
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では興福寺(奈良公園)や手向山神社、金峯神社(吉野山/奥千本エリア)がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
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興福寺(奈良公園)
710年の創建。藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。最盛期には寺の建物の数が175もあった大寺で、現在は五重塔、東金堂などのほか、阿修羅像を代表とする多くの国宝を安置する国宝館がある。
- 奈良県奈良市登大路町48
- 9:00~17:00
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手向山神社
749年の創建。東大寺のすぐ近く、紅葉の名所として知られる手向山に鎮座する。東大寺建立に際し、東大寺の守護神として宇佐八幡宮(大分県)から分霊を受け建立された。明治時代の神仏分離の際に東大寺から独立し現在に至る。境内の住吉社本殿が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県奈良市大柳生町3089
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金峯神社(吉野山/奥千本エリア)
金峯神社は創建時期は不詳だが、平安時代に編纂された「栄花物語」に藤原道長がこの神社に参拝したことが記されている。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素で、神社脇の小路を下った場所には源義経が逃げ隠れたと言われる「義経隠れ塔」がある。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
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丹生川上神社(中社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。東殿前に立つ石灯篭が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
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芳徳寺
多くの剣豪を輩出した、柳生家の菩提寺。柳生一族の墓が並ぶ。本尊の左右には、徳川将軍家の剣術指南役となった柳生宗矩や、宗矩と親交のあった僧・沢庵和尚の像が安置されている。
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 9:00~16:30
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宇太水分神社
西暦91年の創建とされる古社。鎌倉時代に建てられた本殿(1320年)は国宝に指定されており、隅木入春日造による建築物で建立年代が明らかなものとしては最古のものである。同型同大の3棟が並び立ち、それぞれ速秋津比古神・天水分神・国水分神を祀る。本殿右側には、末社春日神社本殿(重要文化財)と末社宗像神社本殿(重要文化財)が並ぶ。
- 奈良県宇陀市菟田野古市場245
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大神神社
大神神社は日本神話に登場する大物主大神を主祭神に祀っている。創建時期は不詳だが、712年に編纂された古事記や720年に編纂された日本書紀には当社に関する記述が見られ、日本最古の神社の一つとされる。境内の背後にある三輪山を御神体とするため、境内には本殿がなく拝殿奥の三ツ鳥居越しに三輪山を拝する。拝殿は鎌倉時代に建てられたのち1664年に江戸幕府四代将軍によって再建されたもので国の重要文化財に指定されており、高さ32メートルの大鳥居は1984年に昭和天皇が来社したのを記念して造られたものである。
- 奈良県桜井市三輪1422
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橿原神宮
橿原神宮は、初代天皇・神武天皇が宮(皇居)を置いたとされる場所に明治天皇によって創建された(1890年)。橿原神宮の隣には日本書紀や万葉集にも登場する畝傍山があり、この周辺は日本神話と関係が深い場所である。鳥居は台湾の阿里山産の檜で作られており、皇室に関係が深い神社であるため、明治神宮や伊勢神宮の鳥居と同様に鳥居は朱色に塗られていない。 ※日本書紀:奈良時代に編纂された日本の歴史書。720年に完成したといわれる。
- 奈良県橿原市久米町934
- 日の出から日没まで
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元興寺
蘇我馬子(551年~626年)が飛鳥に創建した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が平城京内に移転した寺院で、世界遺産に登録されている。現在「ならまち」と呼ばれる地域の大半を含む広大な寺院だったが、現在は、極楽堂と禅室を残すのみとなっている。
- 奈良県奈良市中院町11番地
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飛鳥寺
飛鳥寺は蘇我馬子によって6世紀末に創建された日本最初の仏教寺院である。仏教発信の中心地として栄え、往時は国との関係が強い官寺と同等の寺格に位置づけられていた。鎌倉時代(1196年)に落雷で塔と金堂を焼失して以降は勢いを失った。現在の本堂は江戸時代に再建されたものである。本尊の釈迦如来像は609年に造られたもので飛鳥大仏と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
- 9:00~17:30(10月~3月:~17:00)
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元興寺 塔跡
門前に『史跡 元興寺塔跡』の碑が立ち、民家に囲まれた小さな空間に仮堂と塔跡がある。江戸時代末期(1859年)に焼失し、現在は基壇と礎石を残すのみだが、その規模の大きさから興福寺の五重塔(約51m)をしのぐ高い塔が立っていたことが想像できる。
- 奈良県奈良市芝新屋町12
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福智院
清水寺が前身と伝えられており、地蔵菩薩の胎内には建仁3年(1203年)、建長6年(1254年)の二つの墨書がある。光背に多数の仏がびっしりと埋め尽くされており、この表現は地蔵としては珍しく、地蔵尊としては唯一。
- 奈良県奈良市福智院町46
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吉水神社(吉野山/中千本エリア)
吉水神社は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つである。金峯山寺の僧房「吉水院」として建てられたのが始まりで、1185年には源頼朝から逃れた源義経らがここに5日間身を潜めた。また、1594年には吉野の花見の際に豊臣秀吉がここに滞在した。神社の庭園はその際に秀吉自らが設計したといわれる。明治時代の神仏分離令を機に吉水神社に改称された。境内からは一目千本と呼ばれる桜の絶景を望むことができる。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山579
