「地域を知ってつながって“日常観光”を実践する」四万十市観光協会会長・小松昭二さんインタビュー

高知県

2022.11.29

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「地域を知ってつながって“日常観光”を実践する」四万十市観光協会会長・小松昭二さんインタビュー

コロナ禍をきっかけに“ちゃんと旅を考える”をテーマとして掲げてきた旅色編集部が旅行・観光業界のキーパーソンに話を聞く連載の第一回。黒く日焼けした肌に端正な顔立ちで往年の銀幕スターを思わせる小松昭二さんに登場いただきました。「新ロイヤルホテル四万十」の社長を務めながら、四万十市観光協会会長などいくつもの組織で要職を担い、観光商品を次々とプロデュースしているという小松さん。過疎化が進む街に根を張って観光復興を実践し続けてきた現場の言葉は含蓄に富み、ホテルのレストランから居酒屋、Barと6時間以上話を聞かせていただきました。

目次

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「日常観光」で個人に向き合う

土地を知ると風景に意味が出てくる

すべての世代が楽しめる四万十市へ

小松昭二さんプロフィール/1959年、高知県物部村生まれ。株式会社四万十ロイヤル代表取締役、四万十市観光協会会長、幡多広域観光協議会代表理事、四万十黒潮旅館組合組合長、高知県コンベンション協会副会長など、高知全域の観光に精通している。

「日常観光」で個人に向き合う

ずっと走り回ってるから昔は年中日焼けしてたという小松さん

少年時代の話をするときは本当に楽しそう

うちのホテルは20年ほど前はビジネス利用が多く、シングルルームでは足りずにツインルームのシングルユースで平日はほとんど埋まって、週末はガラガラの状態でした。それは観光客がほとんどいないということで、そこでツインの観光利用を増やそうとなったんですが、当時の四万十観光は遊覧船に乗ったら次の観光地に行くのが主流で、沈下橋さえほとんど知られてなかったんです。足摺岬の方が人気があって、ツアー団体型の旅館やホテルがありました。高知からバスで来て足摺に泊まるから、途中に遊覧船があると便利だったんです。船から降りたらすぐにバスに乗って宿まで行ける。四万十から上(北)に行かずに通り過ぎてしまってたんです。

そこで、四万十川の下流で松明の火で鮎を追い込む火振(ひふ)り漁という伝統漁法を遊覧船に乗って見るイベントを、遊覧船会社とやってもらいました。それを見ると夜になるから、足摺まで行くと遠いので四万十に泊まることになるんです。これは人気でしたね。そういったことを考えてやっていたんですが、次第に見て回る観光(団体旅行)からカヌーや川遊びをする観光(個人旅行)を追求するようになりました。団体もやるけど、個人旅行向けの会社との付き合いを増やしていったんです。

流れがゆるやかな四万十川はカヌー初心者でも楽しめる。写真:かわらっこ

流れがゆるやかな四万十川はカヌー初心者でも楽しめる。写真:かわらっこ

団体旅行が売れているときに、僕は個人で遊ぶカヌーとかサイクリングなどの会社とプランを作っていました。当時は観光資源を探して四万十市だけじゃなく幡多地域全域※を回っていたので大変でしたが、若かったから笑。

ペットボトルを川に沈めて川エビを捕って、川漁師のプロの仕掛けと捕り比べるとか、トンボ自然公園の学芸員に小魚の種類について教えてもらうといったような観光商品を作ってきました。旅行に来る方はホテルや旅館だけが目的ではなく、四万十川などの周辺観光も目的に来る。その目的に見合う商品開発をして、観光案内や手配をすることが重要だと思ったんです。※幡多地域=宿毛市、土佐清水市、四万十市、大月町、三原村、黒潮町の3市2町1村

