【台湾情報】オーナーの夢の結晶! こだわりを体現した欧州風宮殿ホテルが日月潭に登場。

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2021.01.02

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【台湾情報】オーナーの夢の結晶! こだわりを体現した欧州風宮殿ホテルが日月潭に登場。

台湾を代表する景勝地・日月潭。台湾のほぼ中央に位置する湖で、その名は太陽と三日月を彷彿とさせる形をしていることに由来しています。国内外からの注目度の高まりとともに、ホテルのニューオープンも続々。2020年に完成した「Queen Castle Hotel 日月潭皇后古堡飯店」は、オーナー女性の長年の夢の結晶ともいえる物語性あるホテルで、内外観とも絢爛豪華なヨーロッパの宮殿そのもの。非日常感あふれる滞在がかなう、注目のホテルの全容に迫ります。

目次

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唯一無二の存在感! 絢爛を極めた宮殿ホテル。

豪華かつ荘厳。館内すべてがフォトジェニック!

60歳を迎え、夢の実現へと動き出した情熱に感服。

調度品は煌びやかに、室内環境は快適に整えて。

白亜のレストランでは、台湾の家庭料理も味わえます!

おわりに

唯一無二の存在感! 絢爛を極めた宮殿ホテル。

唯一無二の存在感! 絢爛を極めた宮殿ホテル。

原住民の邵(サオ)族の居住地として知られる伊達邵。遊覧船の埠頭・伊達邵碼頭が玄関口で、多くの観光客がここから老街(古い商店街)を訪れます。埠頭からほど近い地域の新たなランドマークとなったホテルが「Queen Castle Hotel 日月潭皇后古堡飯店」です。ローマ風の柱、手の込んだ壁の装飾、鍛造して作られた欄干、華やかなシャンデリアなど、ヨーロッパの古典様式が凝縮された建物で、遠くヨーロッパまで出かけずとも、異国情緒たっぷりの時間が過ごせます。夕暮れ過ぎのライトアップされた内外観は一層ロマンティックで、インスタ映えするホテルとして話題です。

豪華かつ荘厳。館内すべてがフォトジェニック!

豪華かつ荘厳。館内すべてがフォトジェニック!

地形の関係で、1階がラウンジ、地下1階がフロントという構造ですが、地下1階の長いアーチ廊下は、高い天井から自然光が差し込み、シャンデリアに反射した光が閃く、明るい空間。館内に足を踏み入れたときの感覚は、まるで宮殿に招かれた貴賓の気分に。
白を貴重とした円柱や壁には金箔の装飾が施され、彫刻や暖炉が効果的に配されているほか、大窓には臙脂色、はたまたロイヤルブルーの重厚なカーテンがかかり、床は白黒チェッカーに敷かれた大理石……と、館内のあらゆるコーナーが絵になる内装で、撮影スポットに事欠きません。

60歳を迎え、夢の実現へと動き出した情熱に感服。

60歳を迎え、夢の実現へと動き出した情熱に感服。

この豪奢なホテルは、ディレクターの王智慧氏と彼女の母である劉秀玉氏が6年の歳月を費やし、生涯の夢を体現したもの。15歳で働き始めた劉氏は、さまざまな苦労や挫折を経験しながらも、理想のホテルを作るという夢を抱き続けてきました。ホテル業界での経験もなければ、ヨーロッパを訪れたこともない。しかし東西の皇室の歴史や建物を愛する気持ちだけは人一倍あり、愛娘をカナダの大学に留学させ、室内デザインを学ばせます。そして遂に60歳でホテルの建設を決意。膨大な関連本に目を通し、一切の妥協を許すことなく、文字通りの夢のお城を完成させました。

王ディレクターは語ります。「日月潭皇后古堡飯店は、正統派の古典様式を追求し、内装の材料も細工も徹底的にこだわっています。例えば金色の装飾部分は金箔を贅沢に使用して、豪華な質感を演出。すべての家具とファブリックはヨーロッパから輸入するなど、経費はかさむ一方でしたが、ゲストに快適で美しい空間を提供すべく、母は最善を尽くしました」。

調度品は煌びやかに、室内環境は快適に整えて。

調度品は煌びやかに、室内環境は快適に整えて。

気になる客室は全27室で、タイプ別に國王&皇后、王妃&公主、王子、公爵とネーミングされています。各部屋の内装と設えにかけられた費用は数百万元にも及ぶそう。調度品へのこだわりには、並々ならぬものがあり、ベッド周りでは、マットレス、ヘッドレストの彫刻、カバーの刺繍、葉をモチーフにしたキャンドルスタンド風ライト。そして金縁装飾のある鏡やアンティークの電話など、何をとっても煌びやか。

室内環境は快適さを追求。冷暖房を完備し、底冷えのする台湾の冬に対応。大きな掃き出し窓からは山林や湖を望めます。また、シャワーは水圧を三段階で変えられるヘッドを採用、バスアメニティはオーガニックのギフトセットを用意。ティーセットは、ドリップタイプのコーヒーと日月潭産紅茶のティーバッグ。心からのリラックスが叶う気遣いがそこここに感じられます。

白亜のレストランでは、台湾の家庭料理も味わえます!

白亜のレストランでは、台湾の家庭料理も味わえます!

ホテルの向かいには「皇后古堡宮廷宴廳」があり、天井に花を飾り付けた純白のインテリアが印象的な空間で食事がいただけます。ゲストは中華&西洋式ビョッフェの朝食が無料。ランチとディナータイムに訪れるなら、台湾式のテーブル料理がオススメ。鶏肉入り苦茶油の麺線、鶏の薬膳スープなどの家庭料理が看板メニューです。

おわりに

日月潭の数あるホテルのなか、他とは一線を画すインテリアが自慢の「日月潭皇后古堡飯店」。非日常的な空間でありながら、自宅のように存分にくつろいでもらえるよう、サービス面も重視していると王ディレクターは語ります。台湾で体験するヨーロッパ調宮殿ホテルへの滞在、日月潭の旅が思い出深いものなること請け合いです。

◆Queen Castle Hotel 日月潭皇后古堡飯店
住所:南投縣魚池鄉日月村中正路250號
電話:+ 886-4-9285-0009

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