- 日帰り
静岡へ日帰り歴史旅 駿府城や静岡浅間神社を巡る
- 静岡(静岡県)
- 予算:23,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格にしています。
更新日:2024/03/19
今回は、静岡の「駿府城」へ! 史上最大級の天守台を備えた、徳川家康ゆかりの「駿府城」を見学。また、静岡の総氏神で2000年以上の歴史を持つ「静岡浅間神社」や、静岡市の歴史を学べる「静岡市歴史博物館」なども巡ります。当時に思いを馳せる旅をお楽しみください。
佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 2000年以上の歴史を持ち、静岡の総氏神さまとして「おせんげんさま」と呼ばれ親しまれている神社。実はこの名称、通称なんです。正式名称は「神部神社・淺間神社・大歳御祖神社」という三社からなる神社で、それぞれが独立の神社として祭祀が行われています
- ★ 正式名称の通り、三社からなる静岡浅間神社ですが、これらの社殿(神社境内の主要な建物)は2つしかありません。その理由は、神部神社と浅間神社が二社同殿のため。文字通り同じ社殿に2つの神社があるんです
- ★ 現在の姿は、幾度の焼失を経て江戸時代に再建されたもの。約60年の歳月と、約10万両の巨費を投じて建造されました。社殿は江戸時代後期を代表する極彩色の総漆喰、繊細を極めた花鳥霊獣類の彫刻と狩野派による天井画が施され、ほかに類をみない壮麗さを誇ります。また、高さ25mの重層な大拝殿は、「出雲大社」の本殿よりも高く、木造建築としては日本一の高さ。ぜひ、社殿の彩色や彫刻、大拝殿の高さにも注目して参拝してみてください!
佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 革製のソファー席を備えたシックな雰囲気の店内は、まさに「大人のための食堂」。店内に流れるBGMは、ブルーノートジャパンが展開するカフェなだけあり、とても良質。壁に広がる本を自由に閲覧でき、ゆったりと大人の時間を満喫できます
- ★ ランチメニューは全12種と豊富。どれも魅力的ですが、土・日・祝日に訪れたら、限定のサーロインステーキのステーキランチがおすすめです。ちょっぴり贅沢なランチタイムをお楽しみください♪
佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ この大手御門跡は、かつての駿府城の正面玄関にあたる場所です。「大手」は、現在でいうところの表や正面の意味を持ちます。往時は壮麗な門が構えられていたこの場所も、今では石垣が残るのみで、街並みに溶け込んでいます。かつての立派な姿を想像しながら辺りを見渡してみてください
- ★ この大手御門は内枡形という形態の虎口(こぐち:城の入り口)です。枡形とは、その名の通り、枡のような四角形の区画で、手前の城門と奥の城門が直角に位置するように配されることで、枡のような区画を形造ります。現在も残る石垣により、この枡形を見てとることができます。ぜひこちらにも注目を
静岡市歴史博物館
歴史文化のまちづくりの拠点として、静岡市の歴史的・文化的資源の価値と魅力を発信する施設。建物内には、建設前の発掘調査で見つかった「戦国時代末期の道と石垣の遺構」をはじめ、豊富な展示物と資料により静岡市の歩んできた歴史を学ぶことができる。
- 【住所】 静岡県静岡市葵区追手町4-16
- 【TEL】 054-204-1005
- 【営業時間】 9:00~18:00(展示室入場は閉館30分前まで)
- 【定休日】 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月29日〜1月3日)
- 【料金】 <基本展示観覧料>個人:一般600円、高校生及び大学生・静岡市内居住の70歳以上420円、小中学生150円、団体:一般480円、高校生及び大学生・静岡市内居住の70歳以上330円、小中学生120円(1階入館無料)、未就学児および障害者手帳をお持ちの方と介助者1人は無料、「一般」以外の方は、生徒手帳・学生証・シルバーカードなど所属や住所、年齢がわかる証明書等の提示が必要、企画展は別途料金設定有
佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 2階と3階の展示室では、徳川家康を主軸に、貴重な展示品や資料など紹介しています。家康にゆかりの深い駿府城下町、東西の大動脈である東海道、明治新政府を支える人材を数多く輩出した静岡藩、お茶の輸出で世界とつながった清水港など、静岡市が歩んできた歴史を学ぶことができます
- ★ 建設前の発掘調査で見つかった「戦国時代末期の道と石垣の遺構」は、駿府のまちが誕生した頃の構造がわかる、貴重な遺構。道の長さは30m以上、両側には同じ長さの塀が立っており、塀の向こうは大きなお屋敷だったそうです。ぜひ往時の姿を想像し、想いを馳せてみてください
駿府城
史上最大級の天守台を備えた徳川屈指の城。堀や石垣などが良い状態で残っており、東御門、巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)の3つが復元されている。本丸と二ノ丸が「駿府城公園」となり、市民の憩いの場として親しまれている。
