日本新三大夜景って何？どこにある？　おすすめの夜景観賞プラン8選

＜目次＞
そもそも「日本新三大夜景」とは？
①【第1位：北九州市】門司港で橋の上や海上からも夜景を楽しむ
②【第1位：北九州市】　ガラス張りの展望室からうっとりするような夜景を……
③【第2位：札幌市】　光の祭典「さっぽろホワイトイルミネーション」を鑑賞
④【第2位：札幌市】山頂から輝く札幌市内を眺める
⑤【第3位：長崎市】高台のホテルから夜景を一望
⑥【第3位：長崎市】「稲佐山山頂展望台」からは360度の大パノラマ夜景
⑦【第3位：長崎市】長崎の夜景を楽しみながら料理に舌鼓
⑧【第3位：長崎市】ランタンフェスティバルと夜景にうっとり
新しい夜景の名所を楽しむ旅へ出かけよう！

そもそも「日本新三大夜景」とは？

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「日本新三大夜景」とは、3年に1度改選される「三大夜景都市」のこと。選定は、全国に6,000人以上いる夜景観光士たちの投票から行われます。2022年には、新たな日本新三大夜景が発表されました。
その第1位に輝いたのは、北九州市。なかでも門司港の眺めが美しく、地上31階から夜景を眺められる「門司港レトロ展望室」や、恋人たちに人気のはね橋「ブルーウィングもじ」、門司港レトロの桟橋から乗船できるナイトクルーズなど、さまざまなビュースポットから夜景が楽しめます。第2位に選ばれたのは札幌市。藻岩山へ登れば、「煌めく宝石箱」や「光の絨毯」などと称される札幌市内の夜景を一望できるのでおすすめです。光の祭典「さっぽろホワイトイルミネーション」は、札幌市の中心部で楽しめるので開催期間に訪れましょう。第3位は長崎市。2021年には「世界新三大夜景」にも認定された、世界にも知られる夜景都市です。長崎港をすり鉢状の山々が取り囲む地形が特徴的で、特に標高333mの稲佐山山頂に立つ「稲佐山山頂展望台」からの眺めは絶景。約10年間で20～30カ所もの新しいライトアップが整備され、今も進化を続けています。

①【第1位：北九州市】門司港で橋の上や海上からも夜景を楽しむ

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北九州市の門司港は見どころがたくさんあり、レトロな雰囲気が魅力のエリア。夜景はもちろん、日中もフォトジェニックです。
門司港のシンボルともいえる門司港駅には「スターバックス コーヒー 門司港駅店」があり、店内からは駅舎や鉄道の歴史が感じられます。
その門司港駅を含む門司港レトロ地区には、迎賓館「旧門司三井倶楽部」や「旧九州鉄道本社（現九州鉄道記念館）」などの建物があり、見て歩くだけでも優雅でレトロな魅力が楽しめるでしょう。

ランチには門司港レトロ地区のカレー＆ダイニングバー「ミツバチカレー」へ。おしゃれで落ち着いた店内でいただける、鉄板で仕上げる焼きカレーは門司港の名物です。

デートで夜景を見に行くなら、“恋人たちの架け橋”とも呼ばれている「ブルーウィングもじ」を渡ってみましょう。足元がライトアップされて雰囲気抜群の夜散歩が叶います。

船の上という視点から夜景を楽しむなら、門司港レトロの桟橋から出発するナイトクルーズに参加してみてはいかが？ 海岸沿いに工場夜景や市街地のきらびやかな灯りを鑑賞できます。門司港に広がる夜景を海から見上げながら、ロマンチックな時間を過ごしましょう。

②【第1位：北九州市】　ガラス張りの展望室からうっとりするような夜景を……

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北九州を訪れたら、まず目にしたいのが小倉のシンボル「小倉城（勝山城）」。中に立ち入れば、ジオラマやからくり人形などの展示物が出迎えてくれます。都心部にありながら緑豊かな公園に囲まれていて、散策するのにもぴったりです。

ランチに訪れたいのが、北九州の台所「旦過（たんが）市場」。地元で獲れた海産物をはじめ、野菜や惣菜もずらりと並べられています。イワシやサバなどの青魚をぬか床で炊き込んだ「ぬかみそ炊き」や、白米を持って好きな店に行き、食材を購入して載せていく「大學丼」など、ユニークな食事が楽しめます。

