【広島駅周辺観光】一度は行くべき!広島市内のおすすめのスポット12選

2024/01/24

【広島駅周辺観光】一度は行くべき!広島市内のおすすめのスポット12選

原爆に関する平和スポットから、自然豊かな景勝地など、大人から子どもまで楽しめる観光地が集まる広島。特に、交通アクセスの要となる広島駅周辺には、一度は訪れたい観光スポットが揃います。観光に訪れるなら、3~5月の桜の時期や、10・11月の紅葉の時期がおすすめ! そこで今回は、広島市内のおすすめスポット12選を紹介します。

【中区】広島城

天守閣から広島の街並みを見下ろそう

天正17(1589)年、戦国武将の毛利輝元が築いた城で、歴史探訪を楽しみましょう。天守閣は昭和20(1945)年に原爆により全壊しましたが、外観を復元したコンクリート建築として、昭和33(1958)年に再建。天守閣の第1~3層では、広島城に関する資料や、甲冑や刀などが展示されています。歴史好きの方はぜひ立ち寄りを! 天守閣最上層には展望室があり、原爆ドームやグリーンアリーナの頭、晴れた日には宮島の山並みを望むことができます。

【中区】広島護国神社

戦没者を祀る神社で平和を祈願

「広島護国神社」は、大東亜戦争までの戦没者と原爆犠牲者の9万2,000余柱の英霊をお祀りしています。明治元(1868)年に、戊辰戦争で陣没された78柱の御霊を奉祀したことが起源。昭和20(1945)年の原爆投下で当時の社殿は焼失しましたが、境内の出入口に鎮座していた大鳥居は被爆に耐え、現在は広島城の入口でその姿を実際に見ることができます。多くの戦争や原爆の犠牲となった方々の魂の安らぎを祈り、歴史や平和について考えてみてはいかがでしょうか。

【中区】ひろしま美術館

ロマン派から印象派までフランス近代絵画が充実

アートを楽しみたい方は、「原爆ドーム」から徒歩10分ほどの場所にある「ひろしま美術館」を訪れてみては? モネやルノワール、ゴッホといった印象派を中心に、フランス近代絵画や日本洋画、日本画などの日本近代絵画を所蔵。コレクションのなかから、西洋絵画を中心に約90点を常設展示しています。年数回の特別展も開催しており、訪れる度に楽しむことができる美術館です。

【中区】原爆ドーム

人々に平和の大切さを訴える平和記念碑

昭和20(1945)年8月6日午前8時15分、「原爆ドーム」から南東160mの場所で原爆が炸裂。爆心地からほど近くの場所にあるものの、ドームは倒壊を免れました。被爆から現在に至るまで、「原爆ドーム」は、被爆した当時の姿をほぼそのままに残し、人々に平和の大切さを訴え続けています。崩れ落ちた外壁やむき出しになった鉄骨など、痛々しい姿が見る者の心を打ちます。

【中区】おりづるタワー

広島の"過去・現在・未来"を感じる複合商業施設

「原爆ドーム」の東隣に位置する複合商業施設。最大の見どころは、タワーの最上階に位置する屋上展望台"ひろしまの丘"。平和記念公園をはじめとした広島の街並みを一望でき、晴れた日には宮島の弥山まで見渡せます。12階にある"おりづる広場"では、自分で折った折り鶴を投函する高さ約50mのガラス張りの「おりづるの壁」や、折り鶴をテーマにしたデジタルコンテンツが体験可能。広島の名産品など約1,000点がそろう1階の物産館"SOUVENIR SELECT 人と樹"にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

【中区】ひろしまリバークルーズ

多彩な航路で広島の名所をめぐろう

広島市内の観光名所を水上から優雅に眺める観光遊覧船で、特別な思い出を残しませんか? 初めて広島観光に訪れたなら、本川~元安川を遊覧するコースがおすすめ。所要25分と、気軽に参加できるのがポイントです。そのほか、元安川~本川を一周する所要1時間のコースや、平和公園~広島駅前を結ぶコースも。また、水上サイクリングを楽しめる「SuiSui」は25分間自由に水上を移動可能で、名所をより間近に体感できます。

