福井県とGODIVAが生み出すハピネスな関係とは

ゴディバ ジャパン社長のジェローム・シュシャン氏

ゴディバ ジャパン社長のジェローム・シュシャン氏は、学生時代に日本の文化、中でも「禅」に関心を持ち、ヒッチハイクで「永平寺」を訪れました。その時のエピソードや日本に対する思いを語った2020年のメッセージ広告「礼節の国」がきっかけで、福井県との関わりがスタートします。ゴディバ ジャパンが掲げる企業ミッション「We create Memorable Occasions of Happiness （私たちは、記憶に残る幸せな時を届けます）」と、幸福度ランキングNo.1（※）をPRする福井県の「Fukui Happiness」。「ハピネス」で繋がりを持つ福井県とGODIVAは、さまざまなコラボレーションを行っています。

※「全47都道府県幸福度ランキング2022年版」（一般財団法人日本総合研究所編）総合1位

GODIVA×福井県がコラボしたパーティー“Chocolate Tea Party”に参加！

福井県を代表する酒蔵「黒龍酒造」が運営する「ESHIKOTO」

石田屋ESHIKOTO店⁡　店内

カウンターや床には福井県の笏谷石（しゃくだにいし）が使われている

越前箪笥のショーケース

今回パーティーが開催された会場は、福井県の老舗酒造メーカー「黒龍酒造」が運営する酒蔵複合施設「ESHIKOTO（えしこと）」のカフェレストラン「acoya（あこや）」。シュシャン社長の思い出の場所、永平寺町にあります。

偶然にもESHIKOTOは、前に旅色LIKESのメンバーに教えてもらい、ぜひ一度行ってみたいとチェックしていたスポットです。実際に訪れてみると、永平寺町の豊かな自然に囲まれた、想像以上に素敵すぎる会場でした。今回は施設の見学や、「石田屋ESHIKOTO店」での日本酒のテイスティングができなかったので、また再訪しようと思います。隣の敷地には、オーベルジュを建設中とのこと。完成したら、旅の目的地がまた一つ増えますね（ちなみに、黒龍酒造の日本酒はその後、別の場所でしっかり飲んできました）。

◆ESHIKOTO
住所：福井県吉田郡永平寺町下浄法寺第12号17
休業日：毎週水曜日、第1・3・5火曜日
営業時間：施設によって異なる

GODIVA×福井県がコラボした“Chocolate Tea Party”

今回のイベントにはシュシャン社長をはじめ、福井県の鷲頭（わしず）副知事、GODIVAと福井県のコラボレーションに携わった地元事業者の皆さんや、インフルエンサーの方々などが参加。GODIVAのシェフや、acoyaのパティシエールの手による、県産食材とGODIVAチョコレートを使った特別なスイーツが提供されます。

コンブチャ。フルーティーなので梅が入ってるのかな？ と勘違いしてしまった

アペリティフに提供されたフルーティーなコンブチャ（お茶を発酵させたノンアルコールのドリンク）から、おいしくて感激……。実は私、少々場違いな普段着でパーティーに行ってしまい、なるべく静かに目立たないようにと思っていたのですが、スイーツを目の前にしたら気分が上がらないわけがない。最初の一口を食べた瞬間、「遠慮」という言葉は消え去りました。

GODIVAの刻印が入ったプレート。左から「チョコレートムース」、「羽二重・チョコレート」、「ガトーショコラ」

「そばの実」や「羽二重餅」など、福井らしさを想起させる食材を使ったチョコレートが、GODIVAの刻印が入った越前焼のプレートで振る舞われました。ちなみに3月13日からGODIVA caféの都内3店舗でも、越前焼のプレートでチョコレートとドリンクを楽しめる、福井コラボのテイスティングセットが提供されています。

GODIVAと柑橘のパフェ

黄金梅カカオパルプジュレ

「GODIVAと柑橘のパフェ」、「黄金梅カカオパルプジュレ」と続きます。パフェの洗練された見た目と、さまざまな食感、爽やかな柑橘とチョコレートの組み合わせにテンションが上がります。

