【2024年・関東】最強のパワースポットへ!運気の上がる神社47選

【2024年・関東】最強のパワースポットへ!運気の上がる神社47選

観光・カルチャー

2024/01/23更新

大地と自然のエネルギーがあふれ、癒やしや活力が得られるとされる「パワースポット」は、山や森、町などさまざまな場所にあります。なかでも、神社は心身が浄化される神聖な場所として考えられ、訪れるだけでも良い運気に包まれそうです。本記事では、旅色がおすすめする運気が上がる関東の神社を都道府県別にご紹介いたします。新しい年をより良く過ごせるよう、さらなる運気をチャージしましょう。

東京都

【品川区】蛇窪神社

白蛇日本三大聖地のひとつ東京の白蛇さま

この地域一帯が大干ばつに襲われた時、古池のほとりの龍神社に雨乞いをしたところ、大雨が降り災難を免れたことに感謝し神社を勧請したのが由来とされています。蛇と龍(白蛇大神、蛇窪龍神)が一緒に祀られている神社は全国でも珍しく、巳が龍(身が立つ)で立身出世のご利益があるといわれています。また、良縁、財運隆昌、病気平癒、心身清浄のご神徳が得られると親しまれています。境内の奥にある白蛇辨財天社(しろへびべんざいてん)に祀られている、白蛇様の金運アップが有名で、巳の日には多くの参拝客が訪れます。12日に一度めぐる巳の日、60日に一度めぐる己巳の日(つちのとみのひ)を公式サイトでチェックして訪れましょう。

【港区】赤坂氷川神社

人気の縁結びスポット

鎮座より一千年余、厄除と縁結びの信仰が篤い赤坂氷川神社。徳川吉宗公建立の社殿は、数多くの震災・戦災を免れ、建立当時の姿を現代に伝えます。赤坂氷川神社には3つの縁結び祈願があります。まずひとつは、ちりめんで作られた根付のさくらんぼを願の木に結びつけて良縁を祈願する「さくらんぼ結び」というものです。さくらんぼは、巫女が赤い糸を結び1体ずつ奉製しており、赤い糸には、災いを防ぎ運命の人へ導く力があるとされます。さくらんぼの中には恋みくじが入っています。次に縁結ひ(えんゆい)です。日本には願いをしたためた紙を社寺の格子に結い、縁結びを願う風習がありました。この風習にちなみ、季節の和紙に願い事を書き、その成就を祈る縁結ひを行っています。そして月に1度の神事「縁結び参り」で、男女のご縁をはじめ、ご家族、友人、お仕事などさまざまな縁結びをご祭神にお祈りしましょう。

【港区】乃木神社

都心にある緑豊かな神社

明治時代の軍人であり教育者でもあった乃木希典(のぎまれすけ)将軍と静子夫人が祀られています。生前の功績などから勝負運や学問にご利益があるといわれています。また、夫妻を祀る由緒から、夫婦和合の神さまとして縁結びや神前結婚式の場としても人気があります。夫婦となる2人が末永く寄り添うようにと願いが込められた、新郎の紋服、新婦の白無垢をあしらった「よりそひ守」や、これからも長く連れ添っていけるようにと願いがこめられた「つれそひ守」がおすすめです。また、災いを打ち払い、運を開くお守・攘災開運守は、ご本殿の身代わりとなり、落雷を受けた楠の大木の木片が納められています。この本殿横の雷神木とお守りから強いパワーをいただけそうですね。

【築地】波除神社

さまざまな波を乗り切って開運

築地一帯の埋立て工事が波浪により難航を極めた際に、海中に漂う稲荷明神のご神体を祀ったところ波浪がピタリとおさまり工事が順調に進んだと伝わっています。そのことから、災難を除き、波を乗り切るとして、災難除・厄除・商売繁盛・工事安全などのご神徳に崇敬が篤い波除神社(なみよけじんじゃ)。神社の象徴である厄除天井大獅子(雄獅子)と弁財天お歯黒獅子(雌獅子)は迫力満点のパワースポットです。願いを託した「願い串」を天井大獅子の舌の上のかごに収めると、願い事を呑むことによって叶えてくださるとのこと。

【千代田区】靖国神社

国家安泰のほか、家内安全や社業繁栄を願う

明治2(1869)年、明治天皇の思し召しにより創建。明治以降の日本の戦争・内戦において政府・朝廷側で戦没した軍人らを祀る神社として有名ですが、身分・勲功・男女の区別なく、祖国に殉じられた尊い神霊(靖國の大神)として多くの人が一律平等に祀られています。青銅製の鳥居としては日本一の大きさといわれる第二鳥居が有名。また、気象庁が指定した東京の桜の標本木があり、古くより桜の名所としても知られています。靖國神社創立150年記念事業に際して、英霊にゆかりのある各都道府県の土を用いて現地の陶工たちにより制作・奉納された慰霊の庭「さくら陶板」も見どころではないでしょうか。桜の名所らしいスポットですね。

