【関東近郊】日帰りで行ける! おすすめの避暑地18選

【関東近郊】日帰りで行ける! おすすめの避暑地18選

自然・絶景

2023/11/22更新

暖かくなってきたら、夏はもう目の前!お出かけを計画するなら、早めに予定を立てておきたいところです。夏のお出かけは涼しい場所で過ごせる避暑地がおすすめ。どこに行こうか悩んでいる方は、避暑地にお出かけしてみませんか?
避暑地と聞くと、関東から離れた場所をイメージするかもしれませんが、実は日帰りで行ける関東近郊にもあるのです。アクティブな体験ができる場所もあり、のんびり過ごすだけでなく、おもいっきり体を動かしたい方も楽しめます。それぞれ思い思いの過ごし方ができるのも魅力ですよ。ここでは、日帰りで行ける関東近郊の避暑地18ヶ所をご紹介します。ぜひ、郊外の自然溢れるスポットへお出かけしてみましょう。

【茨城県】袋田の滝

日本三名瀑の「四度の滝」

幅約73m、高さ約120mの大きさで、滝の流れが4段に落下することから「四度の滝」とも言われ、日本三名瀑の一つとなっている滝です。滝つぼから10mほどに迫る観瀑台では、滝の水しぶきや水音を間近に体感できます。恋人の聖地にも選定されているため、カップルでのデートやプロポーズにもおすすめです。

【茨城県】筑波山

信仰の山として親しまれる名山

「西の富士、東の筑波」と称され、朝夕には山肌の色を変えるため「紫峰(しほう)」とも呼ばれています。山頂まではロープウェイ・ケーブルカーが整備されており、アクセスも便利。また、1,000種以上の植物を楽しめる山中は、初心者でも山頂を目指すことができる登山コースとなっており、お子さんと一緒に自然を楽しめます。

【茨城県】竜神大吊橋

日本最大級の歩行者専用吊り橋

歩行者専用橋の中で日本最大級の長さを誇り、竜神ダムの上にかけられた橋。スケールの大きさだけでなく、橋の上から見える四季折々の景観にも圧倒されることでしょう。8月上旬~中旬には「灯ろうまつり」が開催。灯ろうと竹灯りによる幻想的な夕べを堪能できるので、日常を忘れて自然の中で楽しみたい方はぜひ訪れてほしいスポットです。

【栃木県】殺生石

「九尾の狐」伝説に彩られた那須の名所

岩石が一面に転がり、硫黄の匂いが立ち込める景勝地。独特の雰囲気を醸し出しており、非日常が味わえる地です。那須高原展望台までは、遊歩道が整備されているため、那須湯本温泉の立ち寄りスポットとしてもおすすめ。「九尾の狐」にまつわる伝説も残されており、少し寒気のするミステリースポットともいえるでしょう。

【栃木県】戦場ヶ原

湿原植物の宝庫

かつての湖が湿原化してできた広大な湿原地帯。湿原内には、約350種類もの植物が自生し、野鳥の観測ができます。ラムサール条約にも登録され、日常では味わえない自然を肌で感じられる場所です。湿原には、自然研究路が整備され、2時間ほどのハイキングコースもあります。家族で自然を感じに訪れるのもいいでしょう。

【栃木県】華厳ノ滝

日本三名瀑の壮観な滝

高さ約97m岸壁を一気に落下する滝は、日本三名瀑の一つに数えられています。魅力は、エレベーターを利用すれば、爆音とともに水しぶきがあがる姿を間近で見られるところ。飛び散る水しぶきが夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。また、真夏でも15度の涼しさを体感できる地下通路もあり、本当に涼しい避暑地を関東でお探しの方にはぴったりの場所です。

【栃木県】中禅寺湖

湖畔の絶景を望む

標高約1,269mの高所に位置する周囲約25mの湖は、約2万年前の男体山(なんたいさん)の噴火によって原型ができたといわれています。この湖は、明治から昭和初期に外国人の避暑地として人気で、現在では釣りの名所としても知られている場所です。四季折々の景色を遊覧船に乗って楽しめるため、1日自然を感じながらのんびり過ごしたい方にはいいでしょう。

【栃木県】竜頭ノ滝

奥日光を代表する名瀑

岩肌を滑るようにして流れる滝は、奥日光三名瀑のひとつになっています。2枝に分かれた水の様子が竜の頭に見えることが名前の由来です。男体山の噴火でつくられた溶岩の急斜面を流れ落ちていく渓流瀑は、清涼感満点! 四季を感じられる景色を背景に、水の力強さを感じながらマイナスイオンを浴びてみてはいかが?

