
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では宝山寺や芳徳寺、法華寺がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
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宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
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芳徳寺
多くの剣豪を輩出した、柳生家の菩提寺。柳生一族の墓が並ぶ。本尊の左右には、徳川将軍家の剣術指南役となった柳生宗矩や、宗矩と親交のあった僧・沢庵和尚の像が安置されている。
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 9:00~16:30
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法華寺
聖武天皇の皇后・光明皇后の創建による総国分尼寺(全国の尼寺を総轄する寺)。本尊の国宝・十一面観音立像は皇后がモデルといわれる。本堂などは1601年、豊臣秀頼とその母・淀殿が再建。本坊の庭園は名園として知られる。
- 奈良県奈良市法華寺町882
- 9:00~17:00
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丹生川上神社(中社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。東殿前に立つ石灯篭が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
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霊山寺
736年の創建。戦乱に巻き込まれなかったため、建物や仏像などに古いものが残っている。国宝に指定されている本堂は1283年に建立された鎌倉時代和様仏堂の代表作。境内には世界中の薔薇を集めた薔薇園があることでも有名。
- 奈良県奈良市中町3879
- 10:00~16:00※バラ園8:00~17:00
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慈光院
1663年、石州流茶道の祖・片桐貞昌が父の菩提を弔うために建立。庭園は白砂と皐月の刈込みが美しく、名園のひとつと言われる。書院は簡素ながら風格があり、角隅には茶室がある。
- 奈良県天理市山市小泉町865
- 9:00~17:00
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榮山寺
養老3年(719)、奈良時代の貴族・藤原武智麻呂による創建。本堂には薬師如来坐像(重要文化財)が祀られており、本堂右手には八角円堂(国宝)が立つ。八角円堂は760年頃の建立と推定され、平城京および斑鳩以外の地区にある奈良時代の建築物としては稀有なものであり、法隆寺夢殿と並ぶ貴重な遺構である。
- 奈良県五條市小島町50
- 9:00~17:00
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石上神宮
石上神宮は崇神天皇時代の紀元前に創建されたと言われており、8世紀初めに編纂された日本最古の歴史書「古事記」にも記述がある非常に歴史が古い神社である。石上神宮には元から本殿がなかったが、1874年(明治4年)の発掘で出土した刀などを奉納するため、1913年(大正3年)に造営された。鎌倉時代に建てられた拝殿は国宝に、楼門は国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県天理市布留町384
- 日の出から日没まで
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矢田寺
約1,300年前の創建。「アジサイ寺」とも呼ばれ、6月から7月には60種1万株のアジサイの花が咲き誇る。本尊の地蔵菩薩や、境内の「味噌なめ地蔵」も有名。
- 奈良県大和郡山市矢田町3549
- 8:30~17:00
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大神神社
大神神社は日本神話に登場する大物主大神を主祭神に祀っている。創建時期は不詳だが、712年に編纂された古事記や720年に編纂された日本書紀には当社に関する記述が見られ、日本最古の神社の一つとされる。境内の背後にある三輪山を御神体とするため、境内には本殿がなく拝殿奥の三ツ鳥居越しに三輪山を拝する。拝殿は鎌倉時代に建てられたのち1664年に江戸幕府四代将軍によって再建されたもので国の重要文化財に指定されており、高さ32メートルの大鳥居は1984年に昭和天皇が来社したのを記念して造られたものである。
- 奈良県桜井市三輪1422
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吉野水分神社(吉野山/上千本エリア)
吉野水分神社は創建時期は不詳だが、平安時代初期の797年に編纂された史書「続日本紀」にこの神社に関する記述が残されている。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素で、本殿や拝殿や楼門などが国の重要文化財に指定されている。豊臣秀吉が1594年に訪れて子授けを祈願して三男秀頼が産まれたといわれ、子授け・安産の神として信仰されている。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山1612
- 8:00~16:00(4月:~17:00)
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海龍王寺
遣唐使の航海安全を祈願するために創建された寺で、現在も旅行や留学の安全祈願を行う。西金堂(重要文化財)内に安置されている「五重小塔」が国宝に指定されている。この五重小塔は、光明皇后宮内に残る唯一の天平時代建造物であるとともに、内廷仏教と内廷寺院の中心伽藍を現在に伝える仏教建造物として重要な役割を果たしている。
- 奈良県奈良市法華寺北町897
- 9:00~16:30
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喜光寺
奈良時代の高僧・行基が721年に創建した寺。東大寺大仏建立のための、布教活動の拠点となった。本堂は東大寺大仏殿の雛型と言われている。蓮の名所としても知られ、6月中旬~8月中旬に見頃を迎える。
- 奈良県奈良市菅原町508
- 9:00~16:00(蓮の開花時期の土日祝日は7:00~16:30)
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大安寺
南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代にかけては東大寺や興福寺とならぶ大寺であった。歴史は古く、聖徳太子が建てた「熊凝精舎」が起源という説がある。奈良時代の716年に現在地に移設され大安寺という名称になった。奈良から京都へ遷都した平安時代以後は、火災で境内を焼失するなどし衰退した。
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 9:00~17:00