昔の旅行会社の人は下見にしょっちゅう来てましたよ。自分の休みを削って来る人もいました。最近は旅行会社の方針なのか、そういった担当が減ったように思います。例えば有名な佐田の沈下橋、あれを広めたのは航空会社の担当者なんです。それまではもっと上流の岩間の沈下橋が有名だったのですが、道が狭く遠くてなかなか行けなかった。行く人は行くという場所だったところに航空機系旅行会社が冬場に観光周遊バスを走らせて佐田の沈下橋に行くコースを作ってくれました。そこから各旅行会社で認知され、他のツアーでも寄るようになってSNSの発信などもあって佐田の沈下橋は有名になったんです。

旅行会社が掘り出した観光資源ってあちこちにあるんですよ。団体ツアーにもそういう要素がありました。いまは自分たちがリアルな価値がある旅行会社ということをわかっていないのではないでしょうか。人と人とが関わる観光はリアルなものであって、人が作って人が売って、人が関わるものなんです。だから四万十市観光協会は発信力のあるイベントも大切にしつつ、その日だけ盛り上げるのではなく日常に繋がる仕組みや観光客に応えられる「日常観光」を大事にしていきたいと思っています。

インタビュー翌日にスタッフを乗船招待してくれた屋形船「なっとく」から四万十川を眺める小松さん

高瀬沈下橋上の筆者。車とすれ違うときに川に落ちそうになるほど道幅が狭い

「日常観光」って言葉を難しく考えなくてもいいんです。そもそも僕は四万十川に来たのに川に足を入れないとか、石を触らないということが信じられなくて「バスの窓から景色見るだけが観光じゃないやん」とずっと思ってました。

26,7年ほど前に四万十を訪れて、子どもと佐田の沈下橋に行ったんですよ。そこで石を掘り起こして、大きな川エビを手で捕ったときに、都市のすぐ横の川でこんなものが捕れるんだ! って驚いたんです。僕が育った物部川で当時の30年以上前に経験したことがこんなに街が近い下流でできるなんて、何て豊かな川だと。いまも佐田の沈下橋で石を動かしたら川エビが捕れますよ。団体旅行だとこういうのができない。だから個人を対象とした日常観光だと思ったんです。

土地を知ると風景に意味が出てくる

四万十川って蛇行しているので、平地が川を挟んで交互にできるんです。そこに集落ができ、行き来するために渡し舟ができ、竹で組んだ浮橋などもできました。でも増水時には流されてしまうから沈んでも大丈夫な沈下橋ができたんです。沈下橋に欄干がないのは川が増水や洪水のときに流木などが引っかかって橋そのものが壊れないため。それでも増水時には渡れないので抜水橋(近代橋)ができた。...…そういう歌もあるんです。

沈下橋の上に畑や田んぼがあってその上に納屋があり、さらにその上に家があります。そして一番上には神社、お墓があります。田んぼや畑、納屋は洪水時に流されます。さらに水量が多いと家の床下・床上まで水が来ます。でも神社やお墓はその上にある。つまり大切なものほど高いところにあるっていうことなんです。そういった意味がある風景を知ってから遊覧船やサイクリング、沈下橋散策などの観光をすると景色も変わります。無理に新しいものを作らなくても足元にあるものの意味や成り立ち、思いを伝える観光をしてもらえばいいと思っています。

日本三大清流に数えられる四万十川の長さは190キロを越える

人工物がない広い河原を散策しているだけで癒される

水面に反射した柱状節理などさまざまな風景美を楽しめる

このホテルが建つ中村という土地は、550年前に前関白の一條家が下向し整備したところで、行政、商業、司法のエリアに分かれていました。ホテルの裏側が行政エリアで、ここが建つ前は営林署でした。その横はNTT、その後ろは裁判所、その横は検察庁、横の横は県の合同庁舎というふうに、500年以上前に整備された行政エリアが残っています。ホテル正面の通りから向こうが昔からの商業エリアで、ホテルの屋上から見ると間口が狭くて奥行きが長い建物があることがわかります。間口の広さで税金が決まっていた時代の名残だと思います。その先の新興商業エリアは区画が正方形になっています。こういった歴史があって、食がおいしくて......ということを説明できないとだめなんです。