【千代田区】東京大神宮

心結び、縁結び、幸結び、多くの良縁に恵まれる

伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)として創建された神社。結びの働きを司る造化の三神が併せて祀られていることから、縁結びにご利益のある神社としても知られ、良縁を願う人や、家内安全・商売繁昌・厄除開運・交通安全・学業成就などで人々が訪れます。日本で最初に神前結婚式を始めたといわれていることから、縁結びのパワースポットとして特に人気。「幸福が訪れる」という花言葉を持つ鈴蘭の純白の花をかたどった縁結び鈴蘭守や相思相愛の願いを叶える縁起物の鍵をモチーフにした恋愛成就幸せ鍵守ほか、良縁を結ぶお守りが多数用意されています。

【目黒区】上目黒 氷川神社

地域の鎮守神、人々と自然を見守る神様

昨年、鎮座450年を迎えた、上目黒 氷川神社。甲州の武田信玄の家臣・加藤家が、山梨県の上野原より産土神(うぶすながみ)を上目黒に迎えたといわれています。産土神は地域の守り神として、その土地に暮らす人々と自然物を見守る神様。古くから目黒川の氾濫・疫病を鎮め、厄除けの神様や鎮守神として親しまれています。都内でも有数の桜の名所・目黒川沿いの桜が描かれたお守りや昼桜、夜桜のオリジナルご朱印帳がおすすめです。

【江東区】富岡八幡宮

災難をのがれた一対のイチョウ

深川の八幡様として古くから親しまれている富岡八幡宮。江戸三大祭りのひとつに数えられる富岡八幡宮の例祭・深川八幡祭りや江戸勧進相撲発祥の地として大相撲にゆかりがあることでも有名です。深川八幡祭りは沿道の観衆から担ぎ手に清めの水が浴びせられ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がるのが特徴。元気がもらえる迫力あるお祭りです。また、黄金神輿も有名で、日本一の大きさを誇るといわれています。震災・戦災にも耐えた生命力が強いご神木があります。この一対(雌木・雄木)のイチョウにちなみ福縁(神縁)を祈願したお守り、福縁銀杏守やえんむすび銀杏守からもパワーをいただけそうです。

【文京区】根津神社

緑豊かで厳かな雰囲気の神社

日本武尊(やまとたけるのみこと)が創祀したと伝えられる神社で、現存する江戸の神社建築では最大規模を誇るといわれています。緑豊かで厳かな雰囲気の境内には、色鮮やかな桜門、権現造りの本殿を含む7つの国の重要文化財があります。厄除け、除災招福、商売繁盛ほか多くのご利益がありますが、なかでも縁結びで人気。美しい朱色の千本鳥居の先にある縁結びの神様・乙女稲荷神社をぜひ参拝しましょう。また、根津神社はつつじの名所でもあります。花季には約100種3,000株のつつじが色とりどりに咲き誇ります。つつじをあしらった絵馬やお守り、ご朱印帳などもおすすめです。

神奈川県

【箱根町】箱根神社

箱根山に鎮座する関東総鎮守と芦ノ湖の守護神

関東総鎮守・箱根大権現と尊崇されてきた名社・箱根神社。開運厄除、心願成就、交通安全、縁結びにご神徳の高い、運開きの神様として信仰されています。芦ノ湖上に浮かび建つ鳥居・平和の鳥居でも有名な神社ですね。ご本殿の横には、芦ノ湖の守護神・九頭龍大神をお祀りする新宮・九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)があり、芦ノ湖のほとりに鎮まる本宮・九頭龍神社のご分霊が祀られています。新宮の前には霊水・龍神水が湧き出していて、持ち帰ることも可能。御守所では龍神水を持ち帰ることができる龍神水ペットボトルが用意されています。箱根元宮(はこねもとつみや)がある駒ケ岳は古来より神山をご神体とする山岳信仰が行われた場所であり、現在の社殿は、箱根神社の奥宮として建てられたもの。箱根神社と九頭龍神社の「両社参り」、さらには箱根元宮への「三社参り」で、箱根大神と九頭龍神の一層大きなご加護がいただけるとされています。

【藤沢市】江島神社

三姉妹の女神が宿るパワースポット

観光やデートスポットとして有名な江の島にある江島神社。日本三大弁財天のひとつで、三姉妹の女神様が祀られる奥津宮(おくつみや)、中津宮(なかつみや)、辺津宮(へつみや)の三社からなる神社です。海と水の神、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として崇められています。また、「江島縁起」という天女と五頭龍の伝説により、縁結びや恋愛成就のご利益があるとして人気です。江島神社発祥の地である相模湾を臨む岩屋もパワースポットではないでしょうか。

【小田原市】報徳二宮神社

緑豊かな落ち着く空間でパワーチャージ

小田原市のシンボル・小田原城を有する小田原城址公園の一角にある報徳二宮神社(ほうとくにのみやじんじゃ)。二宮金治郎の名で知られる二宮尊徳翁をご祭神として、生誕地である小田原に創建されました。学業成就はもちろん、商売繁盛・災難厄除・開運出世などのご利益で信仰されています。境内には二宮金次郎像もありますので、ぜひ立ち寄ってみては。また、境内にある報徳会館(報徳の杜)杜のひろばにはおしゃれなレストランやカフェなどがあります。江戸時代に金治郎が食べていた食事「呉汁(ごじる)」などが楽しめる「きんじろうカフェ」や「cafe 小田原柑橘倶楽部」はオープンテラスもあり、緑豊かな癒やしの空間が広がります。

