
うなぎ料理と聞いて、一番に思い浮かべる「蒲焼き」。調味料やタレを加えずに直接焼いた「白焼き」に、醤油、砂糖、みりんを用いたタレをつけながらさらに焼きます。関東は白焼きを蒸してから蒲焼きに、関西は蒸さずに蒲焼きにするという違いがあります。

土用の丑の日や夏バテ対策に食べるだけではもったいない、美味しくて体にもいいうなぎ。全国各地にうなぎ料理の名店があり、とっておきの美味に出合うことができます。蒲焼きやひつまぶしといった料理のほか、うなぎの豆知識や楽しみ方などをご紹介します。
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Pick up1
岡山県 / 岡山市南区
落ち着いた和の空間で食事が楽しめるうなぎ店
岡山県岡山市南区内尾に佇む、うなぎ・寿司店「まるかつ」。1974年の創業以来、地元の人はもちろん、遠方から訪れる人にも愛され続ける名店だ。店主が厳選した鹿児島県産や宮崎県産の国産うなぎを、継ぎ足し続ける秘伝のタレで丁寧に焼き上げ、「うな重」「かば焼き定食」「うな丼」などで堪能できる。落ち着いた雰囲気の店内で味わう美味しい料理と温かいもてなしは、大切な記念日や会食、宴会など、さまざまなシーンにぴったり。“また、まるかつで食事がしたい”と思わせてくれるだろう。

うなぎ料理と聞いて、一番に思い浮かべる「蒲焼き」。調味料やタレを加えずに直接焼いた「白焼き」に、醤油、砂糖、みりんを用いたタレをつけながらさらに焼きます。関東は白焼きを蒸してから蒲焼きに、関西は蒸さずに蒲焼きにするという違いがあります。

刻んだうなぎの蒲焼を、おひつのごはんの上に乗せた「ひつまぶし」。名古屋名物として知られています。まずはそのまま味わい、次はネギやわさびなどの薬味と一緒に。最後は添えられたダシをかけてお茶漬け風にと、さまざまな食べ方で味わうことができます。

うなぎにタレをつけずに焼き上げる「白焼き」は、あっさりとした味わいと食感が特徴。蒲焼き以上に、うなぎ本来の旨味や香りをしっかりと感じることができます。シンプルに、塩、醤油、わさび、柚子胡椒などでいただくのがおすすめです。

細かく切ったうなぎの蒲焼きと、きゅうりの薄切りを和えた酢の物。うなぎのコクと、酢の酸味のバランスが絶妙で、あっさりと食べられます。うなぎ専門店では、うなぎを巻き込んだ卵焼き「うまき」と並ぶ定番メニューで、酒肴としても人気が高い一品です。

「土用の丑の日」から、夏が旬と思われがちなうなぎ。養殖では一年を通して美味しいうなぎが食べられますが、天然モノは、冬眠に向けて脂を溜め込む秋から冬が旬です。

日本各地にうなぎの名産地があり、美味しいうなぎ料理を提供する名店が揃っています。特に有名なエリアとして、静岡県、鹿児島県、愛知県、宮崎県、高知県があります。

蒲焼きによく山椒をかけて食べますが、「爽やかな辛味がうなぎの美味しさを引き立てる」だけではなく、「山椒の抗菌作用が食中毒予防によいから」ともいわれています。

「土用の丑の日」から、夏が旬と思われがちなうなぎ。養殖では一年を通して美味しいうなぎが食べられますが、天然モノは、冬眠に向けて脂を溜め込む秋から冬が旬です。

日本各地にうなぎの名産地があり、美味しいうなぎ料理を提供する名店が揃っています。特に有名なエリアとして、静岡県、鹿児島県、愛知県、宮崎県、高知県があります。

蒲焼きによく山椒をかけて食べますが、「爽やかな辛味がうなぎの美味しさを引き立てる」だけではなく、「山椒の抗菌作用が食中毒予防によいから」ともいわれています。
「うなぎのぼり」という言葉があるように、縁起のよいごちそうとして、長い間日本で親しまれてきたうなぎ料理は、重要な接待やおもてなし、大切な記念日を彩るのにぴったりの食べ物です。うなぎの名産地として有名なエリアはもちろん、東京や大阪など大都市にはうなぎ料理の老舗や名店があり、接待や記念日のために選ばれてきました。なかでも希少な天然うなぎを扱う店は珍しく、より特別感を感じることができるでしょう。