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矢田坐久志玉比古神社
創建年代は不明。祭神である櫛玉饒速日命が天磐船に乗って空を飛んだという故事から「航空祖神」として崇められており、航空機のプロペラが楼門に吊されている。 本殿二棟が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県大和郡山市矢田町965
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福智院
清水寺が前身と伝えられており、地蔵菩薩の胎内には建仁3年(1203年)、建長6年(1254年)の二つの墨書がある。光背に多数の仏がびっしりと埋め尽くされており、この表現は地蔵としては珍しく、地蔵尊としては唯一。
- 奈良県奈良市福智院町46
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當麻寺
612年、聖徳太子の弟・麻呂子親王が創建した寺。現在の場所には孫の當麻国見が移築したと伝わる。當麻氏の氏寺として栄え、 国宝や重要文化財に指定された多くの文化財を有している。境内にある塔頭「中之坊」では、桃山時代の名庭「香藕園」や霊宝館が公開されている。
- 奈良県葛城市當麻1263
- 09:00~17:00
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高鴨神社
紀元前2世紀頃から存在したといわれる日本最古の神社のひとつ。京都の上賀茂神社・下鴨神社をはじめとする全国の賀茂社の総社。本殿は桃山時代を代表する建築物で、国の重要文化財に指定されている。境内にある狛犬には、東大寺南大門の金剛力士像の作者・快慶の銘が入っている。
- 奈良県御所市鴨神1110
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夜支布山口神社
創建年代は不明だが、平安時代に編纂された書物(延喜式)にはこの神社に関する記述がある。境内にある摂社・磐神社本殿は、春日大社を20年に一度立替える儀式(式年造替)によってこの場所に移し替えられたもので、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県奈良市大柳生町3089
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白毫寺
天智天皇の子・志貴皇子(しきのみこ)の山荘跡に建てられた寺。高台にあり、境内から奈良市街を一望できる。秋には参道の石段が萩に覆われ、3月の下旬には奈良三名椿の一つとされる「五色椿」の花が開く。
- 奈良県奈良市白毫寺町392
- 9:00~17:00
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東大寺(奈良公園)
天平文化の象徴ともいえる寺で、8世紀に建立した。世界最大の木造建築である大仏殿や、彫像群が並ぶ法華堂、伝統行事の舞台である二月堂など数多くの見どころがある。
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 【大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂】7:30~17:30(11月~3月8:00~17:00)
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庚申堂
奈良の庚申信仰の拠点で、青面金剛像を祭る祠。魔よけとして町の軒先に吊るされている猿をかたどったお守りは、住民の災いを代わりに受けることから「身代わり猿」または「くくり猿」と呼ばれている。
- 奈良県奈良市西新屋町39
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宇太水分神社
西暦91年の創建とされる古社。鎌倉時代に建てられた本殿(1320年)は国宝に指定されており、隅木入春日造による建築物で建立年代が明らかなものとしては最古のものである。同型同大の3棟が並び立ち、それぞれ速秋津比古神・天水分神・国水分神を祀る。本殿右側には、末社春日神社本殿(重要文化財)と末社宗像神社本殿(重要文化財)が並ぶ。
- 奈良県宇陀市菟田野古市場245
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談山神社
談山神社は678年に創建されたと伝わる古社で、中臣鎌足と中大兄皇子が大化の改新に関する談合をこの地で行ったことが「談山」の由来となった。創建当時は妙楽寺という名の寺院だったが、明治政府による神仏分離令(1869年)を機に談山神社に改称された。建造物は妙楽寺時代のものを使用しているため、神仏習合時代の雰囲気が色濃く残っている。木造十三重塔のほか境内には国の重要文化財が数多くある。
- 奈良県桜井市多武峰319
- 8:30~17:00
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久米寺
推古天皇(554年~628年)の勅願により聖徳太子の弟である来目皇子によって創建。創建のきっかけは、7歳の時に眼病を患った来目皇子が、この地で治癒祈願し全快した御礼だったとされ、本尊の薬師如来像にお願いすると眼病に霊験があるとされている。多宝塔は重要文化財に指定されている。
- 奈良県橿原市久米町502
- 8:00~17:00
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般若寺
飛鳥時代の629年に創建され、奈良時代(735年)に平城京の鬼門を鎮護する寺となった。以来、般若経の学問寺として栄え、数々の文化財が遺されている。秋はコスモスの名所としても知られる。
- 奈良県奈良市般若寺町221
- 9:00~17:00
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法隆寺
607年、聖徳太子と推古天皇によって創建されたと伝わる寺。現在の伽藍は8世紀初頭に完成。世界最古の木造建築群として、当時の姿を残す。世界文化遺産に登録されており、建造物や収蔵品の多数が国宝に指定されている。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺
- 8:30~17:00(11/4~2/21は16:30まで)
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元興寺 塔跡
門前に『史跡 元興寺塔跡』の碑が立ち、民家に囲まれた小さな空間に仮堂と塔跡がある。江戸時代末期(1859年)に焼失し、現在は基壇と礎石を残すのみだが、その規模の大きさから興福寺の五重塔(約51m)をしのぐ高い塔が立っていたことが想像できる。
- 奈良県奈良市芝新屋町12
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橿原神宮
橿原神宮は、初代天皇・神武天皇が宮(皇居)を置いたとされる場所に明治天皇によって創建された(1890年)。橿原神宮の隣には日本書紀や万葉集にも登場する畝傍山があり、この周辺は日本神話と関係が深い場所である。鳥居は台湾の阿里山産の檜で作られており、皇室に関係が深い神社であるため、明治神宮や伊勢神宮の鳥居と同様に鳥居は朱色に塗られていない。 ※日本書紀:奈良時代に編纂された日本の歴史書。720年に完成したといわれる。
- 奈良県橿原市久米町934
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