
滋賀県のおすすめの神社仏閣
滋賀県の神社仏閣では三井寺(園城寺)や大通寺、西教寺がおすすめです。
湖と歴史の調和する場所の寺社をおすすめ順に紹介します。
-
三井寺(園城寺)
天台寺門宗の総本山で、686年創建の古寺。天智・天武・持統の三天皇の産湯が汲まれた「御井」の井戸が境内にあることから、「三井寺」と通称される。100点以上の国宝・重要文化財があり、多くの見どころを持つ。近隣には歴史博物館などの施設もある。
- 滋賀県大津市園城寺町246
- 8:00~17:00
-
大通寺
「東本願寺」の別院。本願寺の12代法主・教如上人が「長浜城」に道場を開いたことに始まる。本堂・大広間・長浜城から移築した門などの重要文化財、そのほかにも国の名勝に指定された庭園など見どころが多い。
- 滋賀県長浜市元浜町32-9
- 9:00~16:30
-
西教寺
天台真盛宗の400以上の寺院の総本山。創建年代は不明だが、1486年に僧侶・真盛により再興され繁栄した。1571年、織田信長による比叡山焼き討ちの際に西教寺も焼失し、その後明智光秀が西教寺の復興を支援したといわれる。本堂、客殿などが国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県大津市坂本5丁目13-1
-
大池寺
奈良時代末期、高僧・行基が4つの溜め池を造り、その中央に本堂を立てたのが始まりといわれる寺。枯山水の「蓬莱庭園」は、江戸時代の茶人で「遠州流茶道」の祖・小堀遠州の作といわれる
- 滋賀県甲賀市水口町名坂1168
- 9:00~17:00(冬期は16:00まで)
-
正法寺(藤の寺)
奈良時代(710年~794年)創建と伝わり、元禄5年(1692年)に近くの八坂神社にあった観音堂をこの地に移して再興したと言われている。境内に樹齢300年を越える藤の木が3本あり、「藤の寺」として親しまれている。見頃は5月上旬~中旬で、幅5m、奥行80mの藤棚が見事。重要文化財の石造宝塔もある。
- 滋賀県蒲生郡日野町鎌掛2145
-
金剛輪寺(湖東三山)
「百済寺」「西明寺」とともに、紅葉の名所として有名な「湖東三山」のひとつ。奈良時代の高僧・行基によって741年に開山。本尊の聖観世音菩薩は行基の作と伝えられ、住職一代につき一度のみ公開される
- 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
- 8:30~17:00
-
太郎坊宮(阿賀神社)
正式な名称は「阿賀神社」。標高350mの赤神山の中腹にあり、社を守護する天狗「太郎坊」の名で親しまれる。本殿の前には、神力によって左右に別れたという巨岩「夫婦岩」や、周囲の景観を一望できる展望台がある。
- 滋賀県東近江市小脇町2247
-
苗村神社
創設時期は不詳だが、962年に社殿(現在の西本殿)が造営された記録が残っており境内にある社殿の多くが国宝や国の重要文化財に指定されている。神仏混合時代の名残りから、不動堂には明王像が安置されており、一般の明王像が直立不動なのに対し、この像は動きのある特徴的な像になっている。
- 滋賀県蒲生郡竜王町綾戸467
-
伊香具神社
伊香具神社の創建年は不詳だが、各種記録によれば千年以上の歴史を誇る湖北地域において随一の名社である。参道の先には「伊香具式」と呼ばれる珍しい形の鳥居がある。また、参道に立ち並ぶ八重桜は例年4月中旬~5月上旬に見頃を迎える。
- 滋賀県長浜市木之本町大音688
-
清瀧寺徳源院
1286年創建。中世、北近江地域を支配した京極家の菩提寺。境内の京極家墓所は国の史跡に指定されているほか、秋は池泉回遊式庭園の紅葉が美しい。
- 滋賀県米原市清滝288
- 9:00~16:00
-
常楽寺(西寺・湖南三山)
「善水寺」「長寿寺」とならぶ天台宗の古寺「湖南三山」のひとつ。東の「長寿寺」に対し「西寺」と呼ばれる。8世紀初め、高僧・良弁による創建と言われ、国宝の本堂・三重塔をはじめとして多くの文化財を有する
- 滋賀県湖南市西寺6丁目5-1
- 10:00~15:00
-
多賀大社
多賀大社の創建時期は不詳だが、平安時代に編纂された延喜式に「多何神社二座」という記述があることからこの頃には神社が存在し二神が祀られていたことが分かる。神社に残された文献では15世紀末頃からの出来事が記述されているが、古来から人々の信仰を集めていたようである。多賀社で配られるお守りが杓子の形をしているのは、元成天皇の病になった際、多賀社の神官が治癒を祈願して炊いた飯にシデの木で作った杓子を添えて献上したところ天皇の病が完治したという逸話が元になっている。境内の庭園は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
- 8:00~16:00
-
盛安寺
創建は不明だが、文明年間(1469年~1487年)に杉若盛安が再興し、自分の名を付けたと伝えられる。観音堂に安置される十一面観音立像は、平安時代(794年~1185年)の作とされており、国の重要文化財に指定され、5・6・10月の土曜日とGW、1月1日~3日のみ公開される。
- 滋賀県大津市坂本1-17-1
-
兵主大社(兵主神社)
兵主大社は718年に創建された。「兵主」という名前から鎌倉時代以降は武士からの信仰を集め、源頼朝からの神宝寄贈、足利尊氏による楼門造営、徳川将軍家からの社領寄進などを受けて繁栄した。庭園は平安時代後期に作庭されたものといわれ、国の名勝に指定されている。
- 滋賀県野洲市五条566
- 9:00~16:00
-
宝厳寺
