女子旅におすすめ！ 1泊2日の福岡観光モデルコース5選

＜目次＞
①【柳川川下り・東長寺・櫛田神社・博多もつ鍋処「梟（ふくろう）」】のんびりと過ぎ去りし時代に思いを馳せる歴史旅
②【警固（けご）神社・住吉神社・中洲屋台・稚加榮（ちかえ）福岡店】神社巡りでご利益とパワーを授かるスピリチュアルな旅行プラン
③【香山（こうやま）昇龍大観音・共星の里 黒川INN美術館・巨峰ワイン】 自然に囲まれたのどかな温泉地で、まったり癒やし旅を満喫
④【辺津宮（へつぐう）・中津宮（なかつぐう）・沖津宮遙拝所・かがみの海】記憶に残る映えスポットで注目される絶景フォトをパシャリ！
⑤【桜井二見ヶ浦（ふたみがうら）・とりまぶし・かろのうろん】海がきれいな糸島へ。お腹を満たす福岡グルメも堪能

観光もグルメもSNS映えも！ 福岡には女子の心をくすぐる魅力がいっぱい

寒い冬が終わり暖かくなってくると、なんだか気持ちもウキウキに。春の陽気に誘われて、どこか遠くへお出かけしたくなってきませんか？ 4月から5月にかけては気候もよく、旅行にはぴったりの季節です。博多ラーメンやもつ鍋などのグルメが有名な福岡県は、お出かけ先におすすめ。歴史ある神社仏閣からSNS映えするような美しい景色まで、訪れてみたくなるようなスポットもたくさんあります。仲のいい友だちと一緒なら、さらに楽しさが倍増するはず。今回ご紹介する旅行プランを参考に、さっそく計画を立ててみませんか？

①【柳川川下り・東長寺・櫛田神社・博多もつ鍋処「梟（ふくろう）」】のんびりと過ぎ去りし時代に思いを馳せる歴史旅

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都会の慌ただしさから離れ、古い町並みや建物に触れる歴史旅をしたいならこんなプランはいかが？ 福岡県南部、佐賀県との県境近くにある柳川市では、“どんこ舟”と呼ばれる舟に乗って、市内に張り巡らされた堀割（川の氾濫防止や農業・防火用水のために地面を掘って作られた水路のこと）を進む「柳川川下り」が体験できます。お堀沿いには明治後期に建てられた建物が並び、自然も豊か。四季折々で違った景色を舟の上から見ることができます。舟を操る船頭のガイドや個性豊かな舟歌にも注目です。

福岡市の中心地である博多は、都会的なイメージとは裏腹に神社仏閣をはじめとした歴史的な見どころが多く残るエリアです。「博多千年門（はかたせんねんのもん）」をくぐった先に広がる旧市街エリアは、漂う空気が違います。門から歩いて約5分の「東長寺」には巨大な「福岡大仏」が安置され、その大きさは木造座像としては日本一なのだそう。台座内には地獄の様子を表現したレリーフが設置され、暗闇の中を手探りで進む「地獄・極楽めぐり」が体験できます。途中にある"仏の輪"に触れることができれば、極楽に行けるのだとか。ぜひ挑戦してみてくださいね。

"お櫛田さん"の愛称で親しまれている「櫛田神社」は、博多の氏神を祀る神社の中でも特に古い歴史を持つ神社です。毎年7月に行われる博多祇園山笠の飾り山笠が奉納される場所でもあり、6月を除きほぼ一年中、見学することができます。博多人形師が作った人形で飾り立てられた高さ10m前後もある山笠は、豪華絢爛で見応え抜群です！ 見学時には記念写真を撮るのを忘れずに。

たっぷりのホルモンをニラや豆腐と一緒に鍋で煮込む“もつ鍋”は、名物の多い福岡県で愛されているグルメの一つ。「博多もつ鍋処　梟（ふくろう）」は、まるで隠れ家のようなおしゃれな雰囲気。魚介ベースや味噌ベースなどスープはいくつか種類があるので、お好みの味が見つかるはず。完全個室席なら周りを気にせず味わえて、おしゃべりが弾みそうです。

