【日帰り電車旅・半蔵門線・南北線】東京メトロ24時間券で行くおすすめスポット23選

【日帰り電車旅・半蔵門線・南北線】東京メトロ24時間券で行くおすすめスポット23選

観光・カルチャー

2023/11/22更新

東京スカイツリーや本の街・神保町、若者文化の最先端の渋谷・表参道などをつなぐ東京メトロ「半蔵門線」。首都・東京の歴史が感じられる迎賓館、縁結びのパワースポット・東京大神宮、ファミリーからデートまで老若男女を問わずに楽しめる東京ドームシティなど、さまざまな色合いの街へとつながる東京メトロ「南北線」。今回はお得な「東京メトロ24時間券」を利用して訪れることができる、おすすめスポット23選をご紹介します。

「東京メトロ24時間券」とは?

そんな日帰り観光にぴったりな東京メトロ半蔵門線・南北線沿線をお得に巡ってみませんか? 東京メトロが運営する全9路線を、24時間乗り放題で利用できる「東京メトロ24時間券」は、大人600円、子ども300円で購入することができます。最も安い180円の区間でも、4回乗車すれば元が取れる便利な乗車券なんです。
こちらは東京メトロ各駅の券売機にて購入可能で、中野駅・西船橋駅・渋谷駅を除く、東京メトロ定期券うりばで購入できます。使い方は、通常の切符と同じように改札機に通すだけで、簡単に利用できます。もし、乗り越してしまっても、改札内で精算できるのも安心です。

東京メトロ 半蔵門線 路線図

東京メトロ 南北線 路線図

東京メトロ 半蔵門線 路線図

東京メトロ 南北線 路線図

半蔵門線

渋谷駅

ヨシモト∞ホール

笑いに包まれて日頃のストレスも発散できる

さまざまな賞レースやテレビ番組で活躍する25組の看板芸人と、ネクストブレイクが期待される35組のムゲンダイユースが所属する劇場が、「ヨシモト∞ホール」です。芸人によるネタ披露やトーク、企画ライブ、オーディションなどが、日々開催されています。公式HPをチェックすれば、その日に出演する芸人が分かるので、推し芸人の生ライブを堪能するも良し、ムゲンダイユースの中から未来のスターを探し出すも良し。自分の好みで生のお笑いライブを楽しみましょう!
※東京メトロ半蔵門線渋谷駅より徒歩約7分

渋谷センター街

老舗から最先端のお店まで所せましと立ち並ぶ

「渋谷センター街」は、駅前のスクランブル交差点を超えた先にある渋谷のシンボル的商店街です。レストランやカフェといった飲食店のほか、若者向けファッションの店も所狭しと並んでいます。なかには100年以上続くフルーツパーラーなど、珍しいお店もあるので、自分好みの店を探してみては? 夏は七夕まつりや渋谷金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)例大祭、冬はハロウィンやイルミネーションなどさまざまなイベントで盛り上がります。
※東京メトロ半蔵門線渋谷駅より徒歩約3分

コスモプラネタリウム渋谷

星空解説員のアドリブトークが来場者を楽しませてくれる

渋谷駅から徒歩約5分の場所にある渋谷区立の「コスモプラネタリウム渋谷」。子どもから大人まで楽しむことができる豊富なプログラムが魅力です。同館最大の特徴はユニークな星空解説員たち。最新の天体情報を披露しながら、さまざまなアドリブトークで来場者を楽しませてくれます。同じプログラムでも、解説員によって違ったアプローチをしてくれるので、何度も足を運びたくなるはずです。その日に担当する解説員は公式SNSをチェックしましょう。
※東京メトロ半蔵門線渋谷駅より徒歩約3分

表参道駅

表参道・新潟館ネスパス

新潟の食の魅力を発信

「表参道・新潟館ネスパス」は、食を中心に新潟の魅力を発信するアンテナショップ。物産コーナーでは、新潟ならではの美味しい食品を多数販売しています。併設されている「新潟清酒立ち呑みBARCOCO」では、なんとワンコインで新潟の地酒3種の飲み比べが可能です。ジャンボで食べ応えバツグンの栃尾の「ジャンボ油揚げ」、鮭を塩こうじで熟成した鮭の塩辛いくら和え、日本海産ホタルイカの沖漬けなど、新潟ならではのおつまみも豊富です。休憩やランチに立ち寄ってみるのもおすすめです。
※東京メトロ半蔵門線表参道駅より徒歩約1分

