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大阪府・堺市で千利休や与謝野晶子の歴史を辿る日帰り旅
堺（大阪府）
予算：5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日：2024/01/19
大阪府の中南部に位置する堺市には、日本の文化発展に影響を与えた偉人が数多くいます。今回は、千利休や与謝野晶子の歴史を辿りながら、地元民に愛される商店街を散策し、「うどんすき」発祥の店でランチを楽しむモデルコースを紹介します。
徒歩すぐ
さかい利晶の杜
さかい利晶の杜
立礼呈茶
千利休茶の湯館
2015年にオープンした、千利休と与謝野晶子を通じて堺を「見て、触って、体験」できるミュージアム。「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」など4つのエリアに分かれた館内では、タッチパネルや映像で千利休をはじめ堺のみどころをわかりやすく紹介。「茶の湯体験施設」では三千家（表千家、裏千家、武者小路千家）のお点前により抹茶とお菓子を気軽に楽しめる。
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【住所】
堺市堺区宿院町西2丁1-1
- 【TEL】 072-260-4386
- 【営業時間】 千利休茶の湯館・与謝野晶子記念館 ：9:00～18:00（最終入館 17:30）、観光案内展示室 ： 9:00～18:00、茶の湯体験施設 ： 10:00～17:00
- 【定休日】 千利休茶の湯館、与謝野晶子記念館、茶の湯体験施設：第3火曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始、観光案内展示室：年末年始
- 【料金】 立礼呈茶（抹茶と和菓子）：大人800円（640円）、高校生700円（560円）、中学生以下600円（480円）、VR体験（展示観覧含む）：大人1,400円（1,120円）、高校生1,300円（1,040円）、中学生1,200円（960円）※カッコ内団体料金、お点前体験（個人）：大人1,000円、高校生900円、中学生以下800円
堺観光ガイドのおすすめポイント
- ★ ガラス張りの目を引く外観で、冬の時期にはイルミネーションも点灯します
- ★ 季節の和菓子を毎月上・中・下旬に分けて3種類提供しています。限定和菓子と一緒にお茶の先生との交流もお楽しみください
徒歩すぐ
千利休屋敷跡
千利休屋敷跡
井戸屋形
堺市の宿院町で豪商魚屋の長男として生まれ、わび茶を大成した千利休。天下一の茶匠として、権勢を振るい茶道千家の始祖･茶聖と称されている。屋敷跡には椿の炭を底に沈めていたといわれる椿の井戸と、利休ゆかりの大徳寺山門の古い部材で建てられた井戸屋形がある。
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【住所】
堺市堺区宿院町西1丁17-1
- 【営業時間】 10:00～16:30
- 【定休日】 第3火曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始12/29～1/3
堺観光ガイドのおすすめポイント
- ★ 敷地内にある石碑の周りには堺生まれの茶聖・千利休にちなんだお茶の木が並んでいて、春から夏にかけてはきれいな緑の葉、秋から初冬には白くて可愛らしい花が見られます
- ★ 井戸屋形は、千利休が関わった京都大徳寺山門に使われていた木材を組んだもの。千利休は茶室などを建てる際に自分で木材を見て、触って選んだともいわれているので、約500年の時を経て千利休をこだわりを感じられるかも？
徒歩約5分
与謝野晶子生家跡
与謝野晶子生家跡
歌碑
堺に生まれ明治～昭和を短歌とともに生きた情熱の歌人・与謝野晶子。明治34年出版の｢みだれ髪｣は、鉄幹へのあふれる愛と青春のみずみずしさを歌いあげ、浪漫主義の代表作となった。甲斐町の生家跡には｢海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家｣の歌碑がある。歌碑周辺の石組みは歌にちなみ、海の波をイメージして高低に配し、所々の青色タイルは光る水面を表現している。
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【住所】
堺市堺区甲斐町西1丁-1 与謝野晶子生家跡
堺観光ガイドのおすすめポイント
