
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では佛隆寺(仏隆寺)や吉野水分神社(吉野山/上千本エリア)、橿原神宮がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
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佛隆寺(仏隆寺)
850年、空海(弘法大師)の高弟・堅恵による創建で、空海が唐から持ち帰った茶を栽培した場といわれ、大和茶発祥の地とされる。境内にある石室は開祖堅恵の墓で、国の重要文化財に指定されている。例年4月中旬には奈良県最古の樹齢900年の桜が見頃を迎える。
- 奈良県宇陀市榛原赤埴1684
- 9:00~16:30
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吉野水分神社(吉野山/上千本エリア)
吉野水分神社は創建時期は不詳だが、平安時代初期の797年に編纂された史書「続日本紀」にこの神社に関する記述が残されている。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素で、本殿や拝殿や楼門などが国の重要文化財に指定されている。豊臣秀吉が1594年に訪れて子授けを祈願して三男秀頼が産まれたといわれ、子授け・安産の神として信仰されている。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山1612
- 8:00~16:00(4月:~17:00)
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橿原神宮
橿原神宮は、初代天皇・神武天皇が宮(皇居)を置いたとされる場所に明治天皇によって創建された(1890年)。橿原神宮の隣には日本書紀や万葉集にも登場する畝傍山があり、この周辺は日本神話と関係が深い場所である。鳥居は台湾の阿里山産の檜で作られており、皇室に関係が深い神社であるため、明治神宮や伊勢神宮の鳥居と同様に鳥居は朱色に塗られていない。 ※日本書紀:奈良時代に編纂された日本の歴史書。720年に完成したといわれる。
- 奈良県橿原市久米町934
- 日の出から日没まで
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宝幢寺
奈良時代(710年~794年)の僧行基によって創建されたと伝えられる。本堂は、室町時代前期に建てられたもので、重要文化財に指定されている。壁面には、中国絵画の影響を受けた釈迦説法図などが描かれている。
- 奈良県生駒市小平尾町271
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慈光院
1663年、石州流茶道の祖・片桐貞昌が父の菩提を弔うために建立。庭園は白砂と皐月の刈込みが美しく、名園のひとつと言われる。書院は簡素ながら風格があり、角隅には茶室がある。
- 奈良県天理市山市小泉町865
- 9:00~17:00
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高鴨神社
紀元前2世紀頃から存在したといわれる日本最古の神社のひとつ。京都の上賀茂神社・下鴨神社をはじめとする全国の賀茂社の総社。本殿は桃山時代を代表する建築物で、国の重要文化財に指定されている。境内にある狛犬には、東大寺南大門の金剛力士像の作者・快慶の銘が入っている。
- 奈良県御所市鴨神1110
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丹生川上神社(上社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。
- 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1
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大峯山寺(大峰山寺)
大峯山寺は7世紀末に創建された修験道の寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。標高1720メートルの山上ヶ岳の山頂付近にある現在の本堂は1691年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。平安時代初期から現在に至るまで女人禁制の寺院になっており、登山口近くの女人結界門から先は女性は立ち入る事が禁じられている。 ※修験道:険しい山に籠って修行することで悟りを得ることを目的とする日本独自の山岳信仰
- 奈良県吉野郡天川村洞川
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大野寺
大野寺は681年の創建と伝わる古寺で、桜の名所として知られる。また、824年には空海が境内に堂を建てたという伝承が残っている。寺の前を流れる宇陀川の対岸には、高さ30メートルのほどの大きな岩壁に高さ約13メートルの仏が彫られている。この壁面の仏は1210年に造られた弥勒磨崖仏と呼ばれているもので、国の史跡に指定されている。
- 奈良県宇陀市室生大野1680
- 08:00~17:00
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庚申堂
奈良の庚申信仰の拠点で、青面金剛像を祭る祠。魔よけとして町の軒先に吊るされている猿をかたどったお守りは、住民の災いを代わりに受けることから「身代わり猿」または「くくり猿」と呼ばれている。
- 奈良県奈良市西新屋町39
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興福寺(奈良公園)
710年の創建。藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。最盛期には寺の建物の数が175もあった大寺で、現在は五重塔、東金堂などのほか、阿修羅像を代表とする多くの国宝を安置する国宝館がある。
- 奈良県奈良市登大路町48
- 9:00~17:00
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霊山寺
736年の創建。戦乱に巻き込まれなかったため、建物や仏像などに古いものが残っている。国宝に指定されている本堂は1283年に建立された鎌倉時代和様仏堂の代表作。境内には世界中の薔薇を集めた薔薇園があることでも有名。
- 奈良県奈良市中町3879
- 10:00~16:00※バラ園8:00~17:00
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大神神社
大神神社は日本神話に登場する大物主大神を主祭神に祀っている。創建時期は不詳だが、712年に編纂された古事記や720年に編纂された日本書紀には当社に関する記述が見られ、日本最古の神社の一つとされる。境内の背後にある三輪山を御神体とするため、境内には本殿がなく拝殿奥の三ツ鳥居越しに三輪山を拝する。拝殿は鎌倉時代に建てられたのち1664年に江戸幕府四代将軍によって再建されたもので国の重要文化財に指定されており、高さ32メートルの大鳥居は1984年に昭和天皇が来社したのを記念して造られたものである。
