【離島のビール旅】石垣島で楽しむ樽生とビールのお供3大グルメ

沖縄県

2022.06.16

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【離島のビール旅】石垣島で楽しむ樽生とビールのお供3大グルメ

みなさーん、こんにちは! 年に2回訪れるほど石垣島が大好きな“ビールおねえさん”こと古賀麻里沙です。石垣島は八重山諸島の一部で、石垣港離島ターミナルを拠点にフェリーで各離島に訪れることができる場所。それぞれの個性を持つ島で、全く違う楽しみ方をするのが石垣ビール旅の醍醐味なんです。一度の旅行で二度ならぬ、島の数だけ何度もおいしい! ということで、今回から少しの間、離島シリーズの記事を執筆させてもらうことになりました。最初は石垣島のビール旅をお届け。ビールのお供には私の中の石垣3大グルメを合わせていきますよ。

目次

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石垣牛の握りが絶品! 電話が繋がらない人気店

日本最南端のクラフトビール

ビール豆知識「“なにくそやるぞ”オリオンビールの歴史」

近海で釣り上げられたマグロに感動して手が震える

石垣豆知識「居酒屋難民の救世主“ゆんたく”」

二日酔いの朝は……

[おまけ]石垣島のおすすめアクティビティ・ダイバー憧れの巨大エイ

ここが私のアナザースカイ!

石垣牛の握りが絶品! 電話が繋がらない人気店

石垣島で楽しみたいのはもちろんオリオンビールの樽生! 旅行中は気候と興奮から、いつか打ち抜けるんじゃないかって気がしています……。あ、「打ち抜く」というのはビール用語で「樽を全部飲み尽くす」ということ。石垣島にはオリオンビールともうひとつ、ほかでは滅多にお目にかかれないクラフトビールもあるんですよね♪ ではまず、私が石垣島に来たら毎回必ず訪れるお店と、ビールと最強に合うおつまみたちを教えちゃいます。

一軒目、まずは乾杯から行きましょう。オリオンビールで、ありっ乾杯☆

「ありっ」というのは、ありさ(私の名前)のありではなく、「それ、乾杯」という意味です(笑)。普段行く居酒屋ではなかなか樽生のオリオンビールに出会えませんが、石垣に来たならやっぱり樽生がうまい! 日中暑い中ウロウロと歩き回り、カラッカラに乾いた喉にビールが流れ込んでくる瞬間……くーーー、生き返るぅ! 軽い飲み口とすっきり感が暑い気候に合っていて抜群です。このビールのお供にするのは、私の中の石垣3大グルメのひとつ、石垣牛。石垣島のことを思い出すとき、ほぼ同時に思い浮かべるのが居酒屋ひとしの石垣牛握りなんです。

シャリを覆い隠すほど大きなお肉は、かなり肉厚。まずは目で楽しみます。光に反射して輝く肉の表面をじっくりと愛でたら一気にガブリ。ほんのりレアなお肉は口の中でトロリととろけ、旨味をたっぷりと残しながら一瞬で消えてしまいました。この濃厚な肉の旨味はライトな味わいのオリオンビールと抜群に相性がいいんです。握りもビールも何度もおかわりしちゃいました。石垣を訪れるまでは石垣牛の存在すら知らなかったのですが、一度食べたらすっかり夢中。初めて石垣牛を口にしたのは焼肉屋さんで、どの部位もとろけるようにおいしくってお腹がはち切れるくらい食べたのを覚えています。そしてお会計の時にもびっくり。お値段もなかなかのものでした(チーン)。

このお店は、石垣牛を握りでひとつずつ気軽に注文できるのがいいんですよね。本当に大好きで、旅行の計画を立てる時にはまずひとしの予約から始まるほど。樽生オリオンビールを最高においしく飲むためには、ひとしの石垣牛握りがどうしても必要なんです。ハイシーズンはなかなか電話が繋がらないのですが、諦めずに何度も何度も時間を変えながら電話をかけつづけ、予約を取って滞在中に二度は訪れます。石垣牛の握りに始まり、石垣牛の握りで〆るのが私の石垣ビール旅の鉄則です。

◆マグロ専門居酒屋ひとし本店
住所:沖縄県石垣市新栄町15-8
電話:0980-83-9610
営業時間:16:30~22:00
定休日:月ごとに異なる※公式ホームページ要確認

日本最南端のクラフトビール

さて、ここでご紹介したいのがこちら。石垣島の地ビール、その名も「石垣島地ビール」! 最初の地ビールブームの時代、1997年に日本の最南端で販売を開始した歴史あるビールです。島の素材にこだわる居酒屋「森の賢者」で出していただきました。

店主の方によると、石垣島地ビールを樽生で飲めるのは現時点で5店舗だけなんだそう。私が注文したのはヴァイツェン。小麦を使ったビールで、苦味が少なくフルーティーで軽やかな味わいです。石垣島地ビールはスーパーやコンビニでも瓶で買うことができます。ヴァイツェンのほかに黒糖を使ったビールや、泡盛入りのハイビールという石垣らしいものもありますよ。それでは、石垣島地ビールヴァイツェンに合う最強おつまみを紹介していきましょう。私の中の石垣3大グルメ2品目はこちら。

