美味しいそばを求めて 全国で人気のそばの名店へ

家でも手軽に食べられるそばですが、店舗で食べるのはまたひと味違います。信州や出雲など日本各地にあるそば処には人気を集めるそばの名店があり、つなぎを使わずに打つ十割そばなど、絶品の手打ちそばを味わうことができます。ぜひ足を運んでみてください。

人気ランキングはこちら▸

旅先で食べるそば 有名そば処で本場の味を

大きな寒暖差が、美味しいそばの理由 歴史感じる美味、信州そば

古くからそばの名産地と知られる信州こと長野県。県内のいたる所にそばの名店があります。昼夜の寒暖差が大きい気候が美味しいそばを育て、豊かで清冽な水が、原材料であるそば粉の香りと味を強く引き出します。長野県を訪れたなら、信州そばは外せません。

南部地方に伝わる、おもてなしの形 岩手県の名物、わんこそば

わんこそばといえば、岩手県の名物グルメ。南部地方に伝わる「そば振る舞い」が元といわれます。手元のお椀が空になると、ひと口分のそばが次々と入れられ、食べた分だけ椀が積み重なります。掛け声など、地域ごとに少しずつ作法が違うのも興味深いです。

香ばしいそばを、二つの食べ方で 島根の郷土料理、出雲そば

島根県の郷土料理である出雲そばは、殻ごとそばの実をひくため、麺が黒味がかっていて、香り高いのが特徴です。出雲そばには、丸い漆器に入った冷たい「割子そば」と、そば湯と一緒に盛る温かい「釡揚げそば」の二つの代表的な食べ方があります。

なめらかなのどごしと歯応えに感動 布海苔をつなぎにしたへぎそば

新潟を代表する食の一つ、へぎそば。木を剥いだ板でできた「へぎ」という器に盛られたためそう呼ばれます。布海苔をつなぎに使うため、なめらかなのどごしと歯応えが特徴です。ひとくち大に丸めたそばが並ぶ美しい盛り付けも、へぎそばならではの楽しみです。

最後のそば湯まで、しっかりと味わって

そば店で最後に出される、そばのゆで汁「そば湯」。最近では、ゆで汁にさらにそば粉を加えてとろみをつけたものも多く見られます。そのまま飲んでそばの香りを味わうのもいいですし、残ったつゆを加えて飲むのもいいでしょう。残った薬味、テーブルにある七味や山椒を加えてもまた違った味が楽しめます。そば湯にはミネラル、食物繊維、ポリフェノールなど水溶性の栄養分が含まれますので、健康のためにもおすすめです。

旅先で食べるそば 有名そば処で本場の味を

大きな寒暖差が、美味しいそばの理由 歴史感じる美味、信州そば

古くからそばの名産地と知られる信州こと長野県。県内のいたる所にそばの名店があります。昼夜の寒暖差が大きい気候が美味しいそばを育て、豊かで清冽な水が、原材料であるそば粉の香りと味を強く引き出します。長野県を訪れたなら、信州そばは外せません。

南部地方に伝わる、おもてなしの形 岩手県の名物、わんこそば

わんこそばといえば、岩手県の名物グルメ。南部地方に伝わる「そば振る舞い」が元といわれます。手元のお椀が空になると、ひと口分のそばが次々と入れられ、食べた分だけ椀が積み重なります。掛け声など、地域ごとに少しずつ作法が違うのも興味深いです。

香ばしいそばを、二つの食べ方で 島根の郷土料理、出雲そば

島根県の郷土料理である出雲そばは、殻ごとそばの実をひくため、麺が黒味がかっていて、香り高いのが特徴です。出雲そばには、丸い漆器に入った冷たい「割子そば」と、そば湯と一緒に盛る温かい「釡揚げそば」の二つの代表的な食べ方があります。

なめらかなのどごしと歯応えに感動 布海苔をつなぎにしたへぎそば

新潟を代表する食の一つ、へぎそば。木を剥いだ板でできた「へぎ」という器に盛られたためそう呼ばれます。布海苔をつなぎに使うため、なめらかなのどごしと歯応えが特徴です。ひとくち大に丸めたそばが並ぶ美しい盛り付けも、へぎそばならではの楽しみです。

最後のそば湯まで、しっかりと味わって

そば店で最後に出される、そばのゆで汁「そば湯」。最近では、ゆで汁にさらにそば粉を加えてとろみをつけたものも多く見られます。そのまま飲んでそばの香りを味わうのもいいですし、残ったつゆを加えて飲むのもいいでしょう。残った薬味、テーブルにある七味や山椒を加えてもまた違った味が楽しめます。そば湯にはミネラル、食物繊維、ポリフェノールなど水溶性の栄養分が含まれますので、健康のためにもおすすめです。

ジャンル&スタイルから『そば店』を選ぼう!