ホテル徒歩1分にある天神橋商店街

四万十市内唯一のアーケード街でもある商店街では道路で体操をする姿も

小松さんが経営する新ロイヤルホテル四万十

僕はいつも持ち歩いてる石があります。磁石で引っ付くこの石はかんらん岩なんですが、磨くと蛇のような模様が出るので蛇紋岩(じゃもんがん)と呼ばれています。梼原町(ゆすはらちょう)っていう四万十川上流の岩盤から長い年月をかけて流れてきていて、下に来るほど小さく丸みを帯びています。これは、四万十川が生きてつながっている川の証明なんです。トンボ自然公園が修学旅行の素材として蛇紋岩を磨く提案をしていたのを、個人向け商品として旅行会社に提案しました。まず、四万十川の河原で石を探して拾い、800番のペーパーで磨いてから2000番で磨くとぴかぴかに光っていろいろな模様が出てきます。子どもだけじゃなく大人も必死に河原で探してます。広い河原で夢中になって石を探すのって楽しいですよ。

50人の団体旅行×2回で100人、1組の夫婦×50組でも100人。団体の方がチェックインチェックアウトも時間が決まっているので楽なんですが、僕は個人旅行のことを18,9年前から積み重ねて考えてきて、いまでは個人の利用者の方が増えてきました。

小松さんが常に持ち歩いている蛇紋岩。磨き上げると美しい光沢を放つ

拾ってすぐの蛇紋岩。素人目には他の石との区別がつきづらい

船乗り場で目に付いた蛇紋岩を拾い上げる小松さん

運転ができなくても観光を楽しめる街に

観光を考えるようになってきたときに、ホテルからカヌー乗り場や遊覧船まで5,000円かけてタクシーに乗ってさらに2,000円の船に乗るのはおかしいんじゃないかって思いはじめました。それで周遊の「川バス」とか「しまんと・あしずり号」などの、2次交通に力を入れるようになりました。運営は赤字ですが、交通弱者にやさしい四万十市、高知県になって欲しいんです。だから、バスの中止が検討されていたときに「川バスやめるなら、観光をやめたら」 って市に言ったこともあります。「しまんと・あしずり号」も足摺岬まで行って帰るバスでした。土佐清水市と四万十市だけでやっていたけど、宿毛市や柏島(大月町)周辺などきれいなところがあるから回って欲しいって当時の県の観光部長に頼んだり(※今は上記エリアも含んでいます)、バスの中止が検討されているときにも、県に存続のお願いに直談判に行ったりしました。

路線バスは学生や生活者のために走るバスなので補助が出るんです。観光バスは走らせるとそのままお金がかかる。だから僕は路線バスがあるところで観光商品をつくっていこうと思っています。路線バスってなかなか本数が少ないから大変なんだけど、次の便まで2時間ありますってときに、その路線と路線の隙間を埋める体験商品を作ることが観光の役割だと思っています。

土佐くろしお鉄道・中村駅とJR・江川崎駅をつなぐ周遊バス「四万十川バス」

四万十、足摺、宿毛、栢島を巡る「しまんと・あしずり号」

四万十市の市街地から佐田沈下橋までを巡るレトロな「循環周遊バス」

ずっと前に量販で年配向けのツアーが主だった時代に、クラブツーリズムの東京造成箇所に四万十川で川遊びをする商品を採用していただいたことがあります。1、2本しか売れませんでしたが、そのツアーに参加した人の内訳が、夫婦は1組だけだったんです。あとは、おじいちゃんおばあちゃんと孫、シングルマザーと子ども、お父さんが忙しくて参加できないお母さんと子どもの組み合わせばかりでした。

中国地方の新聞系旅行社が企画した、子どもだけが参加する四万十川で遊ぶ商品のときも、2泊3日でバーベキューやカヌーや川遊びをしたんですが、(車が運転できる)お父さんお母さんが忙しくて動けない家もあるから、添乗員と子どもだけで催行するツアーが必要な理由がわかったんです。実際に体験することで隠れたニーズに気が付けました。経験を通して、四万十川で遊びたい子どものための交通や商品も作っていかなければと強く思いました。