【葉山町】森戸大明神

絶景も望める葉山の総鎮守

森戸海岸南側の岬に建つ源頼朝公創建の神社で、開運厄除や良縁、子宝安産の神様として篤い信仰があります。水天宮の前にある丸い2つの「子宝の石」を手で撫でお参りすると子宝が授かると伝えられています。また、子授お守を購入すると神の分霊(わけみたま)である子宝石を授かることができます。無事ご出産の後は、子宝石にお子さんの名前を記入し、お宮参りにあわせ子宝石納所へ戻すというのが慣わしだそう。神社裏手の海岸入り口からは、名島(菜島)の鳥居や葉山灯台(裕次郎灯台)、江ノ島、伊豆や箱根の山並み、富士山などの絶景がみられ、「森戸の夕照」として人気で夕暮れ時もおすすめだとか。一対の貝殻がピタリと重なるような良縁を願う、貝合わせ恋守もおすすめです。

千葉県

【香取市】香取神宮

自然豊かな地で癒やしとパワーを得られる

全国約400社の香取神社の総本社。神武天皇の御代に創建されたと伝えられ、本殿と楼門(ろうもん)は1700年に徳川幕府の手により造営され、重要文化財に指定されています。ご祭神は日本書紀の国譲り神話に登場する経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、縁結び、安産の神として深く信仰されています。さらに、武術の神様として勝運、交通 安全、災難除けでも有名です。香取の森と呼ばれる広大な境内には、樹齢約1000年といわれる周囲約10mの巨杉のご神木をはじめ、桜や楓が見事な参道、桜と秋の紅葉が見事な桜馬場などの名所が点在しています。地震を起こす大鯰を抑えるため地中深くまで差し込んでいるとされる霊石・要石(かなめいし)もパワースポットですね。

【南房総市】高家神社

料理に関するお願いで信仰の篤い神社

高家神社(たかべじんじゃ)は全国でも珍しい料理の神様をお祀りする神社です。包丁供養や食生活の安全・守護などの祈願をしていただけるほか、家内安全・商売繁昌・健康守護などのご利益があります。毎年5月17日、10月17日の旧神嘗祭(かんなめさい)、11月23日の旧新嘗祭(にいなめさい)には、包丁とまな箸を使って手を触れずに魚を調理する庖丁式が奉納される特殊神事が行われます。料理上達守や料理心願守、限定醸造醤油などの領布品があるのも珍しいですね。お料理が大好き、また料理上達を願う人におすすめの神社です。

【一宮町】玉前神社

聖地を結ぶレイラインの東の起点

ご来光の道(レイライン)の東の起点であることから、関東屈指のパワースポットといわれている、上総一宮(かずさのくにいちのみや)玉前神社(たまさきじんじゃ)。真東を向いている玉前神社の一の鳥居が起点で、春分と秋分の日の日の出の位置を結んだ延長線上に、寒川神社、富士山山頂、七面山、竹生島(ちくぶしま)、元伊勢、皇大神宮(こうたいじんぐう)、大山の大神山神社、出雲大社が並び、レイラインと呼ばれています。ご祭神として神武天皇の母君・玉依姫命(たまよりひめのみこと)が祭られていることから、子授け・子宝・縁結びなどでご利益があります。境内の子宝・子授けイチョウでは、雄株・雌株・実生の子供イチョウの順に触れて、子宝に恵まれるようお祈りするとご徳を得られるとのこと。

埼玉県

【大宮区】氷川神社

緑豊かな広大な敷地が魅力の歴史深い神社

氷川神社の総本社、武蔵一宮氷川神社。2400年以上の歴史をもつといわれ、大いなる宮居として大宮の地名の由来にもなった日本でも指折りの古社。2028年には鎮座2500年祭を迎えます。ご祭神の須佐之男命(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)、また、その子・大己貴命(おおなむちのみこと)は縁結びや結婚運のご利益があるといわれ崇められています。また、家内安全、商売繁昌、交通安全、安産、災難除、心願成就など多数のご利益があります。氷川神社の参道は中山道から南北に約2km伸び、両側に美しいケヤキ並木が並び、四季折々の風景が見どころ。また、緑豊かな約3万坪の広大な境内には神池や蛇の池、夫婦楠などパワースポットが点在しています。

【秩父市】三峯神社

自然あふれるパワースポット

日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりと伝わる三峯神社。この地で日本武尊を道案内したのが狼(山犬)であったとされ、神様の使いとして一緒にお祀りされています。参道入口には、3つの鳥居を組み合わせた・三ツ鳥居という、珍しい形式の鳥居があり、2匹の狼が鎮座しています。標高約1,100mの秩父の山中にある三峯神社は自然にあふれ、樹齢800年といわれるご神木やご縁が叶う・えんむすびの木、運がよければ雲海も見える奥宮遥拝殿、神職が身を清める清浄の滝など神聖なパワースポットが多数あります。

