【東北】パワースポットにおでかけ!運気の上がる神社21選

【東北】パワースポットにおでかけ!運気の上がる神社21選

観光・カルチャー

2024/01/10更新

東北には、格式の高い神社や歴史的なお寺などのパワースポットが数多く存在します。商売繁盛、学業成就、金運アップ、縁結び…あなたの叶えたい願いは何ですか? 新年度を迎えた4月。気持ち新たにぜひ御利益のある神社へおでかけしましょう。この記事では、東北のパワースポットとして有名な神社をご紹介します。駅からアクセス良好で日帰り可能なスポットもあるので、ぜひ神社巡りの参考にしてみてください。

ビジネスがうまくいく! 商売繁盛のご利益がある神社

「新年度は営業成績を上げたい」と意気込む会社員や、「お店を軌道にのせたい」と願う経営者など、多くの社会人にとって商売繁盛は永遠のテーマですよね。ここでは、商売繁盛の神様を祀る東北の神社をご紹介します。

<商売繁盛>【青森県】高山稲荷神社

朱塗りの鳥居連なる不思議な空間

宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)、佐田彦命(さたひこのみこと)、大宮能売命(おおみやめのみこと)を御祭神とし、商売繁盛のほか五穀豊穣や家内安全などのご利益があるといわれています。広大な敷地には庭園があり、幾重にも連なる千本鳥居はひときわ美しい光景です。参拝可能時間は基本的に9時から17時。明るいうちに参拝しましょう。JR五能線・五所川原駅または津軽鉄道・津軽五所川原駅から車で30分の場所にあり、無料駐車場も完備されています。

<商売繁盛>【青森県】善知鳥神社

青森市発祥の地

善知鳥(うとう)とはこの地に存在した鳥の名前で、青森市はかつて善知鳥村と呼ばれていました。807年に坂上田村麻呂によって再建され、現在も青森市発祥の地として有名で、多くの参拝者が訪れます。商売繁盛のほか家内安全や交通安全などのご利益も。境内周辺の奥州街道終点碑や龍神之水といった史跡、パワースポットにも注目です。JR青森駅から徒歩10程度とアクセスが良く、24時間いつでも参拝できます。

<商売繁盛>【青森県】猿賀神社

さまざまな伝統行事を行う奥州津軽の霊地

商売繁盛などの各種祈祷を行っている「猿賀神社」は、平安時代初期の征夷大将軍・坂上田村麻呂が創建したとされており、本殿は県重宝にも指定されています。3日間にわたって様々な祭事や神賑行事が行われる"猿賀神社十五夜大祭"など、さまざまな伝統行事も行われていて、春には桜、夏には池一面の蓮の花、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の自然も合わせて楽しむことができます。

<商売繁盛>【宮城県】仙台東照宮

伊達家ゆかりのパワースポット

宮城県仙台市にある東照宮は、徳川家康公をご祭神として祀る神社。正式名称は東照宮ですが、ほかの東照宮と区別するために「仙台東照宮」と呼ばれています。社殿は本殿、唐門、随身門、別当寺仙岳院など15棟以上で構成。その内、唐門、本殿など4棟と鳥居1基が国の重要文化財に指定されています。
開運厄除・家内安全・学業成就・商売繁盛・必勝祈願などのご利益があるとされています。歴史や文化に興味がある方にもおすすめのスポットです。

ここぞという時に! 勝負運のご利益がある神社

受験、試験、仕事、趣味、人間関係など……ここぞという時に勇気をくれる神社が東北地方には存在します。勝負を掛けたいタイミングで訪れたい、勝負運を高めてくれる神社をご紹介しましょう。

<勝負運>【青森県】櫛引八幡宮

南部の総鎮守

700年以上の歴史を誇り、「八幡山」と親しまれている南部藩の総鎮守。国宝館には、「赤糸威鎧(あかいとおどしよろい)」「白糸威褄取鎧(しろいとおどしつまどりよろい)」 をはじめとする国宝。重要文化財の鎧など、25点の文化財を展示しています。文化財を落ち着いた空間のなかで鑑賞できます。武運勝負・安産守護の神として知られています。参拝の際はこちらにも足を運んでみては。

<勝負運>【青森県】蕪島神社

ウミネコの繁殖地

「蕪島(かぶしま)」の頂上に建つ「蕪島神社」は、蕪島の「蕪(かぶ)」と「株」が同じ読みであることから、株価と人望の“かぶ”が上がるといわれています。海に浮かぶ小島にある神社として、その風景自体がとても神秘的で魅力的です。
また、蕪島はウミネコの繁殖の様子を間近で観察することができる、国内唯一の場所。国の天然記念物にも指定されています。毎年3~8月頃まで、3万~4万羽のウミネコが飛来し子育てを行います。「ミャアミャア」という鳴声とウミネコに埋め尽くされる圧巻の景色をご覧ください。

