大阪に行ったら食べたい!!名物・ご当地グルメが食べられるお店11選

大阪に行ったら食べたい!!名物・ご当地グルメが食べられるお店11選

更新日:2024/04/22

日本が誇る食い倒れの街、大阪。賑やかな街には粉もんをはじめ名物グルメが数多くあり、訪れた人々を楽しませてくれます。今回はそんな大阪グルメの中から、王道のお好み焼き、たこ焼き、串かつ、豚まん、きつねうどんの美味しいお店をピックアップして紹介します。大阪観光と合わせて、ぜひ訪れてみてください。

【お好み焼き】

大阪を代表する粉もんグルメ、お好み焼き。そのルーツについては諸説ありますが、さまざまな具材を好みで入れることから、「お好み焼き」の名がついたといわれています。豚肉や海鮮などが具材の定番ですが、店ごとに個性豊かな味わいがあるのも、楽しみ方の一つです。

【千日前】大阪の味 お好み焼き 千日前 はつせ

秘伝の生地とダブルソースでつくる絶品お好み焼き

明治末期にこの地にあった「はつせ旅館」をルーツに持つ、老舗のお好み焼き屋。旅館時代の名残から、全席個室で、自ら焼くスタイルが特徴です。人気は新鮮な肩ロースを使った 「豚玉」や、はつせだけの「オリジナルミックス」や豪華な「デラックスシリーズ」。厳選された4種の粉を和ダシと合わせた秘伝の生地は、表面はパリッ、中はふっくら仕上がるように工夫されており、「至高のダブルソース」との相性も抜群です。

【梅田】お好み焼ゆかり 曾根崎本店

「ほんまもんの味」が自慢

“お好み焼は人と人との縁(ゆかり)”がテーマの、創業1950年の老舗。関西を中心に複数店舗を構える 「お好み焼ゆかり」の本店が、曽根崎にあります。独自開発した大阪風味の粉やソース、栄養価の高いヨード卵やヨード卵を使用したマヨネーズを使うなど、素材にこだわった「ほんまもんの味」が堪能できます。5種類のチーズがたっぷり乗った「フロマージュ焼」、具だくさんで重量1kgを超える「大坂城」など、見た目も楽しい変わり種も満載です。

旅色編集部 いたがき

旅色編集部いたがき

おすすめしたいのが「スジネギ焼」。甘く煮込まれトロっとしたスジと、これでもかというほど入っているネギは、シャキシャキ感があり甘みが感じられました。更にうれしいのが食べた後ネギ臭くないという点。ソースやマヨネーズだけで食べるのもおいしいのですが、一緒に提供されるレモンと一緒に食べると味変になり爽やかな味わいになるので味変もぜひ!

【高槻市】お好み・鉄板焼 よしもと

素材にこだわった、体に優しく安心な料理

ランチではリーズナブルに食事ができ、ディナーでは居酒屋として利用できる、お好み焼きと鉄板焼きのお店。国産豚の「豚玉」をはじめ、60種類以上のお好み焼きが食べられます。サイドメニューの「すじのどて焼」、「辛いホルモン」、「辛いすじ煮込み」は創業から20年以上変わらない定番の煮込み料理。「体に優しく安心して食を楽しめること」をモットーにした、厳選素材を使った料理の数々を楽しんでください。

【たこ焼き】

食べ歩きグルメとして手軽に購入でき、観光客からも人気を集める大阪のたこ焼き。全体的にしっとりとした食感のたこ焼きを提供するお店が多く、外はカリカリ、中はフワフワの関東風とは一線を画します。定番のお好み焼きソースとマヨネーズから変わり種まで、味わいはさまざま。行列のできる人気たこ焼き店も少なくありません。

【本町】ルーツサカバ

一人呑みにもおすすめ

「ルーツホステル」の1階に店を構える「ルーツサカバ」。あつあつのたこ焼きと、秘伝のソースの焼きそばが楽しめるお店です。ダシや生地にこだわったたこ焼きは、スタッフに焼いてもらうことも、自分で焼くことも可能。そのままでも美味しくいただけますが、甘みのある特製のソースで食べるのがおすすめです。1人でも気軽に入りやすい雰囲気なので、ちょい呑みがてら、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

【なんば】くれおーる 道頓堀店

たこ焼きをはじめ、大阪名物を堪能

道頓堀のど真ん中に位置する「くれおーる」。「たこ焼コーナー」は、1階の道に面したところにあります。7種類の粉をブレンドした生地は、限りなく薄いのが特徴。テイクアウトができるので、食べ歩きにももってこいです。また、奥にはお好み焼きや焼きそばが食べられる「鉄板コーナー」、中2階にはたこ焼き・お好み焼・串かつを食べられる70席の大フロアがあり、大阪名物を一度に食べられる、まさに食のテーマパーク。観光で訪れるのにもぴったりのスポットです。

【日本橋】あっちち本舗 道頓堀店

定番から変わり種までいろいろ、食べ比べもおすすめ

粉もん発祥の地・西成(にしなり)で生まれた、こだわりのたこ焼きが食べられるお店。昔ながらの鉄板で焼き上げるたこ焼きは、極限まで薄くカリッとした皮とトロッとした中身が特徴です。メニューは定番の「ソースマヨネーズ」から、人気の「しょうゆマヨネーズ」季節限定の「だしたこ」などバラエティ豊富。トッピングのネギは無料なのが嬉しいポイントです。ぜひ食べ比べて、好みの味を見つけてくださいね。