【秩父市】秩父神社

創建2100年以上といわれる、歴史ある神社

秩父市の中央、柞(ははそ)の森に鎮座する秩父神社。徳川家康公が寄進したと伝えられるご本殿は、鮮やかな色の彫刻が施された豪華な作りが特徴の権現造り(ごんげんづくり)の建築様式で、埼玉県の有形文化財に指定されています。社殿には日光東照宮の眠り猫を手掛けた名工・左甚五郎(ひだりじんごろう)が彫刻を施したと伝わる、色鮮やかな子宝・子育ての虎やつなぎの龍を見ることができます。神門を入った右手にある樹齢約400年といわれるご神木・大銀杏や柞稲荷神社の前にある神が降り立ったと伝わる神降石もパワースポットです。世に名高い例大祭・秩父夜祭は国重要無形民俗文化財に指定されています。ぜひ一度見てみたいですね。

【日高市】高麗神社

上昇運と出世運のパワースポット

高句麗からの渡来人・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を主祭神として祀る高麗神社 (こまじんじゃ)。導きの神・猿田彦命(さるたひこのみこと)、長寿にして長く朝廷に仕えた武内宿祢命(たけうちのすくね)も併せて祀られています。参拝後に内閣総理大臣に就任した政治家が相次いだことで出世明神と称されるようになり、高麗神社の祭祀を司る高麗氏は1300年・60代に渡り家系血脈が続いている由縁から出世開運、事業繁栄、子孫繁栄、延命長寿などにご利益があるとされています。境内には、樹齢約400年のしだれ桜樹齢約300年のご神木・ひがん桜をはじめさまざまな種類の桜があり、春には美しく咲き誇ります。

【加須市】玉敷神社

華やかな神苑の大藤は見ごたえあり

大己貴命(おおあなむちのみこと)をご祭神とし、厄除開運・縁むすび・安産などのご利益があるとされています。境内にはご神木で樹齢約500年と推定される2本のイチョウがあり、その強い生命力からパワーをいただけそうです。また、樹齢400年以上を誇る藤の巨木・神苑の大藤も有名で、直径約1mを超える幹から伸びた枝の広がりは約700㎡に及び、毎年4月末ごろから5月上旬にかけて長さ約1mを超える見事な花房を見せてくれるそう。その藤の香りを再現した香水を袋に収めた、たましきの藤香守 (ふじこうまもり)選定したイチョウの木片入りのお守りがおすすめです。年4回奉奏される国の重要無形民俗文化財指定の「玉敷神社神楽」や、200年以上の歴史がある五穀豊作、家内安全を祈る特有の祓えの信仰行事「お獅子さま」も見どころ。

【川越市】川越八幡宮

小江戸川越で親しまれる八幡さま

源頼信によって創建され、2030年に創建1000年を迎える古社・川越八幡宮。ご祭神の応神天皇は勝負や出世開運の神として崇められています。また、縁結びや安産、厄除けなどのご利益がある神社です。境内には男イチョウと女イチョウの2本があり、このご神木に触れ手を合わせると良縁に巡り逢うといわれています。また、この夫婦イチョウからは新たな命(乳・気根)が誕生しました。この安産・子宝の乳に両手で触れて、手を合わせて念じると安産・子宝のご神徳があると人気です。民部稲荷神社(みんぶいなりじんじゃ)は足腰の健康にご神徳があるとして、アスリートにも人気。マラソンランナーの記念足形やオリンピック選手のシューズなどが奉納されています。さらに、目の神様も鎮座しており、ご神木・目薬の木は、日本にだけ自生する珍しい樹木だそう。

栃木県

【上三川町】白鷺神社

世界の平和と祖国の繁栄、幸せの願いを込めた「平和の剣」

白鷺神社(しらさぎじんじゃ)は疫病が大流行した際、日本武尊(やまとたける)のご神託により、疫病退散の祈願のための祠を建ててお祀りをしたのが始まりといわれています。厄除け・交通安全のご利益がある神社です。そして、パワースポットなのが巨大な平和の剣ではないでしょうか? 日本武尊と絶えずともにあった三種の神器のひとつ・草薙の剣(くさなぎのつるぎ)の霊力にあやかって、奉納された平和の剣は、撫でると悪運・悪縁などの災いを断ち切り、開運・良縁をもたらすご神徳があるそうです。

【佐野市】朝日森天満宮

不運を“嘘”として幸運となる、鷽替神事

学問の神様として有名な菅原道真公をご祭神とする朝日森天満宮(あさひもりてんまんぐう)。合格祈願をはじめ七五三、交通安全、厄除祈願なども執り行っています。幸運を祈念する鷽替(うそかえ)神事が有名で、不運を“嘘”として幸運となることを祈念します。例年1月下旬には「うそかえ特別祈願祭」があり、願い事を託した張り子の“鷽”をご神前にお供えし、昇殿参拝を行うことができます。さまざまなデザインのご朱印があり、好きな一文字を入れられる直書きのご朱印が人気。宮司の在社時のみ、ご朱印帳への直書きを行っているそう。参道には約100本の梅の木が並び艶やか、季節になると満開の梅が春の訪れを告げてくれます。

