
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では十輪院や大安寺、丹生川上神社(上社)がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
-
十輪院
十輪院は真言宗の寺院で、創建の時期や経緯などの詳細は不明である。十輪院の名称は、鎌倉時代の文献に載っているのが初見といわれる。中世以降は戦乱で荒廃したが、江戸時代になると徳川家の庇護を受けて修復が進められあ。境内には多くの文化財があり、鎌倉時代に建てられた本堂は国宝に、南門や石仏龕は国の重要文化財に指定されている。なお、龕とは仏像を収める厨子を意味する。
- 奈良県奈良市十輪院町27
- 9:00~16:30
-
大安寺
南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代にかけては東大寺や興福寺とならぶ大寺であった。歴史は古く、聖徳太子が建てた「熊凝精舎」が起源という説がある。奈良時代の716年に現在地に移設され大安寺という名称になった。奈良から京都へ遷都した平安時代以後は、火災で境内を焼失するなどし衰退した。
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 9:00~17:00
-
丹生川上神社(上社)
675年創建。上社・中社・下社に分かれており、いずれも水神を祀っている。当初は二十二社(朝廷から特別な保護を受けた神社)のうちの一つとして興隆したが、戦国時代の混乱で一度は所在不明となった。その後明治時代に上・中・下の三社に分かれる現在の形となった。
- 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1
-
大野寺
大野寺は681年の創建と伝わる古寺で、桜の名所として知られる。また、824年には空海が境内に堂を建てたという伝承が残っている。寺の前を流れる宇陀川の対岸には、高さ30メートルのほどの大きな岩壁に高さ約13メートルの仏が彫られている。この壁面の仏は1210年に造られた弥勒磨崖仏と呼ばれているもので、国の史跡に指定されている。
- 奈良県宇陀市室生大野1680
- 08:00~17:00
-
長弓寺
創建年は不詳だが8世紀前半頃とされる。本堂が国宝に指定されており、和様を基調にしつつ大仏様を採り入れるなど鎌倉時代の新和様の典型的な建築となっており密教仏堂の代表作として知られる。
- 奈良県生駒市上町4445
- 9:00~16:00
-
矢田寺
約1,300年前の創建。「アジサイ寺」とも呼ばれ、6月から7月には60種1万株のアジサイの花が咲き誇る。本尊の地蔵菩薩や、境内の「味噌なめ地蔵」も有名。
- 奈良県大和郡山市矢田町3549
- 8:30~17:00
-
宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
-
矢田坐久志玉比古神社
創建年代は不明。祭神である櫛玉饒速日命が天磐船に乗って空を飛んだという故事から「航空祖神」として崇められており、航空機のプロペラが楼門に吊されている。 本殿二棟が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県大和郡山市矢田町965
-
元興寺
蘇我馬子(551年~626年)が飛鳥に創建した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が平城京内に移転した寺院で、世界遺産に登録されている。現在「ならまち」と呼ばれる地域の大半を含む広大な寺院だったが、現在は、極楽堂と禅室を残すのみとなっている。
- 奈良県奈良市中院町11番地
-
唐招提寺
苦難の末に来日を果たした唐の高僧・鑑真和上が、759年に創建した寺。世界遺産に登録されている。御影堂の鑑真和上像は日本最古の肖像彫刻。
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 8:30~17:00
-
金峯神社(吉野山/奥千本エリア)
金峯神社は創建時期は不詳だが、平安時代に編纂された「栄花物語」に藤原道長がこの神社に参拝したことが記されている。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素で、神社脇の小路を下った場所には源義経が逃げ隠れたと言われる「義経隠れ塔」がある。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
-
夜支布山口神社
創建年代は不明だが、平安時代に編纂された書物(延喜式)にはこの神社に関する記述がある。境内にある摂社・磐神社本殿は、春日大社を20年に一度立替える儀式(式年造替)によってこの場所に移し替えられたもので、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県奈良市大柳生町3089
-
福智院
清水寺が前身と伝えられており、地蔵菩薩の胎内には建仁3年(1203年)、建長6年(1254年)の二つの墨書がある。光背に多数の仏がびっしりと埋め尽くされており、この表現は地蔵としては珍しく、地蔵尊としては唯一。
- 奈良県奈良市福智院町46
-
正倉院(奈良公園)
シルクロードの終着駅といわれ、古文書をはじめ、服飾品・調度品・楽器など8千点を越える宝物を収蔵している。収蔵物の一部は、毎年秋に正倉院展として奈良国立博物館で公開される。
- 奈良県奈良市雑司町129
- 10:00~15:00(内部は観覧不可)
-
橘寺
