自然の恵みたっぷり!旬の食材アカモク
- ジャンル
- 海藻
ネバネバ、シャキシャキとした食感が魅力
ミネラルの豊富な海で育った海藻「アカモク」。健康成分「フコイダン」がワカメや昆布より豊富で、シャキシャキした歯ざわりと粘りが絶妙のハーモニーを奏でる。この時期は特に、鎌倉の湾内に繁殖した天然種「鎌倉あかもく」がおすすめだ。
- 旬の食材カレンダー
- 3月
- 主な品種・ブランド
- 鎌倉あかもく
- 主な産地
- 鎌倉市
この時期のおすすめ生シラス丼・シラス丼
ご飯にシラスをたっぷりのせた名物丼
新鮮なシラスが揚がる湘南・茅ヶ崎の名物ともいえるのがシラス丼。釜揚げシラスをのせたものが多いが、鮮度のよいものは生シラス丼として提供される。生ならプリプリ、釜揚げならしっとりやわらかなシラスが味わえる。薬味、ご飯、醤油ダレの相性は抜群だ。
- 美味しい豆知識
- 薬味はネギや大葉、おろしショウガなど。店によってトッピングや味付けはさまざまで、生と釜揚げシラスをのせた2色丼もある。
上品な旨味を備えた「小柴のシャコ」が有名
江戸前寿司の代表的なネタとしても有名なシャコ。なかでも柴漁港で水揚げされるシャコは「小柴のシャコ」として珍重されている。その秘密は漁獲後、漁師自らすぐに塩茹でと殻むきを行うところにある。新鮮な状態で旨味を閉じ込めたシャコは食通をも唸らせる。
- 旬の食材カレンダー
- 5月~8月
- 主な品種・ブランド
- 小柴のシャコ
- 主な産地
- 東京湾(横浜市柴漁港、横須賀市新安浦港)
この時期のおすすめアナゴの天ぷら・白焼き
シンプルな味付けで旬のアナゴを楽しむ
旬ど真ん中を迎えたアナゴは、ウナギにも引けを取らないほど脂が乗っている。食べ方は定番の蒲焼のほか、シンプルな味付けで身の舌触りを楽しむ白焼きや、からりと揚がった天ぷらがおすすめ。天つゆに浸すのもいいが、繊細な味が楽しめる塩も美味しい。
- 美味しい豆知識
- 淡白で上品な味わいゆえ、どんな料理にもマッチするアナゴ。ウナギと同じくビタミンAが豊富で、夏バテ予防にもバッチリだ。
栄養を吸収して脂が乗ったブランドサバ
春に産卵を終えた後、遠洋に出ず、松和地区の小エビなどを食べて身が太った地付きのものを「松輪サバ」と呼ぶ。傷みが早いため、返しを付けない釣り針を使い、サバに直接手を触れない独特の漁法で釣り上げる。脂の乗った身は、ぜひ刺身で味わいたい。
- 旬の食材カレンダー
- 8月、9月、10月
- 主な品種・ブランド
- 松輪サバ
- 主な産地
- 三浦半島・松輪
この時期のおすすめよこすか海軍カレー
明治時代に作られた海軍のカレーがベース
横須賀市内限定で提供されるカレー。1907年発行の「海軍割烹術参考書」のレシピがベースで、カレー粉と小麦粉を炒り、肉は牛か鶏、ジャガイモとタマネギ、ニンジンが入り、薬味のチャツネと牛乳とサラダが添えられる。各加盟店のバリエーションも豊富。
- 美味しい豆知識
- 海軍カレーは英国海軍料理がルーツ。もとは、腐敗を防ぐためにインドの香辛料でシチューを作り、船上の食事としたものだ。
自然の恵みたっぷり!旬の食材三浦大根
- ジャンル
- 野菜・果物
全身純白、煮崩れなしの極上大根
首から先端まで真っ白な三浦大根。生で味わう独特の辛味も魅力だが、シンプルな煮付けも美味しい。面取りしなくても煮崩れしないため、ダイコンの醍醐味を存分に味わうことができる。近年では主に正月ならではの食材として、家庭の食卓にのぼっている。
- 旬の食材カレンダー
- 12月、1月、2月
- 主な品種・ブランド
- なし
- 主な産地
- 三浦市、横須賀市
この時期のおすすめ小田原おでん
練り物の伝統技術を生かしたおでん種が揃う
老舗蒲鉾店12社や豆腐店に精肉店、八百屋など、さまざまな地元の製造業者が作ったおでん種に、小田原の梅林で採れた梅を使った「梅みそ」をつけて食べるのが特長の小田原おでん。「かながわの名産100選」にも選ばれている。
- 美味しい豆知識
-
春は「おでんサミット」、秋は「おでん祭り」が小田原城下で開催される。二大イベントで小田原おでんを味わうのも楽しい。