724年、行基により創建。厳島神社・江島神社(神奈川県)とともに日本三大弁才天の1つに数えられている。境内にある唐門は、豊国廟(豊臣秀吉の霊廟)から移設したものであり、極彩色の彫刻と飾金具で飾った華麗な装飾が桃山時代の雰囲気を伝える貴重なものとして国宝に指定されている。
- 滋賀県長浜市早崎町1664
- 9:30~16:30
-
青岸寺
室町時代初期、佐々木道誉による創建。戦国時代に焼失したが1650年に再興された。国の名勝に指定されている庭園は、江戸時代初期に井伊家の家臣・香取氏によって作庭されたもの。
- 滋賀県米原市米原669
- 9:00~17:00(冬期16時まで)
-
膳所神社
奈良時代の創建といわれる古社。中世以降は武将からの崇敬を集め、豊臣秀吉や徳川家康たちが神器を奉納したという記録が残っている。明治時代になり、明治政府が進めた廃城政策により膳所城が廃城となった。境内にある表門は、この時に膳所城から移築したもので国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県大津市膳所1丁目14-14
-
御上神社
孝霊天皇時代、三上山を神体として祀ったのが当社の始まりとされ、718年に現在の場所に社殿が造営されたと言われる。境内には、鎌倉時代後期の造営と推定される本殿(国宝)のほか、木造狛犬・拝殿・楼門(いずれも重要文化財)など、多くの貴重な文化財が存在する。
- 滋賀県野洲市三上838
-
永源寺
1361年に創建された臨済宗永源寺派の大本山。紅葉の名所として知られ、秋には多くの観光客で賑わう。秘仏の聖観音像を本尊とし、祈願すれば子供や跡継ぎに恵まれると伝わる
- 滋賀県東近江市永源寺高野町41
- 9:00~16:00(紅葉時期は8:00~17:00)
-
日吉大社
約2100年前に創建された古社で、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮。平安京遷都の際(794年)、この地が平安京の表鬼門(北東)にあたることから、魔除・災難除を祈る社として祀られた。以来、この神社には方除けのご利益があるとされる。
- 滋賀県大津市坂本5-1-1
-
近江孤篷庵
日本三大茶人として名高い小堀遠州弔うために創設された寺。江戸時代後期から長く荒廃していたが、1965年に再建され現在に至る。庭園も同時に補修整備され、現在は紅葉が美しい寺として知られる。
- 滋賀県長浜市上野町135
- 9:00~17:00(11月~3月:~16:00)
-
三尾神社
859年、園城寺(三井寺)の鎮守として創建された。本殿は1426年に室町幕府第4代将軍・足利義持により建造されたもので、国の重要文化財に指定されている。ウサギは、当社の創建に関係深い三尾明神の遣いとされることから、境内各所にウサギの彫刻がある。
- 滋賀県大津市園城寺町251
-
奥石神社
創建時代は不詳。藤原氏の祖である「天津児室根命」を祭神とする。本殿は、織田信長が家臣・柴田家久に命じて1581年に建造されたもので、国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県近江八幡市安土町東老蘇1615
-
近江神宮
第38代・天智天皇を祀る神社。1940年、天智天皇の都「大津宮」の跡地に創建された。天智天皇が水時計による時報を始めた事にちなみ、境内には「時計館宝物館」がある。百人一首の名人戦が開かれることでも知られる。
- 滋賀県大津市神宮町1-1
- 6:00~18:00
-
興聖寺(旧秀隣寺庭園)
興聖寺は1240年、当地の領主・佐々木信綱により創建された。当地の地形が京都宇治にある興聖寺の地形に似ていたため、道元(曹洞宗の開祖)が同じ名前を付けた。境内にある旧秀隣寺庭園(別名:足利庭園)は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県高島市朽木岩瀬374
- 9:00~17:00
-
弘誓寺
正応3年(1290年)に創建。古い町並みが続く静かな金堂地区に、堂々とひときわ高くそびえ立つ。現在の本堂は宝暦5年(1753年)再建されたもので国の重要文化財に指定されている。
- 滋賀県東近江市五個荘金堂町615
-
桑実寺
奈良時代(710年~794年)に天智天皇の勅願によって創建されたといわれる。桑実寺集落から両側に坊跡の残る石段を500段ほど登ると、山の手に坊があり、さらに登ると境内に入る。国の重要文化財に指定されている本堂は室町時代前期の手法を残す優美な建築。
- 滋賀県近江八幡市安土町桑実寺675
- 9:00~17:00
-
胡宮神社
胡宮神社は、聖徳太子が創建したと言われる敏満寺の鎮守社として栄えた。戦国時代には戦火で消失したが、1638年に江戸幕府将軍・徳川家光によって再建された。境内にある「胡宮神社社務所庭園」は国の名勝に指定されている。
- 滋賀県犬上郡多賀町敏満寺49
-
旧竹林院
延暦寺里坊群の一つで、旧竹林院境内にある回遊式庭園。里坊庭園の中で最大の広さを誇る。もとは江戸時代初期に作庭された庭園だが、明治時代に竹林院は譲渡され、現在の庭園はこの時期に整備されたもの。坂本地区は非公開の庭園が多いが、ここは通年で公開されている。
- 滋賀県大津市坂本5丁目2番13号
- 9:00~17:00
-
長寿寺
創建時期は不詳だが、奈良時代(710年-794年)に聖武天皇の勅願によって創建されたとされる。常楽寺・善水寺とともに湖南三山の1つに数えられる。本堂は、鎌倉時代初期における純和風の建造物として装飾が優れており、建物の構造が技術史的に価値が髙いことから国宝に指定されている。
- 滋賀県湖南市東寺5丁目1-11
- 9:00~16:00