

夏になると食べたくなるソフトクリーム。特に観光地には、ご当地ソフトクリームや牧場の濃厚ミルクで作られたものなど、さまざまな味や見た目のソフトクリームが揃っています。せっかく旅先で食べるなら、かわいくて美味しいフォトジェニックなソフトクリームを味わいたいもの。旅先で食べればテンションが上がること間違いなしのソフトクリームをご紹介します。
アイスクリームは、柔らかいクリームを急速に冷やして固めて作り、-30度程度で保管します。一方ソフトクリームは、-5~-7度程度で保管。さらに、保管している間も機械の中でかき混ぜているので、アイスクリームに比べて空気を多く含みます。この温度と空気が、ソフトクリームのなめらかな食感を生み出すのだそうですよ。
ソフトクリームといえば、コーンカップが定番。この「コーン」はトウモロコシのことだと思われがちですが、英語にすると「cone」、つまり円錐のことです。コーンカップの原料はトウモロコシでなく、小麦粉やベーキングパウダー。そのサクサクの食感と香ばしい香りで、ソフトクリームの甘さが引き立つように作られています。
ソフトクリームの起源は、紀元前2000年頃の中国だと言われています。当時とても貴重だった牛乳を保存するため、長時間煮てから雪で冷やしたものがソフトクリームの始まりだそう。ソフトクリームが日本に伝わってきたのは1951年。模擬店で売られたのが最初です。それからまもなく、飲食店でも売られるようになりました。