- 奈良県桜井市三輪1422
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玉置神社
紀元前37年創建と伝わる古社で、玉置山九合目に鎮座する杉に囲まれた美しい神社。平安時代以降は修験道の拠点の一つとして繁栄した。本殿からさらに山頂に向かうと玉石社という末社がある。そこは玉置神社の奥宮で、地表から一部だけ出ている玉石が御神体。修験者は本殿より先にこの玉石を礼拝する。世界遺産構成要素の一部。
- 奈良県吉野郡十津川村玉置1
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元興寺 塔跡
門前に『史跡 元興寺塔跡』の碑が立ち、民家に囲まれた小さな空間に仮堂と塔跡がある。江戸時代末期(1859年)に焼失し、現在は基壇と礎石を残すのみだが、その規模の大きさから興福寺の五重塔(約51m)をしのぐ高い塔が立っていたことが想像できる。
- 奈良県奈良市芝新屋町12
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南法華寺(壷阪寺)
大宝3年(703年)に創建といわれる。壷阪寺とも呼ばれ、「枕草子」の中で清少納言によって「寺は壷阪、笠置、法輪」と賞賛される。国の重要文化財に指定されている礼堂や三重塔、そして天竺渡来の大観音石像がある。
- 奈良県高市郡高取町壷阪3番地
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喜光寺
奈良時代の高僧・行基が721年に創建した寺。東大寺大仏建立のための、布教活動の拠点となった。本堂は東大寺大仏殿の雛型と言われている。蓮の名所としても知られ、6月中旬~8月中旬に見頃を迎える。
- 奈良県奈良市菅原町508
- 9:00~16:00(蓮の開花時期の土日祝日は7:00~16:30)
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金峯神社(吉野山/奥千本エリア)
金峯神社は創建時期は不詳だが、平安時代に編纂された「栄花物語」に藤原道長がこの神社に参拝したことが記されている。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素で、神社脇の小路を下った場所には源義経が逃げ隠れたと言われる「義経隠れ塔」がある。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
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天河大弁財天社
通称「天河神社」。日本神話に登場する女神「市杵島姫命」を祭神としている。市杵島姫命は弁財天と同一の神とされ、宮島・竹生島などとならび弁財天を祀る代表的神社の一つに位置付けられている。本殿にある弁財天像は、7月16日と17日に行われる例大祭の時のみ公開される。
- 奈良県吉野郡天川村坪内107
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長弓寺
創建年は不詳だが8世紀前半頃とされる。本堂が国宝に指定されており、和様を基調にしつつ大仏様を採り入れるなど鎌倉時代の新和様の典型的な建築となっており密教仏堂の代表作として知られる。
- 奈良県生駒市上町4445
- 9:00~16:00
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正倉院(奈良公園)
シルクロードの終着駅といわれ、古文書をはじめ、服飾品・調度品・楽器など8千点を越える宝物を収蔵している。収蔵物の一部は、毎年秋に正倉院展として奈良国立博物館で公開される。
- 奈良県奈良市雑司町129
- 10:00~15:00(内部は観覧不可)
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丹生川上神社(中社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。東殿前に立つ石灯篭が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
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室生寺
室生寺は宝亀年間(770年~781年)に創建された寺院で、室生山の山麓から中腹に寺域がある。平安時代、空海や最澄と交流があった僧・修円によって寺の整備が進んだ。中世に一時衰退したが、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって堂塔が修理されるなどして復興した。
- 奈良県宇陀市室生78
- 8:30~17:00(12月~3月は9:00~16:00)
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御霊神社
延暦19年(800年)創建。境内にはしだれ桜やボタンなどの四季折々の美しい花が咲き誇る。秋季例祭では神輿とともに時代装束に身を包んだ氏子、獅子舞が「ならまち」を練り歩く。
- 奈良県奈良市薬師堂町24
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長谷寺
長谷寺は686年に創建された古寺で、源氏物語や枕草子など多くの古典文学に登場する。当時の貴族や徳川将軍家の庇護を受け発展し、本堂は徳川家光により再建され、本坊は徳川家綱によって建立された。国宝に指定される本堂を筆頭に、国の重要文化財に指定される本坊や仁王門など境内には多くの文化財がある。
- 奈良県桜井市初瀬731-1
- 8:30~17:00(10~3月は9:00~16:30)
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當麻寺
612年、聖徳太子の弟・麻呂子親王が創建した寺。現在の場所には孫の當麻国見が移築したと伝わる。當麻氏の氏寺として栄え、 国宝や重要文化財に指定された多くの文化財を有している。境内にある塔頭「中之坊」では、桃山時代の名庭「香藕園」や霊宝館が公開されている。
- 奈良県葛城市當麻1263
- 09:00~17:00
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薬師寺
天武天皇が皇后の病気平癒を願って造営した寺。世界遺産に登録されている。国宝の東塔は創建時から残る唯一の遺構。現在は金堂など、次々と再建されている。
- 奈良県奈良市西ノ京町457
- 9:00~17:00(拝観受付は16:30まで)
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中宮寺
中宮寺は聖徳太子が母・穴穂部間人のために創建した尼寺で、法隆寺と同じ7世紀前半頃の創建と推定される。本尊の国宝「菩薩半跏思惟像」は世界三大微笑像の一つとされる。また、死後の世界の様子を刺繍した国宝「天寿国曼荼羅繍帳」も見ることができる(複製)。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目1-2
- 9:00~16:30(10/1~3/20は16:00まで)
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