静岡県 / 浜松市中央区
関東風にふっくら焼き上げる浜松市のうなぎ
静岡県浜松市にある1966年創業のうなぎ店。半世紀以上継ぎ足したタレを付けて関東風にふっくらと焼き上げるうなぎは、浜松市の名物にふさわしい逸品だ。敷地内には美しい日本庭園が広がり、日々のストレスを忘れさせるような贅沢な時間を提供。四季折々の自然の美しさを感じながら、絶品のうなぎを堪能しよう。店内にはテーブル席と座敷席が125席あり、駐車場も広いので、観光ツアーの一環としてもよく利用されている。個室も備え、法事や宴会、大切な人との会食など幅広いシーンに対応。お持ち帰りメニューが充実しているのも嬉しい。
兵庫県 / 丹波市
創業200年余の老舗が提供する絶品のうなぎ料理
1819年、丹波・春日町の地で創業した「割烹辻判」。約200年も続いてきた老舗の歴史を継承していくため、会席料理の〆として好評を博していた「鰻丼」をきっかけに、令和の時代に合わせて“割烹辻判”から“うなぎ辻判”へと業態を変更。2021年、丹波初のうなぎの専門店として新たにスタートした。身の厚い脂の乗った浜名湖産うなぎを厳選し、備長炭で焼き上げ、創業から継ぎ足し続けた秘伝のタレに絡めたひつまぶしやうな重は絶品だ。趣ある店内では、周囲を気にすることなく個室で料理をいただけるのも嬉しい。
広島県 / 広島市南区
フグとうなぎが楽しめるフグ料理専門店
広島電鉄南区役所前停留場より徒歩約1分のフグ料理専門店。フグ一筋の店主が腕を振るう良質の国産フグを使った料理やうなぎ料理がいただける。食材は水槽で丁寧に管理され、さばかれたあとも品質を保った状態で寝かせている。「ふぐ唐揚げコース」「焼きふぐコース」「てっちりコース」、冬季限定の「白子コース」、新たに加わった「鰻と焼きふぐのコース」など、フグを多彩なスタイルで堪能できるコースも人気。フグの美味しさを引きたてるポン酢は自家製だ。カジュアルな雰囲気の店内で広島の地酒とともにフグ三昧のひとときを堪能しよう。
愛知県 / 名古屋市北区
江戸時代の風情ある料亭で上質なひとときを
名古屋市営地下鉄上飯田駅より徒歩約2分、江戸時代の建物を移築し、茶室や書院造りなどの風情を今に伝える「御懐石 志ら玉」は、茶事のもてなしと四季折々の料理をゆっくりと堪能できる。旬の食材を活かした彩り豊かで、ハスの葉の上に刺身といった芸術品のような料理は、香りや味覚など五感で楽しめ心が満たされる。日本酒との相性も抜群で「小坂酒造場」より専用の特別醸造酒「百春」を提供。繊細な懐石料理とともに味わいたい。店内は歴史を感じる空間で、趣ある全席個室の和室は、大切な人との会食や女子会、宴会におすすめ。
接待や記念日に使いたいうなぎが食べられるお店をエリア別で探す
高級食材として知られるうなぎですが、江戸時代には庶民に愛された料理でした。今でも、うなぎで有名な地域や下町などには、ふらっと立ち寄って、う巻きやうざく、白焼きなど気軽にうなぎを味わえる店があり、昔から息づいている食文化を感じることができます。また、うなぎの部位ごとに、串に刺して焼き上げる「うなぎ串」をウリにする店も。焼き鳥のような感覚で、手頃なお酒のアテとして味わうことができます。

