【北海道観光で外せない】ラベンダーで有名な富良野・美瑛でおすすめのスポット22選

2024/01/24

【北海道観光で外せない】ラベンダーで有名な富良野・美瑛でおすすめのスポット22選

北海道のおおよそ中央に位置する富良野・美瑛は、十勝岳連峰の山々を背景になだらかな丘陵地が広がる、北海道らしい雄大なエリア。旭川からは車でおよそ1時間、札幌からも約2時間と、日帰りでも楽しめます。今回は、夏に向けて見頃を迎えるラベンダー畑をはじめ、ぜひ立ち寄りたいグルメスポット、動物とのふれあいができるスポットなど、大自然を満喫できる22スポットを紹介します。

【富良野市】風のガーデン

色とりどり咲き誇る花の絶景

テレビドラマ『風のガーデン』のロケ地として誕生した庭園。450品種以上、約2万株の花々が季節ごとに咲き、入り口をくぐって歩いた先では見頃の花が出迎えてくれます。ガーデンの奥にはドラマ撮影時のセットが残された「グリーンハウス」が佇み、ドラマの世界に入り込んだような気分に。花の絶景に癒やされながら、ゆったりと散策を楽しめます。

【富良野市】富良野ロープウェー

パノラマデッキ900

開放感たっぷりの空中散歩

山麓駅と、標高約900mの山頂駅を結ぶ、101人乗りの高速ロープウェー。山頂駅舎屋上にある「パノラマデッキ900」からは、十勝岳連峰や富良野盆地が一望でき、気象条件がそろう早朝には幻想的な雲海が見られることも。冬季はスキーヤー・スノーボーダーを運ぶロープウェーとなり、景色の良いゲレンデ山頂まで一気に登ることができます。

【富良野市】ニングルテラス

森のなかのショッピングエリア

新富良野プリンスホテルの敷地内にあるショッピングエリア、「ニングルテラス」。「ニングルテラス」の名前は、脚本家・倉本聰の書籍に登場する森の知恵者「ニングル」が由来であり、緑あふれる森のなかにログハウスが連なる様子は「ニングル」が今にも飛び出してきそうな雰囲気です。それぞれの店舗では、ここでしか出合えない個性あふれるクラフト作品が展示・販売されています。

【富良野市】フラノトレッキングサポート遊馬

富良野で思い出に残る乗馬体験を

馬と触れ合ったことのない初心者から、馬に慣れている方まで、気軽に乗馬が楽しめる乗馬牧場。優しく人懐っこい馬たちと一緒にのどかな牧草地や林のなかをトレッキングしたり、スタッフが馬をひく「引馬(ひきうま)」など体験をしたり、それぞれのペースで乗馬を楽しめます。馬の背中に揺られ、爽やかな風を感じながら満喫する富良野の風景は、きっと思い出に残るはずです。

【富良野市】フラノマルシェ

富良野の魅力がぎゅっと詰まった話題のスポット

地元人と来訪者が楽しく交流する「まちの縁側」として、富良野のお土産や特産品、ラベンダーグッズなどを取りそろえたスポット。富良野地域最大のスーベニアショップ「物産センターアルジャン」をはじめ、18ある飲食店では、山羊ミルクで作ったシェイク、ドーナツ、ワイン、富良野オムカレーなど、地元産にこだわったメニューが味わえます。何を食べようか迷ってしまいそうです。

【富良野市】富良野チーズ工房

製造工程の見学からグルメ、お土産もそろう

「富良野チーズ工房」は、牧場直送の良質なナチュラルチーズの製造工程が見学できるスポット。敷地内には富良野産食材にこだわったナポリピッツァが食べられる「ピッツァ工房」、富良野の手づくりアイスが楽しめる「アイスミルク工房」、バター、チーズ、アイスクリームがつくれる「手づくり体験工房」があります。日本で初めてつくられたという赤ワイン入りチーズ「ワインチェダー」は大理石のようなワインカラーの模様が浮かび上がる、珍しい逸品です。

