【高知観光】桜の名所11選 お花見に最適なスポットをご紹介!

2024/03/21

【高知観光】桜の名所11選 お花見に最適なスポットをご紹介!

自然豊かな高知県には、お花見スポットがたくさん。「日本の桜名所100選」にも選出されている「鏡野公園」や「牧野公園」をはじめ、全国どこよりも桜の開花が早いといわれる「宿毛(すくも)天満宮」、さらに清流・四万十川や歴史スポットなども一緒に楽しめる桜名所などが、数多く点在しています。例年、3月中旬頃から開花し始め、3月下旬~4月上旬にかけて多くのスポットで見頃を迎えます。夜桜観賞ができる場所もたくさん。夜は肌寒くなることが多いので、おでかけの際は手軽な羽織物などを持参するようにしましょう。公共交通機関からほど近い公園や神社、ドライブにぴったりなダム湖など、この記事では全11カ所のお花見スポットをご紹介。目的に合わせてご参考にしてください。

鏡野公園

200mの桜のトンネルが見どころ

「日本の桜名所100選」に選ばれている県内屈指のお花見スポット「鏡野公園」。毎年多くの花見客が訪れるこちらでは、ソメイヨシノやヤエザクラなど約600本の桜が観賞できます。なかでも、高知工科大学に隣接している全長約200mの桜のトンネルは人気で、必ず訪れておきたいスポットです。

高知公園

高知城をバックに満開の桜を望む贅沢な時間

「日本100名城」に選出されている高知城がシンボルマーク。ボタンザクラ、ソメイヨシノなど223本もの桜が咲き誇ります。これらの桜と高知城のコラボレーションは、ため息が出るほど見事。園内には、高知城を築城した大名・山内一豊(やまうちかずとよ)公や、明治時代に活躍した政治家・板垣退助の銅像などもあり、歴史好きな方には特におすすめです。夜になると園内がライトアップされるので、幻想的な夜桜が楽しめます。

ひょうたん桜公園

仁淀川町の自慢!高さ21mの古木「ひょうたん桜」

雄大な山々をバックにそびえる「ひょうたん桜」。県の天然記念物であり、樹齢500年を超える桜の木は、高さ21m、根回り6mを誇り、近くで見ると迫力満点です! 「ひょうたん桜」は、花の萼筒(がくとう:花の萼の下部にある筒状の部分)下部が球状に膨らみ、横から見るとひょうたんの形をしていることから名付けられたそう。3月中旬~4月上旬にかけて、見頃を迎えます。園内は遊歩道が整備されているので、ゆっくり散策してみてください。

大渡ダム公園

ダム湖に広がる1600本もの桜は圧巻のひと言

大渡(おおど)ダムは、水力発電や台風時の洪水対策などを目的に作られ、仁淀川(によどがわ)本流で最も大きなダム。「茶霧湖(さぎりこ)」の愛称で親しまれています。周辺の斜面や湖畔道路など、ダム周辺には約1,600本ものソメイヨシノが咲き誇り、県内有数の桜名所となっています。公園内には遊具やアスレチックなどの遊び場もあるので、ファミリーにもぴったり。食事・宿泊には、大渡ダムの広い湖畔を一望できる「秋葉の宿」がおすすめです。

家地川公園

四万十川の清流・ソメイヨシノの幻想的な饗宴

JR家地川(いえぢがわ)駅からほど近い「家地川公園」。3月下旬~4月上旬にかけて、約300本のソメイヨシノが咲誇り、多くの人が訪れる花見スポットです。遊歩道が整備されており、のんびりと散策しながら、四万十川の清らかな流れと美しい桜が楽しめます。見頃の時期には「家地川桜まつり」が開催されるので、桜とともに家地川地域を存分に満喫しましょう。

鮎の瀬公園

奈半利川の土手沿いに咲く桜並木

知る人ぞ知る桜の名所「鮎の瀬公園」は、奈半利川(なはりがわ)の土手沿いに100本の桜が並びます。そよそよと気持ち良さそうに桜が風に揺れる様子を、川のせせらぎを聞きながら歩くのは清々しいひととき。同じ時期に咲く蓮華の花も、園内を華やかに彩ります。土手の桜並木や、桜と蓮華のコラボレーションなど、フォトスポットも満載。園内にはブランコやすべり台といった遊具もあるので、お子さんと一緒にお花見が楽しめます。

上街公園

歴史の息吹を感じる公園で見事な桜を楽しむ

春になると、至るところで美しい桜を見ることができる本山町(もとやまちょう)。かつて、一帯を治めていた豪族・本山氏の土居屋敷だった場所にあるのが「上街公園」です。土居屋敷は江戸時代において、参勤交代の藩主の宿泊所でした。現在は石垣にその名残を見ることができます。毎年、多くの花見客が訪れ、夜になるとライトアップも実施される桜名所。幻想的な夜桜を楽しむとともに、本山町を作り上げた偉人に想いを馳せてみてはいかがでしょう?

宿毛天満宮

神社の赤・桜のピンクが織りなす春の風物詩

宿毛市役所中央支所の北にある本城山(ほんじょうやま)に鎮座する「宿毛天満宮」。約600年もの間、地元で信仰されてきた由緒ある古社です。境内には約150本の桜の木が植えられ、こちらの桜は、全国的に開花が早いのも特徴です。満開を迎える毎年4月の第一日曜日には、「宿毛はし拳友の会」による「奉納はし拳大会」が行われます。神社の赤と桜のピンクが華やかな、春の風物詩です。日没後には周囲にかけられた提灯に明かりが灯され、ぼんやり桜を照らします。

為松公園

小京都・中村の街を一望しながらお花見

かつて中村城があった「為松公園」は、四万十市の高台にある桜の名所。清流・四万十川や、碁盤の目状に広がる小京都・中村の街並み、そして約500本ものソメイヨシノが楽しめます。期間中は提灯に明かりが灯り、夜のお花見も堪能できますよ。街の夜景と夜桜をゆっくり眺めてみませんか? 園内には、天守閣をかたどった外観の「四万十市立郷土博物館」があり、桜と博物館を一緒に写真に収めるのもおすすめです。

牧野公園

“日本の桜名所100選” 県内屈指の花見スポット

世界的な植物学者・牧野富太郎が、東京からソメイヨシノの苗を送ったことがきっかけで、町の人々が整備し、「日本の桜名所100選」にも選ばれるほどに。春になると、園内には約30種、約350本の桜が咲き乱れます。毎年、お花見シーズンには「牧野公園さくらまつり」を実施。さまざまなイベントが開催されるほか、夜にはぼんぼりが点灯して、夜桜も堪能できます。園内に咲いている桜以外の草花にも注目です。

四万十川桜づつみ公園

四万十川と桜の共演

四万十川の下流域、入田地区の堤防沿いにある「四万十川桜づつみ公園」。植栽された約500本の桜と、最後の清流と呼ばれる四万十川の景色が望める公園です。心地良い川のせせらぎに耳を傾けながら、遠くに見える山々や、咲き誇る桜を五感で楽しんでみてください。東屋やお手洗いが近くにあるのも嬉しいですね。

<おわりに>

これまでに、高知の桜名所を13選ご紹介してきました。春の訪れを感じさせる桜のシーズン、気になった場所があれば、ぜひとも足を運んでみてください。ただ、この時期には多くの花見客が各地へ訪れます。ゴミは持ち帰る、周りの人に迷惑になるほど騒がない、公園・神社でのルールを確認するなど、マナーを守って気持ち良くお花見を楽しみましょう!

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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