長野県 / 上伊那郡
天竜川の川面を眺めながら楽しむ本格京料理
JR北殿駅から徒歩約5分の割烹料理店「桂山」では、季節感あふれる本格的な京懐石とフグやスッポン、カニなどが味わえ、食後のプリンも人気が高い。主人は京都で修業し、北陸を巡りながら料理の腕を磨いたそうで、京料理を基調にしつつ独自のアレンジを施し、昆布ダシを使用した料理を提供。ひとつの素材から多彩な味わいを引き出し、芸術的な盛り付けで料理の美味しさを際立たせている。店内は落ち着いた雰囲気で真摯なサービスも好評。全席が個室になっているので、女子会や冠婚葬祭など大切な集まりにもぜひ利用してみよう。
北海道 / 網走市
オホーツクの旬素材で本格的な季節料理
地産地消を意識した素材選びや食材を活かし四季折々の季節料理を提供。流氷時期で食材入手が困難な時は、本州から厳選。料理はもちろん、店主の人柄や和風で落ち着いた店内の雰囲気も魅力。すべての料理に手間をかけ本格的な日本料理を堪能できる。
三重県 / 名張市
大正時代の面影を残すうなぎと和食の店
大正3年創業、うなぎ料理を中心とする和食料理店として親しまれている「清風亭」。看板料理は、創業以来守り続ける秘伝のタレを使った「鰻蒲焼」。関東風の背開きにし、蒸さずにこんがり香ばしく関西風に焼き上げる、関東と関西の文化が入り混じる名張地域ならではの方法で仕上げている。また、「鯉こく(鯉の味噌煮込み)」も名物料理のひとつ。1週間かけて泥抜きをした鯉は、臭みがなくまろやかな味を楽しめる。旅館だった創業当時の面影が残る落ち着いた和の空間で、名張川の風景を眺めながらゆっくり食事を堪能しよう。
静岡県 / 掛川市
創業65余年の歴史を誇る炭火焼うなぎ
信頼できる問屋から仕入れる厳選されたうなぎを、主人が炭を使い絶妙な火加減でふわふわに焼き上げる。また、代々受け継がれた伝統のタレはどこか懐かしさを感じる味。うな重は中~特上まであり、サラダとメロン付きの「上」は男女問わず大人気。
カジュアルにうなぎが食べられるお店をエリア別で探す
子どもから大人、お年寄りまで、幅広い世代に愛されるうなぎ料理店は、古くから土用の丑の日の食事など、家族や親戚の集まりに利用されてきました。そのためか、ファミリーで食事を楽しめる店が多くあります。個室なら周りの目を気にせず、家族水いらずで食事できますし、座敷なら赤ちゃんや小さい子どもがいても安心です。うなぎの名産地に家族で旅した時も、ぜひ味わってみてください。

愛知県 / 小牧市
三河一色産の肉厚なうなぎを炭火焼きで堪能
名古屋鉄道小牧原駅から徒歩約9分の場所に立つ、炭火で焼くうなぎ料理専門店。伝統あるうなぎの名産地、三河一色産の肉厚なうなぎを使用し、特製のタレと炭火で外側はカリッと中はフワッとした食感に仕上げている。添えられた飛騨山椒の香りも楽しもう。また一番人気のひつまぶしは、薬味やダシでアレンジしながらいろいろな味わい方を堪能したい。店内はバリアフリーの落ち着きある空間で、テーブル席と定員16名までの半個室が揃う。補助犬の対応も可能で車椅子専用トイレも用意され、さまざまな人が気軽に訪れることができる。
長野県 / 上田市
先代の味を受け継いだ炭火焼きのうなぎ
JR上田駅から徒歩約10分、全国各地の国産うなぎを提供する「浜せい」。「うな重」や「白焼丼」など炭火焼きのうなぎをメインとした各種料理や弁当、豊富な種類のお酒を取り揃えており、出前にも対応している。調理の際は、旨味を損なわないように店主が一つひとつ丁寧に焼き、関東風のやわらかめに蒸す手法を採用。甘さ控えめのさっぱりとしたタレを先代から受け継ぎ、うなぎの味を引き立たせるために店独自の辛みと塩気を加えている。春野菜の天ぷらなど、春夏秋冬に合わせて地域の野菜を取り入れた料理が楽しめるのも嬉しい。
千葉県 / 香取市
千葉の新鮮な魚と地元野菜が堪能できる店
小江戸の風情や、歴史的建造物を残す水郷・佐原の街並みがすぐ近くにある寿司・和食店。元魚問屋の店主が選ぶ、新鮮で美味しい千葉県の魚と地元の野菜、ブランド米「多古米」などが自慢だ。寿司をはじめとする、旬の食材を取り入れた料理の数々を店内でいただけるのはもちろん、お弁当やテイクアウトにも対応。“香取屋本店の味”を自宅で気軽に楽しむこともできると好評だ。夏と秋に開催される、国の重要無形民俗文化財「佐原の大祭」の時には、祭りの雰囲気も味わいながら食事を満喫できるので、その際はぜひ立ち寄りたい。
京都府 / 京都市東山区
清水寺の近くで本格的な京料理を気軽に満喫
京都市バス清水道から徒歩約5分、清水の市営駐車場からもアクセス抜群な清水の観光地区中央にある京料理の店。手打ちそば・うどんをはじめ、おばんざい、御膳料理から甘味まで、京の味わいをリーズナブルに楽しめる。広々とした店内は気軽に入りやすい雰囲気で、居心地も抜群。修学旅行などの学校行事で京都に訪れる学生から年配者まで、幅広い層に親しまれている。
ファミリー向きのうなぎが食べられるお店をエリア別で探す
夜には敷居の高い名店や老舗でも、ランチでなら、うな重やうな丼、ひつまぶしなどを、比較的リーズナブルな値段で味わえることがあります。炭火でじっくりと焼き上げられたうなぎに、時間を越えて受け継がれてきた秘伝のタレ。食べれば幸せな気持ちになること間違いなしです。友人との食事でちょっと贅沢をしたい時、午後からの仕事に向けて元気をチャージしたい時などにおすすめです。