素材のよさを引き出す職人の技 コシの強い手打ちそば

「手打ちそば」とは、機械を使わずに職人が手作業で作るそばのことで、優れた職人が打つそばは、風味と歯応えが素晴らしいものになります。そば打ちには「水回し」「練り」「延ばし」「切り」という工程がありますが、素材のよさを引き出すために特に重要なのは「水回し」と「練り」です。そば粉に水を含ませ、練り上げる技術で、そばの香りを引き出す決め手になります。こうした手間が美味しいそばを生み出します。

  • 大宮 禅味 はすみ

    埼玉県 / さいたま市大宮区

    大宮 禅味 はすみ

    地元で愛され続ける昭和47年創業の伝統の味

    大宮の住宅街にある手打ちのそば・うどんの店。毎朝店主が石臼挽きした粉を使ったそばや手打ちのうどんは、優しい味わいで評判だ。おすすめは、鴨肉とネギでタレを仕上げた鴨汁のそば・うどん。店主厳選の地酒と楽しめる一品料理や甘味も人気で、揚げたそばの実をトッピングした「そばの実アイス」といった変わり種も。各種コース料理の用意もある。店主は創業者の父親を見て育った二代目。2017年に和モダンな雰囲気に店を改装し、限定1組の囲炉裏席、掘りごたつ席から個室まで、さまざまなシーンに対応する造りになっている。

  • つばめ屋

    京都府 / 宇治市

    つばめ屋

    旬の天ぷらとともに味わう絶品そば

    京阪電気鉄道宇治駅から徒歩約3分のそば店。地元、山城産の食材を使った本格的な天ぷらや、宇治抹茶を使った茶そばも楽しめる。地元の食材にこだわっており、仕入れるそば粉は主に京都府産。近郊の滋賀県産のそば粉と合わせ、絶品そばを作っている。

  • そば切り工房しら川

    北海道 / 函館市

    そば切り工房しら川

    お洒落な内装で女性に人気の本格そば店

    北海道函館市の湯の川温泉街にある「そば切り工房しら川」では、北海道・北竜町のそば粉を使い、そば粉10:中力粉2の割合で手打ちする“外二”のそばを提供。お酒は日本酒を中心に全国各地の銘柄を取り扱っており、升酒が好評を博している。

  • 蕎麦石はら立川店

    東京都 / 立川市

    蕎麦石はら立川店

    世田谷で愛されるそばを立川でも味わえる

    世田谷通り沿いで20年以上続くそば店の立川店。八王子の名店で腕を磨いた親方が、“毎日食べても飽きないそば”をテーマに、自家製粉国産石臼挽きそばと和食を提供。香り、旨味、味わい、色味が際立つそばを味わえる。

手打ちそばが食べられるお店を探す

そば粉と水だけで作る 風味抜群の十割そば

そば粉は、麺としてつながるために必要な粘り気が乏しいため、グルテンのある小麦粉、または海藻や山芋などをつなぎに加えることが多いのですが、つなぎを入れず、そば粉と水のみで打ったそばを「十割そば」といいます。つなぎのない十割そばを作る職人には、優れた手打ちの技術が求められます。そして原材料がそば粉と水だけなので、そば粉の持つ風味や香り、歯応えを、混じり気のない状態で味わえるのが大きな特徴です。

  • 越前そばと珈琲 HAMA庵

    福井県 / 越前市

    越前そばと珈琲 HAMA庵

    気楽に寛げる“楽しいそば屋”で本物を味わう

    毎日店の工房で打つ、香り高いそばをはじめ、紀州備長炭で長時間かけて焙煎したコーヒーやスイーツなどを味わえる、福井県越前市に立つそば&カフェの店。十割そばとそばの風味を引き立てる濃厚な白ダシが特徴だ。そば粉は福井県産をベースに、その季節に最良のものを各地から厳選し、独自の割合でブレンドするなど、本物の味を追い求めて妥協しない姿勢がうかがえる。また、和風スイーツやお洒落なドリンクなどのカフェメニューも多数用意。食後ものんびり寛げる空間を提供している。十割そばやスイーツのテイクアウトも可能だ。

  • 蕎麦家わたなべ

    三重県 / 桑名市

    蕎麦家わたなべ

    隠れ家のようなそば屋で美味しい十割そばを

    名古屋の有名そば屋「紗羅餐」の主宰・服部隆氏の下で修業した店主が、2001年にオープンした「蕎麦家わたなべ」。「紗羅餐」より仕入れている蕎麦の実を、御影石の石臼で挽き、水分量に至るまで注意を払い打ち上げた十割そばは評判が高く、駅から少し離れた場所にありながら、午前中で売り切れてしまうことも少なくないという。また、米は三重の伊賀米、醤油は伊賀の「はさめず醤油」、豆腐は自家製など、そば以外にもこだわっている。住宅街に佇む隠れ家のような落ち着いた一軒家で、ゆったりと本格そばをいただこう。

