
山梨県のおすすめの神社仏閣
山梨県の神社仏閣では久遠寺や浅間神社、船津胎内樹型がおすすめです。
富士山の麓で祈りを捧げる地で寺社をおすすめ順に紹介します。
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久遠寺
日蓮宗の総本山。1274年、開祖・日蓮がここの山中に庵を構えたことに始まり、1474年に大伽藍を現在の場所に移転。境内には豪壮な堂宇が立ち並び、常に大勢の参拝客で賑わう。樹齢約400年のシダレザクラも有名。
- 山梨県南巨摩郡身延町身延3567
- 5:00~17:00(10~3月は5:30~)
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浅間神社
甲斐国一宮。639年に創建され、一帯は古代甲斐国の中心地である。富士山を神格化した神である「木花開耶姫命」を祭神として祀る。 ※一宮:7世紀頃~10世紀頃に実施されていた律令制のもとで設定された地方行政区分内で、最も社格が高い神社
- 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
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船津胎内樹型
約1000年前の溶岩の流れによって形成された全長70メートルの溶岩洞穴。流れる溶岩が樹木を取り込んで固化し、燃え尽きた樹の幹の部分が空洞になってできた洞穴を溶岩樹型という。内部が人間の胎内に似ていることから「胎内巡り」と称して17世紀以降に信仰の対象となった。
- 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6603
- 9:00~17:00
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忍野八海 淺間神社
大同2年(802年)創建。世界遺産「忍野八海」の目の間にあり、忍野八海の守護神といわれる。本殿に祀られている三神像は国の重要文化財に指定されている。境内の裏を流れる新名庄川にかかるお宮橋は富士山と桜並木で有名な撮影スポットだ。
- 山梨県南都留郡忍野村忍草456
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甲斐善光寺
戦国大名・武田信玄が「川中島の合戦」の際、長野の「善光寺」の焼失を怖れ、1558年に本尊などを移したことに始まる寺。境内には高さ27mもの金堂や朱塗りの山門があり、ともに国の重要文化財に指定されている。
- 山梨県甲府市善光寺3丁目36-1
- 9:00~17:00
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慈雲寺
慈雲寺は南北朝時代の1338年頃に創建された寺院で、境内にある推定樹齢300年超の桜で知られる。江戸時代、寺に設置された私塾で小説家・樋口一葉の父が学んでいたことから、境内には樋口一葉の文学碑が置かれている。例年、4月上旬頃に桜の見ごろとなる。
- 山梨県甲州市塩山中萩原352
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武田神社(躑躅ヶ崎館)
戦国大名・武田信玄を祀る、1919年創建の神社。武田氏3代(信虎・信玄・勝頼)が居住した躑躅ケ崎館跡にあり、境内には当時の堀・土塁・石垣などが残る。宝物殿では武田氏ゆかりの品々を展示
- 山梨県甲府市古府中町2611
- 【宝物殿】9:30~16:30
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恵林寺
1330年創建。甲斐・武田氏の菩提寺。1582年、織田・徳川連合の甲州討伐により武田氏が滅亡し、恵林寺は織田氏により焼き討ちにあった。その際、僧侶・快川紹喜が「心頭滅却すれば火もまた涼し」の言葉を遺したとされる。四脚門のほか、太刀と短刀が国の重要文化財に指定されている。 ※三門の左柱には「滅却心頭火自涼」の言葉が記されている
- 山梨県甲州市塩山小屋敷2280
- 8:30~16:30
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妙法寺
持統天皇7年(693年)頃に創建と伝わる。県内最大級の見事な山門とあじさいが有名で、あじさい寺とも呼ばれる。6月下旬~7月上旬には2万株のあじさいが咲き乱れ、「あじさい祭り」も開催される。地域の人が出店する模擬店では、地元特産のゆずを使ったゆず餅、ゆずうどんが販売される。
- 山梨県南巨摩郡富士川町小室3063
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清白寺
1333年頃創設の寺社。1415年に建てられた仏殿は、唐様(禅宗様式)建築の代表的遺構として知られる。鎌倉時代から室町時代にかけて、各地に禅宗寺院が多く創立されたものの現存するものは極めて少ないため、当社の仏殿は国宝に指定されている。
