【三重】世紀を超えて時を刻む伊勢志摩の老舗旅館「浜千代館」で、雄大な海景色と美食に浸りたい！

三重県

2021.04.09

旅色プラス

伊勢の景勝地・二見浦海岸は、“お伊勢さん”こと伊勢神宮を詣でる人々の心身を清める“禊の渚”でもあります。そして、この地に1世紀以上の時を経て佇む老舗旅館が「ジャズが流れる海辺のお宿　浜千代館」です。タイムトラベルしたかのような空間が、旅情をさらにかきたてます。

明治の面影を残すノスタルジックな空間にジャズが流れる

「日本の渚百選」選定の景勝地・伊勢の二見浦海岸に立つ「浜千代館」は、明治時代から時を刻む伝統ある旅館。ノスタルジックな風情あふれる落ち着いた雰囲気が魅力で、ジャズが流れるロビーでは、雄大な海景色を眺めながら心身をゆっくりと癒せます。

夜になると、ロビーは白壁に名画を投影するシアターに。ジャズライブなどのイベントが開かれることもあるそうなので、館内でも充実の時間が過ごせそうですね。

伊勢志摩の名物料理に舌鼓

旅の醍醐味のひとつといえるのが、その土地ならではの“美食”。「浜千代館」は、もちろんその期待も裏切りません。

夕食では、地元“三重ブランド”の名物料理が楽しめます。なかでも、伊勢海老、アワビをはじめ、天然のトラフグ「あのりふぐ」、「松阪牛」など、伊勢志摩が誇る豪華な食材を使った料理が並ぶ｢伊勢志摩三大味覚プラン｣や｢五大味覚プラン｣は要チェックです！

新しい和モダン客室「恋灯の間」は1日2組限定

お部屋は、純和風の客室や、「恋語りの間」と呼ばれる4室の和モダンな新客室に加え、「恋灯(こいあかり)の間」が2014年に誕生。

こだわりの美濃和紙の行灯による“灯”が各部屋に施された「恋灯の間」は、夕焼けの茜色に染まる海や空を寛ぎながら楽しめるロマンティックな空間で、特に女性グループから大人気です。子どもの宿泊不可という、まさに大人のためだけの客室となっています。

縁結びのシンボル「夫婦岩」

宿から歩いてすぐの場所には、観光スポット「夫婦岩」があります。「夫婦岩」とは、大しめ縄で太く固く結ばれた2つの岩（男岩、女岩）のことで、カップルなど恋愛の象徴となされており、縁結びのシンボルとしても有名です。

5月～7月は昇る朝日を、11月～翌1月の満月の頃は昇る月を、「夫婦岩」の間から見ることができます。