葵わかなさんが、熊本で遊び、学ぶ「旅色FO-CAL益城町特集」公開
葵わかなさんが、新たなまちづくりに挑む益城町をめぐる「旅色FO-CAL―益城町特集―」が公開中です。2016年に最大震度7を観測し、震源断層が生じた熊本地震。被害状況が残る「潮井神社」に訪れ、地震の脅威を感じながらも、なお存在し続ける生命力の強さを感じていた葵さん。「創造的復興」のコンセプトを掲げ、明るい未来を見据えたまちづくりを進める益城町の老若男女が楽しめるスポットを巡る旅に出かけます。
写真/村上未知
目次
「接しやすいまちだった」と進化しつづける町を見つめる
温泉と宿がメインのまったりする旅をしたり、朝から観光スポットを巡るアクティブな旅をしたりと幅広い旅のスタイルをもつ葵さん。震災により失ったものを作り直すのではなく、被災地を記憶として残しつつ、若者向けのスポットの開発や空港のリニューアルなど新たに創造していく姿を受けて、「町全体が明るくて前向きな雰囲気だった」と話していました。
おしゃれなコンテナ施設で休憩
まちをカラフルに色づけるのは「BOX PARK マシキラリ」。熊本初のコンテナ複合施設で、オシャレな雑貨が並ぶインテリアショップや和菓子屋やパン屋など、様々な業態のお店を連ねています。葵さんは苺スムージーを堪能しひと休み。
明るく前に進むまちは住民からも「復興まちづくり」のアイディアを集めています。子どもからお年寄りまで気軽に集える“わくわく”スポットの復興まちづくりセンター「にじいろ」は、雨の後に虹がかかるようにと復興への希望を込めて名付けられたのだとか。葵さんは、「町全体が新しく創造していくスタイルは新しい考え方」だと感じたようです。
11月に食べられるスイカ⁉
創造的に進化する益城町は、昔から地元の方に愛される「潮井水源」という豊富な湧水を有し、自然の恩恵を受けた特産品がたくさん。「早出しすいか」として有名な益城すいかは、なんと、早いもので11月から収穫されます。本誌では、甘みが詰まったすいかを冬に食べられる秘密、「市だご」というお団子や馬刺しなど益城町のうまかもんも紹介しています。
震災から6年がたち、大きく変化してきたまちは、2023年に阿蘇くまもと空港のリニューアル、九州東海大学臨空校舎の開校とさらに進化していきます。残すもの、新しく創るもの。まちの進化を見届けられるような昔と今を体感できる益城町に、葵さんは「古き良き新しいまち」と言葉を浮かべました。当時の記憶と前向きな今を知る益城町の旅を、電子雑誌でぜひご覧ください。