表参道ヒルズ

おしゃれな休日を過ごして感性を磨こう

同潤会青山アパートの再開発プロジェクトとして誕生した「表参道ヒルズ」。青山アパートは表参道を象徴する存在として80年以上の歴史を持つ建造物でした。そこで再開発される表参道ヒルズの一部に、アパートの建材の一部を再利用した同潤館と呼ばれる棟を建設。そのため、この棟の外観は近代的な本館、西館とは異なるレトロな佇まいです。
館内は、およそ100店舗ものブランド店やレストランが営業中。表参道駅側の同潤館エリアの絵画・写真・彫刻の鑑賞ができる「ギャラリー同潤会」、さまざまな展示が並ぶ画廊「ギャルリー412」ではアートが楽しめます。
※東京メトロ半蔵門線表参道駅より徒歩約2分

根津美術館

日本を代表する建築家・隈研吾氏が設計したモダンな美術館

東武鉄道の社長を務めた根津喜一郎氏が収集した、日本や東洋の古美術品コレクションを保存・展示するため、1941(昭和16)年にオープンした「根津美術館」。2021(令和3)年12月末時点で7,613件が所蔵されており、国宝7件、重要文化財88件、重要美術品95件が含まれています。時期によりテーマを変えて展示を行っているので、訪れるたびに新鮮な気持ちで鑑賞できます。そのほか、自然豊かな庭園の散策もおすすめです。特にカキツバタが見頃を迎える4月末と、紅葉が美しい秋には多くの人でにぎわいます。
※東京メトロ半蔵門線表参道駅より徒歩約8分

九段下駅

靖国神社

日本の歴史に思いを馳せながら参拝を

1869年(明治2)年に創建され、初詣、春秋の例大祭、夏の「みたままつり」など年間約500万人の参拝者が訪れる「靖国神社」。幕末の志士から第二次世界大戦までの戦没者246万6,000人の魂が祀られています。境内には、気象庁が指定した桜の標本木があり、これが5輪以上咲くと、東京の“桜開花宣言”が出されることでも有名ですね。神社内にある博物館「遊就館(ゆうしゅうかん)」では、神社に祀られている戦没者の遺書・遺品などが展示されています。
※東京都半蔵門線九段下駅より徒歩約5分

押上駅

すみだ水族館

涼し気に泳ぐ魚たちに癒やされる

東京スカイツリータウン(R)・ソラマチ内にある「すみだ水族館」はアクセスしやすく、東京スカイツリー(R)の観光もできることから、都内屈指の人気観光スポットとなっています。
マゼランペンギンがのんびりと泳ぐ姿を見ることができる国内最大級のプール型水槽、世界自然遺産・小笠原諸島の海に住むシロワニやエイなど約50種450点の生き物が優雅に泳ぐ大水槽、身近な魚であるさまざまな種類の金魚が展示されている「江戸リウム」など見どころ満載です。
※東京メトロ半蔵門線押上駅より徒歩約5分

東京スカイツリー(R)

下から見上げる迫力満点の姿も見どころ

高さ634mを誇る、世界一高い自立式電波塔「東京スカイツリー(R)」。地上350mと450mの位置に展望台が設置され、晴れていれば東京タワーや六本木ヒルズ、サンシャイン60など東京の絶景が一望できるほか、房総半島や三浦半島、富士山まで見渡すことができます。スカイツリーは上からの景色だけではなく、下から見上げた姿も要チェック。スカイツリーのほぼ真下、スカイアリーナから見上げるように撮影すれば、迫力満点の一枚になること間違いなし。
※東京メトロ半蔵門線押上駅より徒歩すぐ

コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン®

心地よい空間で星空観察

世界一高い電波塔として知られる、東京スカイツリー®がそびえ立つ「東京スカイツリータウン®」。人気の複合施設の中にある「コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン®」は、星空を眺めるだけでなく、さまざまなプログラムが用意されています。また、プラネタリウム体験を、より至福の時間にするために設けられた3席の“三日月シート”は寝転びながら星空を観賞できるとカップルに大人気です。
※東京メトロ半蔵門線押上駅より徒歩約10分

