- 東京駅から五井駅まで約1時間
レトロな列車に揺られて、旅のはじまり

「小湊鉄道」
市原市の五井駅から夷隅郡大多喜町の上総中野駅までの約40kmを結ぶローカル鉄道。2018年には「小湊鐵道とその沿線の景観」として、ちば文化遺産のひとつに選定。豊かな自然を眺める旅を、お得な1日乗車券を使って楽しもう。
【TEL】0436-23-5584(トロッコ受付係 10:00~16:00)
【料金】<1日フリー乗車券>大人1800円、小人900円※小湊鐵道線全線 発売当日限り有効
★ 五井駅で小湊鉄道の「1日フリー乗車券」を購入しましょう!
★ 東京を早朝に出発しないと1日でまわれないので、朝食に五井駅でお弁当を購入するのがおすすめ。「あさり弁当」や「幻のかまとろ丼」、「房総ちらし」や千葉の郷土料理「太巻スシ」などが人気です!
- 五井駅から小湊鐵道約55分
下車してのんびり、菜の花さんぽ

「飯給駅(いたぶえき)周辺」
市原市北部にある無人駅・飯給駅周辺には、春には桜や菜の花が咲き誇り、撮影スポットとして人気。建築家・藤本壮介氏が手がけた、高さ約2mの杉を675本を使った杉壁が取り囲む「世界一大きなトイレ」があることでも有名。
★ 平日は1日2本、土日は1日3本運行される「里山トロッコ」と菜の花を一緒に写真におさめれば、SNS映え間違いなし!
- 小湊鐵道約13分
こちらもすごい!汽笛が鳴ったらカメラを構えて

「養老渓谷駅周辺」
飯給駅から下って2駅先にある駅。駅構内には足湯があり鉄道利用者は無料で利用することが可能。また徒歩約10分のところにある「石神の菜の花畑」では菜の花を掻き分けるように走るレトロな小湊鐵道の車両が楽しめる。
【TEL】0436-96-1609(養老渓谷駅)
【営業時間】<足湯>12:00~17:00、土・日曜・祝日11:00~17:00
【料金】駅入場券 大人140円、小人70円 ※駅利用者は無料
★ 養老渓谷まで走る列車は1時間に1本程度と少ないので、行きと帰りの時刻を確認しておきましょう
★ 菜の花畑への行き方は、駅でマップを配布しているのでチェックを!
★ 鉄道利用者は無料の足湯コーナーがあるので、電車の待ち時間に利用してみて
- 徒歩約15分
名物スイーツも味わえるカフェでランチ

「いっぺあCafe」
2018年11月にオープンしたお土産処兼カフェ。養老渓谷駅前すぐに位置し、周辺散策や鉄道旅の合間の利用に便利。千葉のお茶を使った名物の「いあっぺプリン」をはじめチャーシュー丼やジビエメニューも楽しめる。
★ 土日祝日のみの営業なので要注意です
- 養老渓谷駅から上総中野駅まで小湊鐵道約7分
レトロな赤い電車に乗り換え!

「いすみ鉄道」
房総半島にある大原駅から上総中野駅を結ぶ鉄道。車窓からは季節ごとに異なる景色が眺められ、4月初旬には約13kmにわたる菜の花畑のなかを列車が走り抜ける風景が楽しめる。鉄道と里山の風景を味わいに出かけよう。
【TEL】0470-82-2161
【料金】1日フリー乗車券1200円、土・日曜・祝日用1日フリー乗車券1500円
★ 途中、東総元駅には鉄橋の真ん中で釣りをしているムーミンがいるので、探してみてくださいね
★ 土休日に運転している急行列車に乗車される際は、急行券が別途必要です
- 上総中川駅までいすみ鉄道約27分
- 徒歩約30分
お土産探しに写真撮影、卵かけごはんも!

「いすみポッポの丘」
かつて房総を走っていた鉄道車両が22両も展示されている、車両保存施設。売店では鉄道グッズをはじめ、運営元である養鶏場で育てられた、朝採れ卵などを販売。濃厚な味わいの卵かけごはんがいただけるカフェも併設。
★ 鉄道ファンはもちろん、卵かけごはんを求めて多くの人でにぎわいます
Text:P.M.Aトライアングル
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上総中川駅に戻り、いすみ鉄道で大原駅まで約24分。帰路へ
- 1日目
今回ご紹介したスポット
「レトロなローカル線と菜の花畑を撮影したい!」という方にご提案した今回のプラン。移動に時間はかかりますが、それもまた旅の醍醐味。列車に揺られながら、のんびりした休日を楽しんでみてくださいね。