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【ワイン初心者必見！】押さえておきたいワインの基礎知識

種類が豊富過ぎて、何を基準に選べば良いのか初心者には難しいのがワインの世界。でも原料や生産地、醸造方法などの基本的な知識があれば、初心者でもある程度味のイメージがつかめるようになりますよ。

赤ワインと白ワインの違いは？

赤ワインと白ワインの違いを簡単に説明すると、「原料のブドウの種類」 と「ブドウの皮を使うか使わないか」です。赤ワインは黒ブドウを原料にして、果汁と一緒に皮も発酵させたワイン。皮の色素成分が溶けだしているので色が赤く、タンニンが豊富で、渋味のある味わいが楽しめます。また、使用されるブドウの品種によって味わいが異なります。カベルネ・ソーヴィニヨン種はタンニンが豊富で濃厚、メルロー種は果実味が強く舌触りがなめらか、ピノ・ノワール種は渋みが少なく、ベリー系のエレガントな酸味があると覚えておきましょう。

一方、白ワインは白ブドウを原料にして、皮や種を取り除いて果汁だけを絞り、発酵させたワインです。タンニンの渋味はほとんどなく、酸味が感じられますが、品種によって味わいはさまざまです。一般的にシャルドネ種は酸味が穏やかでフルーティで、ソーヴィニヨン・ブラン種はフレッシュな酸味とハーブのような香りがあり、リースニング種は上品な酸味と華やかな香りが特長です。

赤ワインに合う料理、白ワインに合う料理って？

「肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン」という常識は広く知られていますが、肉や魚の種類によっては例外もあります。 牛肉やマトンなどの赤い色が強い肉には赤ワイン が合いますが、 鶏肉や豚肉など白っぽい肉質の肉には白ワインが合います。またタイやヒラメなどの白身魚にはたしかに白ワインが合いますが、マグロやカツオなどの赤身魚には赤ワインの方が合います。

なので、肉か魚かというよりは、「色が濃い料理には赤ワイン」、「色が淡い料理には白ワイン」と覚えておくとよいでしょう。例えば天ぷらでも、天つゆに付けて食べる場合は赤ワイン、塩でいただく場合は白ワインが合います。ウナギも、蒲焼きなら赤ワイン、白焼きなら白ワインが合うといわれています。さらに温かい料理には赤ワイン、冷たい料理には白ワインが合うことが多いようです。

ワインは生産地によって味が違うって本当？

ワインの本場はフランスということで、フランスのワインなら間違いがないと思いがち。でもフランスは本場だけあって種類が多く、個性の強いワインも多いため、当たり外れがあって選び方が難しいといわれています。一方、フランスと並ぶ生産量と輸出量を誇るのがイタリアですが、フランスワインよりもリーズナブルな価格で、ヨーロッパワインの中でもクセが強くなく飲みやすいものが多いといわれています。

ドイツワインは甘さを評価の基準としているため、高級ワインほど味わいが甘く、甘口ワインが好きな方にとくにおすすめです。スペインのワインはスパイシーな酸味が特徴で、好みが分かれますが、好きな方にはたまらない味。また、アメリカのワインは大衆向けで、渋みが苦手な方やワイン初心者に飲みやすいワインといえるでしょう。

最近は日本国内にもワイナリーが増えており、特にブドウの栽培に適した長野県や山梨県で、多くの国産ワインが生産されています。日本人はすっきりした味わいを好む傾向が強いため、国産ワインはワインの渋みや酸味が苦手な方に向いている場合が多いようです。

シャンパンとスパークリングワインの違いは？

「スパークリング」とは「火花を発する」「発泡する」という意味。なので、「スパークリングワイン」とは発泡性をもったワインの総称であり、シャンパンもスパークリングワインの一種に分類されます。

ただ「シャンパン」は、フランス北部のシャンパーニュ地方で造られ、フランスの「A.O.C法」（原産地呼称管理法）で定められた厳しい規定をクリアしていなければ、名乗ることができません。つまり、スパークリングワインの中でも特別な存在が「シャンパン」なのです。生産地とともに重要なのが、製造方法。「瓶内二次醗酵方式（シャンパン方式）」とよばれる方法で製造されなければ、シャンパンとは名乗れません。

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今回はさまざまな種類のワインや選び方についてご紹介しましたが、いかがでしたか？　知れば知るほど深まるワインの魅力、ワイン選びの楽しさを知るきっかけになれば幸いです。自分好みのものや、ギフトにぴったりなワインをぜひお取り寄せしてみてください。