【真岡市】大前神社

開運・金運のパワースポット

1500年以上の歴史を誇る名社・大前神社(おおさきじんじゃ)。国の指定重要文化財の極彩色の彫刻が荘厳な社殿が見事です。ご祭神は福の神様・だいこく様とえびす様で開運招福の願いを叶えてくれます。また、健康や病気平癒、縁結び、五穀豊穣、厄除け災難除け、家内安全、産業発展などさまざまなご利益をいただける神社です。 宝くじが当たると評判の約20mの高さがある巨大えびす様 は人気のパワースポット。大前神社では一粒万倍日(いちりゅうまんばいにちび)限定で、一粒万倍日ご朱印と一粒万倍守が頒布されるそう。一粒万倍日は、一粒の籾が万倍の籾になるという意味から、事始めや金銭に関わることに大変縁起が良いといわれています。公式サイトで日程をチェックしてお出かけしましょう。

【下野市】薬師寺八幡宮

病気平癒、災難除け、勝負運祈願の神社

清和天皇の勅定により875年に創建され、清和源氏の氏神様・仏法の守護神とも伝えられる古社。病気平癒、勝負運、災難除けの願掛けが多く見られます。境内にご神木が2本あり、1本は源頼義公のお手植えと伝わる樹齢約600年の大欅(おおけやき)。もう1本は大銀杏で、お乳(こぶ)が多数下がる姿から垂乳根(たらちね)の銀杏と呼ばれており、安産祈願にご利益があるとされています。天狗の伝説が残る天狗山雷電神社(らいでんじんじゃ)や勝負の神様と崇敬される千勝神社からもパワーをいただけそうです。約200mの流鏑馬参道には桜が植えられ、開花時期には華やか。大鳥居から社殿まで約50数基の春日灯籠が並ぶ様は美しく壮観です。

【下野市】下野星宮神社

厄除方位除の開運導きの神様 人々の背負う星々(一生)をお守りする

807年に藤原鎌足の子孫・飛鳥井刑部卿が開拓守護神として磐裂神(いわさく)・根裂神(ねさく)を祀ったことに始まると伝えられている下野星宮神社(しもつけほしのみやじんじゃ)。ご神徳は開運厄除、方位除け、武運、開拓、窮地を救うといった、人々が背負う星々(一生)をお守りいただける霊験あらたかな神社。神社には多くのパワースポットがあります。そのひとつ、あすなろ龍神御柱は御柱に金の縄で願掛け行う金運上昇・諸願成就のパワースポット。また、厄や魔を厄割玉に移し、勝石(魔去る石)に投げて当てることで身が清められ、勝運や幸運を授かるとされる神事もおすすめ。そして古来よりの伝統、鳥居に巻かれている「蛇」の形をしたしめ縄・蛇のしめ縄があります。このしめ縄に触れると、運気上昇・金運のご利益がいただけるとのこと。それぞれの願掛けを行い良い運気をチャージしたいですね。

茨城県

【常総市】一言主神社

一生に一度の大切なお願いを叶えてくださる

809年に創建し、大和葛城山から一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)を迎え祀ったのが起源とされている一言主神社。ご祭神である一言主大神は「言葉」の力を司る大神として、ただ一言の願いでもその言葉を疎かにせず聞き届ける神として、崇敬されています。境内の三岐の竹は、創建された土地にあやしき光が現れた後、筍が生え、一本が三つに枝分かれしたという伝説に由来するパワースポット。また、ご神木の椥(なぎ)の木は良縁の木といわれ恋愛成就にご利益があるそうです。例大祭に奉納される「からくり綱火」は仕掛け花火と木遇人形による芝居劇を組み合わせた特殊芸能で、茨城県指定無形民俗文化財に登録されています。

【稲敷市】大杉神社

夢を叶える夢むすびが人気

767年に創建された大杉神社は、全国に670社ほどある大杉神社の総本宮です。厄除の神社として有名なだけではなく、八方除、星除、空亡除(天中殺除・大殺界除)のお社としても知られています。また、夢を叶える夢むすび大明神としても有名で、明確な夢・目標を持っている人には夢むすび祈祷の三年参り、正五九参りがおすすめです。末社の大国神社には金運をもとめて、勝馬神社には競馬関係者をはじめ、競馬ファンが多く訪れます。さらに、相生神社は子授けにご利益があるとされ、子授棒を求めて来られる人が多く参拝の来られるとのこと。多くのご利益がある神社ですね。

【大洗町】大洗磯前神社

人々を難儀から救うために降臨された神が鎮座

856年に大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)が降臨し創建されたと伝わる大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)。この2柱の神様が降り立ったといわれている聖地、岩礁の上に立つ鳥居・神磯(かみいそ)の鳥居は絶景のパワースポット。鳥居の近くから昇る初日の出のスポットとしても人気です。医薬・厄除・福の神であり、恋愛成就、縁結び、家内安全、厄除け、開運招福にご利益があります。参拝とともに絶景の聖地を拝みに行ってみましょう。