- 9:00~17:00
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榮山寺
養老3年(719)、奈良時代の貴族・藤原武智麻呂による創建。本堂には薬師如来坐像(重要文化財)が祀られており、本堂右手には八角円堂(国宝)が立つ。八角円堂は760年頃の建立と推定され、平城京および斑鳩以外の地区にある奈良時代の建築物としては稀有なものであり、法隆寺夢殿と並ぶ貴重な遺構である。
- 奈良県五條市小島町50
- 9:00~17:00
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十輪院
十輪院は真言宗の寺院で、創建の時期や経緯などの詳細は不明である。十輪院の名称は、鎌倉時代の文献に載っているのが初見といわれる。中世以降は戦乱で荒廃したが、江戸時代になると徳川家の庇護を受けて修復が進められあ。境内には多くの文化財があり、鎌倉時代に建てられた本堂は国宝に、南門や石仏龕は国の重要文化財に指定されている。なお、龕とは仏像を収める厨子を意味する。
- 奈良県奈良市十輪院町27
- 9:00~16:30
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法隆寺
607年、聖徳太子と推古天皇によって創建されたと伝わる寺。現在の伽藍は8世紀初頭に完成。世界最古の木造建築群として、当時の姿を残す。世界文化遺産に登録されており、建造物や収蔵品の多数が国宝に指定されている。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺
- 8:30~17:00(11/4~2/21は16:30まで)
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不退寺
美男の代名詞とされる平安時代の歌人・在原業平ゆかりの寺。業平の祖父・平城天皇が退位後に住んだ御所を、業平が寺に改めたのが始まり。本堂には聖観音像と五大明王像が祀られ、業平の自作といわれている。
- 奈良県奈良市法蓮町517
- 9:00~17:00
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矢田寺
約1,300年前の創建。「アジサイ寺」とも呼ばれ、6月から7月には60種1万株のアジサイの花が咲き誇る。本尊の地蔵菩薩や、境内の「味噌なめ地蔵」も有名。
- 奈良県大和郡山市矢田町3549
- 8:30~17:00
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東大寺(奈良公園)
天平文化の象徴ともいえる寺で、8世紀に建立した。世界最大の木造建築である大仏殿や、彫像群が並ぶ法華堂、伝統行事の舞台である二月堂など数多くの見どころがある。
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 【大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂】7:30~17:30(11月~3月8:00~17:00)
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高鴨神社
紀元前2世紀頃から存在したといわれる日本最古の神社のひとつ。京都の上賀茂神社・下鴨神社をはじめとする全国の賀茂社の総社。本殿は桃山時代を代表する建築物で、国の重要文化財に指定されている。境内にある狛犬には、東大寺南大門の金剛力士像の作者・快慶の銘が入っている。
- 奈良県御所市鴨神1110
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葛城一言主神社
葛城一言主神社は一言主大神を祭神として祀る神社である。一言主神は古事記や日本書紀などの古書にも登場する神で、一言で願いを叶えてくれる神として信仰さっれている。本殿は1876年に改築されたもので、拝殿前には樹齢千年を超すイチョウの巨木がある。
- 奈良県御所市森脇432
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丹生川上神社(下社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。
- 奈良県吉野郡下市町長谷1の1
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法起寺
法起寺は638年に創建された古寺で、法隆寺や法輪寺などの古寺同様に古くから仏教文化が栄えた斑鳩の里エリアにある。当初は?栄していたが次第に衰退し、江戸時代には三重塔を残すのみにまで勢いを失った。現在、法起寺は世界遺産の構成要素の一つに指定されているほか、三重塔は国宝に指定されている。
- 奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873番地
- 8:30~17:00(11/4~2/21は16:30まで)
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安倍文殊院
645年の創建。平安時代の大陰陽師・安倍晴明が出生した寺で、全国から参拝者が集まる。鎌倉時代の名仏師・快慶によって彫られた文殊菩薩を本尊とし、京都の「切戸文殊」・山形の「亀岡文殊」とともに「日本三文殊」のひとつに数えられる。
- 奈良県桜井市阿部645
- 9:00~17:00
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天河大弁財天社
通称「天河神社」。日本神話に登場する女神「市杵島姫命」を祭神としている。市杵島姫命は弁財天と同一の神とされ、宮島・竹生島などとならび弁財天を祀る代表的神社の一つに位置付けられている。本殿にある弁財天像は、7月16日と17日に行われる例大祭の時のみ公開される。
- 奈良県吉野郡天川村坪内107
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慈光院
1663年、石州流茶道の祖・片桐貞昌が父の菩提を弔うために建立。庭園は白砂と皐月の刈込みが美しく、名園のひとつと言われる。書院は簡素ながら風格があり、角隅には茶室がある。
- 奈良県天理市山市小泉町865
- 9:00~17:00
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宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
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岡寺
正式名称は龍蓋寺。633年の創建。本尊の如意輪観音坐像は高さ4.6mで、日本最大の塑像。女性の厄除け観音として信仰を集めている。
- 奈良県高市郡明日香村岡806
- 8:00~16:30(3月~11月は17:00まで)
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唐招提寺
苦難の末に来日を果たした唐の高僧・鑑真和上が、759年に創建した寺。世界遺産に登録されている。御影堂の鑑真和上像は日本最古の肖像彫刻。
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 8:30~17:00
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