大阪府 / 大阪市中央区
フグ食の文化を守る専門店の関西総本店
国内外に複数店舗を展開するフグ料理専門店の、関西の総本店。店を構えるのは、Osaka Metro御堂筋線なんば駅から徒歩約2分の場所で、大きな看板に思わず目を奪われる。フグの消費量が日本一多い大阪でも支持を集めていて、一年を通して品質の良いフグが楽しめる。お手軽なコースもあるが、注目したいのは3kg以上の山口県下関市から直送した天然トラフグを使用したコース。天然ものならではの引き締まった身と奥深い味わいは別格だ。また、4~10月は期間限定で脂がのったふっくらとしたうなぎ料理も多数揃う。
静岡県 / 沼津市
沼津の地で本物の味わいを伝え続ける店
昭和2年の創業以来、伝統の味と製法を守り続けてきたうなぎと釜飯の老舗店。秘伝のタレを贅沢に使った「うなぎちらし定食」をはじめ、季節を舌で感じる釜飯など、充実した品揃えがうれしい。もちろん沼津ならではの生しらすも味わえる。
千葉県 / 松戸市
老舗で味わう炭火でじっくり焼き上げるうなぎ
千葉県松戸市の老舗うなぎ店。初代が江戸川沿いの本家から松戸駅前に店を作り、うなぎや鯉などを加工して佃煮店にも卸していたことから、1972年に2代目店主が先代の仕込んだタレを受け継ぎ創業。うなぎは、時期によって見定め、納得のいく産地のものを厳選している。炭火でじっくり骨まで火を通したうなぎをふっくらとやわらかく蒸し、約100年もののタレで仕上げる。白焼きは、ソムリエでもある店主選りすぐりの自然派ワインや、季節の地酒で味わいたい。料理に合わせてさまざまなペアリングを楽しめる。
愛知県 / 常滑市
愛知県「やきもの散歩道」で炭焼き料理を堪能
窯業が盛んだった昭和初期の趣を残す、愛知県常滑市の「やきもの散歩道」から程近い場所に佇む「炭焼 政」。炭焼き歴15年以上の経験を持つ炭を究めた店主が炭火で焼き上げると、魚介や肉、野菜の水分は保ちつつ、素材の中から旨味を引き出し、格別な炭焼き料理に仕上がるという。使用する器にもこだわり、伝統の常滑焼だけでなく、常滑焼の技法を継承しつつも、現代的な感性を取り入れた作家・杉江幸治氏の作品に盛り付けて提供。地元の酒造が醸した地酒をはじめ、厳選した全国各地の日本酒とともに炭焼き料理を味わいたい。
ランチにおすすめなうなぎが食べられるお店をエリア別で探す