三方を海に囲まれた青森は、複雑な地形のように料理も個性的。
自然の恵みを生かした青森の、多彩なグルメをご紹介します

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旬の食材
春掘り長芋
ジャンル
野菜・果物

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スタミナ抜群。生でも焼いても煮てもよし

全国一の長芋生産地・青森。青森の深い雪の中で冬を越し、じっくりと甘さを蓄えた春掘り長芋は、すればトロトロ、刻めばシャキシャキと、口触りや歯応えも抜群。どんな食べ方でも素材の旨味が堪能できる。また、栄養価も高く、スタミナ補給にもぴったり。

  • 主な品種/ブランド

    在来種、トロフィー

  • 主な産地

    東北町、三沢市など県南地方

この時期のおすすめ
長芋のバター焼き

バターの風味と長芋の食感がたまらない

輪切りにした長芋をバターで炒めたこの料理。味付けは塩・コショウのみとシンプルだが、春掘りならではの甘みや旨味が存分に味わえ、ご飯にも酒のつまみにも最適。最後に少量の醤油を絡めたものもあり、バターの風味に加えて醤油の香りが食欲をそる。

美味しい豆知識

じっくり焼けばホクホクになり、さっと焼けばサクサクとした仕上がり。2通りの食感が楽しめるのもポイント。

旬の食材
弘前在来トウガラシ
ジャンル
野菜・果物

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大ぶりで甘味のある本物のトウガラシ

16世紀に青森で広まり、在来種となったトウガラシ。途絶えかけた生産の歴史も、地元農家の奮闘で復興した。一般的なものより2倍ほど大きく、糖度も2倍。そのため、粉末に加工されてからも、辛味の奥に甘味が潜む、独特の味わいをもたらしている。

  • 主な品種/ブランド

    在来津軽清水森ナンバ

  • 主な産地

    弘前市

この時期のおすすめ
一升漬け

シンプルながら深みのあるピリ辛漬物

青トウガラシを小口切りにし、醤油と米麹に漬け込んだのが「一升漬け」。米麹のほのかな甘さと、トウガラシのピリリとした辛味がほどよくブレンドされた万能調味料で、漬物や湯豆腐などにかけて食べるとご飯が進む。作ってから3ヵ月ほどたったものが食べ頃。

美味しい豆知識

名前の由来は、醤油と米麹とトウガラシを一升ずつ入れて漬けたためとか、肴にすれば酒が一升は飲めてしまうためなど諸説ある。

旬の食材
トウモロコシ
ジャンル
野菜・果物

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嶽高原で収穫された甘いトウモロコシ

「きみ」とは青森の方言でトウモロコシのことを指す。嶽高原は、津軽富士として名高い岩木山の南麓、標高500mに位置しており、朝晩の寒暖の差が大きいことから、自ら凍結を防ぐため糖分をため込み、味の濃い品種のトウモロコシがよく育つ。 

  • 主な品種/ブランド

    嶽きみ(恵味、味来、ゆめのコーン)

  • 主な産地

    岩木山麓、嶽地区

この時期のおすすめ
八戸せんべい汁

せんべいの食感がポイントの鍋料理

肉や魚、たっぷりの野菜などから取ったダシ汁に、小麦粉と塩で作る鍋用の南部せんべいを割り入れて煮込んで食べる、ユニークな鍋料理。八戸せんべい汁の始まりは約200年前で、八戸地方に伝わる食文化のひとつとして、今に受け継がれている。

美味しい豆知識

八戸せんべいは、噛みきれるほどやわらかく、それでいてシコシコした食感が残っている状態で食べるのが、美味しく食べるコツ。

旬の食材
タラ
ジャンル
魚介

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一斉に始まるタラ漁が冬を告げる

12月、「場とり」と呼ばれる光景がこの時期の風物詩。いくつもの漁船が横一列に並んで、タラの漁場へと向かう。そして帰ってくると、網の中には、はじけるほど実を太らせたタラが大漁。プリプリの身も、とろける白子も、格別の味わいだ。

  • 主な品種/ブランド

    マダラ

  • 主な産地

    陸奥湾ほか

この時期のおすすめ
じゃっぱ汁

冬の恵みをふんだんに使った
極上の鍋料理

淡白なタラの白身は、刺身にしたりソテーにしたりと万能選手だが、冬はぜひ「じゃっぱ汁」を味わいたい。ぶつ切りにしたタラのアラと内臓、そして野菜や豆腐などを味噌仕立ての鍋で煮込むのが定番。とろとろの白子を汁に溶かせば、海の恵みが口中に押し寄せる。

美味しい豆知識

青森では正月を「鱈(たら)正月」と呼び、頭から尾まで丸ごと一匹使って祝う。もちろん、じゃっぱ汁もハレの日のメニューだ。