
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では宝山寺や慈光院、大野寺がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
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宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
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慈光院
1663年、石州流茶道の祖・片桐貞昌が父の菩提を弔うために建立。庭園は白砂と皐月の刈込みが美しく、名園のひとつと言われる。書院は簡素ながら風格があり、角隅には茶室がある。
- 奈良県天理市山市小泉町865
- 9:00~17:00
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大野寺
大野寺は681年の創建と伝わる古寺で、桜の名所として知られる。また、824年には空海が境内に堂を建てたという伝承が残っている。寺の前を流れる宇陀川の対岸には、高さ30メートルのほどの大きな岩壁に高さ約13メートルの仏が彫られている。この壁面の仏は1210年に造られた弥勒磨崖仏と呼ばれているもので、国の史跡に指定されている。
- 奈良県宇陀市室生大野1680
- 08:00~17:00
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十輪院
十輪院は真言宗の寺院で、創建の時期や経緯などの詳細は不明である。十輪院の名称は、鎌倉時代の文献に載っているのが初見といわれる。中世以降は戦乱で荒廃したが、江戸時代になると徳川家の庇護を受けて修復が進められあ。境内には多くの文化財があり、鎌倉時代に建てられた本堂は国宝に、南門や石仏龕は国の重要文化財に指定されている。なお、龕とは仏像を収める厨子を意味する。
- 奈良県奈良市十輪院町27
- 9:00~16:30
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大安寺
南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代にかけては東大寺や興福寺とならぶ大寺であった。歴史は古く、聖徳太子が建てた「熊凝精舎」が起源という説がある。奈良時代の716年に現在地に移設され大安寺という名称になった。奈良から京都へ遷都した平安時代以後は、火災で境内を焼失するなどし衰退した。
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 9:00~17:00
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室生寺
室生寺は宝亀年間(770年~781年)に創建された寺院で、室生山の山麓から中腹に寺域がある。平安時代、空海や最澄と交流があった僧・修円によって寺の整備が進んだ。中世に一時衰退したが、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって堂塔が修理されるなどして復興した。
- 奈良県宇陀市室生78
- 8:30~17:00(12月~3月は9:00~16:00)
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安倍文殊院
645年の創建。平安時代の大陰陽師・安倍晴明が出生した寺で、全国から参拝者が集まる。鎌倉時代の名仏師・快慶によって彫られた文殊菩薩を本尊とし、京都の「切戸文殊」・山形の「亀岡文殊」とともに「日本三文殊」のひとつに数えられる。
- 奈良県桜井市阿部645
- 9:00~17:00
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海龍王寺
遣唐使の航海安全を祈願するために創建された寺で、現在も旅行や留学の安全祈願を行う。西金堂(重要文化財)内に安置されている「五重小塔」が国宝に指定されている。この五重小塔は、光明皇后宮内に残る唯一の天平時代建造物であるとともに、内廷仏教と内廷寺院の中心伽藍を現在に伝える仏教建造物として重要な役割を果たしている。
- 奈良県奈良市法華寺北町897
- 9:00~16:30
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御霊神社
延暦19年(800年)創建。境内にはしだれ桜やボタンなどの四季折々の美しい花が咲き誇る。秋季例祭では神輿とともに時代装束に身を包んだ氏子、獅子舞が「ならまち」を練り歩く。
- 奈良県奈良市薬師堂町24
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般若寺
飛鳥時代の629年に創建され、奈良時代(735年)に平城京の鬼門を鎮護する寺となった。以来、般若経の学問寺として栄え、数々の文化財が遺されている。秋はコスモスの名所としても知られる。
- 奈良県奈良市般若寺町221
- 9:00~17:00
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興福寺(奈良公園)
710年の創建。藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。最盛期には寺の建物の数が175もあった大寺で、現在は五重塔、東金堂などのほか、阿修羅像を代表とする多くの国宝を安置する国宝館がある。