夜景を見に行くなら、門司港を訪れるのがおすすめ。観光の拠点ともいえる「門司港レトロ海峡プラザ」でお土産を購入したら、「門司港レトロ展望室」に上ってみましょう。建築家・黒川紀章氏が設計した建物の31階が展望室になっていて、ガラス張りの展望室からうっとりするような夜景を眺められます。

③【第2位：札幌市】　光の祭典「さっぽろホワイトイルミネーション」を鑑賞

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札幌についたらまずは腹ごしらえ。「ホテル札幌ガーデンパレス」にある「富良野亭」では、富良野の牛肉と野菜がいただけます。おすすめは、北海道産の牛肉を使ったステーキとハンバーグ。1,000円台のメニューも多く、気軽にランチを楽しめます。

次の目的地におすすめなのが、さっぽろ駅からバスで約25分の場所にある「モエレ沼公園」。世界的に有名な彫刻家、イサム・ノグチによるアートパークです。敷地は東京ドーム40個分の広さがあり、公園全体が一つの彫刻として造られています。

夜は札幌市中心部で展開される光の祭典「さっぽろホワイトイルミネーション」を見に行きましょう。冬の間、大通公園をはじめ、さっぽろ駅やすすきのなど5ヶ所で開催されます。雪の中で木々がライトアップされ、クリスマスや北海道の自然を表現したイルミネーションが幻想的な雰囲気を演出します。

2日目には「札幌市円山動物園」へ。北海道らしく雪で遊ぶ動物たちが見られる動物園です。約170種もの動物が飼育されているので見応えたっぷり。ゆっくり見て回りましょう。

④【第2位：札幌市】山頂から輝く札幌市内を眺める

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札幌・洞爺湖の旅は、おすすめスポットの一つ「白い恋人パーク」から始めましょう。北海道土産として有名な「白い恋人」を製造するところが見学できます。また、お菓子作り体験ができたり、チョコレートのテイスティング方法を学べるアトラクションがあり、子どもも大人も楽しめます。本格派のカレーが人気のお店をはじめ、レストランも多彩。お土産を買えるショップも、もちろん複数あります。

夜景を楽しむにはロープウェイとミニケーブルカー「もーりすカー」で藻岩山へ登るのがおすすめ。山頂からは遠くに石狩湾や石狩平野が見え、輝く札幌市内の夜景を楽しむのに絶好のビューポイントです。

2日目には洞爺湖へ向かい「洞爺湖遊覧船」に乗ってみましょう。1時間ほどの船の旅が楽しめます。船上からカモメのエサやりを体験するのもおすすめです。

3日目は登別温泉に足を伸ばし、温泉の湧き出るスポットを巡ってみては？ 硫黄の匂いが立ち込める爆裂火口跡「地獄谷」や、間欠泉を間近に見られる「鉄泉池」などを回り、森林浴をしながら足湯が楽しめる「大湯沼川天然足湯」で疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか？

⑤【第3位：長崎市】高台のホテルから夜景を一望

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出発地には、長崎の観光名所の一つ「長崎新地中華街」がおすすめ。中国の菓子や肉まんを食べ歩きながら雑貨店で自分や家族、友達へのお土産を買いましょう。

長崎の夜は、中華街からすぐの「長崎ホテルマリンワールド」で宿泊するのがおすすめ。高台に立っているため、長崎の夜景をじっくり腰を落ち着けて楽しむのに最適です。

2日目には、お隣の佐賀県へ。歴史の授業でも習う「吉野ヶ里（よしのがり）歴史公園」の遺跡を訪れて、邪馬台国の時代にふれてみましょう。当時を思わせるイベントやプログラムを体験できます。

3日目は、大分県の由布院へ移動。は、おすすめは「YUFUIN FLORAL VILLAGE」です。こちらは、映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地として知られる、イギリスのコッツウォルズを再現したテーマパーク。SNS映え確実なだけでなく、レストランや雑貨店なども多彩です。

最終日は、やはり外せない温泉へ。別府八湯の中心とされる「別府温泉」を訪れましょう。「おんせん県」と呼ばれる大分の中でも、別府は源泉数、湧出量が日本一。公衆浴場が多数あり、気軽に湯巡りを楽しめます。

