
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では談山神社や佛隆寺(仏隆寺)、長岳寺がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
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談山神社
談山神社は678年に創建されたと伝わる古社で、中臣鎌足と中大兄皇子が大化の改新に関する談合をこの地で行ったことが「談山」の由来となった。創建当時は妙楽寺という名の寺院だったが、明治政府による神仏分離令(1869年)を機に談山神社に改称された。建造物は妙楽寺時代のものを使用しているため、神仏習合時代の雰囲気が色濃く残っている。木造十三重塔のほか境内には国の重要文化財が数多くある。
- 奈良県桜井市多武峰319
- 8:30~17:00
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佛隆寺(仏隆寺)
850年、空海(弘法大師)の高弟・堅恵による創建で、空海が唐から持ち帰った茶を栽培した場といわれ、大和茶発祥の地とされる。境内にある石室は開祖堅恵の墓で、国の重要文化財に指定されている。例年4月中旬には奈良県最古の樹齢900年の桜が見頃を迎える。
- 奈良県宇陀市榛原赤埴1684
- 9:00~16:30
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長岳寺
長岳寺は824年に空海によって創建された寺院で、創建以降兵火による衰退や徳川家康の支援での再興など栄枯盛衰を重ねてきた。境内の楼門や五智堂などが国の重要文化財に指定されており、また、江戸時代初期の絵師・狩野山楽によって描かれた大地獄絵図を収蔵しており、毎年10月23日から11月30日まで公開される。
- 奈良県天理市柳本町508
- 9:00~17:00
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薬師寺
天武天皇が皇后の病気平癒を願って造営した寺。世界遺産に登録されている。国宝の東塔は創建時から残る唯一の遺構。現在は金堂など、次々と再建されている。
- 奈良県奈良市西ノ京町457
- 9:00~17:00(拝観受付は16:30まで)
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法起寺
法起寺は638年に創建された古寺で、法隆寺や法輪寺などの古寺同様に古くから仏教文化が栄えた斑鳩の里エリアにある。当初は?栄していたが次第に衰退し、江戸時代には三重塔を残すのみにまで勢いを失った。現在、法起寺は世界遺産の構成要素の一つに指定されているほか、三重塔は国宝に指定されている。
- 奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873番地
- 8:30~17:00(11/4~2/21は16:30まで)
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長弓寺
創建年は不詳だが8世紀前半頃とされる。本堂が国宝に指定されており、和様を基調にしつつ大仏様を採り入れるなど鎌倉時代の新和様の典型的な建築となっており密教仏堂の代表作として知られる。
- 奈良県生駒市上町4445
- 9:00~16:00
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法華寺
聖武天皇の皇后・光明皇后の創建による総国分尼寺(全国の尼寺を総轄する寺)。本尊の国宝・十一面観音立像は皇后がモデルといわれる。本堂などは1601年、豊臣秀頼とその母・淀殿が再建。本坊の庭園は名園として知られる。
- 奈良県奈良市法華寺町882
- 9:00~17:00
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大峯山寺(大峰山寺)
大峯山寺は7世紀末に創建された修験道の寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。標高1720メートルの山上ヶ岳の山頂付近にある現在の本堂は1691年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。平安時代初期から現在に至るまで女人禁制の寺院になっており、登山口近くの女人結界門から先は女性は立ち入る事が禁じられている。 ※修験道:険しい山に籠って修行することで悟りを得ることを目的とする日本独自の山岳信仰
- 奈良県吉野郡天川村洞川
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転法輪寺
転法輪寺は金剛山の山頂にある寺院で、修験道の開祖・役小角によって665年に創建されたと言われる。奈良時代から鎌倉時代にかけて修験道は確固たる地位を築き上げ、全国の山伏行者達の修行場として大いに栄えた。明治政府による神仏分離政策によって転法輪寺は廃寺となったが、第二次世界大戦後の日本国憲法によって信仰の自由が保障されたのを機に1950年に再興された。 ※修験道:山に籠って厳しい修行をする山岳信仰
- 奈良県御所市大字高天472
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御霊神社
延暦19年(800年)創建。境内にはしだれ桜やボタンなどの四季折々の美しい花が咲き誇る。秋季例祭では神輿とともに時代装束に身を包んだ氏子、獅子舞が「ならまち」を練り歩く。
- 奈良県奈良市薬師堂町24
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宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
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興福寺(奈良公園)
710年の創建。藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。最盛期には寺の建物の数が175もあった大寺で、現在は五重塔、東金堂などのほか、阿修羅像を代表とする多くの国宝を安置する国宝館がある。
- 奈良県奈良市登大路町48
- 9:00~17:00
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唐招提寺
苦難の末に来日を果たした唐の高僧・鑑真和上が、759年に創建した寺。世界遺産に登録されている。御影堂の鑑真和上像は日本最古の肖像彫刻。
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 8:30~17:00
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十輪院
十輪院は真言宗の寺院で、創建の時期や経緯などの詳細は不明である。十輪院の名称は、鎌倉時代の文献に載っているのが初見といわれる。中世以降は戦乱で荒廃したが、江戸時代になると徳川家の庇護を受けて修復が進められあ。境内には多くの文化財があり、鎌倉時代に建てられた本堂は国宝に、南門や石仏龕は国の重要文化財に指定されている。なお、龕とは仏像を収める厨子を意味する。
- 奈良県奈良市十輪院町27
- 9:00~16:30
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龍田大社