南北線

西ヶ原駅

旧古河庭園

和と洋が調和するレトロな庭園

旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを手掛けた建築家ジョサイア・コンドルが設計した「旧古河庭園」は、1917(大正6)年に竣工されました。伝統的な手法と近代的な技術、和と洋の調和が特徴です。平安神宮神苑などを手掛けた庭師・小川治兵衛による日本庭園、バラやツツジが見事に咲き誇る洋風庭園も見どころ。特にバラが見頃を迎える5月中旬~6月上旬、10月中旬~11月上旬は美しいバラを求めて多くの人が訪れます。
※東京メトロ 南北線西ヶ原駅より徒歩約7分

駒込駅

東洋文庫ミュージアム

独特の展示演出が話題のミュージアム

約100年の歴史を有する、アジア全域の歴史・文化に関する東洋学専門の図書館「東洋文庫ミュージアム」。約2万4,000冊もの本が並ぶ書棚や、照明を極限まで落とした展示演出などは見応え抜群です。
併設する「オリエント・カフェ」は小岩井農場が運営しています。そのため牛乳やバターといった小岩井農場産の乳製品がたっぷり使われ、ハンバーグやステーキには「小岩井ビーフ」が使用されているのが特徴です。ミュージアムを見学した後には、こちらのカフェに訪れてひと休みするのも良いですね。
※東京メトロ南北線駒込駅より徒歩約8分

後楽園駅

東京ドームシティ アトラクションズ

都市型アミューズメントパークで大人も童心に帰ろう!

戦隊ヒーローやアニメキャラクターのショーでおなじみの「東京ドームシティ アトラクションズ」。東京の景色が一望できる観覧車や、ビルの合間を高速で駆け抜けるスリル満点なジェットコースター、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏が手掛けた本格的なお化け屋敷など、子どもはもちろん、大人も存分に楽しめます。待つことなくアトラクションに乗れる、別売りの「スキップパス」もあるので、上手に使ってスムーズに園内を回りましょう。
※東京メトロ南北線後楽園駅より徒歩約5分

東京ドームシティ

プロ野球観戦からヒーローショーまで楽しめる

野球・ラグビー・スノーボードの試合やコンサートなどが行われる東京ドームを中心に、スパや遊園地、ホテルなどが集まる複合施設「東京ドームシティ」。大人から子どもまで楽しめるアトラクションや天然温泉「Spa LaQua(スパ ラクーア)」、80店舗以上のレストラン・専門店など、一日を通して遊べます。また、東京ドームシティでは日々さまざまなイベント・キャンペーンを実施。気になる催しを行っていたら、ぜひ立ち寄ってみては?
※東京メトロ南北線後楽園駅より徒歩約5分

後楽園ホール

歴史に残る名勝負に出合えるかも?!

ボクシングやプロレスなど、格闘技の数々の名勝負が行われ、日本格闘技界の殿堂として知られる「後楽園ホール」。格闘技の試合以外にもダンスのコンテストやコンサート、人気長寿番組「笑点」の番組撮影などにも使用される多目的ホールです。イベントの開始前には、時間に少し余裕を持って、ショッピングやラクーア散策を楽しんだり、イベント終了後は熱気で火照った身体を整えるためにスパへ行ったりするのもおすすめです。
※東京メトロ南北線後楽園駅より徒歩約5分

東京ドーム

選手たちがプレーするグラウンドでピッチング体験はいかが?

1988(昭和63)年にオープンした日本初のドーム型球場「東京ドーム」。読売ジャイアンツの本拠地としてプロ野球の試合が行われるだけでなく、アイドル・アーティストのコンサートや販促イベントなど、一年中さまざまな催しが開かれています。東京ドームでは、普段見ることができないドームの裏側や、選手たちがプレーするグラウンドでピッチング体験ができる「TOKYO DOME TOUR」も実施しています。臨場感たっぷりのグラウンドを思いきり満喫しましょう!
※東京メトロ南北線後楽園駅より徒歩約5分

東京ドーム天然温泉 Spa LaQua

充実した設備が整う安らぎ空間

「Spa LaQua(スパ ラクーア)」は、地下約1,700mから湧き出る天然温泉のスパ施設。痩身の湯・美肌の湯と呼ばれる温泉は、肩こり・冷え性・疲労回復に効果が期待されるほか、保温・保湿効果にも優れているそう。多種多様な岩盤浴と南国ムード中でのんびり休憩できる「ヒーリング バーデ」も人気。「バーデカフェ」ではアルコールやソフトドリンク、スムージー、軽食などを提供しているので、開放的なオープンデッキでドリンクを楽しみながらリゾート気分を満喫しましょう。
※東京メトロ南北線後楽園駅より徒歩約5分

