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東京都|渋谷
発信日:2023年04月07日
2023年05月25日(木)〜07月30日(日)
入場料:無料
SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.6の会期とアーティストが決定
「渋谷スクランブルスクエア」の14階・45階・46階・屋上に位置する展望施設「SHIBUYA SKY」(以下、本施設)は、「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」と題して、本格的な企画展を定期的に開催。今回は、写真家 松岡一哲による企画展「Tokyo Games」(以下、本展)を開催することが決定しました。開催期間は、2023年5月25日~7月30日までとなります。
「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」は、本施設のご来場者に、渋谷最高峰の景色を眺めるだけにとどまらず、まだ見ぬ世界への興味を抱かせ、想像力を育てる体験を提供することを目的に開催。「視点を拡げる」を共通テーマに、アーティストが本施設を体験したインスピレーションから制作された作品を展開しており、3月24日までは「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5『目 [mé]』」を開催中です。
「Tokyo Games」展示コンセプト
それぞれがゲームのように何かを掴み取ろうとしている東京の街。
懸命に掴もうとする一人ひとりの営為そのものを写真家・松岡一哲が丁寧にフィルムに収め、『東京』を写し出す。
写真家・松岡一哲は、身近な被写体や日常の場面を切り取りながら、固定観念や言葉の枠組みから取りこぼされる世界の実存をフィルムに焼き付けてきた。2020年にはTAKA ISHII GALLERYにて個展『やさしいだけ』を開催。存在や風景の「あわい」から立ち現れる美しさや、表層でなく深奥から浮かび上がるものを捉え続けている。
「Tokyo Games」と題した本展では、SHIBUYA SKYの展望空間から望むことのできる東京の数カ所の街でポートレートや風景の写真を撮り下ろし、それらを中心に展示することで、展望空間では東京の遠景を、展示空間では近景を、と異なる視点・視座から見つめる体験を提供し、鑑賞者の新たな発見や行動を喚起する。
松岡一哲 Photo by Kenji Takahashi 高橋健治
松岡一哲について
1978年岐阜県生まれ
日本大学芸術学部写真学科卒業
写真家として活動しながら、2008年〜2016年まで「テルメギャラリー」を運営。
世界のものごとを等価に捉えるまなざしで撮影を続けている。ポートレート、ファッション、広告などを中心に活躍中。
主な個展に、『マリイ』(Bookmarc、東京、2018年)、『やさしいだけ』(タカイシイギャラリー、東京、2020年)など。2023年4月22日〜5月18日にタカイシイギャラリーにて個展予定。
SKY GALLERY EXHIBITION SERIESについて
渋谷は文化を生み出す街であり、本施設はそんな街との循環によって、渋谷とともに成長してゆく「知的好奇心を育てる施設」を目指しています。そのためにも、本施設のキーメッセージである『展望せよ。渋谷、世界、自分、未来。』を軸に、渋谷で文化を生み出しているパートナーやアーティストとのコラボレーションを通じ、新たな気づきを誘発するカルチャーコンテンツを企画・実施しています。
なかでも46階屋内展望回廊「SKY GALLERY」にて定期的に開催する「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」は、「視点を拡げる」を共通テーマに、アーティストが本施設を体験したインスピレーションから制作されたオリジナル作品を主軸に展開する本格的なエキシビションです。
今後も本施設は、「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」を通じて、渋谷最高峰の景色を眺めるだけにとどまらず、まだ見ぬ世界への興味を抱かせ、想像力を育てる体験を生み出します。
現在開催中のSKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5『目 [mé]』
『目 [mé]』展示作品
vol.1 EVEREST 都市と極地の高みへ
都市の運動から抜け出し「ただ、眺める」。をテーマに、これまで展示空間と観客を含めた状況をつくることで空間を変容させ、現実の不確かさをひとびとに体験させてきた現代アートチーム「目 [mé]」が、自身の視点とSHIBUYA SKYの体験を掛け合わせることで、普段の景色から解放された、ただ物事のありのままを眺める体験をつくります。
『目 [mé]』展示作品
SHIBUYA SKYから眺める東京、渋谷、都市とそこを行き交う人々。毎日およそ決まったリズムで同じ横断歩道を渡り、車を走らせ、窓に明かりを灯し、膨大で無常な都市の運動自身として生活を営む「人」としての私たち。
『目 [mé]』展示作品
この世界の不確かさを見つめる「目 [mé]」の観点と、非日常から世界を眺めることを可能にするSHIBUYA SKYの視座を重ねることで、都市は一つの大きな運動体でありながら、その運動を担う私たちはそれぞれの固有の時を歩んでいるという世界の姿をただ、眺めることを促します。
開催期間:2023年1月13日~3月24日
開催場所:SHIBUYA SKY 46階「SKY GALLERY」
これまでのSKY GALLERY EXHIBITION SERIES
vol.1 EVEREST 都市と極地の高みへ
開催期間 2020年6月1日~8月31日
写真家石川直樹氏が自ら登り、撮影したエヴェレストの写真をSKY GALLERYの空間構成に沿って展示。当企画は、本施設の体験設計のベースとなっている通過儀礼や山登りの体験構造にフォーカスを当て、体験の類似性と異なるスケールを持った世界の可能性を“直感的”に示すことで、目に見える景色の先に世界はつながっているという事を示唆しています。
vol.2 FOCAL DISTANCE | 焦点距離
開催期間 2020年11月1日~2021年1月17日
アーティストの岩崎貴宏による、観る者の視点に潜む焦点距離を変化させることに着眼した変貌する都市のポートレート的作品を展示。作家自身がSHIBUYA SKY を体験したインスピレーションから制作されたオリジナル作品を主軸に展開。
vol.3 Everyone’s sky 消えゆく風景への旅by TRANSIT
開催期間 2020年6月1日~8月31日
2020年9月にTRANSITから発行された「TRANSIT49号 美しき消えゆく世界への旅」の誌面企画から、“海(Sea)・森(Forest)・動物(Animals)・眺望(The View)”という4つのエリアに分けて再構成した写真/読み物パネルを<SKY GALLERY>回廊内の壁面4箇所に散りばめ、回遊しながら楽しめる空間展示としています。屋上から360度に広がる景色を体験した後、その先に広がる世界のさまざまな環境問題に目を向けるきっかけをつくります。
vol.4 DOWN TO TOWN
開催期間 2022年5月20日~7月24日
「DOWN TO TOWN」は、アートチーム「SIDE CORE」がキュレーションする、匿名アーティストグループ「EVERYDAY HOLIDAY SQUAD」による個展です。渋谷で一番高所に位置するSHIBUYA SKY 46階「SKY GALLERY」を展示会場とし、「望遠鏡を覗いて鑑賞すること」や「独自の視点で作られた地図を持って街を歩く」という行為を通じて、アーティストのアイデアに触れながら街を散策(down to town)し、街に対する新しい視点の獲得をうながしました。渋谷という街の中でこそ生まれる特別な体験を提供しました。
「SHIBUYA SKY」について
本施設は、14階~45階の移行空間「SKY GATE」、日本最大級の屋上展望空間「SKY STAGE」、46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY」の3つのゾーンで構成されております。渋谷最高峰の地上229mから広がる360度の景色を眺めるにとどまらず、一連の体験を通じて知的好奇心を刺激し、想像力を育む展望装置です。
写真家 松岡一哲による企画展「Tokyo Games」【渋谷スクランブルスクエア】
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