“秋の味覚”を堪能しよう！　お取り寄せしたいおすすめの秋スイーツ28選

栗を楽しむ極上の秋スイーツ9選

秋を象徴する山の幸、栗。老若男女問わず人気が高いので、ギフトや手土産にもぴったりです。

かぼちゃを楽しむ極上の秋スイーツ6選

どこか懐かしい、ほっこりした甘さのかぼちゃ。そんな素朴な味わいを活かしたスイーツをご紹介します。

さつまいもを楽しむ極上の秋スイーツ6選

ここ数年の焼きいもブームもあり進化し続けるさつまいもスイーツ。味だけでなく食感も楽しめる商品をご紹介します。

編集部おすすめの秋スイーツ7選

秋のフルーツや素材を使ったスイーツをご紹介。旬の味が凝縮されたおすすめ商品を編集部が厳選しました。

知っておきたい！　秋スイーツの選び方

いつも悩んでしまうギフトや手土産ですが、秋が旬の栗やさつまいも、かぼちゃを原料とした秋スイーツなら、年代を問わず好まれるので安心ですよね。とはいえ、同じ秋スイーツでも、使われている素材によって味は大きく異なります。好みの秋スイーツを選べるように、素材となる栗・さつまいも・かぼちゃについて知っておきましょう。

栗スイーツを選ぶ時に、知っておきたい「日本の三大栗」

栗の木は日本中の山野に普通に生えていますが、野生の栗は小粒で甘さにばらつきがあります。そのため、栗スイーツに使われるものの多くは、専門の栗園で栽培されているものが使用されています。

中でも「日本の三大栗」といわれているのは兵庫県の「丹波栗」、長野県の「小布施栗」、そして岐阜県の「中津川栗」で、特に有名なのは兵庫県の丹波・京都の亀岡市から大阪府の能勢町にかけて産出される「丹波栗」。栗きんとんで有名なのが小布施や中津川の栗。山栗を思わせる素朴な甘みにファンが多いようです。最近はこの「三大栗」に愛媛県伊予市中山町が産地の「中山栗」を加え、「四大栗」と呼ぶこともあります。

また、「和栗」という表記もよく見かけますが、これは古くから親しまれてきた「ニホングリ」のこと。外国産の「洋栗」に比べると甘さ控えめで、ホクホクとした素朴な食感で、水分が多く粘りがあり、和菓子と相性が良いとされています。一方で、「洋栗」は洋酒やバターなどを加えても負けない力強い甘みとコクがあるため洋菓子に向いています。

さつまいもは「ねっとり系」か、「ホクホク系」かで選ぶと吉

同じさつまいもを使ったスイーツでも、どんな種類のさつまいもを使っているかで味わいは大きく異なります。特に違うのが、食感で、ホクホク系の代表は「鳴門金時」で、ねっとり系の代表は「安納いも」。甘みが非常に強く、焼くとクリームのような柔らかい食感になるのが特徴です。30年以上シェアNo.1を誇る「紅あずま」はどこか懐かしさを感じる素朴な甘みで、食感はねっとりとホクホクの中間。「紅はるか」は「紅あずま」に似ていますが、よりねっとりとした食感で甘みが強め。「シルクスイート」は、ホクホクでもねっとりでもない、しっとりとしたきめ細かでなめらかな食感が人気です。

実は、さつまいもの種類が増えた理由の一つに、1990年代後半に始まった「焼き芋」ブームがあるといわれています。それまで焼き芋は秋冬の季節商品でしたが、スーパーなど店内で焼くことができる特別なオーブンが開発されたことで、年間商品になりました。それまで焼き芋用としては関東では「紅あずま」、関西では「鳴門金時」ののほぼ2種類しか使われていなかったのですが、需要拡大に伴い、ねっとりした食感の「安納芋」が登場し、大人気になったのです。安納芋スイーツも多く作られ、ヒットしたことで、「紅はるか」「シルクスイート」などの新品種が続々と登場。ここ10年ほどで日本のさつまいもは飛躍的に味が向上し、東南アジアなどでも大人気なのだとか。

スイーツに使われているかぼちゃは、西洋伝来の「栗かぼちゃ」

かぼちゃには、「日本かぼちゃ」と「西洋かぼちゃ」があり、私たちが日常的に食べているのは「西洋かぼちゃ」です。日本かぼちゃは栽培量が少なく稀少なため、高級な日本料理店などでしか口にすることがありません。また日本かぼちゃは西洋かぼちゃに比べて甘みが少ないため、スイーツに使われているのはほぼ西洋かぼちゃです。見分け方としては、西洋かぼちゃは表面がつるっとしているのに対し、日本かぼちゃは表面に凹凸があるものが多いとされています。スーパーでよく目にする黒っぽい緑の皮でオレンジ色の果肉のかぼちゃは、「栗かぼちゃ」とも呼ばれています。「栗かぼちゃ」の代表的な種類が、「えびすかぼちゃ」。ホクホクした食感で、まさしく王道のかぼちゃです。

ほかには、手のひらに乗るサイズの「坊ちゃんかぼちゃ」は、中身をくり抜いて器にし、皮ごと食べるようにしたスイーツに用いられることがあります。また秋田県産の「くり大将」や沖縄県産の「つかざん完熟かぼちゃ」など、産地や品種によっても味わいが異なるので、原料表示を見て珍しいかぼちゃだったらぜひトライしてみては。

秋が旬のフルーツのタイムテーブルを知っておこう

秋はさまざまなフルーツが実る季節。中には短い時季で終わってしまうものもあり、フレッシュなフルーツを使うスイーツを食べ逃してしまうことも…。好きなフルーツは、出盛りの時季を把握しておくのがおすすめ。

産地にもよりますが最盛期はそれぞれ異なります。

■ぶどう：8月～10月

■いちじく：8月～9月

■日本梨：8月～9月

■柿・西洋梨：10月～11月

■みかん：12月～1月

■りんご：

夏季を除いてさまざまな品種が1年中あり、一番人気の「ふじ」は11月～3月まで出回っていますが、品種によっては短い時季で終わるものも。最近、人気が高まっている「秋映」は10月初旬～11月初旬頃までが食べ頃。「シナノスイート」も10月が旬で、11月から少なくなっていくので注意が必要です。

上記のように旬の時期をしっかりと頭に入れながら、その時々の秋の味覚を楽しんでみてくださいね。

お取り寄せだからこそ楽しめる、日本全国の“秋の幸”

ひとくちに栗、さつまいも、かぼちゃ、フルーツといっても、日本全国にさまざまな味わいのものがあり、それらを使ったスイーツもさまざま。その違いを楽しめるのも、お取り寄せならではの醍醐味ですね。ぜひいろいろ試して、一番のお気に入りを見つけてみましょう！