【中区】平和記念公園

世界中の人々が平和を思って集まる公園

爆心地の近くに広がる「平和記念公園」の園内には「原爆ドーム」や平和のモニュメントなどが集まり、恒久平和の拠点として多くの人が訪れます。元安川と旧太田川(本川)に囲まれた三角州の最上流部に位置する緑豊かな場所で、現在は市民の憩いの場になりました。園内を歩いて、平和について考えてみてはいかがでしょうか。

【中区】広島平和記念資料館

豊富な展示を通じて平和について考えよう

「広島平和記念資料館」は、原爆の非人道性や被害を伝える施設。施設は本館と東館があり、本館は日本の戦後建築物として初めて国の重要文化財に指定されました。館内では、被爆資料や遺品、被災写真を通じて戦争の悲惨さを人々に伝えています。なかには、原爆の閃光で壁に焼きついた影や黒焦げの弁当箱など、当時の状況をリアルに伝える展示も。被爆者や遺族の苦しみや悲しみにふれ、平和について深く考えてみませんか。

【中区】縮景園

都会に広がる自然豊かな庭園

元和6(1620)年に築かれた歴史ある大名庭園。広島市内の中心部に位置しながら、池や木々が織りなす美しい自然風景を眺めることができます。造園以来、江戸時代の大火や原爆により大きな打撃を受けましたが、その都度復旧し、2020年には築庭400年を迎えました。春は桜や桃、夏は新緑、秋は紅葉、冬は梅や椿と、季節ごとに違った表情が楽しめるのも魅力。美しい景観に癒やされながら園内を散策すれば、心身のリフレッシュにつながります。

【中区】お好み村

お好み焼きといえばココ! にぎやかなグルメスポットへ

広島県民のソウルフードであるお好み焼き。そんなお好み焼きを思う存分堪能したいなら、ユニークなグルメビル「お好み村」を訪れましょう。こちらは、1棟のビルの中に23店ものお好み焼き店が入る人気観光スポットです。スタンダードな「そば肉玉」は900円と全店統一の価格で味わうことができます。営業時間や定休日は各店舗に問い合わせを。

【南区】マツダスタジアム(広島市民球場)

選手とファンの闘志が燃える熱い試合を観戦!

広島といえば、外せないのが人気球団「広島東洋カープ」。「マツダスタジアム(広島市民球場)」は、「広島東洋カープ」が本拠地とする野球場です。観客席は、横幅50cm、奥行き85cmと大リーグ球場並みのスペースを確保。ゆったりと野球観戦が楽しめます。座種の豊富さも大きな魅力のひとつ。ダイナミックなプレーを堪能できる砂かぶり席、応援団やカープファンの一体感を味わえるパフォーマンスシートなど多彩な観客席があるので、幅広いシーンに合わせて利用できます。

【東区】広島東照宮

山麓に鎮座する神社でご利益を授かろう

「広島東照宮」は、JR広島駅北口すぐにそびえる二葉山のふもとに位置します。原爆投下の際、熱風により拝殿や本殿は消失しましたが、唐門や翼廊などの社殿は全壊や焼失を逃れ、現在も被爆建物としてその姿を残しています。御祭神は、江戸幕府初代将軍の徳川家康公。参拝することで、健康成就、病気平癒、安産や厄祓いのご利益があるといわれています。境内の建造物の一部は、広島市の重要有形文化財に指定されました。

おわりに

戦争の悲惨さを訴える施設で平和について考えたり、自然豊かな庭園で癒やされたりと、広島市内にはさまざまな楽しみ方ができる観光スポットが盛りだくさん。今度の休日には、ぜひ広島を訪れて、市内の観光名所をめぐってみてはいかがでしょうか?

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