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- 日帰り
富山で地酒を堪能。お酒好きさんのための、ふらり日帰り旅
富山（富山県）
予算：5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
更新日：2023/08/26
明日の休日。ふと酒旅がしたいなんて思ったら……富山はいかがですか？ 東京からわずか2時間。そこには富山の地酒を明るく、朗らかに、じっくりと楽しませてくれる酒場があります。いい距離感、一人でも居心地の良い場。昼から帰りの電車まで存分に味わえる、とっておきの3軒を紹介します。
徒歩約3分
バール・デ・美富味（みとみ）
バール・デ・美富味（みとみ）
富山全県の蔵元の酒がずらり
夏らしい2種の飲み比べ
広々としたスペースがうれしい
期間限定、富山の美味をアレンジしたランチ
明るく開放的なスペースの中、富山の蔵元自慢の地酒が堪能できる日本酒バル。定番はもちろん、県外では入手困難なアイテム、季節に合わせたフレッシュな生酒、新感覚の日本酒カクテルなど、まさに富山の酒のショーケース。富山の人気飲食店がプロデュースするフードにも注目。
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【住所】
富山市明輪町1-231 MAROOT 1F
- 【TEL】 076-482-4799
- 【営業時間】 ＜バー営業＞月～木曜日11:00～21:00（ドリンクLO20:30、フードLO20:00）／金〜日曜日・祝前・祝日 11:00-22:00（ドリンクLO21:30、フードLO21:00）※ショップは10:00～
- 【定休日】 基本無休（MAROOTの休館日に準ずる）
- 【料金】 1,000円～
岩瀬大二のおすすめポイント
- ★ 富山の酒を知るならまずは呑み比べセット。訪れた夏の日にスタッフさんと相談して味わったのは、富山市の「富美菊酒造」の「純米NEXT」と、県内で人気の「羽根屋 純米吟醸 煌火（きらび）」の2酒飲み比べ。いずれも華やかながら、きれいな酸で、夏の昼下がりにぴったり。貴重・希少な呑み比べもラインアップされているのでお見逃しなく
- ★ 日本酒カクテルもおすすめ。オーダーしたのは「Peroトニック」。県内最大手の満寿泉が造る、軽やかで“ぺろり”と飲めちゃうお酒「Pero」をトニックウォーター割りにしたもの。最初の一杯でも、帰りの新幹線の待ち時間にもちょうどいい。カクテルにすることで、また違う日本酒のキャラクターが楽しめます
- ★ 富山の名物をピンチョスにした「美富味プレート」や、老舗魚問屋のつまみなど、アテも豊富。「昆布とあおさのポテトフライ」はついおかわりしたくなる、後を引くうまさ。ちなみに、ポテトフライに使われている味付けの素材は季節に応じて変わります。例えば2023年の夏は甘エビでした。季節限定の、富山の食材をアレンジしたランチもおすすめ
- ★ 会計はQR、カードなどキャッシュレス決済のみのため、ご注意ください
徒歩約5分
食堂ヘヴン
食堂ヘヴン
不思議に瓶ビールが似合う
県西南部・南砺市のお酒。旨味たっぷり
つまみのキーマカレー
かわいいタンブラーにたっぷりの地酒
カウンター5席の小さなお店。小料理屋とカフェと酒場、そんな要素が心地よくまとまっています。昼ごはんにも酒のアテにもちょうどよい料理と、富山の地酒の組み合わせが絶妙。午後の時間帯に、ひとりでふらりと入れて居心地がいい、貴重な店。
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【住所】
富山市新富町2丁目4-22
- 【TEL】 090-8792-7990
- 【営業時間】 12:00～19:30
- 【定休日】 木曜日
- 【料金】 1,500円～
岩瀬大二のおすすめポイント
- ★ 本当にこんなところに地元の人おすすめの名店が……？ 繁華街の雑居ビルの奥、夜はにぎわいそうですが午後は人通りも少なく閑散としています。入りづらいと思いきや、お店の雰囲気は明るく、朗らか。地元の方の会話も心地よいBGM。3人以上での入店は不可とのことですが、なるほど。お店はおひとりさま歓迎。静かな会話ができるおふたりもぜひ
- ★ 酒のアテでもあり、心落ち着くメシでもあり。「映えない家庭料理のお洒落じゃない飯屋です」との触れ込みですが、センスの良さ、絶妙に酒と合う味は、酒場なのかビストロやバルなのか、いや、街場の定食店なのか割烹なのか……とうれしい迷宮。定番からユニークなメニューまで、小さなお店とは思えないラインアップ。酒に合うキーマカレーはぜひお試しを
- ★ この日は、サッポロの瓶ビール、通称“赤星”でのどを潤し、続いて「若駒酒造場」 の特別純米無濾過生原酒「弥久（びきゅう）」へ。県外では入手困難な酒がさらりと出てくるのはありがたい。もう1杯は「若鶴酒造」の「玄」。こちらは富山の酒場ではポピュラーな気軽系。ふり幅も楽しいんです
徒歩約15分
日本酒厳選店DOBU6（どぶろく）
日本酒厳選店DOBU6（どぶろく）
銘酒・勝駒を注ぐ店主のアキラさん
サス（カジキマグロ）の昆布締め刺しと地酒
センスあふれる外観
冬はおでんも。上品な味わいで酒がすすむ
富山の酒場でも一目置かれる、店主こだわりの富山の地酒がずらり。「富山といえば！」の魚介の昆布締めから山芋のフライドポテトなど、バーと和食のミックス、さらに酒が止まらなくなるホタルイカの沖漬けなど、酒場メニューが多彩。店内はロックやブルースが流れる。
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【住所】
富山市総曲輪2-8-14
- 【TEL】 076-493-0146
- 【営業時間】 17:00～25:00
- 【定休日】 日曜日、祝日
- 【料金】 1,500円～
岩瀬大二のおすすめポイント
- ★ 外観はヴィンテージギターを扱うショップか、アメカジのお店か、ライブハウスかという雰囲気。実際、知る人ぞ知る往年の名プレイヤーや、実力派の若手ミュージシャンの生演奏、ミニライブがある日も
- ★ 店主のアキラさんは、酒も音楽も目利き。店内に流れるのは、70年代のフォークロックやソウル、サザンロックに、日本の黎明期のロックや60年代のブラック系など、幅広い。マニアにはたまらないプレイヤーの音楽が、アンプやスピーカーから聞こえてきます。これがちょうどいいボリュームで、心地よく響けば、つい酒もすすんでしまうんです
- ★ 「飲食店で働いていたんやけど、なんかどうにもならん店で（笑）。結局、自分であれこれやっているうちにこういうことになっちゃった」と冗談めかして言うアキラさん。常連に愛される王道のほか、きまぐれ、思いつきの創作メニューも美味。冬場には、あっさりなのにじわっと旨味広がるおでんも登場。
- ★ 魅力的で多彩な酒場メニューは、意外にもロックやブルースが流れる空間と合う。場所は市内随一の繁華街の一角。ほろ酔い歩きも気分良し
