【京都旅行】ゴールデンウィークに訪れたい観光スポット16選
2024/04/11
2024/05/27
京都はオールシーズン人気がある観光地ですが、実は、6月から7月にかけて、きれいなあじさいが見られる隠れた名所でもあります。中でも、和の雰囲気漂う神社仏閣に咲くあじさいは、より魅力的に感じられるでしょう。本記事では、京都の写真映えするあじさいがきれいな名所を10カ所ご紹介します。思わず写真に収めたくなるような、幻のあじさいから、可愛らしいハート型のあじさいまで見られるので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
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善峯寺(よしみねでら)は、西国三十三所観音霊場の第20番札所として知られ、季節の彩りが楽しめる寺院です。善峯寺は約3万坪の境内に本堂、山門など20近い建物があります。境内は、一年を通して四季折々の花に彩られ、例年6月中旬から7月上旬にかけて、白山あじさい苑に約8,000株のあじさいが一面に咲き誇ります。見晴らしのよい境内から、あじさい越しに眺める京都市街はまさに圧巻の景色です。
善峯寺
梅宮大社は、酒造繁栄や子孫繁栄を祈願した神社で、本殿の横には、またぐと子宝に恵まれるといわれている「またげ石」(*要祈祷*)があります。猫神社でも知られ、境内には数匹の猫がのんびりと過ごし、その姿にうっとりすること間違いありません。東神苑から北神苑にかけては、例年5月下旬よりあじさいが咲き始め、約140種類1,300本のさまざまなあじさいが6月中旬に見頃を迎えます。夏にはあじさいとハナショウブの織り成す絶景が見られ、見応え抜群です。
梅宮大社
藤森神社は、約1800年前に神功皇后(じんぐうこうごう)によって建てられた歴史ある神社です。勝運と馬の神様として有名で、騎手など競馬関係者や競馬ファンの参拝者でにぎわいます。境内の2カ所に広大なあじさい苑があり、色とりどりのあじさい約3,500株が参拝客を出迎えてくれます。例年6月にあじさい祭りが開催されるので、さらに楽しみが増すでしょう。お祭り開催中のみ、期間限定であじさい御朱印を受けられます。
藤森神社
京都市東山区にある智積院(ちしゃくいん)は、真言宗智山派(ちさんは)の総本山の寺院です。2023年に開かれた宝物館には、長谷川等伯(とうはく)とその弟子達によって描かれた「楓図」や「松に立葵図」などの国宝に指定されている第一級障壁画が飾られています。境内は一年を通して四季折々の風景を楽しめ、金堂裏手にあるあじさい園は例年6月中旬頃に見頃を迎えます。ピンク、黄色、青など色とりどりのあじさいが咲き乱れる姿は、写真映えスポットになるでしょう。
智積院
三千院は、天台宗五箇室門跡(てんだいしゅうごかしつもんぜき)のひとつです。四季の豊かさを感じられる聚碧園(しゅうへきえん)や有清園(ゆうせいえん)などの京都市指定名勝庭園は京都ならではの美を堪能できます。境内には、あじさい苑があり例年6月中旬頃より見頃を迎え、希少な星あじさいや山あじさいなどが美しく咲き誇る姿が見られます。
三千院
三室戸寺(みむろとじ)は、宇治川の北に連なる山々の一峰で、明星山の中間あたりにある寺院です。江戸時代に再建、建設された本堂や三重塔などが有名です。5月はツツジ、6月はあじさい寺ともいわれるあじさいの名所でもあります。特に、あじさい園のライトアップはおすすめで、寺院とあじさいの幻想的な風景が見られ、気分が上がること間違いなしです。
三室戸寺
柳谷観音楊谷寺(やなぎだにかんのんようこくじ)は、「眼病の観音」、「独湖水(おこうずい)の観音」ともいわれている寺院です。境内に眼病をはじめ、諸病平癒に効くといわれる独湖水が湧きます。境内の約5,000株のあじさいは、例年6月初旬から、咲き誇り、神秘的な景色を見せます。また、毎年恒例のあじさい祭りも開催され、多くの観光客でにぎわいます。
