
和歌山県のおすすめの神社仏閣
和歌山県の神社仏閣では子安地蔵寺や熊野速玉大社、善福院がおすすめです。
自然と信仰の調和する地の寺社をおすすめ順に紹介します。
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子安地蔵寺
天平9年(737年)創建と伝わり、安産祈願の寺として親しまれている。「ふじの寺」とも言われ、4月下旬~5月上旬にかけて8種類25本の藤が境内を彩り多くの人が訪れる。
- 和歌山県橋本市菖蒲谷94
- 8:00~17:00
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熊野速玉大社
熊野速玉大社の歴史は紀元前の神台に遡ると言われ、熊野本宮大社と熊野那智大社とともに熊野三山のひとつに数えられる。また、世界遺産の構成要素のひとつでもあるほか、境内にあるナギの木は国の天然記念物に指定されている。神宝館では室町幕府3代将軍・足利義光が寄進した調度品など千点を超す古神宝を収蔵展示しており、これらの調度品は制作年代や由来がはっきりしている点で学術的に貴重であることからいずれも国宝に指定されている。
- 和歌山県新宮市新宮1
- 終日開放
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善福院
1215年の創建。現在は釈迦堂が残るのみとなっている。釈迦堂は国宝に指定されており、鎌倉時代後期(1327年)の禅宗様仏殿として、鎌倉円覚寺舎利殿・山口功山寺仏殿などと共に最も古いものである。
- 和歌山県海南市下津町梅田271
- 終日参拝可(釈迦堂の内部拝観は9時~16時)
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伊太祁曽神社
「紀伊国」の語源となった木の神・五十猛命(いたけるのみこと)を祀る古社。五十猛命は日本最古の歴史書『古事記』『日本書紀』の神話に登場し、厄除け、大漁・航海安全の神としても信仰される。
- 和歌山県和歌山市伊太祁曽558
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青岸渡寺
青岸渡寺は4世紀に創建された天台宗の寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。中世以降は隣接する熊野那智大社と一体化し、広大な敷地を誇る神仏集合の修験道場として繁栄した。明治時代になると政府が発令した神仏分離令を機に熊野那智大社から寺院として独立し青岸渡寺と名づけられた。境内の本堂は国の重要文化財に指定されている。
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
- 7:00~16:30
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高野山壇上伽藍・金剛峯寺
「奥之院」と並び、世界遺産高野山の二大聖地。高野山は弘法大師・空海が816年に開いた霊場で、空海が最初に整備した場所が「壇上伽藍」であった。真言密教の根本道場として高野山の中核をなし、周囲に様々な名所が立ち並ぶ。
- 和歌山県伊都郡高野町大字高野山
- 施設に拠る(概ね8:30~17:00頃)
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金剛三昧院
金剛三昧院は、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝を祀るため、妻の北条政子によって1211年に創建された。三代将軍・源実朝の遺骨を収めるのを機に1219年に金剛三昧院という名称になった。世界遺産の構成資産の一つに登録されているほか、境内の多宝塔は国宝、客殿・台所が国の重要文化財に指定されている。また、宿坊があるため境内で宿泊することができる。
- 和歌山県伊都郡高野町高野山425
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和歌浦天満宮
10世紀の創建。学問の神・菅原道真が主祭神であるため受験生が多く訪れる。901年、左遷された菅原道真が大宰府(福岡県)に向かう途中この地に立ち寄ったことから、後年この地に神殿を建てて道真の霊を祀った。楼門・本殿が国の重要文化財に指定されている。
- 和歌山県和歌山市和歌浦西2丁目1-24
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補陀洛山寺
補陀洛山寺はインドからやってきて熊野の海岸に漂着した裸形上人によって4世紀頃に創建されたと言われ、「補陀洛」という言葉は観音浄土を意味するサンスクリット語の発音に漢字を当てはめたものである。当時、遥か南洋上にあると信じられた観音浄土を目指してここから信者が出発した。境内は国の史跡と同時に世界遺産の構成資産の一つに指定されている。
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浜の宮