<勝負運>【秋田県】諏訪神社

地元の鎮守として崇敬される「大曲の花火」発祥の宮

秋田県大仙市にある「諏訪神社」は、花火の町として知られる大曲の宮です。801年の坂上田村麻呂が蝦夷討伐の戦勝を祝って、健御名方(たけみなかた)大神をこの地に祀ったことが、神社の始まりとされています。健御名方大神は、強大な敵に挑んだ軍神であり、ご利益は勝負運、スポーツ上達などです。
「大曲の花火」は、諏訪神社の例祭で行われた余興花火から誕生したもので、「日本三大花火」の一つに数えられています。毎年2月に開催される「鳥子舞」や「大綱引」は、1727年頃から始まった歴史と伝統を誇る行事で、秋田の無形民俗文化財に指定されています。

幸せになりたい! 縁結びで有名な神社

気になる相手との恋を実らせたいと思ったり、パートナーとの将来が心配になったり、出会いがないと焦ったり……東北地方の神社には、そんな恋愛成就を願う人々にとってのパワースポットもあります。ここでは、縁結びで有名な神社をご紹介しましょう。

<縁結び>【岩手県】盛岡八幡宮

県内随一の風格を持つ古社

1680年、第29代南部藩主・南部重信によって建立された由緒ある神社です。火災や風雪被害などの影響で再建が繰り返され、1997年に現在の社殿が建て直されました。JR盛岡駅から車で約15分の距離にあり、「盛岡の顔」として岩手県随一の風格を誇ります。境内には本殿を含めて12の社が鎮座。それぞれに商売繁盛や学業成就など、さまざまなご利益のある神様が祀られています。なかでも「縁結美(えんむすび)神社」は、良縁が叶うパワースポットとして多くの人々がお参りに訪れます。

<縁結び>【宮城県】竹駒神社

開運きつねみくじ

“日本三稲荷”の一社

小倉百人一首の歌人・小野篁(おののたかむら)が陸奥守として着任した842年に創建されました。古くから五穀豊穣や海上安全などの信仰を集め、近年では縁結びや安産守護の神様としても崇敬されています。参拝者は年間約150万人。かわいい表情をしたきつねの縁起物「開運きつねみくじ」は、女性を中心に人気があります。

<縁結び>【宮城県】えんむすびの社 二柱神社

仙台市に鎮座する縁結びと安産の神社

宮城県仙台市に鎮座する二柱(ふたはしら)神社は、1026年に創祀され、2026年に創祀1000年を迎えます。“こころと心を紡いで1000年、先人たちの志を次世代へ”をテーマに掲げ、次世代継承と地域活性化の一翼を担い、境内の空間が憩いの場となることを目指しているそうです。「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と「伊邪那美命(いざなみのみこと)」の二柱の夫婦神を祀っていることが社名の由来。昨今は「縁結びの社」として多くの人々に崇敬されている。夫婦円満や縁結びにも御利益があると全国各地から参拝者が訪れます。
季節や行事に合わせて限定御朱印が授与所で頒布。縁結びのパワースポットとして恋が実ると好評の「勾玉ブレスレット」や可愛らしい「ハート絵馬」も頒布されています。

<縁結び>【宮城県】熊野那智神社 二人の女神が鎮まる社

眺望が魅力の地元で親しまれる縁結びの神社

「縁結び」にご利益があるとされる宮城県名取市の高舘山頂に鎮座する「熊野那智神社」は、境内にある2本の木が、途中でつながっていることから“結び”を体現しており、近年信仰を集めています。御祭神は「羽黒飛龍大神」「熊野夫須美大神」を祀り、縁結びや開運招福などの御利益があるといわれています。また、神門の展望台からは名取平野や太平洋の眺望が美しいので、参拝のあとの散策にもおすすめです。

<縁結び>【秋田県】浮木神社

田沢湖にある縁結びの神社

日本一の水深を誇る湖「田沢湖」。その最大深度は423.4mにもなります。田沢湖の有名スポットである金色の女性の像「たつこ像」の隣に位置しているのが「浮木(うきき)神社」。湖にせり出すように建ち、風雪に耐えて変色した木造の建物が歴史を感じさせます。「たつこ像」に逸話から、美貌成就・不老長寿・恋愛成就のご利益があるとされています。