【つくば市】筑波山神社

霊峰・筑波山はパワースポットの宝庫

筑波山神社は3000年以上の信仰の歴史を持つ霊峰・筑波山をご神体と仰ぐ古社で、境内は中腹の拝殿より山頂を含む約370ヘクタールに及びます。筑波男大神・伊弉諾尊(いざなぎ)と筑波女大神・伊弉冊尊(いざなみ)夫婦をご祭神とし、縁結び、夫婦和合、家内安全の神として広く信仰を集めています。境内の随神門近くに立つ樹齢約800年大杉のご神木からはエネルギーをいただけそうです。また、ご神体である筑波山にも多くのパワースポットがあります。巨岩・奇岩のガマ石や立身石、標高約877mの女体山を目指す白雲橋コース(登り約110分)には弁慶七戻り(べんけいななもどり)、高天原(たかまがはら)、胎内くぐり(たいないくぐり)などの巨岩が圧巻です。弁慶七戻りは聖界(髙天原)と俗界(現世)を分ける門で神聖な場所とされています。山頂には筑波山神社の本殿があり、眺望も素晴らしいので、ケーブルカーやロープウェイを利用してアクセスすることも可能です。登山をされる方は安全祈願をお忘れなく。

【高萩市】高萩八幡宮

八幡宮のシンボルをデザインしたご朱印がおすすめ

985年に京都府にある男山八幡宮(京都石清水八幡宮)から分霊されたのが始まりとされる、日立以北では唯一の神社・高萩八幡宮(たかはぎはちまんぐう)。本殿左側にあるご神木は国の天然記念物で、高さ約35m、幹回りが約10mある 樹齢1000年以上の爺杉(じいすぎ) 。爺杉には「息を止めて3周すると白ヘビが現れ、願い事をかなえてくれる」という伝説があるそう。そのため、古木杉に巻き付く白ヘビが描かれたご朱印が用意されています。市内在住の著名な書家と画家が手がけたご朱印で、ほかにも八幡宮ご朱印、市杵島(いちきしま)神社のご朱印もおすすめ。参道には多くの木々が並び、参道横の八幡の森は自然豊かで、癒やしの空間となっています。

【笠間市】笠間稲荷神社

門前仲町、下町のお稲荷さん

日本三大稲荷のひとつで、651年創建とされる由緒ある笠間稲荷神社。ご祭神の宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、生命の根源を司る「いのち」の根の神として農業、工業、商業、水産業など、あらゆる殖産興業の守護神として人々の生活すべてにご神徳を授けてくだります。また、五穀豊穣、商売繁栄、殖産興業、開運招福、火防(ひぶせ)の守護神として崇敬されています。ご本殿は江戸時代末期のもので国の重要文化財に指定されています。また、境内の2株の藤の木は樹齢400年に及ぶもので、そのうちのひとつ八重藤は県の天然記念物に指定されており、花が葡萄の実のように集合して咲く珍しい種類だそう。開花の季節にぜひ見に行きたいですね。

【ひたちなか市】酒列磯前神社

金運アップのパワースポット

平安時代から続くと伝えられる歴史深い、酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)。病気平癒、健康長寿、醸造発展、温泉の神に深く関わっており、古来より人々に崇められています。自然豊かな樹叢(じゅそう)が広がる参道には樹齢300年をこえる椿やタブノキがトンネル状に覆い並び、冬に椿の花が咲き誇る様は美しい景観です。また、左手には海岸を一望できる参道があり、鳥居からは美しく弧を描く海岸線を楽しめます。境内には宝くじの高額当選者が奉納された亀の石像があり、参拝してこの幸運の亀を触ると金運アップのご利益があるとされ人気です。社殿には日光東照宮の「眠り猫」を制作した左甚五郎(ひだりじんごろう)の作と伝わるリスとぶどうの彫刻があります。ブドウはたわわに実るため豊穣を、リスは多産のため子孫繁栄を意味し、大変縁起の良い組み合わせの彫刻なので、ぜひ見つけてみましょう。

【水戸市】水戸黄門神社

人々に愛される水戸黄門でおなじみの徳川光圀公誕生の地

義公(徳川光圀)生誕の跡地に立つ水戸黄門神社は水戸市指定文化財となっており、義公祠堂(ぎこうしどう)とも呼ばれています。徳川光圀は家臣である三木仁兵衛之次の屋敷で生まれ、複雑な事情から身分を隠し4歳までここで育ちました。水戸駅北口から歩いて数分、義公が居住された水戸城址に向かう途中にありますので併せて散策するのもおすすめです。