  • 蕎麦酒場 たかま家

    奈良県 / 奈良市

    蕎麦酒場 たかま家

    奈良の食材や鮮度にこだわった絶品料理

    近鉄奈良駅から徒歩約4分の所にあるそば処。そばはもちろん、大和野菜や「大和牛」「ヤマトポーク」など、奈良ならではの食材を使ったメニューも自慢だ。また、「京鴨」のロース、ハート、砂肝などを味わえるさまざまな鴨料理も、ぜひ楽しみたい。

  • 黑船SOBABURI

    愛媛県 / 松山市

    黑船SOBABURI

    昼夜違う楽しみ方でそばを堪能

    ランチは、「黑船」オリジナルの3種類のそばを、リーズナブルに味わえる。ラー油のつけダレでいただく人気の「黑紅そば」がおすすめだ。夜は、落ち着いた雰囲気の空間で、上質な十割そばと海鮮炙りとともに、種類豊富な酒をゆっくりと堪能できる。

十割そばが食べられるお店を探す

つるりとしたのどごしが魅力 食感なめらか二八そば

「二八そば」とは、そば粉8割に対して、つなぎである小麦粉を2割の割合で配合して打ったそばのことをいいます。十割そばに比べて打ちやすいこともあり、そばの基本とされています。二八そばの大きな魅力はつるりとしたのどごしとしなやかな食感です。「十割と比べて香りや味が損なわれるのでは?」という疑問もあるかと思いますが、丁寧に打たれたそばは、小麦粉を2割加えても風味豊かに仕上がります。

  • 石臼挽手打 そばの音

    大阪府 / 大阪市中央区

    石臼挽手打 そばの音

    松屋町でそばや酒肴を楽しむ落ち着いた空間

    長堀鶴見緑地線の松屋駅から、徒歩約1分の距離で営業する「石臼挽手打 そばの音」。10年以上、大阪のそばの名店で修業してきた店主が、大阪市・松屋町にオープンした。風味が強い十割そばは、全国のそば粉を厳選してその時々でより適したものを使用。ぼそっとした食感を思い浮かべるが、「石臼挽手打 そばの音」の十割はコシが強く滑らかな感覚が特長だ。粗挽きはのど越しの良さが自慢で、好みに合わせてどちらか選ぶことができる。産地直送にこだわり、新鮮で優しい素材本来の美味しさが際立つ料理も魅力だ。

  • 石挽そばや わかば

    長野県 / 岡谷市

    石挽そばや わかば

    石臼で挽いた八ヶ岳産玄そばの二八そばを堪能

    長野県岡谷市にある、八ヶ岳産玄そばを使用した二八そばが自慢のそば処。自家製粉したそば粉を丁寧に手打ちした麺と、濃口ベース・薄口ベースの2種類のかえしをダシと合わせた自家製つゆとの相性は抜群。数に限りがあり、早い時には1時間ほどで売り切れてしまうこともあるという。なかでもクルミとそば、どちらの風味も楽しめる「くるみ蕎麦」が人気だ。そば以外に、信州の郷土料理・おやきも評判。この店の名物・牛すじをはじめ、野沢菜などの信州の名産品を、長野県産の地粉で作るモチモチの生地で包んだ逸品だ。

  • 蕎麦たつ市

    京都府 / 京都市中京区

    蕎麦たつ市

    京町家で楽しむ味も趣も格別な二八蕎麦

    二条城の目の前。格子や一文字瓦など、趣のある京町家でいただけるのは「二八蕎麦」。蕎麦の高い香りと滋味深い味わい、つるりとした喉越しの良さが際立つよう、和食店や寿司店などで腕を磨いた代表が作り上げた逸品だ。蕎麦と一緒に楽しんでほしいと厳選素材で仕上げる一品料理、希少な銘柄の日本酒も充実。器にもこだわり、好みの蕎麦猪口を選んで蕎麦をいただけるのも魅力。2階には座敷があり、舞妓さん、芸妓さんを呼べるのもこの店ならでは。本格的な蕎麦や料理はもちろん京都らしい風情も心ゆくまで堪能できる。

  • SOBA 遥

    静岡県 / 伊東市

    SOBA 遥

    打ちたてそばと伊豆半島の海鮮を味わう和食処

    伊豆半島の新鮮食材を熟練の技術で調理する「SOBA 遥」。打ちたての二八そばや天ぷらなど、鮮度の高い味わいを堪能しよう。“長く心に残る和食処でありたい”との思いが込められた和食処は天井が高く開放的で、窓から望む山並みの大自然と静けさに、気持ちもフレッシュに食事シーンが楽しめる。子どもに優しいキッズチェアが備わり、大人数での宴会も予約可能。