- 奈良県奈良市登大路町48
- 9:00~17:00
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金峯山寺(吉野山/中千本エリア)
吉野山は古来から山岳信仰の聖地として多くの参拝者が集まったが、金峯山寺は伝説的な山林修行者・役小角によって7世紀後半に創建された寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素である。境内には多くの文化財があり、国宝に指定されている蔵王堂(本堂)は豊臣秀吉の寄進によって1592年に再建されたもので、高さ36メートルは木造古建築としては東大寺大仏堂に次ぐ大きさを誇る。また、二体の仁王像(重要文化財)が鎮座している仁王門も国宝で、銅鳥居は重要文化財に指定されている。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
- 8:30~16:00
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手向山神社
749年の創建。東大寺のすぐ近く、紅葉の名所として知られる手向山に鎮座する。東大寺建立に際し、東大寺の守護神として宇佐八幡宮(大分県)から分霊を受け建立された。明治時代の神仏分離の際に東大寺から独立し現在に至る。境内の住吉社本殿が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県奈良市大柳生町3089
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當麻寺
612年、聖徳太子の弟・麻呂子親王が創建した寺。現在の場所には孫の當麻国見が移築したと伝わる。當麻氏の氏寺として栄え、 国宝や重要文化財に指定された多くの文化財を有している。境内にある塔頭「中之坊」では、桃山時代の名庭「香藕園」や霊宝館が公開されている。
- 奈良県葛城市當麻1263
- 09:00~17:00
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矢田坐久志玉比古神社
創建年代は不明。祭神である櫛玉饒速日命が天磐船に乗って空を飛んだという故事から「航空祖神」として崇められており、航空機のプロペラが楼門に吊されている。 本殿二棟が国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県大和郡山市矢田町965
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芳徳寺
多くの剣豪を輩出した、柳生家の菩提寺。柳生一族の墓が並ぶ。本尊の左右には、徳川将軍家の剣術指南役となった柳生宗矩や、宗矩と親交のあった僧・沢庵和尚の像が安置されている。
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 9:00~16:30
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宝幢寺
奈良時代(710年~794年)の僧行基によって創建されたと伝えられる。本堂は、室町時代前期に建てられたもので、重要文化財に指定されている。壁面には、中国絵画の影響を受けた釈迦説法図などが描かれている。
- 奈良県生駒市小平尾町271
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唐招提寺
苦難の末に来日を果たした唐の高僧・鑑真和上が、759年に創建した寺。世界遺産に登録されている。御影堂の鑑真和上像は日本最古の肖像彫刻。
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 8:30~17:00
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長谷寺
長谷寺は686年に創建された古寺で、源氏物語や枕草子など多くの古典文学に登場する。当時の貴族や徳川将軍家の庇護を受け発展し、本堂は徳川家光により再建され、本坊は徳川家綱によって建立された。国宝に指定される本堂を筆頭に、国の重要文化財に指定される本坊や仁王門など境内には多くの文化財がある。
- 奈良県桜井市初瀬731-1
- 8:30~17:00(10~3月は9:00~16:30)
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秋篠寺
秋篠寺は、奈良時代末期780年頃に光仁天皇の勅願によって創建されたとされる。国宝に指定されている本堂には25体安置されており、それら仏像の中でも特に著名なのが伎芸天(重要文化財)である。諸技諸芸の守護神として多くの芸術家や芸能人らに慕われ、またその造形の優美な写実性は古美術愛好家の間でも広く親しまれている。
- 奈良県奈良市秋篠町757
- 9:30~16:30
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玉置神社
紀元前37年創建と伝わる古社で、玉置山九合目に鎮座する杉に囲まれた美しい神社。平安時代以降は修験道の拠点の一つとして繁栄した。本殿からさらに山頂に向かうと玉石社という末社がある。そこは玉置神社の奥宮で、地表から一部だけ出ている玉石が御神体。修験者は本殿より先にこの玉石を礼拝する。世界遺産構成要素の一部。