<縁結び>【福島県】岩代国一之宮・会津総鎮守 伊佐須美神社

交通運輸や土木建築、殖産興業、日常生活の方除けのご利益も

色とりどりの花菖蒲が咲き誇る外苑「あやめ苑」も有名

「会津」という地名が生まれた場所

会津高田駅から徒歩で約20分。駅を背に、昔ながらのお店が点在する「天海大僧正通り(てんかいだいそうじょうどおり)」を進み、左に曲がると、森のなかに静かに佇む「伊佐須美神社」が現れます。
2000年前に創建されたとされるこちらは、日本最古の歴史書「古事記」によると「会津」という地名の起源になった場所と記されています。それは、崇神天皇の時代に治安維持のため北陸道と東海道からそれぞれ進軍した父子が偶然にもこの地で行き会ったことが由来しているとか。
そんな由緒正しいこの神社には、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の夫婦神を祀っていることから、縁結びのご利益があることでも有名です。
境内には、良い出会いを求める方が願掛けを行う「縁結びの紅葉」や、ゴルフボールほどの大きさの玉に名前を書き、息を吹き入れて悩みや災いを移したら、「厄割り石」に投げる「厄除玉」といったスポットもあるので、ぜひトライを。

すべては身体が資本! 健康・不老長寿にご利益がある神社

商売繁盛、恋愛成就に学業成就……願いはさまざまですが、すべては元気で若々しい身体があってこそですね。ここでは、健康・不老長寿にご利益のある神社をご紹介します。

<健康運>【岩手県】櫻山神社

南部藩の総鎮守

盛岡市街に位置し、岩手県庁や盛岡城址公園からほど近い場所に鎮座しています。地元では「桜山さん」と呼ばれ、地域住民に親しまれている神社です。拝殿右側にある巨大な「烏帽子岩(えぼしいわ)」は無病息災・健康祈願のご利益を授かることができるとか。南部藩盛岡の「お守り岩」として大切にされています。参拝の際はぜひチェックしてみて。
専用駐車場がないため、JR盛岡駅から公共交通機関を使って訪れることをおすすめします。風情のある境内周辺には、商店や飲食店が建ちならんでいますので、道中の散策も楽しめそうですね。

<健康運>【宮城県】大崎八幡宮

伊達政宗が建立した豪華絢爛な国宝社殿

豪華絢爛な社殿は、1604年から3年の月日をかけて「伊達政宗」によって建立されました。また、安土桃山時代を代表する、現存最古の権現造りの建造物として国宝に指定されています。300年の歴史がある「松焚祭(まつたきまつり)」は、日本最大級の正月送りの行事として全国的にも有名です。古いお札やお正月飾りなどを焼納し、1年間の無病息災と家内安全を祈願します。名工の技術が集結した見事な外観は、思わず見とれてしますはず。

<健康運>【宮城県】鹽竈神社

創建1200年の歴史を誇る奥州一宮

鹽竈(しおがま)神社は、奥州で最も格式高い神社の一つで、創建1,200年の歴史を誇ります。本殿をはじめ、拝殿や回廊、石鳥居の一部が国の重要文化財として指定されています。古来より海上安全や大漁の神として崇められ、近年では延命長寿や安産、交通安全の信仰も盛んです。境内の参拝は自由ですが、開門時間は5時から18時(3月~10月)、または5時から17時(11月~2月)。JR仙石線・本塩釜駅から車で5分、徒歩で15分程度の距離にあり、計300台以上が収容可能な駐車場もあります。

<不老長寿>【秋田県】御座石神社

たつ子姫を祀る神社

御座石(ござのいし)神社は、田沢湖の湖畔に鎮座する風光明媚な神社です。青い湖を望む場所に佇む朱色の鳥居が印象的。境内やその周辺には、1株から7種類の木が生えた「七種いろ木」や、美の守護神・たつ子姫の像など、伝説のスポットや見どころが多くあります。訪れる人々は、たつ子の美にあやかり、ご利益とされる美貌成就や不老長寿を願います。
JR秋田新幹線・田沢湖駅からは、羽後交通の田沢湖一周バスまたは自家用車で約1時間程度のドライブでアクセスが可能。無料駐車場も完備されていますので、田沢湖観光の際にぜひ立ち寄りたいスポットです。

開運のご利益がある神社

新年度を迎えて、気持ちも新たに何かにチャレンジしたいと考える人も多いのではないでしょうか。何事にも運を味方につけることで、将来への道が開けることがあります。ここでは、開運のご利益がある神社をご紹介しましょう。

