塩泉」「マグネシウム硫酸塩泉」に分かれ、それぞれに少しずつ効能が違うのが特徴です。硫酸イオンは血管を広げ、血液の流れを良くする働きがあり、余分な皮脂を落とすので美肌効果も期待。温泉地は、群馬県の伊香保温泉や島根県の玉造温泉があります。

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含鉄泉

温泉水1kg中に総鉄イオン(鉄Ⅱまたは鉄Ⅲ)が20mg以上含まれている泉質が含鉄泉。陰イオンの炭酸水素イオンと結びつく「炭酸水素塩型」と硫酸イオンと結びつく「硫酸塩型」に分類されます。源泉は無色透明で、空気に触れると鉄が酸化し赤褐色に。別名“赤湯”と呼ばれる国内では希少な泉質のひとつ。月経障害や貧血など女性に多い症状に効果的と言われています。温泉地には、兵庫県の有馬温泉や大分県の鉄輪温泉などがあります。

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硫黄泉

温泉水1kg中に総硫黄が2mg以上含まれている硫黄泉。硫黄型と硫化水素型に分類され、日本では比較的多い泉質です。「温泉のにおいといえば!」の卵がくさったような特有の臭いが特徴。アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症など、肌のトラブルに効能を発揮する泉質です。温泉地は、山形県の銀山温泉、新潟県の月岡温泉などがあります。

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酸性泉

温泉水1kg中に水素イオンが 1mg以上含まれている泉質が酸性泉です。殺菌力が非常に高く、肌表面のトラブルの原因を改善してくれるため、“皮膚病の湯”ともいわれています。アトピー性皮膚炎をはじめ、皮膚病の症状を和らげる効能が期待できます。ただし、とても刺激が強い湯でもあるため、肌が弱い人は特に入浴後はシャワーで温泉成分を洗い流しましょう。温泉地は、群馬県の草津温泉、大分県の明礬温泉があります。

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放射能泉

温泉水1kg中にラドンが30×10-10キュリー(=111ベクレル=8.25マッヘ)以上含まれている泉質が放射能泉。一般的にはラジウム温泉と呼ばれています。放射能という言葉から人体に悪影響があるのではないかと疑問に思いますが、レントゲン等の放射線量よりずっと微量で、このごく微量の放射能が体によいことがわかっています。“万病の湯”と呼ばれ効能も豊か。温泉地は、北海道の登別温泉、鳥取県の三朝温泉があります。

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含よう素泉

温泉水1kg中によう化物イオンが10mg以上含まれている泉質が含よう素泉。2014年に新しく誕生した泉質です。その名の通り、ヨードチンキやうがい薬といった殺菌薬や消毒薬などに使われている、殺菌効果の高い成分の“よう素”が含まれているので、その作用が期待できます。非火山性の温泉に多く、色は茶褐色で、時間が経つと黄色く変色するのが特徴。温泉地は千葉県の酒々井温泉、東京都の前野原温泉などがあります。

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