
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では金峯神社(吉野山/奥千本エリア)や龍田大社、法隆寺がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
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金峯神社(吉野山/奥千本エリア)
金峯神社は創建時期は不詳だが、平安時代に編纂された「栄花物語」に藤原道長がこの神社に参拝したことが記されている。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素で、神社脇の小路を下った場所には源義経が逃げ隠れたと言われる「義経隠れ塔」がある。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
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龍田大社
龍田大社の祭神の天御柱大神と国御柱大神は、龍田風神という別名で知られる。龍田大社の社伝では、今から約2100年前に第十代天皇である崇神天皇の時代の創建とされるが、「645年に天武天皇が風神を立野に祀った」という日本書紀における記述が正史では初見である。風の難を防ぐという言い伝えから、航海や航空の安全を祈願する参拝者が多く訪れる。
- 奈良県生駒郡三郷町立野南1丁目29-1
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法隆寺
607年、聖徳太子と推古天皇によって創建されたと伝わる寺。現在の伽藍は8世紀初頭に完成。世界最古の木造建築群として、当時の姿を残す。世界文化遺産に登録されており、建造物や収蔵品の多数が国宝に指定されている。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺
- 8:30~17:00(11/4~2/21は16:30まで)
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矢田寺
約1,300年前の創建。「アジサイ寺」とも呼ばれ、6月から7月には60種1万株のアジサイの花が咲き誇る。本尊の地蔵菩薩や、境内の「味噌なめ地蔵」も有名。
- 奈良県大和郡山市矢田町3549
- 8:30~17:00
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大安寺
南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代にかけては東大寺や興福寺とならぶ大寺であった。歴史は古く、聖徳太子が建てた「熊凝精舎」が起源という説がある。奈良時代の716年に現在地に移設され大安寺という名称になった。奈良から京都へ遷都した平安時代以後は、火災で境内を焼失するなどし衰退した。
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 9:00~17:00
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大野寺
大野寺は681年の創建と伝わる古寺で、桜の名所として知られる。また、824年には空海が境内に堂を建てたという伝承が残っている。寺の前を流れる宇陀川の対岸には、高さ30メートルのほどの大きな岩壁に高さ約13メートルの仏が彫られている。この壁面の仏は1210年に造られた弥勒磨崖仏と呼ばれているもので、国の史跡に指定されている。
- 奈良県宇陀市室生大野1680
- 08:00~17:00
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不退寺
美男の代名詞とされる平安時代の歌人・在原業平ゆかりの寺。業平の祖父・平城天皇が退位後に住んだ御所を、業平が寺に改めたのが始まり。本堂には聖観音像と五大明王像が祀られ、業平の自作といわれている。
- 奈良県奈良市法蓮町517
- 9:00~17:00
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大峯山寺(大峰山寺)
大峯山寺は7世紀末に創建された修験道の寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。標高1720メートルの山上ヶ岳の山頂付近にある現在の本堂は1691年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。平安時代初期から現在に至るまで女人禁制の寺院になっており、登山口近くの女人結界門から先は女性は立ち入る事が禁じられている。 ※修験道:険しい山に籠って修行することで悟りを得ることを目的とする日本独自の山岳信仰
- 奈良県吉野郡天川村洞川
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吉田寺
創建は天智天皇(626年~672年)の勅願によると伝えられる。法隆寺の南西2キロのところに位置し、室町時代の多宝塔(国・重要文化財)があり、ぽっくり往生の寺として知られる。
- 奈良県生駒郡斑鳩町小吉田1-1-23
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宇太水分神社
西暦91年の創建とされる古社。鎌倉時代に建てられた本殿(1320年)は国宝に指定されており、隅木入春日造による建築物で建立年代が明らかなものとしては最古のものである。同型同大の3棟が並び立ち、それぞれ速秋津比古神・天水分神・国水分神を祀る。本殿右側には、末社春日神社本殿(重要文化財)と末社宗像神社本殿(重要文化財)が並ぶ。
- 奈良県宇陀市菟田野古市場245
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喜光寺
奈良時代の高僧・行基が721年に創建した寺。東大寺大仏建立のための、布教活動の拠点となった。本堂は東大寺大仏殿の雛型と言われている。蓮の名所としても知られ、6月中旬~8月中旬に見頃を迎える。
- 奈良県奈良市菅原町508
- 9:00~16:00(蓮の開花時期の土日祝日は7:00~16:30)
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稱念寺(称念寺)
国の重要文化財。浄土真宗寺院の本堂としては、本山の本願寺以外で初めて国の重要文化財に指定された寺院。1514年に今井兵部によって開かれた念仏道場が始まりで、永禄年間(1558年~1570年)に寺院として整備された。創建以来現在に至るまで今井家が住職を務めており、豊臣秀吉政権下では手厚く庇護された。
- 奈良県橿原市今井町3-2-29
- 6:00~18:00
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天河大弁財天社
通称「天河神社」。日本神話に登場する女神「市杵島姫命」を祭神としている。市杵島姫命は弁財天と同一の神とされ、宮島・竹生島などとならび弁財天を祀る代表的神社の一つに位置付けられている。本殿にある弁財天像は、7月16日と17日に行われる例大祭の時のみ公開される。
- 奈良県吉野郡天川村坪内107
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秋篠寺