- ★ 歌人・与謝野晶子の実家は和菓子屋さんで、その実家兼店舗の様子が「さかい利晶の杜」で再現展示されています。歌人としての顔が有名ですが、計算も得意で家では帳場の仕事もしていたそうです
- ★ 生家跡記念碑の隣の歌碑は、与謝野晶子の旧姓「鳳」から鳳凰が大きく羽を広げている姿を連想させます。また、歌碑の上部中央には与謝野晶子が好きだったといわれる花、アマリリスとユリのモチーフが施されています
徒歩約3分
山之口商店街
山之口商店街
山之口商店街①
山之口商店街②
宿院交差点近くのフェニックス通りと大小路シンボルロードとを繋げる商店街。周辺には宿院頓宮、開口神社、菅原神社があり、祭事などにあわせたイベントも行われます。
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【住所】
大阪府堺市堺区大町東1丁2 開口神社参拝道
堺観光ガイドのおすすめポイント
- ★ 親、子、孫と3世代に親しまれる商店街。堺の伝統工芸品を手掛ける老舗や地元民に人気の生活用品店、お洒落な店にギャラリーとバリエーション豊富な店舗が並んでいます。気になる店にふらっと立ち寄って、お気に入りを探してみてください
徒歩約5分
美々卯 堺店
美々卯 堺店
みなと鍋セット
玄関うさぎ像
受付の招きうさぎ
美々卯堺店外観
「うどんすき」といえば美々卯。長年愛され続けるのは、昔からの味を大切に守っているから。代々受け継がれてきたうどんは、つるっとした舌触りが魅力で煮込んでも煮くずれず、ゆっくり楽しめるのが嬉しい。
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【住所】
堺市堺区中之町東1-1-12
- 【TEL】 072-232-2059
- 【営業時間】 昼：11:00～15:00（LO14:00）、夜：17:00～21:00（LO20:00）
堺観光ガイドのおすすめポイント
- ★ 「うどんすき」はもちろんですが、海のまち・堺らしい名前のついた「堺 みなと鍋」もおすすめメニューです。自家製のもちもちしたうどんと、何度飲んでもおいしいダシの組み合わせは絶品です！
- ★ 大阪の名店「美々卯」は、もともと堺で200年以上の歴史を持つ料亭だったそうです。屋号に卯の漢字があるように、建物には大きなうさぎの柄をはじめ、店の内外で愛らしいうさぎの置物や装飾がお出迎えしてくれます
徒歩約5分
かん袋
かん袋
くるみ餅氷のせ
外観
鎌倉時代末に創業。屋号は豊臣秀吉に命名された。「くるみ餅」は、うぐいす色のまったりとした甘味のあんと一口大の餅の組合せが絶妙。かき氷をかけた「氷くるみ餅」は、1年中販売している人気商品です。
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【住所】
堺市堺区新在家町東1-2-1
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【TEL】
072-233-1218
- 【営業時間】 10:00～17:00
- 【定休日】 火・水曜日
堺観光ガイドのおすすめポイント
- ★ 700年もの歴史がある老舗和菓子「かん袋」といえばくるみ餅。「くるみ」といっても胡桃ではなく、あんで包む「くるみ餅」で、地元民だけでなく観光客からも人気を集めています。並んででも食べてほしい堺名物です
- ★ かき氷とくるみ餅を合せた「氷くるみ餅」は夏場になると特に人気ですが、オールシーズン注文できます。立ち寄る際には季節を選ばず、お試しください
徒歩約5分
南宗寺
南宗寺
三好一族墓
仏殿 雲龍図
三好長慶が建立し、千利休をはじめ著名な茶人たちが修業をした禅寺。大坂夏の陣で焼失後、江戸初期に沢庵和尚により再建された。国の名勝枯山水庭園や、天井に「八方睨みの龍」が見られる重要文化財指定の仏殿、利休ごのみの茶室、伝説の徳川家康の墓など、見所も豊富だ。
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【住所】
堺市堺区南旅篭町東3丁1-2
- 【TEL】 072-232-1654
- 【営業時間】 9:00～16:00
- 【料金】 拝観料：大人400円、中人300円、小人200円
堺観光ガイドのおすすめポイント
- ★ 日本の中世・近世史を凝縮したようなお寺。常駐のボランティアガイドさんの説明には歴史上の有名な人物たちが出てくるので、歴史好きな方必見です！
- ★ 重要文化財に指定されている仏殿の天井には、権力者お抱えの狩野派が手掛けた天井画「八方睨みの龍」が描かれていて、どこにいても迫力満点の龍と目が合う仕掛けになっています