【富良野市】五郎の石の家・最初の家

家々をめぐり、五郎の面影をたどる

名作ドラマ『北の国から』シリーズの「'89帰郷」の舞台となった「五郎の石の家」は、赤い屋根と風車が目印。主人公・五郎が建てた石造りの家の中には家財道具や薪などもそのまま置かれ、今にも五郎が出てきそうな雰囲気です。また、「石の家」の近くには五郎と純と蛍が最初に住んでいた「最初の家」が移築されているので、あわせての見学がおすすめ。シリーズ初期から見ていたファンにとっては必見のスポットです。

【富良野市】麓郷の森(丸太小屋・五郎の3番目の家)

ロケ地巡りの拠点はここ

『北の国から』シリーズが始まった1981年から収録が行われていた「黒板五郎の丸太小屋」、ドラマ内で丸太小屋が焼失した後に一家が移り住んだ「3番目の家」のある麓郷の森。「3番目の家」には、フライパンでつくられた風力発電装置も残されています。森を散策しながら『北の国から』の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか?

【富良野市】拾って来た家 -やがて町

不思議なつくりはドラマのままに

『北の国から』シリーズの「2002遺言」で、五郎が廃材を拾い集めてつくった家。五郎が義妹の雪子のためにつくった家をはじめ、五郎が4番目に住んだ家、すみえの家も隣接しています。どれも、いくつもの古い窓枠やスキー場のゴンドラ、瓶などの廃材でつくられた家で、大量廃棄社会への警鐘となっています。

【上富良野町】ジェットコースターの路

風を感じながら走りたい絶景ロード

上富良野町にある町道西11線は、約2.5kmにわたって続くアップダウンの激しい直線道路。急降下と急上昇を繰り返すさまは、まさにジェットコースターです。田園や田畑と十勝岳連峰を望む美しい光景は、地元町民が選出した「かみふらの八景」の一つにもなっています。ドライブやツーリング、サイクリングにも人気で、多くの旅行者が訪れるスポットです。

【中富良野町】ファーム富田

画像提供:ファーム富田

画像提供:ファーム富田

あたり一面のラベンダーに癒やされる

日本最大級のラベンダー畑が鑑賞できる観光農園。ラベンダーが開花する7月には、最寄りのJR「ラベンダー畑」駅に普通列車が臨時停車するほどの人気スポットです。ファーム内には、さまざまなラベンダーグッズが並ぶショップやラベンダーソフトクリームが買える売場などもあります。ラベンダー以外にも季節の花の咲く畑や温室もあるので、どの季節に訪れても楽しむことができます

【中富良野町】北星山ラベンダー園

リフトから見下ろすラベンダー畑

「北星山(ほくせいやま)ラベンダー園」は、北星山の斜面に広がる町営のラベンダー畑。北星スキー場のグリーンシーズンに営業しており、スキーリフトが夏季限定で観光リフトに早変わり。リフトに乗れば、3種のラベンダーをはじめ、サルビア、ベゴニア、マリーゴールドなどが咲く色鮮やかな風景を見下ろせるのが魅力です。頂上にある展望台からは、中富良野の町並みや田園風景、遠くに連なる十勝岳連峰が眺められます。

【美瑛町】美瑛白金 青い池

コバルトブルーに輝く神秘の池

美瑛が誇る絶景スポット「青い池」。池自体は十勝岳の火山泥流災害を防ぐために堤防が設けられたことでできた人造湖ですが、3kmほど上流にある「白ひげの滝」などからアルミニウムを多く含んだ地下水が流れ込むことで、コバルトブルーに見えるのだそう。毎年11月から4月には夜間のライトアップも実施。一面の雪に覆われた池と立ち枯れたカラマツが光り輝き、一層神秘的な光景を生み出します。

【美瑛町】白ひげの滝

橋の上から見下ろす滝

流れ落ちる水が白いひげを思わせることから名前がついた「白ひげの滝」。落差30m、日本では珍しい潜流瀑(せんりゅうばく)です。潜流瀑とは山の伏流水が岩壁の裂け目から流れる滝で、その姿は白金温泉の「ブルーリバー橋」と呼ばれる橋から見下ろせます。アルミニウムを含む地下水が美瑛川に流れ込むと青く見え、下流にある「青い池」とあわせて鑑賞したい青い絶景です。