越前漆器のバロタン

好きなチョコレートを2つ詰めてお持ち帰り

テーブルに置かれた水色の小箱は、福井の伝統工芸「越前漆器」の技法で、GODIVAのチョコレート専用に作られた「バロタン」。ベルギー発祥の、チョコレートを入れる専用の箱のことです。越前漆器のバロタンは、2021年からGODIVA caféで販売されています。アクセサリーケースなどにも使えそうな上品な小箱ですね。
福井県の伝統とGODIVAのチョコレートのコラボを存分に堪能するイベントとなりました。

越前漆器職人とショコラティエのマリアージュ。“和製バロタン”がGODIVAから登場！

現在販売中！ 和洋折衷のコラボスイーツ「羽二重くるみ ショコラ＆フランボワーズ」

羽二重くるみ ショコラ＆フランボワーズ／388円（税込）

パーティーで、GODIVAと福井のコラボスイーツ「羽二重くるみ ショコラ＆フランボワーズ」が紹介されました。羽二重くるみは、福井県勝山市の銘菓で、羽二重餅にくるみを練り込んで薄いシュー生地で挟んだお菓子です（お土産でいただくと心底嬉しい……）。羽二重くるみに、チョコレートとフランボワーズジャムなどを組み合わせたとのことで、ちょっと情報量多すぎない？ と思いきや、色んな食感と味の組み合わせが堪能できる逸品です！自宅で日本茶と一緒においしくいただきましたが、コーヒーにも合いそう。

羽二重くるみ ショコラ＆フランボワーズ

羽二重くるみ ショコラ＆フランボワーズは、2023年11月から福井県その他北陸の一部店舗で先行販売していましたが、3月16日からは北陸だけでなく、全国の一部GODIVAの店舗でも購入できるそうですよ（数量限定）。

福井県に来たなら「黄金の梅ショコリキサー」も見逃せない

福井限定「黄金の梅ショコリキサー」／レギュラーサイズ780円（税込）

パーティーの翌日、福井限定の「黄金の梅ショコリキサー」を求めて、福井県唯一のGODIVAの店舗、西武福井店に行ってきました。福井県は梅の産地としても知られますが、中でも「黄金の梅」は、樹上で完熟させ、自然に落下した良品だけを収穫したブランド梅です。香り豊かな黄金の梅のジャムを使用したショコリキサー。福井、もしくは東京南青山にある福井県のアンテナショップ「Cultive291 -カルティブ291-」でしか味わえません。
ホワイトチョコレートのショコリキサーなので、甘めの味を想像してレギュラーサイズにしたのですが、予想外にさっぱりした優しい甘さ。梅のそこまで強くない、爽やかな酸味がマッチしています。福井駅から歩いて5分ほどなので、ぜひ行ってみてくださいね。

◆GODIVA西武福井店
住所：福井市中央1-8-1西武福井本館1F
電話番号：0776-25-0665
営業時間：10:00～19:30
休業日：西武福井に準ずる

2021年から続く福井そばとGODIVAのマリアージュ企画

2021年から2023年までの11～12月には、福井県のそばとGODIVAのコラボレーションキャンペーンが、県内のそば店で実施されていました。シュシャン社長が「そばの後のチョコレートは至福だ」と述べたことがきっかけで、始まった企画なのだとか。直近のキャンペーンはすでに終了していますが、今回特別に、キャンペーンに参加しているそば店「蕎麦 やすたけ」で、食後にGODIVAのチョコレートをいただきました。

蕎麦のあとにGODIVAのチョコレート

太打ちのおろしそば

そばとチョコレートという意外な組み合わせですが、まったく違和感がありません。2024年も同キャンペーンが開催されるのかどうかはわかりませんが、その時期に福井を旅するなら、ぜひチェックしたいところです。

◆蕎麦 やすたけ
住所：福井市文京7丁目9-35
電話番号：0776-26-7281
定休日：毎週水曜日（祝日は営業）／ 毎週火曜日夜の部（祝日前は営業）
営業時間：昼の部11:00～15:30（LO15:00）／夜の部17:00～21:30（LO21:00）
※売り切れ次第閉店

今後も福井とGODIVAのコラボに期待大！

再来年の2026年、GODIVAは創業100周年を迎えるため、現在記念企画を考えているそう。シュシャン社長曰く「いいアイデアがあれば今がチャンス」とのことだったので、これからまた、福井県との新たなコラボが期待できそうです。福井県とGODIVAのハピネスな試みに、福井を旅する私たちも目が離せません。