柳谷観音 楊谷寺
岩船寺は、あじさいの名所として知られており、「花のお寺」とも呼ばれる多くの参拝者が訪れる寺院です。岩船寺のあじさいは、1937(昭和12)年頃に荒廃した境内地を見た当時の住職が、美しい姿を取り戻そうと植えたのが始まりです。見頃の6月上旬から7月上旬頃になれば、山奥に佇む、重要文化財の迫力ある三重塔を背景に咲くあじさいが見られます。思わず立ち止まって写真を撮りたくなるような、写真映えスポットです。
岩船寺
舞鶴自然文化園は、旧西部農場跡地を舞鶴市が取得し、国内外の貴重な植物を集めた公園です。6月中旬から下旬の開園期間中は、約2ヘクタールのあじさい園に約100品種10万本のあじさいが咲き乱れ、「あじさいの海」といわれています。10万本のあじさいの眺めを楽しめるデッキや休憩所もあるので、ゆっくり観賞を楽しみたい方におすすめです。中には、ハート型のあじさいが目撃されているので、撮影しに訪れてみてください。
舞鶴自然文化園
華觀音寺は「あじさい寺」ともいわれ、開創720(奈良養老4)年の古い歴史を持つ観音信仰の寺院です。観音様の霊力で目の病が治り、再び光明を得たお礼にあじさいを数本植樹したのがあじさい寺の始まりです。例年6月から7月に見頃を迎え、仁王門から続く参道や七観音巡りの小道は、辺り一面あじさいが咲き乱れ、「花浄土」と呼ぶのにふさわしい絶景となります。境内の中に、可愛らしい姿のわらべ仏様が置かれている為、散策途中で探して心癒やされてください。
華觀音寺
本記事では、京都の写真映えするあじさいがきれいな寺院や神社10カ所をご紹介しました。京都では、例年6月から7月にあじさいの見頃を迎え、あじさい寺やさまざまな品種を観賞できる寺院など、写真映えするスポットが数多くあります。梅雨の時期は急な雨が予想されるので、折り畳み傘を持参し、服装には注意して楽しんでください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:太田実来
善峯寺
[電車]JR向日町駅下車(JR京都線)、阪急バス66番 (JR向日町駅より所要 約30分 片道390円)、終点「善峯寺」下車徒歩約8分 [バス]JR向日町~善峯寺 [車]京都縦貫道 大原野I.C・沓掛I.Cより約15分 京都縦貫道 長岡京ICより約25分 名神高速道路 大山崎ICより約30分
梅宮大社
[電車]阪急電車 嵐山線「松尾大社」より徒歩約10分 [バス]京都市バス 【3】・【28】・【29】・【71】系統にて「梅宮大社前」下車
藤森神社
[電車]JR藤森駅下車徒歩5分 [バス]市バス藤森神社前下車
智積院
[電車]JR京阪東福寺駅より徒歩約15分、京阪清水五条駅より徒歩約20分 [バス]京都駅より「東山七条」バス停下車徒歩約3分 [車]名神高速道路 京都東ICより約20分 名神高速道路 京都南ICより約25分 阪神高速8号京都線 第二京阪道路鴨川西ICより約10分
三千院
JR京都駅から京都バス17・18系統大原行きで1時間、終点下車、徒歩10分
三室戸寺
[電車]三室戸駅より徒歩約15分
柳谷観音 楊谷寺
阪急京都線長岡天神駅からタクシーで15分
岩船寺
[バス]JR加茂駅より木津川市コミュニティバス「加茂山の家」行きで「岩船寺」バス停下車すぐ [車]国道24号線・京奈和自動車道(木津IC)・府道44号線(加茂方面)約60分
舞鶴自然文化園
[バス]JR東舞鶴駅から京都交通バス「小橋行き」で約30分
華觀音寺
[電車]JR山陰本線石原駅より徒歩約15分 [バス]JR福知山駅または綾部駅よりバスで「観音寺バス停」まで約15分(バス停より約徒歩10分) [車]高速・舞鶴・若狭自動車道 福知山ICより約5分 近畿自動車道舞鶴線福知山ICより約5分