【北陸・富山】贅沢旅行！美味しいカニ料理が食べられるホテル・旅館7選

“天然のいけす”と称される富山湾。立山連峰の栄養豊富な雪解け水や湧水が流れ込むことで、ジューシーな身と濃厚な味噌を持ったカニが獲れることでも有名です。特に有名なのは茹でる前から甲羅と足が赤い「紅ズワイガニ」。富山湾で獲れるものは、「高志の紅ガニ」として、さらに一定の大きさを超えるものは「極上 高志の紅ガニ」としてブランド化されています。

紅ズワイガニが獲れる時期は9月1日から翌5月頃まで。旬は11月～12月となります。富山の紅ズワイガニの特長は漁場が近いからこその鮮度の良さ、そして旨味・甘味がともにバツグン。肉厚で身が柔らかく、味噌がとろけるように美味しいと人気を誇っています。

定番の食べ方は、沸騰した湯に塩を加えて茹でた「茹でガニ」。シンプルながら、カニの味をストレートに感じることができます。もちろん、それ以外の料理も絶品！ 今回紹介するホテル・旅館7選で存分にカニを味わってみてください。

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海と湯と宿 ラ・セリオール

海を望むお風呂と日本海の幸を堪能あれ

眼前には富山湾、天気が良ければ富山平野・立山連峰を眺めることができる全室オーシャンビューのお宿。日本海の絶景を存分に楽しめる大浴場は、お湯と水平線が重なるインフィニティ風呂の内湯、心地良い潮風と波音がたまらない露天風呂が楽しめます。

ディナーは、何と言っても富山湾で獲れる四季折々の海の幸。特にベニズワイガニ、シラエビが味わえる期間限定コースは人気です。ステーキやしゃぶしゃぶでいただく、上質な「氷見牛」もおすすめ。

宇奈月温泉 延対寺荘

黒部の絶景と美肌の湯で酔いしれる老舗の料理旅館

与謝野晶子や川端康成、竹久夢二といった作家・文化人がこよなく愛した、1900（明治33）年創業の老舗旅館「延対寺荘」。

料理旅館としてスタートしており、伝統を愛しむ料理人の技が活きる絶品料理がいただける。朝獲れたばかりの富山湾の幸を使い、シラエビ、ホタルイカ、バイガイのほか、秋はベニズワイガニ、冬は本ズワイガニがたっぷり堪能できます。

入浴中はすべすべ、入浴後はしっとりする、肌にうれしい美人の湯も黒部渓谷の大自然とともに楽しみましょう。

創作割烹 潮乃美

日本海の絶景と創作料理を楽しむ料理宿

「創作割烹　潮乃美」の食事は料理人が腕によりをかけて作り上げる、富山湾の旬の素材を存分に使った創作料理は絶品です。趣向を凝らしたボリューム満点のメニューの数々は、また食べたくなること間違いなし。冬季限定の「ブリ×カニ料理プラン」では、茹でガニやカニ釜めし、ブリしゃぶ、ブリ大根が堪能できます。

6つの客室はすべてオーシャンビュー。どの部屋からも海の景色・雄大な立山連峰・煌びやかな富山市の夜景が楽しめます。

リバーリトリート雅樂倶

美術館のようなホテルでアート作品と自然に触れる

「数奇屋の繊細さとアジアの土臭さ」をコンセプトにオープンした「リバーリトリート雅樂倶」は、まるで美術館を散策しているような空間が特長。約300種にも及ぶアート作品をじっくり鑑賞して過ごせます。

料理は地元の食材を使った和・洋2つのレストランで提供。冬限定でベニ本ズワイガニの蒸し鍋やズワイガニ・香箱カニを使ったメニューが楽しめます。食事の後は、スタイリッシュな客室から神通川のせせらぎに耳を傾け、のんびり癒やされてください。

雨晴温泉 磯はなび

雨晴の海が眼前に広がる温泉宿で、心も体も癒やされて

日本の渚百選のひとつ「雨晴海岸」から車で約5分の場所にある「雨晴温泉 磯はなび」。日中は青々と輝く日本海と空、夕暮れ時には美しい夕陽が客室や大浴場などで見られます。大浴場は洋と和の2種類。男女入れ替えでどちらも楽しめます。

お待ちかねのディナーは約10品の会席料理を、開放感のあるダイニングレストランで舌鼓。料理長が源泉した日本海の恵みを存分に味わいましょう。秋から冬にかけては「ベニズワイガニ」「寒ブリ」が旬を迎えます。

天然温泉 浜辺の宿 あさひや

一年を通して氷見で獲れた海の幸を味わえる海辺の宿

JR氷見線・島尾駅から徒歩約5分、日本海を望む「あさひや」。潮風を感じながらのんびり散歩したり、サイクリングしたりするのにぴったりです。

宿の自慢は何と言っても鮮度抜群の海鮮料理。シラエビやノドグロ、寒ブリ、そしてプリプリ食感がたまらない冬の味覚・カニしゃぶなど、富山湾ならではの季節の味を堪能しましょう。食前・食後は100％天然温泉の3つの貸切風呂へ。それぞれ特徴が異なるので、時間を空けて楽しんでみてはいかがでしょう。

なだうら温泉 磯波風

荒々しい日本海を眺めながら源泉掛け流し温泉を満喫

深さ1,000mから湧き出た「なだうら温泉」を加水・加温・ろ過など行わずに使用した、100％源泉掛け流しのお風呂が自慢の民宿「磯波風」。広大な日本海を眺めながら、浸かる温泉は至福のひとときです。温泉でリフレッシュした後は、もう一つの宿の自慢の料理を堪能しましょう。

舟盛りの豪快な “富山湾の宝石フルコースプラン” 、“氷見三昧御膳”は富山湾の美食が盛りだくさん。ワタリガニの鍋や当宿の女将発案と言われるブリしゃぶは絶品です。

＜おわりに＞

今回はカニを中心にホテル・旅館を紹介しましたが、富山県にはカニ以外にも、シラエビやホタルイカなど、一年を通して楽しめる美食が揃っています。是非、冬に足を運んだなら、次は夏に。富山湾に行ったなら、今度は立山連峰へ行ってみてください。富山の奥深さにきっと驚くはずですよ！