
福井県のおすすめの神社仏閣
福井県の神社仏閣では妙楽寺や中山寺、神宮寺がおすすめです。
歴史の深い祈りの地の寺社をおすすめ順に紹介します。
-
妙楽寺
創建は明らかでないが鎌倉時代(1185年頃~1333年)に建立された本堂は若狭で最も古い建造物で、国の重要文化財に指定されている。本堂内に安置された木造千手観音菩薩立像も国の重要文化財指定されており、檜の一木造りで、二十四面の顔を持つ大変珍しい仏像。かつては33年に一度公開される秘仏であったため、現在でも黄金色に輝いている。
- 福井県小浜市野代28-13
- 9:00~17:00
-
中山寺
天平8年(736年)創建されたと伝わる。本堂や金剛力士像は国指定重要文化財に指定されている。金剛力士像は平成3年にロンドンの大英博物館で一般公開され、西欧の人々の賞賛の的となった。山門からは高浜の絶景も楽しめる。
- 福井県大飯郡高浜町中山27-2
- 9:00~16:00
-
神宮寺
和銅7年(714年)創建されたと伝わる。毎年3月2日に行われる、奈良・東大寺二月堂への「お水送り」神事が有名。約2kmキロの松明行列には、一般市民、観光客も参加することができる。室町時代建立の本堂(国指定重要文化財)は、若狭随一といわれる華麗な姿。
- 福井県小浜市神宮寺30-4
- 9:00~16:00
-
永平寺
永平寺は曹洞宗の開祖・道元が大仏寺を建立したことが始まりで、その2年後の1246年に永平寺に改められた。永平寺は神奈川県横浜市にある總持寺と並び曹洞宗の中心寺院(大本山)で、福井県を代表する観光地として知られる。寺の名称は中国に始めて仏法が伝わった後漢(東漢)王朝の明帝の時の元号が「永平」だったことに由来する。仏殿や法殿をはじめ、境内には多くの重要文化財があるほか、日帰りや宿泊で座禅体験ができるプランが用意されている。
- 福井県吉田郡永平寺町志比5-15
- 8:30~17:00(11月~4月:~16:30)
-
越前大仏(清大寺)
1987年創建の「清大寺」に鎮座する座高17mの大仏。「東大寺」の大仏を上回る大きさで、左右には4体の脇侍仏、壁面には1281体の諸仏がある。高さ75mの五重塔や「九龍殿」の装飾壁、日本庭園も見どころ。
- 福井県勝山市片瀬町50字1-1
- 8:00~17:00
-
白山平泉寺
霊峰「白山」の信仰拠点として717年に創建された寺。日本最大級の宗教都市だったが、1574年に攻められて焼失。現代の発掘調査で当時の遺構が確認され、旧境内全域が国の史跡に指定された。境内の一面が美しい苔で覆われているため「苔寺」とも呼ばれる
- 福井県勝山市平泉寺町平泉寺
- 境内見学自由
-
大湊神社(雄島)
大湊神社は650年頃の創建といわれる古社で、1186年には奥州に向かう途中の源義経が参拝したいう記録が残る。その後、越前国を治めた朝倉家の祈願所に定められて栄華を極めたが、織田信長の近江・越前国侵攻の際に戦火に遭い焼失し衰退した。江戸時代になると福井藩主・松平忠直によって復興が図られ、1621年に社殿が再建された。
- 福井県坂井市三国町安島
-
三國神社
大山咋命(おおやまくいのかみのみこと)と第26代・継体天皇を祀る神社。境内には太刀と立願文、実物大の木造彩色の神馬が安置される。5月の「三国祭」は「北陸三大祭」のひとつとされ、大勢の人で賑わう。
- 福井県坂井市三国町山王6-2-80
-
大安禅寺
1658年、福井藩4代藩主・松平光通が建立した寺。歴代福井藩主の菩提寺で、松平家の墓地「千畳敷」には高さ3mを超す墓石が並ぶ。数百点もの寺宝を持ち、建物一帯は国の重要文化財に指定。境内には初夏に咲き誇る花菖蒲園もある。
- 福井県福井市田ノ谷町21-4
- 9:00~17:00
-
瀧谷寺