②【警固（けご）神社・住吉神社・中洲屋台・稚加榮（ちかえ）福岡店】神社巡りでご利益とパワーを授かるスピリチュアルな旅行プラン

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前述の通り、博多周辺は神社やお寺が多いエリア。そんなスピリチュアルなスポットを巡って、神聖なパワーをいただきませんか？ 「警固（けご）神社」は多くの人でにぎわう繁華街・天神エリアのすぐそばにあり、厄除けをはじめ祈願成就や勝利運のご利益をもたらすといわれています。都心の真ん中にありながら緑に包まれ、境内には神聖な空気が漂っているようです。ここで授けてもらえるお守りは“お固（まも）り”と呼ばれ、袋は伝統的な博多織で作られています。ご利益ごとにデザインも違ってかわいらしいですよ。

博多駅から徒歩約12分の「筑前國一之宮（ちくぜんのくにいちのみや）住吉神社」は、古事記にも登場する住吉三神をご祭神とする神社。1800年以上の歴史があり、社殿は国の重要文化財に指定されています。総面積約8,107坪と境内は広大で、散策しながら見て回るのも楽しそう。本殿近くにある「のぞき稲荷」は、ぜひお参りを。小さな鳥居から岩に開いた穴の中を覗き込み、中に設置されている鏡に自分の姿を映しながら願い事をすると、願いが叶うのだとか！

神社巡りを満喫したら、夜はおいしいグルメで盛り上がりましょう。屋台街として有名な歓楽街・中洲地区には、夜になると那珂（なか）川沿いに多くの屋台が軒を連ねます。博多ラーメンや明太子などの福岡グルメから焼鳥やギョウザにおでんといった定番の屋台メニューまで、お酒が進む料理がずらり。どの屋台に入るか友だちと相談して、飲み歩きを楽しんでみてくださいね。

もっとゆっくりと食事をしたい人は、行列のできる人気料亭「稚加榮（ちかえ）福岡店」を訪れてみてはいかが？ 厳選した旬の食材を使った料理は上品な味わいで、おもてなしの心に満ちた接客にもこだわりが伺えます。ランチなら店自慢の明太子がなんと食べ放題！ しっかりとした味わいに、ご飯が進みますよ。

③【香山（こうやま）昇龍大観音・共星の里 黒川INN美術館・巨峰ワイン】 自然に囲まれたのどかな温泉地で、まったり癒やし旅を満喫

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福岡県には、良質なお湯が湧く温泉があることをご存知ですか？ 大分県との県境に位置する「原鶴（はらづる）温泉」は、弱アルカリ性のお湯に硫黄が混ざったダブル美肌の湯が湧く人気の温泉地。周辺には観光名所もあり、のんびりと過ごすにはぴったりです。原鶴温泉を一望する自然豊かな香山（こうやま）の頂上近くに立つ「香山昇龍大観音」も、そんな見どころの一つ。昇龍観音像としては日本一の大きさを誇ります。間近で見ると、台座を含めて約28mのその大きさに圧倒されますよ。開運や金運アップのご利益があるといわれる、知る人ぞ知るパワースポットなのでぜひ訪れてみて。

アートに触れて落ち着いた時間を過ごすなら「共生の里 黒川INN美術館」がおすすめ。廃校となった小学校を利用していて、国内外のアーティストが手がけた現代アートを鑑賞できます。なかには手で触れることができる作品も。ゆっくりと作品に向き合って、感性を磨いてみませんか？ 石ころや新聞紙を使って作品を作るワークショップメニューも豊富です。

福岡県で最も歴史の古いワイナリー「巨峰ワイン」。「巨峰」栽培発祥の地・田主丸町にある、日本で初めて巨峰100%ワインが誕生したワイナリーです。ワインにするのが難しいとされていた巨峰にこだわり、10年もの長い年月をかけて生み出されたワインは飲んでみる価値あり！ 試飲をして、お気に入りの1本を見つけましょう。ほかにも、いちごやキウイなどさまざまな果物を使ったフルーツワインも販売。お土産にもぴったりです。

④【辺津宮（へつぐう）・中津宮（なかつぐう）・沖津宮遙拝所・かがみの海】記憶に残る映えスポットで注目される絶景フォトをパシャリ！

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宗像三女神（むなかたさんじょしん）を祀る神社や、幻想的な写真が撮れる映えスポットを巡るプラン。パワースポット＆絶景を巡って、心満ちる旅を満喫しましょう。「日本書紀」にも登場する宗像三女神像の1柱、市杵島姫神（いちきしまひめのかみ）をご祭神とする宗像大社の「辺津宮（へつぐう）」は、総社らしく本殿も立派。全部で24社ある周りの摂末社（せつまつしゃ）には、121柱の神様が祭られています。ご祭神は弁財天と同一視されているので、参拝すれば金運のご利益を授かれるかも。境内の神宝館には、勾玉や装飾品に神鏡など国宝が数多く展示されているので、見学してみましょう。