聖徳太子誕生の地といわれ、太子が建立した7寺の一つ。8世紀には66もの御堂が立ち並ぶ大寺院だった。現在は江戸期に再建された本堂(太子殿)などを残すのみとなっている。室町時代の聖徳太子坐像(重要文化財)をはじめ、善悪2つの顔が刻まれた二面石などがある
- 奈良県高市郡明日香村橘532
- 9:00~17:00
-
岡寺
正式名称は龍蓋寺。633年の創建。本尊の如意輪観音坐像は高さ4.6mで、日本最大の塑像。女性の厄除け観音として信仰を集めている。
- 奈良県高市郡明日香村岡806
- 8:00~16:30(3月~11月は17:00まで)
-
金峯山寺(吉野山/中千本エリア)
吉野山は古来から山岳信仰の聖地として多くの参拝者が集まったが、金峯山寺は伝説的な山林修行者・役小角によって7世紀後半に創建された寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素である。境内には多くの文化財があり、国宝に指定されている蔵王堂(本堂)は豊臣秀吉の寄進によって1592年に再建されたもので、高さ36メートルは木造古建築としては東大寺大仏堂に次ぐ大きさを誇る。また、二体の仁王像(重要文化財)が鎮座している仁王門も国宝で、銅鳥居は重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
- 8:30~16:00
-
庚申堂
奈良の庚申信仰の拠点で、青面金剛像を祭る祠。魔よけとして町の軒先に吊るされている猿をかたどったお守りは、住民の災いを代わりに受けることから「身代わり猿」または「くくり猿」と呼ばれている。
- 奈良県奈良市西新屋町39
-
喜光寺
奈良時代の高僧・行基が721年に創建した寺。東大寺大仏建立のための、布教活動の拠点となった。本堂は東大寺大仏殿の雛型と言われている。蓮の名所としても知られ、6月中旬~8月中旬に見頃を迎える。
- 奈良県奈良市菅原町508
- 9:00~16:00(蓮の開花時期の土日祝日は7:00~16:30)
-
大神神社
大神神社は日本神話に登場する大物主大神を主祭神に祀っている。創建時期は不詳だが、712年に編纂された古事記や720年に編纂された日本書紀には当社に関する記述が見られ、日本最古の神社の一つとされる。境内の背後にある三輪山を御神体とするため、境内には本殿がなく拝殿奥の三ツ鳥居越しに三輪山を拝する。拝殿は鎌倉時代に建てられたのち1664年に江戸幕府四代将軍によって再建されたもので国の重要文化財に指定されており、高さ32メートルの大鳥居は1984年に昭和天皇が来社したのを記念して造られたものである。
- 奈良県桜井市三輪1422
-
中宮寺
中宮寺は聖徳太子が母・穴穂部間人のために創建した尼寺で、法隆寺と同じ7世紀前半頃の創建と推定される。本尊の国宝「菩薩半跏思惟像」は世界三大微笑像の一つとされる。また、死後の世界の様子を刺繍した国宝「天寿国曼荼羅繍帳」も見ることができる(複製)。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目1-2
- 9:00~16:30(10/1~3/20は16:00まで)
-
御霊神社
延暦19年(800年)創建。境内にはしだれ桜やボタンなどの四季折々の美しい花が咲き誇る。秋季例祭では神輿とともに時代装束に身を包んだ氏子、獅子舞が「ならまち」を練り歩く。
- 奈良県奈良市薬師堂町24
-
宝幢寺
奈良時代(710年~794年)の僧行基によって創建されたと伝えられる。本堂は、室町時代前期に建てられたもので、重要文化財に指定されている。壁面には、中国絵画の影響を受けた釈迦説法図などが描かれている。
- 奈良県生駒市小平尾町271
-
稱念寺(称念寺)
国の重要文化財。浄土真宗寺院の本堂としては、本山の本願寺以外で初めて国の重要文化財に指定された寺院。1514年に今井兵部によって開かれた念仏道場が始まりで、永禄年間(1558年~1570年)に寺院として整備された。創建以来現在に至るまで今井家が住職を務めており、豊臣秀吉政権下では手厚く庇護された。
- 奈良県橿原市今井町3-2-29
- 6:00~18:00
-
佛隆寺(仏隆寺)
850年、空海(弘法大師)の高弟・堅恵による創建で、空海が唐から持ち帰った茶を栽培した場といわれ、大和茶発祥の地とされる。境内にある石室は開祖堅恵の墓で、国の重要文化財に指定されている。例年4月中旬には奈良県最古の樹齢900年の桜が見頃を迎える。
- 奈良県宇陀市榛原赤埴1684
- 9:00~16:30
-
長岳寺
長岳寺は824年に空海によって創建された寺院で、創建以降兵火による衰退や徳川家康の支援での再興など栄枯盛衰を重ねてきた。境内の楼門や五智堂などが国の重要文化財に指定されており、また、江戸時代初期の絵師・狩野山楽によって描かれた大地獄絵図を収蔵しており、毎年10月23日から11月30日まで公開される。
- 奈良県天理市柳本町508
- 9:00~17:00
-
久米寺
推古天皇(554年~628年)の勅願により聖徳太子の弟である来目皇子によって創建。創建のきっかけは、7歳の時に眼病を患った来目皇子が、この地で治癒祈願し全快した御礼だったとされ、本尊の薬師如来像にお願いすると眼病に霊験があるとされている。多宝塔は重要文化財に指定されている。
- 奈良県橿原市久米町502
- 8:00~17:00
運気アップやパワースポット、干支に関連した神社仏閣の人気記事をご紹介
-
【2025年夏版】奈良・春日大社の見どころは?アクセス&周辺スポット解説
旅色観光サイトで見る
-
今さら聞けない神社参拝の作法・マナー お寺との違いも解説
旅色日帰りサイトで見る
-
【運気UP!】奈良観光で訪れたいおすすめ神社仏閣16選
旅色観光サイトで見る
-
【2024年・おでかけ】開運UPに期待! 辰年にまつわる神社仏閣20選
旅色日帰りサイトで見る