でも、こういうことは一企業ができることではない。じゃあ誰がやるんだというと、四万十市観光協会や、幡多広域観光協議会といった公益組織がやることだと思っています。国や県や市町村がすることでもないし、民間といっても、昔はがんばるところもあったけど、地方や田舎は弱っているところにコロナの追い打ちがかかり民間活力がなくなってきてるんですよ。そこに、国・県・市が準備したから、観光協会が準備したからどうぞっていってもやれる人、民間がいないんです。だから、お手伝いじゃなくて、公益組織が中心になって観光を引っ張っていかないといけない。職員が観光のプロフェッショナルにならなければいけないと思っています。そのためには、プロに見合った待遇が必要で、つまり財政的な後ろ盾が必要なんです。

たとえば四万十市観光協会は市から委託されて「ふるさと納税」をやらせてもらって手数料をいただいてます。まだまだ少ないですが、そういう収入基盤を確保して、職員の待遇も改善していかなくてはならない。観光は人材が不足しています。研修をやったり、カヌーを習いに行ったり、本物をちゃんと体験して、それらを商品化していくことが必要だと思っています。観光協会の職員は実際に体験して臨場感のある説明ができるし、その強みを持って観光素材を商品化していけます。

インタビュー風景。小松さんの隣は四万十市観光協会専務理事の山脇さん、四万十市観光協会事務局長の久松さん

インタビュー後に「居酒屋いなか」ではじまった第二部。小松さんの左は旅色四国支部の川添

四万十名産のぶしゅかんを使った「Bu酎ハイ」とともに、マンボウやゴリといった魚料理の数々を食べながら小松さんのトークに聞き入りました

すべての世代が楽しめる四万十市へ

よくマーケティングで、どういうターゲットを狙うってあるけど、僕は考えないです。どんな層でも四万十市に来て欲しいと思っています。四万十市・幡多広域は、すべての方に応えられる観光素材があり、2次交通もあります。それだけのポテンシャルがあります。

ホテルには手作りした車やハイキング、サイクリング用のイラスト調の地図が置いてあります。スタッフには地図の内容を説明できるようにしなさいと言ってます。ナビやウェブがあってもこういうものは必要だと思って言ってます。また、ホテルの飲食店マップには周辺のおいしい飲食店の情報を載せています。ホテル内にレストランもあるけど、街においしい店がたくさんあるから、行って欲しい。囲いこんだらだめなんですよ、街全体で盛り上がらないと。

「厨房 わかまつ」っていう『美味しんぼ』も取材にきたお店があるんですが、ここはかつおの塩たたき復活発祥の店でめちゃくちゃおいしいんです。ポン酢しょうゆが一般的になる前は塩たたきが定番だったという、それを復活させて有名にした店がある。こういう情報を発信して伝えたいと思っています。

ホテルに貼ってあったマップ

地域全体で盛り上がりたいとさまざまなマップやカタログを作成している

ホテルロビーには蛇紋岩コーナーも

他にもトンボ自然公園や黒潮実感センター、海洋館とか、四万十だけじゃなく黒潮の海などの魅力を提案できる知識のある人たちや施設もあります。観光協会でそれをどう商品化するのか、単品・単発で経験してることをどうつないでいくか考えるだけでも商品になります。それに意味や地域の思い、成り立ちの説明や案内を加えたら、価値のある観光商品ができる自信があります。そのためには、やっぱり足元のことをやっていかないといけない。自分の足で見つけて、地域と密接につながって信頼関係を作っていかないといけないと思っています。

~編集後記~

小松さんは、とにかくよくしゃべる。明確なアイディアがあり、やりたいことが頭のなかを常に巡っているからだと思う。そしてその行動原理が坂本龍馬の“自忘他利”の精神で貫かれているので、人を感動させる。自宅に持って帰った蛇紋岩を磨くたびに、小松さんのいる四万十に行きたいと思う。

旅色FO-CAL四万十市特集

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編集部 ハリマ

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旅色編集長。情報誌、美容メディアなどを経て、現職。新企画を立ち上げるのが好き。最近は福井県の小浜市で出会った懐箸を持ち歩いています。

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