壷阪寺
奈良県/高市郡
壷阪寺
ツボサカデラ
吉野山と大和三山を望む“壷阪の観音様”
南には桜の名所である吉野山、北には“万葉のふるさと”とも呼ばれる大和三山と奈良盆地が一望できる壺阪の山に立つ「壷阪寺」。飛鳥時代の703年(大宝3年)、奈良県奈良市にある元興寺の弁基上人に開かれたとされ、古くから観音信仰が盛んで、清少納言も「枕草子」で山号を挙げている名刹。御本尊の十一面千手観音菩薩像は、眼病平癒に霊験があらたかな“目の観音様”として広く知られている。また、明治時代に作られ、今も人形浄瑠璃や歌舞伎の人気演目として上演される「壺坂霊験記」の舞台でもある。
- 飛鳥時代の703年(大宝3年)に弁基上人によって創建。持統天皇の菩提を弔うために建立されたという説もある。
- 清少納言は随筆「枕草子」に「寺は壷坂、笠置、法輪」とつづり、霊験あらたかな寺としてその名を筆頭に挙げて称賛している。
- 豊臣秀吉の片腕ともいわれた豊臣秀長とその家臣・本多俊政が高取城の大規模改修工事を行った際に、壷阪寺も復興された。
住職
常盤 勝範
1962年奈良県に生まれ、1989年壷阪寺住職に奉職。社会福祉法人の理事長としても活躍し、縁を大切にしながら人に寄り添い、平等な社会の実現を目指す。
旅路に刻まれる和の印影
西国三十三所第6番札所の証となる本尊朱印や詠歌入り、江戸時代の復刻朱印のほか、観音様の優しいまなざしを意味する“慈眼光明”と記された祈願朱印なども頒布。季節・行事に合わせた切り絵朱印も好評。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 1月1日〜1月3日 |
修正会
前年の反省をして己を正し、新しい年の幸福などを祈願する、新春初祈祷会。 |
11:00/13:30 |
| 1月18日 |
初観音
新年最初の観音様のご縁の日(18日)に初観音法要と住職法話会を行う。 |
13:30 |
| 3月1日〜4月18日 |
大雛曼荼羅
約4,500体のひな飾りで曼荼羅を表現。年度により開催期間は異なる。 |
8:30~17:00 |
| 3月下旬〜4月上旬 |
夜桜ライトアップ夜間拝観
“桜大仏”や境内に咲く桜を鮮やかにライトアップ。 |
~20:00 |
| 5月18日 | 春の眼病封じ祈願会 | 13:30 |
| 5月下旬〜7月上旬 |
大和三大観音 あぢさゐ回廊
境内の至る所に飾られた色とりどりのアジサイや、アジサイに囲まれた圧巻の“紫陽花大仏”を見ることができる。4カ所の古刹を巡る「大和あじさい重ね色巡礼」も開催。 |
8:30~17:00 |
| 8月18日 |
大施餓鬼会
先祖を供養する法要。 |
13:30 |
| 10月18日 | 秋の眼病封じ祈願会 | 13:30 |
| 11月上旬 |
お里沢市ウォーク
近畿日本鉄道飛鳥駅から壷阪寺までの約6.5kmのコースを歩くウォーキングイベント。 |
13:30 |
| 11月中旬〜11月下旬 | 紅葉ライトアップ夜間拝観 | ~20:00 |
| 12月18日 |
納め観音・大とんど
一年最後の観音様のご縁日の法要。 |
13:30 |
| 12月31日 | 除夜の鐘 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
悠久の時を超えて壺阪の地に咲く祈りと奇跡
飛鳥時代の703年(大宝3年)、奈良県奈良市にある元興寺の僧・弁基上人が、修行中に感得した観音像を祀ったことが起源とされる。717年(養老元年)には元正天皇の命により本堂となる八角円堂が建立され、正式に「南法華寺」の社号を賜った。847年(承和14年)には長谷寺とともに定額寺に列せられ、平安貴族たちの参拝も盛んで寺勢を誇り、清少納言が随筆「枕草子」に「寺は壷坂、笠置、法輪」と名を挙げている。本堂に鎮座する、胸の前で手を合わせた姿の御本尊・十一面千手観音菩薩像は、古くから眼病平癒に霊験があらたかであると伝わり、平安時代には桓武天皇、一条天皇の眼病も平癒したという逸話も残る。明治時代には、夫婦愛と観音様の霊験を描いた物語「壺坂霊験記」が作られ、人形浄瑠璃や歌舞伎などで上演されたことから、その舞台として「壷阪寺」の名前が世に広まった。
伽藍
歴史が息づき大石仏像が見守る聖地
本堂は八角円堂というめずらしい構造で、室町時代の作である御本尊・十一面千手観音菩薩像を祀っている。本堂の正面には、御本尊を礼拝するための御堂で、国指定の重要文化財である礼堂が配置され、さらにその前方には同じく重要文化財である三重塔が立ち、古くから続く伽藍配置の優美さを今に伝えている。境内では、歴史が感じられる建造物と合わせて、春の桜、夏の深緑とアジサイ、秋の紅葉、冬は雪景色といった四季折々の景色が訪れる人々の目を楽しませてくれる。現在はインドとの交流を通じて、約20mの高さを誇る「天竺渡来 大観音石像」をはじめとした巨大石像群や、総重量約1,500tの壮大な石の御堂「天竺渡来 大石堂」など、異国の趣を添える建造物も立ち並び、古くから伝わる信仰と、現代の国際的な慈悲の精神、そして自然が調和する霊場として参拝者が絶えない。
祈願と供養
祈りと信仰の地で安らかに眠る御霊
目を開いた柔和な姿の御本尊・十一面千手観音菩薩像は、眼病平癒や諸願成就の仏として信仰を集め、現在も全国各地から多くの参拝者が訪れる。観音様と深く縁を結び、眼病に対する霊験を授かるための祈祷も行っており、「眼病封じ祈願朱印」とともに、毎日申し込みを受け付けている。また、1964年(昭和39年)から、ハンセン病患者救済活動や教育助成事業、地域開発援助などの国際奉仕活動を通してインドとの交流が始まったことから建立された、総重量約1,500tの石の御堂「天竺渡来 大石堂」では、宗旨・宗派を問わず、納骨と永代供養を行っている。インドのアジャンター石窟寺院をモデルに、日本とインドに住む延べ12万人もの人々の手によって造られた壮大な石堂の最奥には納骨室があり、多くの御霊が安らかに眠っている。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
夏の光に映える
アジサイと壷阪寺
鮮やかに色付いた
壺阪の錦秋の装い
雪化粧の壷阪寺
静寂の冬景色
- 住所
- 奈良県高市郡高取町壷阪3
- アクセス
- 車:南阪奈道路葛城ICより約29分 電車:近鉄吉野線壺阪山駅より車で約7分 バス:奈良交通バス各系統「壷阪寺前」停留所よりすぐ※土・日・祝日のみ運行
- 公式HP
- https://www.tsubosaka1300.or.jp/
- TEL
- 0744-52-2016旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 0744-52-3835
- 営業時間
- 8:30~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 【拝観料】大人:800円、高校生以下:200円
- 駐車場
- 150台
テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
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桜色に染まる
壺阪の春景色