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大斎原(熊野本宮大社)
1889年の水害後に移転するまで、この場所に熊野本宮大社があった。現在は日本一の大鳥居をくぐった先に二基の石祠が建てられているだけである。左側の祠は中四社下四社を祀り、右側の祠は境内摂末社の神霊を祀っている。
- 和歌山県田辺市本宮町本宮1
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淡嶋神社
「雛祭り」の語源といわれる少彦名命を祀る神社。ひな祭りと人形供養発祥の地として信仰を集める。境内には全国から奉納された人形が数多く並び、不思議な雰囲気に包まれている。
- 和歌山県和歌山市加太118
- 9:00~17:00
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慈尊院(高野山町石道)
慈尊院は真言宗の開祖・空海によって816年に創建されたと言われる。空海は修行の場として高野山に寺院を造成したが、高野山への登り口にあたる山麓の要所に慈尊院を建てた。ここでは主に高野山参拝に関する庶務を行っていたが、高野山は1906年まで女人禁制の場として女性が立ち入ることが許されなかったため、空海の母が高野山を訪れた際は慈尊院に滞在した。境内は国の史跡に指定されており、弥勒堂は世界遺産の構成資産の一つであると同時に国の重要文化財に指定されている。
- 和歌山県伊都郡九度山町
- 10:00~17:00
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丸高稲荷神社
丸高稲荷神社は、小高い丘の上に鎮座し85基の鳥居が並ぶ。また鳥居の横には150本の桜が立ち並び、春は鳥居と桜の美しい組み合わせを楽しむことができる。山頂には展望台があり高野山系の山々を一望することができる。
- 和歌山県橋本市紀ノ光台1丁目
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熊野本宮大社
世界遺産「熊野三山」のひとつ。伝承では、2000年以上昔の崇神天皇の時代に社殿が創建されたという。近隣には旧社地の「大斎原」や「世界遺産熊野本宮館」がある。
- 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
- 8:00~17:00
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丹生都比売神社
紀伊国一宮。高野山や熊野地域などと共に世界遺産に登録されている。空海が金剛峯寺を建立するにあたって丹生都比売神社が土地を寄進したと伝えられ、古くから高野山と深い関係にある。高野山の入り口に位置するため、高野山参拝前にはまずここに参拝する習わしがあったとされる。 ※一宮:7世紀頃~10世紀頃に実施されていた律令制のもとで設定された地方行政区分内で、最も社格が高い神社
- 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
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熊野那智大社・那智の滝
熊野那智大社は4世紀末に創建された熊野三山のひとつに数えられる神社で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。また、中世以降は隣接する青岸渡寺と一体化し、広大な敷地を誇る神仏集合の修験道場として繁栄した。明治時代になると政府が発令した神仏分離令を機に熊野那智大社から如意輪堂が寺院として独立し青岸渡寺と名づけられた。境内の本堂は国の重要文化財に指定されている。また、社有地である那智原始林は国の天然記念物に指定されると同時に世界遺産能構成要素の一つに登録されている。
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
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真田庵(善名称院)
正式には善名称院といい、戦国時代の武将、真田昌幸・幸村親子が隠れ住んだ寺。境内には昌幸を祀る「真田大権現」や昌幸の墓、供養塔がある。宝物資料館では真田ゆかりの品を展示。
- 和歌山県伊都郡九度山町真田庵
- 9:00~17:00
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高原熊野神社
高原熊野神社は、正式名称を熊野神社といい熊野古道の中辺路沿いに鎮座している。1402年に創建された神社で、江戸時代は熊野権現という社名だったが明治元年に熊野神社と改められた。境内には樹齢千年といわれる楠の大木がある。また、神社近くの休憩所「霧の里」には売店やトイレがある。
- 和歌山県田辺市中辺路町高原1120番地
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長保寺
1000年の創建。本堂・塔・大門の全てが国宝に指定される寺は、奈良の法隆寺と長保寺のみである。1666年、初代紀州藩主・徳川頼宣によって紀州徳川家の菩提寺に定められて以降、歴代紀州徳川家の墓所となった。