瀧谷寺1375年に創建された寺院で、以後、中世戦国武将たちの庇護を受けて繁栄した。1688年に造られた本堂は国の重要文化財に指定されるほか、江戸時代中期の作庭といわれる庭園は国の名勝に指定されている。また、宝物殿では国宝に指定される仏具や多くの重要文化財を見る事ができる。
- 福井県坂井市三国町滝谷1-7-15
- 8:00~17:00(11月~2月:~16:30)
-
若狭姫神社
若狭国一宮。奈良時代初期の721年創建。「若狭国一宮」は、上社「若狭彦神社」と下社「若狭姫神社」の総称。現在、多くの神事は下社で行われている。 ※一宮:7世紀頃~10世紀頃に実施されていた律令制のもとで設定された地方行政区分内で、最も社格が高い神社
- 福井県小浜市遠敷65-41
-
大瀧神社
「大瀧神社」と「岡太神社」の二社からなる神社。「大瀧神社」は719年の創建と伝わり、「岡太神社」は紙の神・紙祖神を祀る。社殿は1843年に建立されたもので、国の重要文化財に指定されている
- 福井県越前市大滝町23-10
-
称念寺
養老5年(721年)創建。南北朝時代(1336年~1392年)の武士・新田義貞の墓があり、1556年、武将・明智光秀が斎藤義龍の大軍に敗れて妻子とともに逃れた場所としても知られる。後に俳人・松尾芭蕉が光秀と家族の暮らしぶりを詠んだ句碑も建てられている。「他阿真教上人絵像」が国の重要文化財に指定されている。
- 福井県坂井市丸岡町長崎19-17
-
若狭彦神社
若狭国一宮。若狭彦神社(上社)と若狭姫神社(二社)に分かれており、上社は715年(奈良時代)、下社は721年に創設された。室町時代以前は、祭祀の中心は上社であったが、以降は下社中心となり、現在の神事も多くは下社で行われている。 ※一宮:7世紀頃~10世紀頃に実施されていた律令制のもとで設定された地方行政区分内で、最も社格が高い神社
- 福井県小浜市竜前28-7
-
羽賀寺
霊亀2年(716年)創建といわれる。鳳凰が飛来し、この地に羽を落としたという伝説にちなんで羽賀寺と名付けられたと伝わる。応仁の乱を避けて京から若狭に運び込まれたと伝えられる諸仏の中でもひと際美しい、木造十一面観音菩薩立像がみどころ。本堂と十一面観音菩薩立像は国の重要文化財に指定されている。
- 福井県小浜市羽賀82-2
- 9:00~16:00
-
金崎宮
「金ヶ崎城址」の麓にある神社。1338年に「金ヶ崎の戦い」で敗死した恒良親王と尊良親王を祀る。桜の名所として知られ、若者からは「難関突破と恋の宮」として人気。
- 福井県敦賀市金ヶ崎町1-1
-
氣比神宮
越前一の宮で、7柱の神を祀る。高さ10.9mの大鳥居は広島の「厳島神社」、奈良の「春日大社」と並ぶ「日本三大木造大鳥居」のひとつで、国の重要文化財に指定される。
- 福井県敦賀市曙町11-68
- 6:00~17:00
-
明通寺
日本海に面する小浜は、中国大陸や朝鮮半島と奈良・京都との交流の玄関口であり、仏教文化が伝わり反映した。現在でも、小浜界隈には寺院が点在しており、貴重な文化財が残っている。806年の創建といわれる明通寺では、1258年に再建された本堂と高さ22mの三重塔が堂々とした佇まいを見せ、国宝に指定される。平安時代の後期に作られた仏像も迫力があり、国の重要文化財に指定される。
- 福井県小浜市門前5-21
- 9:00~17:00(12月~2月は16:30まで)
-
萬徳寺
創建年代は不詳だが、1265年以前とされる。高野山真言宗の寺院で、阿弥陀如来を本尊とする。樹齢500年の大山モミジ(国の天然記念物)のある枯山水庭園で知られ、他にも国の重要文化財に指定される木造阿弥陀如来像など、多数の文化財を有する。
- 福井県小浜市金屋74-23
- 9:00~17:00