- 【住所】 静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
- 【TEL】 <東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園>駿府城公園二ノ丸施設管理事務所:054-251-0016、<発掘情報館きゃっしる、天守台発掘調査現場>静岡市観光交流文化局歴史文化課:054-221-1085、<駿府城公園利用>静岡市都市局緑地政策課:054-221-1107
- 【営業時間】 <東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園>9:00~16:30(入館は16:00まで)、<発掘情報館きゃっしる、天守台発掘調査現場>9:00~16:30(入場は16:00まで)、公園は営業時間なし
- 【定休日】 <東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園>月曜日(祝日、休日にあたる場合は休館振替なしで営業)、年末年始(12月29日~1月3日)、<発掘情報館きゃっしる、天守台発掘調査現場>年末年始(12月29日~1月3日)※公園は定休日なし
- 【料金】 <東御門・巽櫓>大人200円、小中学生50円、<坤櫓>大人100円、小・中学生50円、<紅葉山庭園> 大人150円、小中学生50円、<3施設共通券>大人360円、小中学生120円 ※発掘情報館きゃっしる、天守台発掘調査現場、公園は無料
佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 駿府城の歴史は、14〜15世紀半ば頃に、今川氏が築いた守護館から始まります。この今川氏時代の駿府で、少年期から青年期を人質として過ごしていた人物が、徳川家康。家康はその生涯において何度か駿府で過ごし、晩年もこの地で過ごしてその生涯を終えます
- ★ 駿府城はそんな家康により、主に天正期と慶長期に2度築かれ、かつての守護館から近世城郭へと生まれ変わりました。慶長期の大改修は家康の隠居城を築く目的として天下普請(てんかぶしん:江戸幕府が全国の諸大名に命令し、行わせた土木工事のこと)により行われたもので、現在の駿府城の姿は、ほぼこの時にできあがったものです
- ★ 現在、公園となっている部分は、かつての二ノ丸と本丸の部分。この部分だけでもかなり広大な敷地ですが、往時は3重の水堀を備えた輪郭式(本丸を二ノ丸が取り巻き、さらに二ノ丸を三ノ丸が取り巻く構造)の大規模な城郭で、さらに外側に三ノ丸を備えていました。公園を取り囲む水堀は往時の二ノ丸堀にあたり、この内側が本丸堀、外側にある水堀が三ノ丸堀です。実際に見てまわる際には、公園を囲む水堀が真ん中の堀であったということをお忘れなく
- ★ 駿府城では、天守台周辺において約6年間発掘調査が行われていました。この調査により、再び日の目を見るようになった天守台。天正期と慶長期の2つの天守台の遺構をはじめ、金箔瓦の出土や天守台の下から今川氏時代のものと思われる遺構が見つかるなど、多くの発見がありました。この調査結果は、近くの「発掘情報館 きゃっしる」で詳しく知ることができます。ここに立ち寄ってから実際の天守台を見てまわると、面白さが倍増するので、ぜひ併せてお楽しみください
- ★ 現在の駿府城のランドマークでもある二ノ丸東御門。この門は内枡形という形をしており、3辺を取り囲むように多門櫓を備えた、非常に防御力の高い虎口でした。そんな東御門は、復元された建物内部に入ることができるんです。最初は歩いて攻め手の気分を、次に建物内部から守り手の気分を、それぞれ味わいながら見学すると面白いですよ
- ★ ちなみに、東御門での写真スポットは、橋を正面に右へ15mほど進んだ辺りがおすすめです
佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜が、大政奉還後に居住した屋敷跡に立つ料亭です。現在の敷地は約2000坪ですが、慶喜時代には4500坪以上もあったそう。しかも、そんな広大な敷地の半分以上が庭園であったというのですから驚きです。現在の「浮月楼」には池泉回遊式の庭園があり、かつての庭園が礎となっています
- ★ 「料亭浮月」では二十四節気という概念のもと、月に一度、その季節の旬に合わせて料理の内容が変わります。また、完全個室の各部屋も、季節や時期に応じて軸や花器が変更に。訪れる度に違った楽しみを、五感で味わうことができます
1泊2日の阿蘇観光モデルコース。阿蘇ファームランドや阿蘇山へ
- 阿蘇(熊本県)
- 予算:25,000円~
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- 城崎温泉(兵庫県)
- 予算:30,000円~
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- 予算:28,000円~
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岐阜の紅葉名所へ!飛騨で温泉やハイキングを楽しむ体験旅
- 飛騨(岐阜県)
- 予算:33,000円~
サイクリスト・山岳トラベルプランナー土庄雄平
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