【栃木県】湯ノ湖

山に囲まれた神秘的な湖

標高約1,478mの場所に位置し、三方を山で囲まれ、どことなく神秘的な雰囲気が漂っている湖です。湖周辺は、広葉樹や針葉樹の原生林が手つかずのまま残っています。周囲約3kmの湖畔には1時間ほどで歩ける散策路があり、自然の英気を養うにはぴったり! 5月~9月は、マス釣りもできるため、釣り好きな家族やカップルにもおすすめです。

【栃木県】龍王峡

火山岩と渓流が織りなす自然の芸術

海底火山活動で噴出した火山岩によってできた渓谷。むささび橋からの眺めは、清流と巨岩が織りなす自然の芸術品です。渓谷周辺は自然探求路となっており、さまざまな形や色の岩々や植物、動物、野鳥などを観察しながらハイキングを楽しむことができます。お子さんと一緒に自然を発見しながら、探索するのも楽しそうですね。

【群馬県】榛名湖

レジャーも楽しめる天空の湖

榛名山の噴火によって生まれた湖で、標高約1,100mに位置する日本で2番目に標高の高い湖です。周囲も約5.0kmと広大。自然が溢れており、四季折々の花が楽しめる場所でもあります。また、一番の特徴は、爽やかな環境でボートや遊覧船、サイクリング、トテ馬車などができるレジャースポットでもある点です。アウトドア好きカップルやファミリーなら、楽しめること間違いなし!

【群馬県】尾瀬ヶ原

本州最大の湿原地帯

本州最大級の湿原地帯は、国立公園、ラムサール条約湿地などに指定されています。日常ではなかなか味わえない澄んだ空気や広大な景色、鳥たちの鳴き声などを楽しめるため、ハイカーにも大人気の場所です。また、花の楽園とも呼ばれ、季節に合わせて移り変わる景色に心安らぎます。夏にもおすすめな非日常を味わえるスポットです。

【群馬県】尾瀬沼

沼畔の遊歩道をゆったりと散策

標高約1,660mにある湖沼。標高が高いため、紅葉は早く、雪解けは遅くなります。そのため、避暑地としてもおすすめです。1日の中でも刻一刻と景色が映り変わるので、日帰りでも変化を楽しむことができますよ。周囲約8km、2時間30分ほどの遊歩道が整備されており、ハイキングも快適です。

【千葉県】養老渓谷

絶景の渓谷美を堪能

房総半島の中心に位置する千葉県有数の温泉地で、渓谷には複数の滝が点在。養老川沿いには遊歩道が整備されているので、四季の景観に癒されながらハイキングを楽しめます。パワースポットとしても有名な場所で、都会の疲れを癒すにはぴったりです。夏は清涼感が漂っているため、暑さを忘れられるでしょう。

【埼玉県】嵐山(らんざん)渓谷

埼玉県を代表する景勝地の一つ

槻川(つきかわ)の橋からの景観が京都の嵐山(あらしやま)に似ていることから名づけられた渓谷。渓谷は四季折々の植物や珍しい動物などを観察できる場所です。中にはきれいな水でしか生息できない水生動物などが見られることも。槻川橋下には、バーベキュー場もあるため、夏は渓谷の散策とともに、昼には仲間や家族とバーベキューを楽しむのもいいでしょう。

【埼玉県】長瀞(ながとろ)渓谷

荒川の清流がつくりだした景勝地

国指定の名勝及び天然記念物にも指定されており、全長約6kmにも及ぶ渓谷。隆起した結晶片岩が畳を敷き詰めたように広がっている岩畳が特徴的です。上長瀞駅や長瀞駅が近くにあるため、電車でも訪れやすい避暑地でもあります。ラインくだりも人気でコースの難易度も選べるので、気分でコースを変えて楽しんでみては?

【東京都】目黒川

遊歩道に沿って水辺を散策

人気の繁華街や高級住宅街を約8kmにもわたって横断し、東京湾に合流する目黒川。都心に近いアクセス環境にあるにも関わらず、都心の雑踏を忘れるほどのんびりとした雰囲気が流れています。犬連れのお散歩やデートの合間にふらっと立ち寄って一息ついてみて。

【東京都】秋川渓谷

滝や巨岩、四季の自然を観賞

東京都心から1時間ほどの場所に位置し、ドライブがてら気軽に立ち寄れるスポット。緑豊かな清流は、多摩川支流の中で最大といわれており、全長約20kmにも及びます。また、トレッキングやバーベキュー、キャンプ、渓流釣りといった自然の遊びが満喫できる場所です。四季折々の美しい自然を満喫しながら、アクティブに過ごしてみてはいかが?

都心から日帰りで行ける避暑地へGO!

関東近郊の避暑地には、日帰りで行ける穴場スポットが数多くあります。今回ご紹介したスポットは、電車で行ける場所や、子連れやカップルでも楽しめるスポット、アウトドア好きにもおすすめのスポットなどさまざまです。なかには、温泉のついでに立ち寄れたり、ドライブ感覚で行ける身近な避暑地も。自然に触れると、日常の忙しさやストレスからも解放され、リフレッシュできるでしょう。また、のんびり非日常を過ごせるだけでなく、キャンプやトレッキングなどアクティブな体験ができるスポットも多くあります。思い立ったらすぐ行ける距離の日帰りスポットばかりなので、都心に住んでいる方もぜひ足を運んでみてください。

旅色編集部 たじま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 たじま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.