島素材の天ぷら盛り合わせです。ゴーヤに島かぼちゃ、ピパーツの葉、フーチバー(よもぎ)、オオタニワタリ、四角豆、長命草と聞き馴染みのない野菜たちがずらり。とれたて新鮮な素材たちが薄衣に包まれてさっくりと揚げられ、石垣の海で採れた天然塩をチョンッとつけて食べるとビールが止まりません。さまざまな食感が味わえて楽しい! 特にお気に入りはピパーツの葉。ピパーツというのは石垣でよく使われる島胡椒のことです。八重山そばを出しているお店では調味料としてテーブルの上に置いてあることが多いです。ほんのり感じるシナモンのような甘みに、奥行きのある独特な風味と辛味。パリッとした食感がクセになります。

ヴァイツェンは柔らかな口当たりのビールなので、繊細な素材の味を大事にしたメニューと合わせれば料理の味を邪魔することなく引き立たせてくれます。地元の素材を使った料理と、地元でつくられたビールのペアリング……これぞまさにビール旅の楽しみですね。石垣島は繁華街でも緑がよく茂っていて、食べられる植物もそこらじゅうにあります。おばあが家の庭に自生しているフーチバーを摘んできて夕飯に出したり、近くのお店にお裾分けしたりすることもよくあるんだそう。この羨ましい環境に憧れて、私は今年からベランダでゴーヤを育てています。順調に育っていて今朝小さな小さな実をつけているのを発見しました。早く大きくなぁれ。ちなみにここ、森の賢者は地元で採れた薬草や果物を泡盛に漬け込んだ薬草酒も名物です。ピパーツのお酒もあって、カウンターにずらりと並んでいる姿は圧巻です。

◆森の賢者
住所:沖縄県石垣市新川49-2
電話番号:問合せ0980−83−5609、予約050-5263-1358
営業時間:18:00~24:00
定休日:不定休

ビール豆知識「“なにくそやるぞ”オリオンビールの歴史」

今から遡ること60年以上前、1957年に沖縄初のビール企業であるオリオンビールが誕生しました。沖縄が本土復帰するよりも前ですね。オリオンという名前は一般公募で集められ、2,500通の中から選ばれました。由来は南の星であるオリオン座。今では沖縄といえばオリオンビールのイメージですが、発売当初はなかなか受け入れられませんでした。島内でつくったものはアメリカ産や日本産に比べて質が劣ると思われていたからです。その印象を払拭するために社員総出で店を一軒ずつ回り、地道に営業をするローラー作戦で徐々に消費者に受け入れられるようになりました。創設者の「なにくそやるぞ」の精神が功を奏し発売年から7年間で島内のオリオンビールシェア率はなんと95%に上昇! 驚異の成長率です。諦めずに続けていくことって大事ですね。

私も旅先での「究極の一杯」をこの先も求め続けていくことをここに誓います。

近海で釣り上げられたマグロに感動して手が震える

3杯目のビールと、最後の石垣3大グルメを求めて三千里(体感)。暑い日の徒歩って時間が永遠に感じますよね。繁華街から約30分歩いて目的地へやってきました。でも、ビールの最初の一口を極上のものにするためだったら、私は1時間でも2時間でも歩けます。

「海人居酒屋 源 平得店」にやって来ました。お隣は鮮魚店です。ここでビールに合わせたい、私の中の石垣3大グルメは本マグロ! すぐ近くに海があるんだからやっぱり新鮮なマグロはどうしても食べたい。源では自社の漁船で釣れたマグロを振る舞ってくれるんです。ちょうど来店時に本マグロが揚がったばかりだったので堪能させてもらいました。

ご覧ください、この美しさ! 赤身、中トロ、大トロの3種盛り。キラキラと輝く赤い身が行儀良く整列しています。お箸で優しく掬い上げ、思わずうっとり。

脂がのった身は舌の上に乗せるとトロリととろけ、旨味が濃厚。マグロの味が強い。もったいなくて飲み込みたくないんだけど、一瞬で消えてしまいました。儚くて美しい。今までの人生で食べてきたマグロの中でダントツ! といっても大げさじゃないくらい、本当に感動しました。ありがとう……本マグロ。こんなにおいしいマグロを食べちゃったらもう、ビールを飲むしかありません。

グビグビ

クゥーーーッ!