湍津姫神（たぎつひめのかみ）を祭る「中津宮」は七夕伝説発祥の地といわれ、境内には天の川が流れています。その川を挟む形で、伊邪那美命（いざなみのみこと）を祭る織女（しょくじょ）神社と伊邪那岐命（いざなぎのみこと）を祭る牽牛（けんぎゅう）神社が鎮座しているのもロマンチック。発祥の地であることには諸説ありますが、参拝すれば、なんだか恋愛運がアップしそう。本殿へ向かうには参道の石段を上らなくてはなりませんが、上り切って後ろを振り返ると、海の絶景が待っていますよ。

玄界灘に浮かぶ沖ノ島には、田心姫神（たごりひめのかみ）が祭られる「沖津宮」が鎮座しています。残念ながら沖ノ島は、神職以外が上陸することはできない神聖な島です。直接参拝することは叶いませんが、大島の北側に遥拝所があるので、こちらからお参りしましょう。少し高台になった場所に造られているので、天気が良い日には水平線の上に沖ノ島が見えることがあります。目の前に広がる海の絶景も楽しんでくださいね。

「福間海岸」「宮地浜」「津屋崎海岸」の3つの海岸からなる「かがみの海」は、遠浅の海が作り出す自然の映えスポット。干潮時の水面に空が反射して映り込む様子は、とても幻想的です。まるでボリビアの有名なウユニ塩湖のような、神秘的な写真が撮れることも。SNSにアップすれば、たくさんの“いいね！”がもらえるかもしれません。狙い目は潮の満ち引きの差が大きい新月や満月の前後・大潮の時期。潮がひいて海水面が最も低くなる干潮のタイミングを見計らって訪れましょう。

⑤【桜井二見ヶ浦（ふたみがうら）・とりまぶし・かろのうろん】海がきれいな糸島へ。お腹を満たす福岡グルメも堪能

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糸島の「桜井二見ヶ浦」も景色のきれいな映えスポットです。櫻井神社の宇良宮（うらのみや）として祀られている神聖な場所で、海中に立つ白い鳥居が印象的です。晴れた日には空と海の青さに映えて、その姿がよりいっそう際立ちます。奥に見える二つの岩はそれぞれ伊邪那岐命と伊邪那美命が宿るとされるご神体岩です。夏至の日には、ちょうど二つの岩の間に夕陽が沈むのだそう。せっかくなら、その奇跡的な光景を拝みたいものですね。

中洲に本店を構える鶏料理店「とりまぶし」では、鶏料理が多い福岡県の新名物がいただけると注目されています。それは、店名にもなっている看板メニューの“とりまぶし”で、秘伝のタレで味付けした鶏肉を香ばしく焼いてご飯に乗せた丼料理です。主役の鶏肉は、弾力のある食感と臭みの少なさが特徴の九州産ブランド鶏「華味鶏（はなみどり）」を使用。“ひつまぶし”のように混ぜて食べれば、ご飯とタレが絡み合い風味豊かな味わいが口いっぱいに広がります。まずはそのまま味わって、次は薬味と一緒に。その次の1杯は半熟卵を乗せて、まろやかさをプラス。最後の〆は、特製の水炊きスープをかけてお茶漬け風にいただきましょう。1杯で4種類の味わい方を楽しめますよ。

明治15年創業の老舗うどん屋「かろのうろん」は、開店前から行列ができるほどの人気店。ユニークな店名は、“だ行”を“ら行”と発音する博多弁で「角のうどん」という意味なのだそう。博多うどんらしい柔らかな食感の麺と、北海道産の羅臼昆布・いりこ・かつお節でとった出汁のスープが絶妙なハーモニーを生みだし、箸を持つ手が止まりません。麺がなくなった時点で閉店となるので、早めに訪れるのがおすすめ。せっかくなら、明太子が丸ごと1本トッピングされた「からし明太子うろん」を注文して、福岡の味を満喫しましょう。

福岡県には、女子を満足させる魅力が満載

「観光もグルメも満喫できる充実した旅行がしたい！」。そんな女子の希望を叶える福岡県は、まさに女子旅にぴったりの場所です。今回紹介した旅行プランを参考にして、春の行楽シーズンを楽しみませんか？ きっと、友だちとの新たな思い出の1ページができるはずです。
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