旅色編集部 いたがき

旅色編集部いたがき

「生地だけでも食べられる!」って思うくらいに出汁が効いてます。塩マヨネーズで食べるのが私のおすすめ。お塩が出汁の効いた生地の旨味を引き立ててくれてる気がします。

【串かつ】

牛肉、野菜、魚介類などの食材の刺さった串に、パン粉をまぶして揚げて食べる串かつ。通天閣がそびえる「新世界」を中心に、庶民の味として広まり、「ソースの二度づけ禁止」のローカルルールとともに全国でも知られるようになりました。リーズナブルなうえ、軽い食感でサクサクと食べられるのでついつい食べすぎてしまうかも?

【東梅田】串かつ 知留久 お初天神店

旬の美味しい食材を串揚げで

1946(昭和21)年創業の串かつの老舗店。創業から現在にいたるまで、こだわりのソースや定番メニューは変わらず受け継がれています。おすすめは、「知留久(しるひさ)」が発祥という「おまかせコース」40種類以上の揚げたての串が順番に提供されるので、おなかいっぱいになったところで声をかければOK。春はタケノコ、夏はアワビ、秋はマツタケ、冬は牡蠣など、旬の食材が揃っているので、心ゆくまで老舗の味を堪能しましょう

【長堀橋】串揚げ専門店 健串

珍しい串メニューが満載

定番から、ハンバーガーの串カツオムライス串など、ユニークな創作串揚げが食べられるお店。一押しは、1品100円からの串が一本一本食べられる「店長のおまかせコース」。一人ひとりの食べるペースに合わせて、ストップをかけるまで揚げたてサクサクの串揚げが提供されます。1階がカウンター、2階がテーブル席で完全個室もあるので、気の合う仲間とはもちろん、1人でも気軽に訪れられるのが嬉しいですね。

【難波】お出汁で食べる串かつと釜めしの専門店 ぎん庵 難波

海老(天使の海老)

おもち(あられ衣)

サーモン(いくら乗せ)

軽い食感で食べられる串カツ

自家製ダシにつけていただく和風の串かつをメインに提供。植物性のものを中心にブレンドしており、ヘルシーでさくっとした食感に。自家製ダシで食べることで、ソースで食べる時のガツンと感が減り、素材が持つ旨味をより繊細に感じられます。デザート串も用意されており女性からも人気なんですよ。

【豚まん】

中華まんじゅうの中に肉汁たっぷりの豚ひき肉と細かく刻んだ玉ねぎなどが入った「肉まん」。関西は牛肉文化のため、豚肉が入っている肉まんは、大阪では「豚まん」の名で通っています。蒸したてのアツアツの状態はもちろん、家に帰ってからでもおいしく食べられるので、中華料理屋のメニューとしてだけでなく、テイクアウトやお土産の定番にもなっています。

【なんば】蓬莱本館

必ず食べたい名物「豚まん」

終戦直後の1945年10月に開業した「蓬莱(ほうらい)食堂」を原点とする本格広東料理店「蓬莱本館」。その看板商品が、秘伝の製法で作られる「豚まん」です。普段のランチやディナーでの利用はもちろん、豚まんと焼売の手作り体験ができるユニークなプランも。こだわりの食材と生地から自分でつくる体験は、おいしさも思い出も満点。蒸しあがりまでの時間でランチも楽しめる「体験ランチプラン」もおすすめです。

【きつねうどん】

うどんの定番「きつねうどん」は、実は大阪が発祥。商売繁盛にご利益のある稲荷神の使い、きつねにあやかって、うどんに油揚げを乗せるようになったといわれています。大阪では、油揚げは甘辛く煮るのが定番。ダシのきいたうどんつゆとの相性は抜群です。

【なんば】道頓堀今井

全国で愛される「大阪うどん」の名店

賑やかな道頓堀に店を構える、1941(昭和21)年創業のうどんの名店。地元の人が愛し、今や全国展開する人気店の本店です。コクと旨みが絶妙な薄味のダシは、北海道産の天然真昆布と九州産のさば節、うるめ節を使用。ダシの作り置きは一切しないというこだわりです。名物のきつねうどんは、肉厚の油揚げを一枚一枚手揚げしてじっくりと時間をかけて炊き上げた逸品。上品なダシの香りとともに、じっくりと味わってみてください。

旅色編集部 いたがき

旅色編集部いたがき

大阪でお出汁の美味しさが忘れられません。きつねうどんのお揚げにかぶりつくとジュワっとお揚げの甘さ、出汁全てが口の中に広がる最高の逸品。開店前から行列が出来ているので早めに行くのがおすすめです。

大阪ならではの食い倒れの旅を

数々の人気観光地を有する大阪には、美味しいご当地グルメもたくさん。しっかりご飯もからサクッと一人呑み、食べ歩きまでさまざまなシーンで活躍するお店が数多く存在します。せっかくならば、地元の人々にも愛される美味しいお店を訪れて、大阪の旅をより一層楽しいものにしましょう!

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき