雨の日だってお出かけを楽しみたい！大人の旅におすすめのモデルコース8選

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2023.05.31

旅行プラン

もうすぐ梅雨シーズンに突入。雨が降るとお出かけするにもいろいろと気を使ってしまいますよね。とはいえ、雨だからと家にじっとしているのはもったいない……と思っている方も多いのでは？
今回はそんな方におすすめしたい、雨の日でも遊べる場所をご紹介します。これを見れば梅雨シーズンの旅行も心配無用！大人の旅にぴったりの場所ばかりですよ。

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①【神奈川県・あじさい電車】箱根の景色を堪能する大人の乗り物旅
 ②【岩手県・みちのくあじさい園】天然記念物の渓谷美と日本最大級のあじさいを眺める大人旅
 ③【東京都・すみだ水族館】雨の日の王道デートプラン
 ④【石川県・近江町市場】アーケード内で楽しむ食べ歩き旅
 ⑤【鹿児島県・3515（さんごじゅうご）】鹿児島の繫華街「天文館」で名物を味わうグルメ旅
 ⑥【東京都・三鷹の森ジブリ美術館】SNS映えスポットを巡る大人の女子旅
 ⑦【東京都・東京都庭園美術館】恵比寿と目黒を満喫する雨の日のお散歩旅
 ⑧【茨城県・道の駅さかい（茶蔵内）SHED】隈研吾の建築を巡る大人のひとり旅

雨ならではの遊び方ってどんなことがある？

梅雨になると、遊び方が制限されると思っている方も少なくないでしょう。しかし、実はそのなかでも、この時期ならではの楽しみ方や雨の日でもお出かけできるスポットがたくさんあります。
梅雨といえばあじさいが活き活きと咲く季節。全国にはあじさいの観賞スポットがありますが、色とりどりに咲く姿が見られるのは梅雨シーズンのみです。また、水族館や美術館などの屋内スポットなら雨の日でも関係なく楽しめますよ。ここでは東京のみならず、岩手県や石川県、鹿児島県などを旅するプランもご紹介します。

①【神奈川県・あじさい電車】箱根の景色を堪能する大人の乗り物旅

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梅雨の時期にぜひとも訪れたいのが箱根。毎年6月中旬頃になると、箱根登山鉄道の沿線にあじさいが咲き誇ります。この時期の箱根登山電車は「あじさい電車」と呼ばれており、全国から多くの方が訪れる箱根自慢のスポットです。
箱根登山電車は箱根の山を登っていくため、各地点の標高差によりあじさいの見頃が異なるのが特長です。スタート地点である箱根湯本駅付近では6月中旬～6月下旬頃まで、終点の強羅駅では6月下旬～7月中旬頃まで楽しめますよ。車窓から雨露に濡れた美しいあじさいの風景を眺めてみては？

2日目は芦ノ湖クルーズを楽しみましょう。芦ノ湖にある桃源台港・箱根町港・元箱根港を結ぶ「箱根海賊船」は、子どもから大人まで楽しめる大人気の観光船です。湖上から見る箱根の景色はどこを切りとっても圧巻の眺め！晴れの日は富士山の絶景も楽しめますよ。
3隻の海賊船が運航しており、どれもラグジュアリーな装いが魅力的で写真映えすること間違いなしです。大切な方と優雅なひとときを過ごしてみませんか？

②【岩手県・みちのくあじさい園】天然記念物の渓谷美と日本最大級のあじさいを眺める大人旅

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自然を観賞しながらゆったりと過ごしたい方におすすめなのがこちら。国の名勝・天然記念物として有名な「厳美渓」は、栗駒山を水源とする磐井川の中流付近に位置する約2kmの渓谷です。水流によって浸食された岩肌とエメラルドグリーンの川面が息をのむほど美しく、訪れた人々を癒やしてくれます。
遊歩道にある御覧場橋（つり橋）は、上流の激しい流れと下流の落ち着いた淵の対照的な景色が見られる人気のスポットです。自然が織りなす風景を観賞して心身ともにリフレッシュしましょう。

岩手県の梅雨の観光地といえばここ！「みちのくあじさい園」は、広大な杉林のなかに広がる日本最大級のあじさい園です。園内には山あじさいやエゾあじさいなど約400種を超える品種があり、開花時期を迎えると約４万株ものあじさいが咲き誇ります。
広い園内を案内してくれる有料の運転手付きのカートも用意されているので、歩き疲れる心配はなし！運転手付きカートは4台のみで予約優先のため、事前にチェックしておきましょう。開園期間は6月下旬～7月下旬までとなるので、お早めの来園がおすすめですよ。

なお、開催期間の最後の3日間は「あじさい池」が登場します。色とりどりのあじさいが池を美しく彩り、その姿はまるでお花畑のよう。SNS映え写真を撮るのにぴったりなスポットです！

③【東京都・すみだ水族館】雨の日の王道デートプラン

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雨を気にせず東京観光を楽しみたい方にはこちらのプランがおすすめ。東京スカイツリータウン・ソラマチの5～６階にある「すみだ水族館」では、約250種ものいきものを展示しています。小笠原諸島の海を表現した「小笠原大水槽」には、シロワニやエイなど約50種もの魚が泳ぎ、美しい海の世界を目の前で体感できますよ。

国内最大級といわれる「屋内開放型水槽」にはマゼランペンギンの姿も。2層吹き抜けの展示空間なので、上・下・横といろんな角度からペンギンたちを観察することが可能です。
その他にもオットセイやクラゲなどの展示エリアがあり、見どころが盛りだくさん！

水族館を堪能したあとは、日本の伝統工芸に触れてみるのはいかが？「すみだ江戸切子館」は伝統工芸品である江戸切子の展示・販売を行う、墨田区認定の工房ショップです。職人の技術を間近で見学できるだけでなく、グラスの削り出し体験を行うことも可能。旅の思い出に世界に1つしかないオリジナルグラスを作ってみませんか？

2日目は「すみだ北斎美術館」へ。こちらは、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎が生涯の大半を墨田区内で生活したことからこの地に建てられました。モダンな外観が印象的な美術館には、北斎や門人の作品が多く展示・所蔵されています。常設展示のほかに、期間限定の企画展やイベントもあるのでお見逃しなく。

④【石川県・近江町市場】アーケード内で楽しむ食べ歩き旅

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金沢で雨を気にせずに食べ歩きができるおすすめプランはこちら。金沢市民の台所として多くの方に親しまれている「近江町市場」は、藩政時代から300年以上も続く歴史のある市場です。地元の方からは「おみちょ」の愛称で呼ばれています。
小売りを中心としたこの市場には、鮮魚店・青果店・飲食店など約170店舗がずらりアーケードに囲われているため、天候を気にせず過ごせますよ。

食べ歩きスタートから4つめのスポット、「能登牛串焼き・炙り寿司たくみ」では、能登牛を使用した串焼き・炙り寿司・炙り鉄火巻き・炙り軍艦巻きの4品を提供。幻のブランド牛ともいわれる能登牛を手頃な価格で食べられます。柔らかい肉質とくどくない脂が特徴で、一度食べたら忘れられなくなること間違いなしです！
週末は行列ができるほどの人気で、営業時間内に売り切れることもあるので早めの来店がおすすめ。

近江町市場内のちょい飲みのフードコート「近江町市場飲食街いっぷく横丁」では、金沢おでんや市場の魚介類、北陸３県の地酒が味わえます。地酒は約50種類もあるので、飲み比べをして楽しむのもおすすめですよ。立ち飲みをしながら金沢グルメを堪能しませんか？

⑤【鹿児島県・3515（さんごじゅうご）】鹿児島の繫華街「天文館」で名物を味わうグルメ旅

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鹿児島県の繁華街「天文館」で、鹿児島名物を味わい尽くしたい方におすすめしたいプラン。レトロモダンな雰囲気が魅力的な「薩摩蒸気屋天文館店」では、鹿児島の銘菓「かすたどん」で有名なお店。山芋（自然薯）を使用した約330年以上もの歴史がある「かるかん」や、油で揚げない「焼どうなつ」などの銘菓はお土産にもぴったりです。

2階のカフェでは、鹿児島県産の卵を使用したカスタードクリームをふわふわと柔らかいスポンジに包み込んだ蒸し菓子の「かすたどん」が乗ったパフェを提供。子どもから大人まで喜ばれる味を楽しんでみてはいかが？

お次は、2021年3月にオープンした全国でも珍しいさつま芋の専門店「3515（さんごじゅうご）」へ。お店の名前である「さんごじゅうご」とは、鹿児島の方言で「のんびりしている」「ゆっくりしている」という意味。鹿児島県産の紅はるかを使用して、さまざまなスイーツを提供しています。

3515のなかでも人気なのがこの「3515芋パフェ」です。ホクホクとしたさつま芋と冷たいアイスの相性は抜群！中身がいっぱい詰まった贅沢スイーツです。天文館を訪れるならぜひ味わいたい一品。

スイーツを堪能したあとはラーメンで〆ましょう！「鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店」は、鹿児島市内に3店舗ある豚骨ラーメンのお店です。濃厚な豚骨スープには、鶏ガラやカツオなどの具材も合わせているのだとか。濃厚なのにくどくない味わいが人気の秘訣です。

⑥【東京都・三鷹の森ジブリ美術館】SNS映えスポットを巡る大人の女子旅

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雨の日でも楽しめる、ジブリ映画の世界観に浸れる女子旅はこちら。「三鷹の森ジブリ美術館」は、スタジオジブリの作品を肌で感じられるエリアや、ここでしか買えないオリジナルグッズが盛りだくさん！建物に一歩足を踏み入れると、ジブリ映画に出てくるような不思議な世界感にテンションが上がってしまうこと間違いなしです。

小さな映画館の「土星座」では、ここでしか観られないオリジナル短編映画やおすすめの作品などが観賞できますよ。ジブリ好きにはたまらない観光スポットです。

ジブリ美術館で思う存分遊んだあとは、貸し切り宿で女子会を開催！ 2020年に東京の中野にオープンした「illi（イリー）Nakano」は、アパートメントタイプの貸し切り宿です。広々とした部屋には簡易キッチンや洗濯機などもそろっているので、我が家のように滞在できるのも魅力のひとつ。最大８名まで宿泊できるので、グループ泊にもおすすめです。
また、商店街のアーケードを通っていけば宿に到着するので、雨を気にしなくても済むのがうれしいポイント。

無骨でヴィンテージ感のある作りにウッドやグリーンの温かみを取り入れた空間がおしゃれすぎる、と多くの方から高評価を得ています。Netflixやプライムビデオなどに対応した大画面テレビがあるので、夕食は近くのカフェ＆レストラン「GOOD MORNING CAFE 中野セントラルパーク」でテイクアウトまたはデリバリーをしてゆっくり過ごすのがおすすめです。

⑦【東京都・東京都庭園美術館】恵比寿と目黒を満喫する雨の日のお散歩旅

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徒歩圏内でいろいろな屋内スポットを回れる恵比寿は、雨の日にちょうどいいお出かけ場所。「恵比寿ガーデンプレイス」は恵比寿を代表する大型複合施設です。数多くのグルメが味わえるほか、ミュージカルや演劇などの単館作品を上映するミニシアターや、東京都写真美術館などの施設もあります。ドラマのロケ地としても有名なので、記念写真にもぴったりな場所です。

恵比寿ガーデンプレイスを訪れたあとは、目黒まで足を延ばしてみましょう。「東京都庭園美術館」は、1933（昭和8）年に建てられた朝香宮（あさかみや）邸をそのまま美術館として公開した場所。1993（平成５）年には、東京都指定有形文化財に指定されています。当時のフランスで流行したアール・デコ様式を用いた建物からは歴史が感じられ、訪れた人々はその美しさに魅了されてしまうほどです。
緑豊かな庭園も魅力のひとつで「芝庭」「日本庭園」「西洋庭園」の３つのエリアがあります。雨露に濡れた木々を眺めながらお散歩するのもおすすめですよ。

⑧【茨城県・道の駅さかい（茶蔵内）SHED】隈研吾の建築を巡る大人のひとり旅

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茨城県境町には、建築家の隈研吾氏が手がけた建物が6棟もあります。町の歴史や食など、さまざまなコンセプトで建てられた施設を巡ってみましょう。屋内施設ばかりなので天気に左右されず楽しめますよ。

「モンテネグロ会館」は、80年以上続く境町とアルゼンチンの交流について学べるギャラリーです。隈研吾氏が手掛けたこの会館は、壁がジグザグに設計されており、そこから展示する壁面と風景を切り取る窓が交互に現れる構成が魅力的。歴史のみならず、建築技術についても学べる観光スポットです。

館内には日本茶が味わえる「茶cafe&shop chabac（ちゃばこ）」が併設されています。地元の銘茶である「さしま茶」と創作スイーツをいただきながらゆっくり休憩するのはいかが？

町の歴史を学んだあとは、茨城県の名物料理を堪能しましょう。境町のシンボル的存在の「道の駅さかい（茶蔵内）SHED」では、地元の食材を使用した手作り焼き菓子や料理が楽しめます。こちらの建物は、隈研吾氏がお茶をコンセプトに手掛けたもの。特徴的な外観とおしゃれな内観が素敵と、幅広い世代に人気のあるスポットです。

1階には地元の食材をふんだんに使用した、お惣菜のテイクアウト専門店が、2階には目の前で調理してくれる本格的な鉄板焼きのお店があります。

境町にはこの他にも隈研吾氏設計の美術館やショップなどがあります。一人旅なら気の向くままに観光プランを変えられるのもメリット。ご自身の興味にあわせてお気に入りのスポットを訪れてみてくださいね。