秋篠寺は、奈良時代末期780年頃に光仁天皇の勅願によって創建されたとされる。国宝に指定されている本堂には25体安置されており、それら仏像の中でも特に著名なのが伎芸天(重要文化財)である。諸技諸芸の守護神として多くの芸術家や芸能人らに慕われ、またその造形の優美な写実性は古美術愛好家の間でも広く親しまれている。
- 奈良県奈良市秋篠町757
- 9:30~16:30
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飛鳥寺
飛鳥寺は蘇我馬子によって6世紀末に創建された日本最初の仏教寺院である。仏教発信の中心地として栄え、往時は国との関係が強い官寺と同等の寺格に位置づけられていた。鎌倉時代(1196年)に落雷で塔と金堂を焼失して以降は勢いを失った。現在の本堂は江戸時代に再建されたものである。本尊の釈迦如来像は609年に造られたもので飛鳥大仏と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
- 9:00~17:30(10月~3月:~17:00)
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南法華寺(壷阪寺)
大宝3年(703年)に創建といわれる。壷阪寺とも呼ばれ、「枕草子」の中で清少納言によって「寺は壷阪、笠置、法輪」と賞賛される。国の重要文化財に指定されている礼堂や三重塔、そして天竺渡来の大観音石像がある。
- 奈良県高市郡高取町壷阪3番地
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中宮寺
中宮寺は聖徳太子が母・穴穂部間人のために創建した尼寺で、法隆寺と同じ7世紀前半頃の創建と推定される。本尊の国宝「菩薩半跏思惟像」は世界三大微笑像の一つとされる。また、死後の世界の様子を刺繍した国宝「天寿国曼荼羅繍帳」も見ることができる(複製)。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目1-2
- 9:00~16:30(10/1~3/20は16:00まで)
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東大寺(奈良公園)
天平文化の象徴ともいえる寺で、8世紀に建立した。世界最大の木造建築である大仏殿や、彫像群が並ぶ法華堂、伝統行事の舞台である二月堂など数多くの見どころがある。
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 【大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂】7:30~17:30(11月~3月8:00~17:00)
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丹生川上神社(中社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。東殿前に立つ石灯篭が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
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般若寺
飛鳥時代の629年に創建され、奈良時代(735年)に平城京の鬼門を鎮護する寺となった。以来、般若経の学問寺として栄え、数々の文化財が遺されている。秋はコスモスの名所としても知られる。
- 奈良県奈良市般若寺町221
- 9:00~17:00
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葛城一言主神社
葛城一言主神社は一言主大神を祭神として祀る神社である。一言主神は古事記や日本書紀などの古書にも登場する神で、一言で願いを叶えてくれる神として信仰さっれている。本殿は1876年に改築されたもので、拝殿前には樹齢千年を超すイチョウの巨木がある。
- 奈良県御所市森脇432
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西大寺
称徳天皇により創建され(765年)、創建当時は東大寺とならぶ大寺だった。平安時代以降に焼失し、現在は江戸時代再建の本堂などがある。
- 奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
- 8:30~16:30
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吉水神社(吉野山/中千本エリア)
吉水神社は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つである。金峯山寺の僧房「吉水院」として建てられたのが始まりで、1185年には源頼朝から逃れた源義経らがここに5日間身を潜めた。また、1594年には吉野の花見の際に豊臣秀吉がここに滞在した。神社の庭園はその際に秀吉自らが設計したといわれる。明治時代の神仏分離令を機に吉水神社に改称された。境内からは一目千本と呼ばれる桜の絶景を望むことができる。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山579
- 9:00~17:00
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法起寺
法起寺は638年に創建された古寺で、法隆寺や法輪寺などの古寺同様に古くから仏教文化が栄えた斑鳩の里エリアにある。当初は?栄していたが次第に衰退し、江戸時代には三重塔を残すのみにまで勢いを失った。現在、法起寺は世界遺産の構成要素の一つに指定されているほか、三重塔は国宝に指定されている。
- 奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873番地
- 8:30~17:00(11/4~2/21は16:30まで)
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宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
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丹生川上神社(上社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。
- 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1
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橿原神宮
橿原神宮は、初代天皇・神武天皇が宮(皇居)を置いたとされる場所に明治天皇によって創建された(1890年)。橿原神宮の隣には日本書紀や万葉集にも登場する畝傍山があり、この周辺は日本神話と関係が深い場所である。鳥居は台湾の阿里山産の檜で作られており、皇室に関係が深い神社であるため、明治神宮や伊勢神宮の鳥居と同様に鳥居は朱色に塗られていない。 ※日本書紀:奈良時代に編纂された日本の歴史書。720年に完成したといわれる。
- 奈良県橿原市久米町934
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