龍田大社の祭神の天御柱大神と国御柱大神は、龍田風神という別名で知られる。龍田大社の社伝では、今から約2100年前に第十代天皇である崇神天皇の時代の創建とされるが、「645年に天武天皇が風神を立野に祀った」という日本書紀における記述が正史では初見である。風の難を防ぐという言い伝えから、航海や航空の安全を祈願する参拝者が多く訪れる。
- 奈良県生駒郡三郷町立野南1丁目29-1
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春日大社(奈良公園)
今からおよそ1300年前の建立。1998年、春日山原始林などと共に世界遺産に登録された。 社殿と回廊には釣燈籠が、参道両側には石燈籠が並び、すべての燈籠が灯される「万燈籠の日(2月・8月)」は幽玄そのもの。
- 奈良県奈良市春日野町160
- 【開門時間】6:00~18:00(10月~3月:6:30~17:00)【本殿前特別参拝】9:00~16:00 【国宝殿】10:00~17:00
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額安寺
621年、聖徳太子による創建といわれ、日本の仏教の源流といわれる大安寺の前身である「熊凝精舎」跡という説もある。平安時代には寺勢が衰えたが、鎌倉後期に西大寺の叡尊・忍性らにより再興された。戦国時代の1499年に焼き払われ再び荒廃したが、1975年から再興が進められている。境内の石造五輪塔が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県大和郡山市山市額田部寺町36
- 10:00~16:00
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宇太水分神社
西暦91年の創建とされる古社。鎌倉時代に建てられた本殿(1320年)は国宝に指定されており、隅木入春日造による建築物で建立年代が明らかなものとしては最古のものである。同型同大の3棟が並び立ち、それぞれ速秋津比古神・天水分神・国水分神を祀る。本殿右側には、末社春日神社本殿(重要文化財)と末社宗像神社本殿(重要文化財)が並ぶ。
- 奈良県宇陀市菟田野古市場245
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室生寺
室生寺は宝亀年間(770年~781年)に創建された寺院で、室生山の山麓から中腹に寺域がある。平安時代、空海や最澄と交流があった僧・修円によって寺の整備が進んだ。中世に一時衰退したが、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって堂塔が修理されるなどして復興した。
- 奈良県宇陀市室生78
- 8:30~17:00(12月~3月は9:00~16:00)
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矢田坐久志玉比古神社
創建年代は不明。祭神である櫛玉饒速日命が天磐船に乗って空を飛んだという故事から「航空祖神」として崇められており、航空機のプロペラが楼門に吊されている。 本殿二棟が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県大和郡山市矢田町965
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橘寺
聖徳太子誕生の地といわれ、太子が建立した7寺の一つ。8世紀には66もの御堂が立ち並ぶ大寺院だった。現在は江戸期に再建された本堂(太子殿)などを残すのみとなっている。室町時代の聖徳太子坐像(重要文化財)をはじめ、善悪2つの顔が刻まれた二面石などがある
- 奈良県高市郡明日香村橘532
- 9:00~17:00
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夜支布山口神社
創建年代は不明だが、平安時代に編纂された書物(延喜式)にはこの神社に関する記述がある。境内にある摂社・磐神社本殿は、春日大社を20年に一度立替える儀式(式年造替)によってこの場所に移し替えられたもので、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県奈良市大柳生町3089
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丹生川上神社(下社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。
- 奈良県吉野郡下市町長谷1の1
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南法華寺(壷阪寺)
大宝3年(703年)に創建といわれる。壷阪寺とも呼ばれ、「枕草子」の中で清少納言によって「寺は壷阪、笠置、法輪」と賞賛される。国の重要文化財に指定されている礼堂や三重塔、そして天竺渡来の大観音石像がある。
- 奈良県高市郡高取町壷阪3番地
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海龍王寺
遣唐使の航海安全を祈願するために創建された寺で、現在も旅行や留学の安全祈願を行う。西金堂(重要文化財)内に安置されている「五重小塔」が国宝に指定されている。この五重小塔は、光明皇后宮内に残る唯一の天平時代建造物であるとともに、内廷仏教と内廷寺院の中心伽藍を現在に伝える仏教建造物として重要な役割を果たしている。
- 奈良県奈良市法華寺北町897
- 9:00~16:30
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宝幢寺
奈良時代(710年~794年)の僧行基によって創建されたと伝えられる。本堂は、室町時代前期に建てられたもので、重要文化財に指定されている。壁面には、中国絵画の影響を受けた釈迦説法図などが描かれている。
- 奈良県生駒市小平尾町271
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元興寺
蘇我馬子(551年~626年)が飛鳥に創建した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が平城京内に移転した寺院で、世界遺産に登録されている。現在「ならまち」と呼ばれる地域の大半を含む広大な寺院だったが、現在は、極楽堂と禅室を残すのみとなっている。
- 奈良県奈良市中院町11番地
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元興寺 塔跡
門前に『史跡 元興寺塔跡』の碑が立ち、民家に囲まれた小さな空間に仮堂と塔跡がある。江戸時代末期(1859年)に焼失し、現在は基壇と礎石を残すのみだが、その規模の大きさから興福寺の五重塔(約51m)をしのぐ高い塔が立っていたことが想像できる。
- 奈良県奈良市芝新屋町12
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大安寺
南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代にかけては東大寺や興福寺とならぶ大寺であった。歴史は古く、聖徳太子が建てた「熊凝精舎」が起源という説がある。奈良時代の716年に現在地に移設され大安寺という名称になった。奈良から京都へ遷都した平安時代以後は、火災で境内を焼失するなどし衰退した。
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 9:00~17:00
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