- 和歌山県海南市下津町上689
- 9:00~16:00
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高野山奥之院
世界遺産・高野山を開いた弘法大師・空海が入定した地。約2kmの参道沿いには歴史的人物の墓が並び、最奥には空海が今も瞑想中とされる御廟がある。高野山最大の聖地であり、御廟前の燈籠堂では2万基もの燈籠が明かりを灯す。
- 和歌山県伊都郡高野町高野山奥の院
- 参拝自由
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紀三井寺
770年、唐僧・為光上人が開いた古刹で、近畿地方の「早咲き桜」の名所。寺の名は境内から湧き出す「三井水」に由来する。江戸時代には紀州徳川家の歴代藩主が繁栄祈願に訪れ、現在も多くの参詣者で賑わう。
- 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
- 8:00~17:00(仏殿大観音像8:30~16:30)
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丹生官省符神社
丹生官省符神社は真言宗の開祖空海によって816年に創建され、同時期に高野山の政所として慈尊院も建立された。数度の名称変更を経て、1946年に現在の丹生官省符神社という名称に改められた。本殿が国の重要文化財に指定され、境内地は国の史跡に指定されている。また、世界遺産の構成要素として登録されている。
- 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院835
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熊野那智大社
那智の滝近くにあった社殿が現在地に遷ってからでも1700年を数えると伝わる。6棟の本殿には、森羅万象の根源に力を与える神とされる主神熊野夫須美大神のほか十二柱の神々が祀られている。熊野修験の修行の地として、また観音霊場としても繁栄した。
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1那智勝浦町
- 通年 7:00~16:30(閉門)、宝物殿は8:30~15:30
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鬪雞神社
鬪雞神社は、熊野三山の全ての祭神を祀っており、三山の別宮的な存在であると同時に世界遺産の構成資産でもある。壇ノ浦の戦いの際、源氏と平氏の両軍から支援を要請された湛増(武蔵坊弁慶の父といわれる)が、どちらを味方するかの神意を確認するために7羽の鶏を闘わせたことが神社の名前の由来である。本殿など六棟が一直線に並ぶ構成になっており、いずれも国の重要文化財に指定されている。
- 和歌山県田辺市東陽1−1
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根来寺
1130年、空海以来の学僧と言われた高野山の僧・覚鑁による創建。当初、寺社は高野山内にあったが、堕落した高野山信仰を立て直そうとした覚鑁が、高野山内の反対勢力に抵抗されて現在の場所に拠点が移された。高さ40mの大塔は国宝に指定されており、木造では日本最大の多宝塔である。
- 和歌山県岩出市根来2286
- 9:10~16:30(11月~3月は16時まで)
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蓮華定院
蓮華定院は建久年間(1190年~1199年)に建立された真言宗の寺院で、戦国武将・真田氏と関係が深いことで知られる。1600年の関ケ原の戦いで西軍に属した真田氏は、徳川家康が率いる東軍に敗北。父・真田昌幸と次男・幸村は死刑が決まったが、東軍に属していた長男・信幸による除名嘆願の結果、死刑を免れ高野山に幽閉された際にここで謹慎していた。現在は、宿坊として一般観光客の宿泊を受け入れている。
- 和歌山県伊都郡高野町大字高野山700
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粉河寺
平安時代の随筆『枕草子』にも登場する、770年創建の古刹。最盛期には高野山に次ぐ勢力を誇り、大門・中門・本堂・千手堂は重要文化財に指定されている。本堂前の枯山水庭園も見どころ。
- 和歌山県紀の川市粉河2787
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道成寺
701年創建の天台宗の寺院。能・歌舞伎などの演目で知られる「安珍・清姫伝説」の舞台である。本堂、仁王門などが国の重要文化財に指定されている。
- 和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738
- 境内は終日開放。宝仏殿は9:00~17:00
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