<開運>【山形県】上杉神社

上杉謙信を祭神として祀る神社

戦国武将として名高い上杉謙信がご際神として祀られています。1919年の大火での焼失を経て1923年に現在の本殿が再建されました。「稽照殿(宝物殿)」は本殿再建の際に創建。上杉謙信の遺品を中心に、平安時代から明治期の絵画や古文書など貴重な遺物が収蔵されています。JR米沢駅よりバスで約10分のアクセス。17時以降は本殿へ進むことができないため、参拝時間には注意しましょう。

<開運>【岩手県】天照御祖神社

「伊勢神宮」に祀る天照大御神の分霊が御祭神の神社

1679年に「伊勢神宮」の天照大御神の分霊を勧請し、岩手県北上市に建立された通称「伊勢神社」が、天照御祖(あまてらすみおや)神社です。“東北のお伊勢さん”として崇敬されている。境内では8つの神社が神楽殿を囲み、神の集まるお社となっています。歳旦祭、春祭、夏越祭(茅の輪神事)、例祭など、一般参列が可能な年中行事も執り行います。
境内の社務所にはお守りや絵馬などが種類豊富に並び、特に伊勢神社ならではの「日月御守」が人気。金色の「日の守り」は太陽を表しており、健康祈願のお守りになります。また銀色の「月の守り」は“ツキ”を呼び、夢や願いが叶い幸せが訪れるよう祈願するお守りです。

<開運>【岩手県】陸中一宮 駒形神社

さまざまな御利益を授かれる駒ケ岳を御神体とする神社

岩手県で、さまざまなご利益が期待できる神社といえば、「水沢公園」内にある自然豊かな「陸中一宮 駒形神社」です。馬の守護神を祀り、運命を切り開く神社で、境内には「鹽竃神社」「山神社」「水沢招魂社」があり、交通安全・必勝祈願・方位除けなどの御利益があるといわれています。また、奥州市出身のプロ野球選手にちなんで、“心技体が充実し成功を掴みとれるように”と願掛けされた「二刀流御守」は、赤と白の2種類が用意されており、仕事でのパフォーマンスを向上したい人におすすめのお守りです。岩手県の全域と秋田県の一部を指す“陸中”と、神社の社格を示す格式のひとつ“一宮”から、“陸中一宮”とも呼ばれている駒形神社は、岩手県内でも格式の高い神社とされているため、春夏秋冬で変わる景色を眺めながら、パワースポットめぐりをする人も多く訪れます。

健康に出産できるように!安産祈願に訪れたい神社

女性として出産は人生の一大イベントと言っても過言ではないでしょう。母子ともに何事もなく健康に出産できるように安産祈願で訪れたいパワースポットをご紹介いたします。

<安産祈願>【岩手県】成島三熊野神社・毘沙門堂

稚児の宮として、安産祈願も多い歴史ある神社

樹齢約1200年といわれる巨大な杉が存在感を放つ歴史ある神社。三熊野神社社殿や毘沙門堂で視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚と、五感が日常から解き放たれるのを感じられ、一息つきたくなったら行きたくなるような人気の場所です。稚児の宮として親しまれ「安産祈願」なども多く、満1歳の豆力士が集まる「毘沙門まつり・全国泣き相撲大会」は全国からの参加者で賑わいます。

正しい参拝の作法をおさらいしよう

神社でお参りをする際、作法すなわち「形」も大切ですが、もっとも重要なのが参拝する人の「心」。心を浄化し気持ちを込めて参拝するために、まずは手水で心身を清めましょう。
手水は、はじめに右手で柄杓を取り、水を左手にかけて洗います。次に左手に柄杓を持ち替え、右手を洗いましょう。最後に口をすすぐ場合は、再び右手に柄杓を持ち替え、左手に水を溜めます。溜めた水で口をすすいだあと、柄杓の水で左手を流します。柄杓に直接口をつけるのはマナー違反です。
参拝の作法は「二拝二拍手一拝」が基本です。姿勢を正して神前に立ち、深く二拝します。胸あたりの高さで両手を合わせたら、右の指先を少し下にずらしましょう。二拍手のときは肩幅程度に両手を開くのがポイントです。二拍手目のあとに指先をそろえて、最後に深く一拝します。

神社に参拝して今年度の開運をめざそう

めざす目標を叶えるには、努力だけでなく運も大切。それぞれに掲げた新年の抱負を胸に、運気アップのために神社に参拝してみてはいかがでしょうか。東北の神社におでかけして気持ちをリフレッシュしましょう。参拝後に御朱印をいただくのも記念になるかもしれません。今年度がもっといい年になりますように!

旅色編集部 たじま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 たじま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.