《群馬編》
大正4年に創業した、草津の象徴である「湯畑」にも近い老舗温泉旅館が、2016年、100周年を機にリニューアルされた。江戸時代に「君子の湯」と命名された、「草津12湯」の一つに数えられる自家源泉を引き継ぐ。名湯・草津温泉といえども、自家源泉の宿は非常にまれだ。また、全4室のこぢんまりとした宿ならではのアットホームな雰囲気や、繊細なおもてなしも心地よいと好評。料理長でもある宿主が、馴染みの農家や各地へ足を運んで仕入れる、厳選食材を使った料理も評判が高い。
おいしい料理は旅のお楽しみ。なかでも、メインを張る豪華な肉料理に期待を寄せる人も多いでしょう。A5ランクの黒毛和牛を使ったステーキや炭火焼き、ジューシーな黒豚のしゃぶしゃぶ、旨味もたっぷりな地鶏の鍋など、想像するだけでもお腹が空いてきそうですね。また、ふだん街中ではなかなか味わえない野生の恵みにあふれるジビエ料理をいただけるのも、旅先ならでは。贅沢な肉料理に舌鼓を打ち、旅の夜を多いに満喫しましょう。