【水戸市】常磐神社

人々に慕われる光圀公と斉昭公を祀る神社

偕楽園に隣接し、徳川光圀公と徳川斉昭公を祀る常磐神社(ときわじんじゃ)。商売繁盛・交通安全・学業成就などにご利益があるといわれています。境内には、日本一の大きさがあるといわれる陣太鼓や光圀公・斉昭公の遺品遺墨をはじめ貴重な資料が展示されている「義烈館」、水戸薪能が行われる神楽殿があるほか、日本三名園のひとつ偕楽園が隣接しています。例年2月から3月にかけて行われる水戸の梅まつり期間中には、「全国梅酒まつり」が境内で開催され、全国から集まった梅酒の飲み比べが楽しめると人気です。

【常陸太田市】大中神社

自然豊かで歴史深い神社

創建は807年とされ、元九カ村(もときゅうかそん)総鎮守の大宮大明神として地域の人々に親しまれてきた大中神社本殿(おおなかじんじゃ)。ご祭神に大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀り、夫婦和合や縁結び、商売繁盛などにご神徳があるされています。ご本殿は豪華さと優美さを兼ね備えた市指定文化財。ご神木の大杉は、樹齢およそ400年を誇っています。境内社・厳島神社の湧き水につけると運勢があらわれる水おみくじや、革バンドに参拝の証である刻印を押してオリジナルのお守りを作る刻道守(こくどうまもり)がおすすめです。

【鹿嶋市】鹿島神宮

勝負運や必勝祈願のご利益で人気

鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である武甕槌大神(たけみかづきだいじん)をご祭神とする、神武天皇元年創建の由緒ある神社です。勝負運向上や勝利祈願、縁結び、安産祈願のご利益があるとされています。東京ドーム15個分に及ぶ境内地には、多くのパワースポットがあります。茨城県指定の天然記念物の樹叢(じゅそう)は600種類もの植物の宝庫。高さ約40mに及ぶご神木の杉は樹齢約1300年を数えます。そして特におすすめのスポットが、透き通る湧水で禊も行われる御手洗池。水底は一面が見渡せるほど澄みきっていて、水面に鏡のように映し出される鳥居の姿がとても神秘的です。また、鹿嶋市大船津の北浦ある鹿島神宮一之鳥居は、水上の鳥居として人気のスポットです。

群馬県

【前橋市】前橋東照宮

令和の大改修で一新された華やかな社殿が目を引く

桜の名所・前橋公園に鎮座する神社。徳川家康公を祀り400年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。ご神徳は無事長久、開運厄除、除災招福、病気平癒など幅広いものとなっています。また、併せて祀られている木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)や長壁様(おさかべさま)から安産や縁結び、菅原道真公からは学業成就などのご利益がいただけます。全国で初めて自動車専用のお祓所を設けた前橋東照宮では交通安全祈願がおすすめ。境内には「はらい川」があり、罪穢(つみけが)れを移した紙の人形(ひとがた)・車形(くるまがた)を流し、罪穢れを洗い流して厄祓いを祈願することができます。

【伊勢崎市】伊勢崎神社

伝統工芸品・伊勢崎銘仙でつくられた授与品が魅力

国司である新田義貞(にったよしさだ)が現在の地に遷し社殿を修理して、八坂神・稲荷神・菅原神の三神を合祀した伊勢崎神社。家内安全・商売繁盛・五穀豊穣をはじめ多方面にご利益があります。拝殿正面入口の上部には、戦時中、中島飛行機(富士重工業の前身)の社員が奉納した木製のプロペラがあります。飛行機が戦争から無事に帰ってくるようにと祈願したもので、渡航安全・航空安全のご利益をいただけます。伊勢崎神社はでは、伊勢崎市のかつての伝統工芸品・絹織物「伊勢崎銘仙」を復活させ製作した、ご朱印帳、ご朱印、お守り があります。伊勢崎銘仙は糸に色や柄を付けてから織る「先染め」の織物。高いデザイン性や正絹の肌触り、和紙に書くご朱印の風合いが魅力です。お守りは2つとない柄が魅力なので、お気に入りを見つけてみては。中のご内符だけ毎年取り替え、袋はずっと使用できるそうです。今年の干支・辰年にちなんだ、龍の切り絵ご朱印も頒布されるそうなので、ぜひチェックしてみて。

【みどり市】貴船神社

水の神様を祀るパワースポット

956年関東地方が干ばつに見舞われた際、京都(山城国)貴船神社・高靇大神の分霊を奉り降雨と五穀豊穣を祈願し、1668年に現在の地に建立されたといわれる貴船神社。水の神さまとして信仰が篤く、家内安全、商売繁盛、水の浄化力から厄除の神、また願い事を成就させるとして心願成就の神、交通安全の守護神として崇敬されています。社務所の近くには龍神様の水みくじがあります。引いたおみくじを水に濡らすと文字が浮かび上がってくるそうです。貴船神社の“きふね”は「気生根」とも書かれ、参拝すると生命の原動力である気力が生じて運が開け願いが叶うとされています。まずは貴船神社に1歩足を踏み入れ“気”をいただきましょう。