小石川後楽園

都会の真ん中で自然を楽しめる

1629(寛永6)年、水戸徳川家初代藩主の徳川頼房が造営を始め、2代藩主の“水戸黄門”として知られる徳川光圀が完成させた「小石川後楽園」。都会の真ん中で美しい桜や紅葉が楽しめるスポットとして、シーズンには多くの人が訪れます。日本各地と中国の景勝地が巧みに表現されており、ぐるっと一周することでさまざまな風景が楽しめる庭園です。歩き疲れたら、園内の歴史的な建物「涵徳亭(かんとくてい)」で、ゆっくり抹茶を味わうのはいかがでしょう。
※東京メトロ南北線後楽園駅より徒歩約5分

飯田橋駅

東京大神宮

「東京のお伊勢さま」で良縁祈願を

1880(明治13)年の創建以降、「東京のお伊勢さま」として親しまれてきた「東京大神宮」。伊勢神宮がある三重まで参拝できない人々が、伊勢神宮を参拝したときと同じご利益が得られる遥拝殿として建てられました。日本初の神前結婚式を行った神社として知られ、縁結びのパワースポットとしても人気です。3月3日のひなまつり・7月7日の七夕では、それぞれイベントが行われ、この日しか手に入れることができない特別なお守りが販売されます。
※東京メトロ南北線飯田橋駅より徒歩約5分

四ツ谷駅

迎賓館(赤坂離宮)

煌びやかな宮殿建築が見学できる

1909(明治42)年、皇太子の東宮御所として建設された「迎賓館(赤坂離宮)」は、現在、世界各国の国王・大統領といった要人を迎える外交の場として活用されています。日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物であり、2009(平成21)年の大規模改修工事の後、国宝として認定されました。各国要人が来日していない場合、一般公開もされているので、機会があれば煌びやかでありながら、気風あふれる館内を見学してみましょう。
※東京メトロ南北線四ツ谷駅より徒歩約7分

東京都庭園美術館

アール・デコ様式の建築・空間を活かした展覧会・緑豊かな庭園を有する美術館

1933(昭和8)年に建てられた旧朝香宮邸と庭園を利用して、1983(昭和58)年にオープンした「東京都庭園美術館」は、貴重な歴史的建造物として国の重要文化財に指定されています。旧朝香宮邸はアール・デコ様式という定規で引いたような直線やコンパスで描いたような円形などの幾何学模様を用いた様式で建てられているのが特徴です。館内はフランスのガラス工芸家・ラリックが手掛け、華やかな内装が目を引きます。
※東京メトロ南北線白金台駅より徒歩約5分

目黒駅

目黒川

川沿いには立ち寄りスポットがたくさん

春には約800本もの桜が咲き誇る、花見の名所として有名な「目黒川」。川沿いには個性的なショップや飲食店が並び、散策するにはもってこい。また、目黒川の近くには魅力的な観光スポットもたくさんあります。国の重要文化財に指定され、歴史ある日本邸宅が見られる「旧朝倉家住宅」など立ち寄りたくなる場所が見つかるはず。
※東京メトロ南北線目黒駅より徒歩約10分

どちらからも近いスポット

永田町駅

豊川稲荷東京別院

東京屈指のパワースポット。御朱印長にも注目

豊川稲荷東京別院は、江戸時代に町奉行として活躍し、時代劇の「大岡越前」で有名な大岡越前守忠相(おおおかえちぜんのかみただすけこう)。が、愛知の豊川稲荷の分霊を自邸で祀っていたことが由来とされています。
境内には、大岡廟や財宝を生む融通稲荷、子宝観音、霊狐塚(れいこづか)、七福神巡りなど見どころ満載。また、有名な和紙の老舗・日本橋榛原(はいばら)の和紙を使ったおしゃれな御朱印帳も有名です。柄や色のバリエーションが豊富なので、どれにしようか迷ってしまいそう。
※東京メトロ半蔵門線、南北線永田町駅より徒歩約5分

おわりに

普段から東京メトロ半蔵門線・南北線を利用している方々でも、乗り降りのない駅周辺は知らないことばかりかも。路線を決めた電車旅をしてみることで、「こんな場所あったんだ!」「〇〇は知っていたけど、この駅だったのか!」という発見があるはず。まずは、一番気になったスポットを拠点に、今回ご紹介したスポット巡りを楽しんでみてはいかがでしょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.