二八そばが食べられるお店を探す

旅先でぜひ味わいたい 個性豊かなご当地そば

日本各地には個性的なご当地そばがあり、新しいそばの魅力を感じることができます。有名なものに、長野の「信州そば」をはじめ、大根おろし、刻みネギ、かつお節を乗せて食べる福井の「越前そば」、アツアツの瓦の上に茶そばを乗せ、錦糸卵や牛肉の甘辛煮などの具材を盛りつけた山口の「瓦そば」、小皿に盛られたそばをたっぷりの薬味で味わう兵庫の「出石皿そば」などがあります。ぜひ旅先で食べるそばに本場の味を感じてみて。

  • 瓦そばたかせ南本館

    山口県 / 下関市

    瓦そばたかせ南本館

    山口県の名物「瓦そば」の元祖である料理店

    中国自動車道下関ICから車で約30分の「瓦そばたかせ南本館」は、ご当地グルメ「瓦そば」の元祖として知られる和食・郷土料理店。かつて兵士が長い野戦の合間に瓦を使って野草や肉などを焼いて食べたという話をヒントに、創立者の高瀬慎一氏が「瓦そば」を開発した。雅味豊かな茶そばに牛肉、錦糸卵、のり、もみじおろし、レモンなどを配し、お店独自のつゆを添えた「瓦そば」は風味豊か。全体のバランスが絶妙で、つゆが少し甘く、肉などにもしっかり味がついている。全国各地から「瓦そば」を目的に多くの人が訪れるという。

  • Japanese dining 驚 KYO

    北海道 / 札幌市豊平区

    Japanese dining 驚 KYO

    四季の移ろいと旬の食材を楽しむ贅沢なひと時

    札幌郊外の住宅街にひっそりと佇む「Japanese dining 驚 KYO」。季節や天気によってさまざまな表情を見せる庭園を望む和の空間で、洗練された料理を堪能しよう。昼は十勝・新得産のそば粉を使った香り高い胡麻そばと、道産牛を使った名物の牛カツや鉄板ステーキが、夜は北海道産を中心に旬の厳選素材を活かして作る“くずし割烹料理”がおすすめ。

  • そば処 小玉家

    北海道 / 富良野市

    そば処 小玉家

    富良野を代表する老舗のそば処

    富良野で「そば」といえば名前が挙がる1976年創業の老舗。甘みが強く風味がある2種類のそば粉を独自ブレンドした、本格的なそばが自慢だ。リーズナブルなセットメニューが豊富で、子ども用のメニューなどもあり幅広い世代から親しまれている。

  • 本陣つかさ

    山梨県 / 南都留郡

    本陣つかさ

    新鮮な地元食材を使った郷土料理に舌鼓

    富士五湖が観光地として発展しはじめた当初から営業している老舗。創業当時から、地元伝統のそばやうどん、定食各種を味わえる。現在は製麺機が導入され、打ちたてのそばやうどん、山梨の郷土料理であるほうとうもいただける。なかでも、地元の特産品であるシイタケをふんだんに使ったそばのダシは“ご当地の味”として好評だ。そのほか、本格的なスパイシーさが魅力の「鹿カレー」や、溶岩を薄い板状にしたプレートを使用する焼肉などが人気メニュー。ドライブの途中などに立ち寄って、素朴な“田舎の味”を楽しもう。

ご当地そばが食べられるお店を探す

そばを楽しめるお店をエリア別で探す

よくあるご質問

  • 新垣結衣さんや米倉涼子さんが登場する「月刊旅色」をいつも楽しみにしていますが、最近は「旅色FOCAL」も気になっています。旅色FOCALについて詳しく教えてください。

    いつもご覧いただきありがとうございます。「旅色FOCAL」は日本のローカルにフォーカスする旅色特別号で、はじめて訪れる土地で見つけた感動や興奮をお届けする電子雑誌です。毎月25日公開の「月刊旅色」とあわせて、旅色FOCALも是非お楽しみください。

  • 旅色では観光情報だけでなく、旅館・ホテル、飲食店、レジャースポットの情報を取り扱っているかと思いますが、それぞれどのページを参考に選べばよいでしょうか。

    旅館・ホテル」「グルメ・飲食店」「観光・体験・レジャー」など、それぞれで専用のページを設けています。また「人気ランキング」「厳千宿」「テーマ別特集」など特別コンテンツでもご紹介しております。

その他の特集を見る

全国各地の自慢の寿司を食す
レトロなお店を楽しもう
古民家レストランカフェで味わう
全国の選りすぐり和食を味わう 懐石・割烹のもてなし和食に舌鼓
旅行先の市場やお店で楽しむ 人気の、おいしい海鮮グルメ