⑥【第3位：長崎市】「稲佐山山頂展望台」からは360度の大パノラマ夜景

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「日本新三大夜景」であり、「世界新三大夜景」でもある長崎を旅するなら、夜景は必見です。標高333mの稲佐山山頂に立つ「稲佐山山頂展望台」は、夜景を見下ろすのに絶好のポイント。円形の建物で、360度の大パノラマが見られるのが魅力です。

2日目は熊本に向かい、「熊本城」を訪れてみましょう。2016年に熊本地震で被災しましたが、その後復旧が進み、現在では内部の一般公開も始まっています。熊本のシンボルをぜひ間近に見てください。

3日目は「阿蘇山」へ。標高1,000m、周囲128kmという世界最大級の火山です。山の中腹から頂上へはロープウェーで登れ、火山活動を見学することができます。

最終日は、古事記や日本書紀に書かれた場所を旅しに、「天岩戸神社」を訪れてみてはいかがでしょうか？ 太陽神である天照大御神（アマテラスオオミカミ）が閉じこもったという伝説で有名な洞窟、天岩戸（あまのいわと）を祀っている神社です。近くの「天安河原」とともに訪れて、伝説が生まれた場所で神秘を感じてみてください。

⑦【第3位：稲佐山レストランITADAKI】長崎の夜景を楽しみながら料理に舌鼓

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ガラスが伝来した長崎で体験したいのが、吹きガラスの制作。「瑠璃庵」では、溶けたガラスをパイプに巻き付けて、そこに息を吹き込むことでオリジナルの器が作れます。ほかにもフュージングと呼ばれるペンダントや万華鏡、ステンドグラスの制作も体験可能です。

体験を楽しんだら、瑠璃庵のすぐそばにある「国宝　大浦天主堂」へ。長崎観光では外せない美しい教会で日本最古の木造ゴシック様式を見学しましょう。国宝だけでなく世界遺産にも登録されているこちらは、外見はもちろん、内部の祭壇やステンドグラスも実に本格的。

また、「グラバー園」も長崎で有名な観光スポットです。国指定重要文化財を含む6棟の洋館が市内から移築復元されて、一般に公開されています。冬期のイルミネーションも人気なので、開催期間に訪れるのもよいでしょう。

その後は、有名な夜景スポット稲佐山山頂展望台にある「稲佐山レストランITADAKI」でディナーを。こちらは、長崎の夜景を楽しみながら料理を楽しめるレストランです。夜には本格的なコース料理もいただけるので、特別なひとときを過ごすのにもぴったりです。

⑧【第3位：長崎市】ランタンフェスティバルと夜景にうっとり

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長崎といえば、日本が鎖国していた時代に貿易の窓口として作られた人工島・出島が有名ですが、今ではその街並みが復元され、公開されています。敷地は約15,000平方メートルと広大。オランダ商館長の住居だったカピタン部屋をはじめとする16棟の建物が並んでいます。

また、中国の旧正月を祝おうと、長崎新地中華街の人々が始めた「長崎ランタンフェスティバル」が有名です。1994年に規模が拡大され、日本中から観光客が訪れる大きなイベントになりました。期間中は1万を超えるランタンやオブジェが街を彩り、中国の伝統芸能のショーなども披露されます。

その後、宿で休んだ翌日は、オランダ坂を上った狭い敷地に立つ7棟の「東山手洋風住宅群」を訪れてみましょう。1890年代頃に建てられた木造洋館で、賃貸住宅や社宅として使われていたと推測されています。こういった目的の住宅遺構群が残っているのは全国的にも類がなく、ここでしか見られません。

旅の最後にお土産を選ぶには「オランダ物産館」を訪れるのがおすすめ。「大浦天主堂」や「グラバー園」に近く、観光帰りに便利です。長崎和泉屋のカステラをはじめ、長崎はもちろん九州のさまざまな名物を販売しています。

新しい夜景の名所を楽しむ旅へ出かけよう！

日本新三大夜景が楽しめるたびのプランを紹介してきました。北九州市・札幌市・長崎市はもちろん夜景の美しい都市ですが、その他にも多数の観光名所が点在しています。レストランに動物園、世界遺産に至るまで、見どころはたくさん。ぜひ夜景鑑賞と併せて、観光も楽しんでくださいね。

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