とても合うーーー! 実は今まで、ラガービールと刺身を合わせることってあんまりなかったんです。なんとなく魚の臭みが際立っちゃう気がして、香り高いエールタイプのビールを合わせることが多かったんですが、でもここまで新鮮なマグロだとラガーでも全く臭みが目立たない! 甘くてうまい、だからラガーにもよく合う。しかもね、ここのお店はリーズナブルに楽しめるのが嬉しいポイントなんです。19時までだったらオリオンの樽生ビールがジョッキ一杯300円。女性は19時以降も300円。ビール好きには有難すぎるサービスです。案の定、飲み過ぎてしまいましたが、ビール旅に、飲み過ぎ・食べ過ぎ・二日酔いはつきものですので。

石垣豆知識「居酒屋難民の救世主“ゆんたく”」

石垣島は沖縄本島に比べるとお店の数が少ない分、予約を取るのが大変です。特にハイシーズンにはなかなかお店に入れず、居酒屋難民になることもしばしば。そんな時には「ゆんたく」なんていかがでしょうか。民宿でゆんたくというと、宿泊者同士でワイワイお喋りしながら盛り上がる飲み会のことです。近くのスーパーでお惣菜やお酒を買って持ち寄ったり、民宿のキッチンを借りてみんなで一緒に調理してみたり。宿の主人や地元の人が三線を弾いて盛り上げてくれることもあります。石垣には民宿が多く、ゆんたくを積極的に行っているところもあるので、地域の文化を肌で感じてみるのもいいですね。

二日酔いの朝は……

ついつい飲み過ぎて朝が辛い、旅行中はよくあると思います。そんな時こそ早起きして朝ご飯をしっかり食べましょう。石垣島にはそんな朝にぴったりの朝ご飯があるんです。

約70年続く老舗「とうふの比嘉」の「お年寄りゆし豆腐セット」。ゆし豆腐にお粥、おからが付いてきます。ゆし豆腐というのは、島豆腐を作るときに型に入れて固める前のふわふわの柔らかい豆腐のこと。そのままスプーンですくって大豆の優しい味わいを楽しむのもよし、各テーブルに置いてある調味料で味付けするもよし。私は塩と味噌がお気に入りです。出来立ての豆乳も濃くておいしい! 疲れた胃に優しい朝ごはんです。リセットできたので、今夜もいっぱい食べていっぱい飲めるぞー!

◆とうふの比嘉
住所:沖縄県石垣市大字石垣570
電話:0980-82-4806
営業時間:6:00~15:00(売り切れ次第終了)
定休日:日曜日

[おまけ]石垣島のおすすめアクティビティ・ダイバー憧れの巨大エイ

体を思いっきり動かした後のビールって特別ですよね。ということで、ビールをよりおいしく味わうためのおまけ情報です(笑)。

石垣でのアクティビティだったら外せないのがダイビング! 私の初めてのダイビングは、もう10年以上前に遡りますが、セブ島旅行の時の体験ダイビングでした。その後なかなか潜る機会がなかったのですが、その時に見た美しい海と魚たちが忘れられず、2年前にライセンスを取得しました。セブの海もものすごく透明度が高くて綺麗でしたが、石垣島だって負けてないですよ。石垣はダイバーたちの憧れのマンタに出会える確率が高い、世界的にもめずらしい場所なんです。マンタはエイの一種で、大きな胸ビレを動かしながらゆったり泳ぐ姿がとても優雅。大きなものでは体の幅が8~9m、体重は3トンにも及ぶそう。初心者ダイバーの私はまだお目にかかれていないのですが、日々YouTubeでマンタの映像をみてはイメトレをしているので、心の準備はバッチリです。いつか一緒に泳げた時には必ずここに写真を載せるのでお楽しみに。

フォルムがかわいい、持てる珊瑚

フォルムがかわいい、持てる珊瑚

ダイビングしている時ってすごく喉が乾くんですよね。いっぱい泳いでお腹もすくし。ビールの前の準備運動にはもってこいです。ただ、ダイビングの前にお酒を飲むと事故に繋がってしまうので禁物です。飲むときはダイビングが終わってから、適量を心がけましょう!

ここが私のアナザースカイ!

石垣グルメ、たっぷりと満喫しました。旅先で新しい発見をするのも楽しいけど、お決まりの場所が増えてくるのも嬉しいものです。いつも近くに海を感じることができる離島って素敵ですよね。青い海と青い空、そこに黄金色のビールがあれば言うことなし。ビールイベントも徐々に再開されてきた今日この頃、この夏の予定はもう決まりましたか? これからまた他の離島の魅力もお伝えしていくので、夏休みの旅行の参考になれば嬉しいです。沖縄離島のビール旅はまだまだ始まったばかり。次回はあの島でビールを堪能しちゃいます! お楽しみに☆

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#旅 #離島 #沖縄 #旅行 #旅色 #クラフトビール #ビール #国内旅行 #ビール旅 #旅色アンバサダー #石垣島 #古賀

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ビール旅ビール旅

古賀麻里沙

1987年生まれ、福岡県出身。キャスター、タレント。食べることと飲むことが大好きで、日々更新しているインスタグラムとYouTubeではさまざまなビールとおつまみのペアリングを発信。日本ビール検定1級を所持し、HOPPIN’ GARAGE公認の“ビールおねえさん”として活躍中。好きなビアスタイルはIPA。ビールの輪を広げるため、日々奮闘中。 YouTubeチャンネル/「ビールおねえさん古賀麻里沙のビアフライト」

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