【下仁田町】中之嶽神社

妙義山にそびえるご神徳の高い大黒様

妙義山の一部である轟岩(とどろきいわ)をご神体とする中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)。拝殿・幣殿のみで本殿を持たない、珍しい様式となっており、拝殿から直接ご神体を拝することができます。高さ約20m、重さ約8.5トンの巨大な大黒様が鎮座していることで有名で、小槌の替わりに剣を持っている珍しい大黒様です。この剣が病や厄、悪霊を祓うといわれており、本来の福徳を授けるご利益と厄を払うご利益の両方を持つありがたい神様。運気上昇、やる気・元気が出るパワースポットとしても人気があります。大黒様があしらわれたお守りや各スポーツそれぞれのお守りなど授与品も豊富に用意されています。

【高崎市】進雄神社

健康、厄除けのご利益がある神社

869年疫病鎮静祈願のため、津島神社を勧請して創建された進雄神社(すさのおじんじゃ)。速須佐之男命(はやすさのおのみこと)がご祭神で、健康、厄除けをはじめご神徳の篤いお社として崇拝されています。戦国時代の武田、上杉、北条などの武将たちの戦勝祈禱文書や社家の安堵状(権利を保証する書状)が今に伝えられ、篤く崇拝された様子がしのばれます。参道左手には青銅製の神馬(しんめ)が鎮座しています。大神様の乗る馬で、韓國(からくに)に旅して日本に檜・杉・楠などの木種をもたらしたと伝わり、足や腰の悪い人は神馬の同じ部分を撫でると、ご利益をいただけるそうです。また、神苑にはクジャクや鯉などがおり、神秘的な白クジャクも見どころです。

【藤岡市】富士浅間神社

富士山の神を篤く信じていた日蓮により祀られた

ご神体は富士山。気軽に富士山をお参りすることができないため、富士山に見立てた丘に建てられた富士浅間神社。ご祭神は桜の女神・木花咲耶姫(このはなくさやひめ)。歴史書「古事記」には、炎の中で生んだ子を無事に育てたという神話があり、子どもの守り神さまとして知られています。お宮参り・安産祈願・七五三など子供の幸せを祈る場として信仰が篤く、通称「ペタンコお宮参り」といわれるお宮参りでは、赤ちゃんの額にご神紋の印を押す「初山(はつやま)」という神事が特徴です。初山は、赤ちゃんにとって初めての富士山参りだそうです

【前橋市】赤城神社

女性のためのパワースポット

主祭神に赤城山と湖の神様・赤城大明神(赤城姫)を祀る赤城神社。赤城山の峰々の神も併せて祀られています。大沼にある小鳥ヶ島に鎮座しており、美しい朱塗りの神橋・啄木鳥橋(きつつきばし)を渡り社殿へ向かいます。鳥居をくぐると大沼を見渡す景色が広がり、境内からは外輪山の山々が一望できます。女性の願掛け神社としても、古くから信仰されており、縁結びや恋愛成就、安産、子育てなどにご利益があります。女性の願いを叶え、お護りくださる姫守や、赤城姫の伝説にちなんだ、美しい心と姿をそなえた子どもが生まれますようにと願う安産美人祈願のお守りがおすすめです。

【渋川市】伊香保神社

有名温泉地を見守る神社

伊香保温泉の湯元近く、石段街を登った場所に鎮座する伊香保神社。「伊香保」の地名は古く万葉集の東歌にも詠まれており、1100年以上の歴史を誇る古社です。ご祭神は、温泉・医療・商売繁盛の神である大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)であり、湯元近くに移ってから後のご祭神といわれています。また、この二神は子宝さずけの神様ともいわれています。身体を温める温泉と併せれば、さらにご利益が高まりそうですね。伊香保温泉名物365段の石段の一番上にありますが、途中にはお土産屋さんや飲食店などがありますので、散策しながら訪れるのが良いでしょう。

【桐生市】桐生天満宮

関東五大天神のひとつ、桐生領総鎮守

菅原道真公をはじめ、道真公のご先祖である天穂日命(あめのほひのみこと)をお祀りしています。学業合格祈願のほか、厄除・方位・風水、安産・子育てなどにご利益があります。社殿の彫刻や絵画には「龍」が多く、特に本殿向拝の彫刻と拝殿天井画の「貴龍」は有名で、これが「桐生」の地名とも結びつき、昇運の神・桐生天神として篤く信仰されています。本殿内陣には、風水に基づいてご神体の四方を守護する霊獣、すなわち東の青龍(職業・学業)・西の白虎(商業・金運)・南の朱雀(家運・良縁)・北の玄武(健康・厄除)の四神を配しています。参拝、祈願される全ての人々がこの理想的な風水によって護られ、大地のエネルギーを授かるとされています。

おわりに

関東でおすすめの運気が上がる神社をご紹介しました。それぞれさまざまなご利益や特徴がありますね。訪れる際には、必ず作法に則ったお参りをしましょう。作法を守ることで、きちんとご利益を授かることができます。また、霊山や森などのパワースポットを訪れる際には、小石ひとつでも持ち帰ることを禁止している場合があります。軽率な行動は控えましょう。いただいたお守りは毎日、肌身離さず持ち歩くのが良いようです。そして、願いが叶ったら、お礼のお参りもお忘れなく。パワーチャージをして2024年を豊かに過ごしましょう。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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