【美瑛町】美瑛の丘

どこまでも広がる丘の風景

「丘のまち」とも称される美瑛町は、数多くのCMやドラマ、映画のロケ地として使われ、その商品などにちなんだ名前のついた木や丘がいくつもあります。美瑛を訪れたなら、さまざまなスポットをめぐってみてはいかがでしょうか。丘の上からは、連作障害を防ぐために畑ごとに異なる農作物が植えられることで生まれた、パッチワーク状の模様がよくわかるはず。なだらかな丘陵地はドライブをするのにもぴったりです。

【美瑛町】四季彩の丘

見渡す限りの花のじゅうたん

4月下旬から10月下旬まで、季節の草花で彩られる広大な花畑がある「四季彩の丘」。歩いて見て回ることもできますが、ノロッコ号やカート、バギーを使えば、疲れることなく気軽に花のじゅうたんを楽しめます。園内には売店やレストランもあり、美瑛産の素材をつかったグルメも楽しみの一つ。併設されているアルパカ牧場では、えさやり体験など間近に触れ合うことができます。

【美瑛町】マイルドセブンの丘

美瑛らしさあふれる風景

かつてタバコ銘柄「マイルドセブン」(現メビウス)のCMに使われた丘陵地。どこまでも続く麦畑に防風林であるカラマツが佇む、美瑛らしい風景です。青空とのコントラストや、木々の合間に沈む夕日、一面が雪に覆われる麦畑など、春夏秋冬、時間帯によってさまざまな美しい風景に出合えるスポットですが、一帯は私有地となっているのでマナーを守った鑑賞を心がけましょう。

【美瑛町】新栄の丘展望公園

夕日を見に訪れたい

360度、遮るものが何もない美瑛の大パノラマに出合える展望公園。美瑛の南側に位置するパノラマロードを進むと出迎えてくれる、牧草ロールの人形が目印です。どこを切り取っても絵になる展望スポットで、夕暮れ時は、太陽がなだらかな丘に沈む美しい光景が見られるとあって、多くの人が訪れます。

【美瑛町】ぜるぶの丘

さわやかな風を感じながら農園をめぐろう

「かぜかおる丘であそぶ」が施設名の由来となっている観光農園。国道237号線沿いにあり、旭岳や十勝岳連峰を背景に、ラベンダーやひまわりなどの花畑を眺められます。ラベンダーかき氷やラベンダーソフトクリームなど、風景に映えるメニューも魅力。広い園内はバギーやカートで移動することもできます。自分で運転するバギーやカートから美しい景色から楽しめるのは、ここでしかできない体験です。

【美瑛町】セブンスターの木

写真提供:美瑛町観光協会

写真提供:美瑛町観光協会

写真提供:美瑛町観光協会

四季折々の景色に映えるカシワの木

美瑛町の丘陵地に佇む1本のカシワの木。かつては「北瑛(ほくえい)の一本木」といわれていましたが、1976年にタバコ「セブンスター」の観光たばこのパッケージに採用されたことから「セブンスターの木」と呼ばれるようになりました。青々と葉が茂る夏、紅葉の美しい秋、落葉後も力強く冬を越す姿など、季節ごとに異なる風景を見ることができます。

【美瑛町】美瑛放牧酪農場

美瑛が育んだ自然の味わい

広大な放牧場でストレスを与えず、ありのままの姿の牛がのびのびと暮らす美瑛放牧酪農場。そんな健康的な牛から絞った新鮮な牛乳や乳製品が製造・販売されています。併設されているカフェでは大きな窓越しに牛たちを眺めながら、無添加のソフトクリームや他乳製品が食べられます。フットパスコースもあり、牛を間近に見ながら開放感のある丘を歩いて登ってみるのもおすすめです。

大自然に抱かれる、すてきな旅にでかけよう

青い空に広がるラベンダーをはじめ、ここでしか見ることのできない風景に出合える富良野・美瑛エリア。涼やかな夏も雪に覆われる冬もそれぞれに異なる魅力にあふれ、日帰りでサクッと楽しみたい方からのんびりと滞在したい方まで、きっと満足できるはずです。次の旅では富良野・美瑛に足を運んで、ぜひ大自然を堪能してみませんか? 心洗われる旅の思い出が待っていますよ。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき

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