厳しい冬の寒さも落ち着き、芽吹きも始まる弥生3月。東京から車で約1時間とアクセスのいい栃木県南部に車を走らせて、いちご狩りや春の花を観賞し、ひと足早く春を感じましょう。ユニークな展示が話題の「岩下の新生姜ミュージアム」もあり、思わず笑顔になれること間違いなし。とちおとめを使った絶品スイーツや地元グルメのチェックも欠かせません。さぁ、色とりどりの栃木を巡る早春ドライブへ。
文／合津 玲子
温室の中で元気に育つ甘～いいちごを摘み取り、その場で食べられる、春におすすめのおいしい体験、いちご狩り。「佐野観光農園アグリタウン」では、とちおとめやスカイベリーのいちご狩りが楽しめます。予約優先。
住所／佐野市植下町802-4
電話／0283-20-5215（9:30～17:00）
時間／5月上旬まで。3～5月9:30～12:00、12:30～15:30（予約した場合）
休／期間中無休 ※天変地異、感染症等により運営が困難と判断した場合、急きょ閉園することあり。
いちご狩り一般料金／とちおとめ1,800円、スカイベリー2,300円
四季折々、美しい花やイベントで見る人を楽しませる国内有数のフラワーパーク。3月には、約2万本ものチューリップをはじめ、梅、雪柳、桃、白木蓮、桜など、春の花が園内のあちこちで咲き競います。
住所／足利市迫間町607
電話／0284-91-4939
時間／10:00～17:00（季節により異なる）
休／2月第3水曜・木曜日、12月31日
入園料／400～1,900円（花の咲き具合により変動）
「岩下の新生姜」をモチーフにしたミュージアム。巨大な新生姜のパッケージや被り物と一緒に写真を撮ったり、願いが叶うジンジャー神社でお参りしたりと、楽しく遊べます。カフェでは岩下の新生姜を利用した料理も！
住所／栃木市本町1-25
電話／0282-20-5533
時間／10:00～18:00、カフェ11:00～18:00（LO17:30）
休／火曜日（祝日は営業）、年末年始、その他臨時休館あり
入園料／無料
岩下の新生姜肉巻きプレート
織姫山の中腹にある神社。1705年に機織（はたおり）を司る男女二柱を勧請し、その分霊をお祀りしたことから、縁結びの神様として信仰を集めています。国の登録有形文化財指定の美しい朱塗りの御社殿や、七色の鳥居は必見。
住所／足利市西宮町3889
電話／0284-22-0313
甘くてジューシーないちごが旬となり、おいしいスイーツも目白押し。「いちごの里」では、農園直営ならでは、とちおとめやスカイベリーを使った見た目にもかわいいパンケーキやパフェなどが期間限定で食べられます。
いちごの里
住所／小山市大川島408
電話／0285-33-1070
時間／9:00～18:00
休／無休
天使のパンケーキ 1,380円
天使のいちごパフェ 1,100円
蜂蜜とバターのパンケーキ 850円
日本列島の中心地がある佐野市内の道の駅「どまんなか たぬま」。地元の新鮮野菜やグルメが大集結しているので、あれこれ味わいましょう。おすすめは佐野ラーメン、「うまい食パン」の生食パン、「雪ノ下 カフェ＆スイーツ」のパンケーキ、「木村屋だんご」のつくりたての団子など。
道の駅 どまんなか たぬま
住所／佐野市吉水町366-2
電話／0283-61-0077
時間／店舗によって異なる
休／水曜日（祝日は営業）、年始
生食パン「狙いうち」
寒天で作った食物繊維たっぷりの、低カロリーのおやつ「カンロ」。昔からの製法で一つずつ手作りしており、優しい甘さがくせになる！ 添付の黒蜜をかけたり、フルーツをトッピングしてもよし。道の駅などでも販売中。
中内商会
住所／佐野市寺中町2231
電話／0283-22-1318
時間／11:00～14:00
休／土曜・日曜日
カップゼリー3個と黒蜜3個で240円
1950年代にブドウ畑を開墾した「ココ・ファーム・ワイナリー」。100％日本のブドウで造った「日本ワイン」は格別な味わいです。ショッピングはもちろん、ワイナリー見学、試飲なども楽しめます。カフェではノンアルコールの各種ジュースもあるので、運転者はこちらをどうぞ。
ココ・ファーム・ワイナリー
時間／ショップ10:00～18:00、カフェ11:00～15:30LO、見学は10:30、13:00、15:00の3回
休／年末年始、1月第3月曜日～金曜日、11月収穫祭前日
