漁場に近く、緑も豊かな岩手は郷土料理もバラエティ豊か。
人気の麺類や鍋料理、海鮮と岩手を満喫できるグルメをご紹介します

読む
旬の食材
ギョウジャニンニク
ジャンル
野菜・果物

旬の食材カレンダー

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

薬膳としても人気の「幻の山菜」

山深い湿地帯に自生し、食べられるまでに5年かかることから「幻の山菜」と呼ばれる。今では天然ものはかなり貴重だが、本州一寒いといわれる盛岡市藪川地区や八幡平市などで採れる。ニンニク同様の強い香りと風味があり、栄養満点で薬膳としても人気が高い。

  • 主な品種/ブランド

    なし

  • 主な産地

    県内全域(盛岡市、八幡平市など)

この時期のおすすめ
フキノトウ味噌

各家庭にオリジナルがある「ばっけ味噌」

フキノトウと味噌を使って作られる珍味で、ご飯にのせたり、おにぎりの具材や酒のつまみにもなる家庭料理。各家庭ごとに、クルミやカツオ節を入れるなど、オリジナルの味がある。味噌と合わせることでまろやかになったフキノトウの苦みが、クセになる一品。

美味しい豆知識

地元では、フキノトウを「ばっけ」と呼ぶ。春の味覚の代表格であるフキノトウ味噌も「ばっけ味噌」といわれ、広く親しまれている。

旬の食材
ホヤ
ジャンル
魚介

旬の食材カレンダー

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

海の滋味をいっぱい含んだ東北の珍味

暗くて薄暗い海の底で、ツヤツヤとしたイボイボの身を海に揺らしている様子から「海のパイナップル」とも呼ばれるホヤ。ひと噛みすれば、栄養豊かな海に育てられた滋味が、口の中いっぱいに広がる。酢の物でもいいが、焼いたり、揚げたりしても美味。

  • 主な品種/ブランド

    マボヤ

  • 主な産地

    九戸郡洋野町

この時期のおすすめ
盛岡冷麺

シコシコ麺がキムチとスープにマッチ

冷麺といえば真っ赤にあえられた辛い「ピビム麺」が有名だが、盛岡の冷麺は、コシの強いシコシコとした麺と、牛肉・牛骨から取った透明なスープが特徴的。キムチやゆで卵に生野菜、ナシやスイカなどが添えられて、夏の胃袋を優しく刺激してくれる。

美味しい豆知識

冷麺が生まれたのは朝鮮の平壌。在日韓国人の青年が、故郷の味を再現しようと試作を重ねたのが、盛岡冷麺のルーツだとか。

旬の食材
エゾアイナメ
ジャンル
魚介

旬の食材カレンダー

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

外見を裏切るプルプルの身は、冬の鍋に最高

三陸では「ドンコ」と呼ばれ、やわらかな白身やプルプルとしたとろみ部分もあり、非常に美味。肝を使った濃厚な「なめろう」は、酒が進む味だ。脂が乗る真冬は特に味わい深く、味噌汁や鍋物にぴったり。豊漁を祈る祭礼・恵比寿講でも尾頭付きドンコ汁が供えられる。

  • 主な品種/ブランド

    なし

  • 主な産地

    三陸沿岸

この時期のおすすめ
まめぶ汁

めずらしい、甘くてしょっぱい郷土料理

「まめぶ」とはくるみと黒砂糖を包んだ小麦団子のこと。ゴボウ・ニンジン・油揚げ・カンピョウ・シメジ・焼き豆腐などを入れた醤油味のダシ汁に「まめぶ」を入れて煮込んだ「まめぶ汁」は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、今や人気の久慈のご当地グルメだ。

美味しい豆知識

久慈のまめぶ汁には、くるみはすってはいけないなどの定義があり、“まめまめしく健康で暮らせるように”との願いが込められている。

旬の食材
アワビ
ジャンル
魚介

旬の食材カレンダー

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

磯の香りが吹き抜ける魅惑の味わい

アワビの漁獲高は岩手県が全国1位。こりこりとした食感と、噛むたびにあふれる磯の香りは問答無用のうまさ。刺身はもちろん、磯焼きもよし、酒蒸しもよし、刻んで汁物に入れてもよし、と調理の仕方は多彩。料理ごとに、さまざまな味わいを見せる高級食材だ。

  • 主な品種/ブランド

    エゾアワビ、きっぴんあわび

  • 主な産地

    久慈市、九戸郡洋野町、宮古市、大船渡市

この時期のおすすめ
いちご煮

海の宝物を一度に味わえる贅沢な一杯

三陸地方の郷土料理。ウニとアワビ、ツブ貝など、とれたての海の幸をふんだんに鍋へと放り込み、塩と醤油で味付けをする、シンプルながら奥深い味わい。火が通って粒がふくらんだウニの様子からその名がついた。ぜひ鮮度が違う現地で楽しみたい。

美味しい豆知識

元は漁師の野趣あふれる浜料理。それが大正時代から料亭などでも供されるようになり、ハレの日に欠かせない椀物料理となった。