- 山梨県山梨市三ヶ所620
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新倉富士浅間神社
新倉山の中腹にあるビュースポット。春には桜と富士山と五重塔を望むことができ、多くの人で賑わう。山の一帯はハイキングコースとしても利用され、四季折々の憩いの場として親しまれる。
- 山梨県富士吉田市新倉3353-1
- 散策自由
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塩沢寺
808年弘法大師(空海上人)にて創建。地蔵堂は国の重要文化財に指定されている。厄除地蔵尊祭は普段は耳が聞こえない地蔵が2月13日の正午から14日の正午にかけての1日だけ耳が聞こえるようになり願いを叶えてくれるという全国的にも珍しいお祭り。
- 山梨県甲府市湯村3-17-2
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東光寺
創建年代は不詳だが、平安時代の1121年頃と推定される。1945年の米軍による甲府空襲により本堂を焼失。室町時代後期に建てられた仏殿は、檜皮葺屋根の中世以降の建築様式を残しており国の重要文化財に指定されている。
- 山梨県甲府市東光寺3丁目7-37
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金鳥居
金鳥居は、富士山そのものを信仰の対象とする日本古来の富士信仰の名残のある鳥居。1788年に建てられ、現在のものは1955年に再建されたものである。俗世間と富士山信仰の世界を隔てる結界としての役割を持っていたとされ、富士山頂まである鳥居のうち一番最初の鳥居「一ノ鳥居」に位置づけられている。
- 山梨県富士吉田市上吉田2丁目1-15
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冨士御室浅間神社冨士
武田家三代に渡り崇敬された富士山最古の神社。富士山2合目に祭る浅間神社を本宮とし、河口湖畔には里宮が鎮座している(里宮が現在は本宮の位置づけ)。構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されている。
- 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3951-2
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大善寺
718年、奈良時代の高僧・行基による創建と伝わる古刹。行基が葡萄を持った薬師如来を刻み、葡萄を薬として伝えたという伝説が残る。鎌倉時代に再建された本堂は関東地方で最古の木造建築物で、国宝に指定される。
- 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559
- 9:00~16:30
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妙了寺
妙了寺は1289年に創建された日蓮宗の寺院である。1949年の火災で多くの建造物を焼失し、本堂などが1979年に再建された。境内の桜は樹齢100年以上で、例年4月上旬に見頃を迎える。
- 山梨県南アルプス市上市之瀬724
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向嶽寺
向嶽寺は1380年に創建された臨済宗向嶽寺派の大本山である。創建以来、数度にわたり火災に遭いほとんどの建物を焼失したが、中門だけは建築された当時のまま残っており、国の重要文化財に指定されている。修行道場のため境内を散策することは可能だが、建物内部や庭園などは通常時非公開である。
- 山梨県甲州市塩山上於曽2026
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河口浅間神社
河口浅間神社は864年の富士山噴火の際、噴火を鎮めるために865年に創建された。現在は世界遺産の構成資産の一つとなっている。この地域は、江戸時代に富士山への登拝が大衆化したことに伴って御師集落として発展した。 ※御師:参拝者の案内や世話をする者
- 山梨県南都留郡富士河口湖町河口1
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北口本宮冨士浅間神社
北口本宮冨士浅間神社は世界遺産の構成要素の一つに登録されており、日本武尊が東方への遠征の際に祠を建てて祀ったのが起源で1900年の歴史があるとされる。江戸時代以降に富士山信仰が広まると、富士山登山道の吉田ルートの起点として多くの人が集まり栄えた。なお吉田ルートは、富士山の世界遺産登録の構成要素「富士山域」に含まれている。
- 山梨県富士吉田市上吉田5558番地