- 奈良県吉野郡十津川村玉置1
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久米寺
推古天皇(554年~628年)の勅願により聖徳太子の弟である来目皇子によって創建。創建のきっかけは、7歳の時に眼病を患った来目皇子が、この地で治癒祈願し全快した御礼だったとされ、本尊の薬師如来像にお願いすると眼病に霊験があるとされている。多宝塔は重要文化財に指定されている。
- 奈良県橿原市久米町502
- 8:00~17:00
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法華寺
聖武天皇の皇后・光明皇后の創建による総国分尼寺(全国の尼寺を総轄する寺)。本尊の国宝・十一面観音立像は皇后がモデルといわれる。本堂などは1601年、豊臣秀頼とその母・淀殿が再建。本坊の庭園は名園として知られる。
- 奈良県奈良市法華寺町882
- 9:00~17:00
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宇太水分神社
西暦91年の創建とされる古社。鎌倉時代に建てられた本殿(1320年)は国宝に指定されており、隅木入春日造による建築物で建立年代が明らかなものとしては最古のものである。同型同大の3棟が並び立ち、それぞれ速秋津比古神・天水分神・国水分神を祀る。本殿右側には、末社春日神社本殿(重要文化財)と末社宗像神社本殿(重要文化財)が並ぶ。
- 奈良県宇陀市菟田野古市場245
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南法華寺(壷阪寺)
大宝3年(703年)に創建といわれる。壷阪寺とも呼ばれ、「枕草子」の中で清少納言によって「寺は壷阪、笠置、法輪」と賞賛される。国の重要文化財に指定されている礼堂や三重塔、そして天竺渡来の大観音石像がある。
- 奈良県高市郡高取町壷阪3番地
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吉水神社(吉野山/中千本エリア)
吉水神社は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つである。金峯山寺の僧房「吉水院」として建てられたのが始まりで、1185年には源頼朝から逃れた源義経らがここに5日間身を潜めた。また、1594年には吉野の花見の際に豊臣秀吉がここに滞在した。神社の庭園はその際に秀吉自らが設計したといわれる。明治時代の神仏分離令を機に吉水神社に改称された。境内からは一目千本と呼ばれる桜の絶景を望むことができる。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山579
- 9:00~17:00
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白毫寺
天智天皇の子・志貴皇子(しきのみこ)の山荘跡に建てられた寺。高台にあり、境内から奈良市街を一望できる。秋には参道の石段が萩に覆われ、3月の下旬には奈良三名椿の一つとされる「五色椿」の花が開く。
- 奈良県奈良市白毫寺町392
- 9:00~17:00
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大峯山寺(大峰山寺)
大峯山寺は7世紀末に創建された修験道の寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。標高1720メートルの山上ヶ岳の山頂付近にある現在の本堂は1691年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。平安時代初期から現在に至るまで女人禁制の寺院になっており、登山口近くの女人結界門から先は女性は立ち入る事が禁じられている。 ※修験道:険しい山に籠って修行することで悟りを得ることを目的とする日本独自の山岳信仰
- 奈良県吉野郡天川村洞川
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榮山寺
養老3年(719)、奈良時代の貴族・藤原武智麻呂による創建。本堂には薬師如来坐像(重要文化財)が祀られており、本堂右手には八角円堂(国宝)が立つ。八角円堂は760年頃の建立と推定され、平城京および斑鳩以外の地区にある奈良時代の建築物としては稀有なものであり、法隆寺夢殿と並ぶ貴重な遺構である。
- 奈良県五條市小島町50
- 9:00~17:00
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大神神社
大神神社は日本神話に登場する大物主大神を主祭神に祀っている。創建時期は不詳だが、712年に編纂された古事記や720年に編纂された日本書紀には当社に関する記述が見られ、日本最古の神社の一つとされる。境内の背後にある三輪山を御神体とするため、境内には本殿がなく拝殿奥の三ツ鳥居越しに三輪山を拝する。拝殿は鎌倉時代に建てられたのち1664年に江戸幕府四代将軍によって再建されたもので国の重要文化財に指定されており、高さ32メートルの大鳥居は1984年に昭和天皇が来社したのを記念して造られたものである。
- 奈良県桜井市三輪1422
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