エリアごとに多彩な魅力がつまった山形県。
山形駅を起点に、山形タウン、銀山温泉、最上川、酒田と北上すれば
フルーツ、そば、温泉、歴史ある街並みなどに出合え、
豊かな時間を過ごせます。
ご案内するのは「おいしいものとレトロな町が大好き!」と語る内田理央さん。
新しい発見の連続で、ワクワクが止まらない1泊2日の旅を楽しみました。
写真・動画/村上未知 文/合津玲子(ランズ)
※新型コロナウィルスの影響により、施設の営業状況が変更になっている場合があります。最新の公式情報をご確認ください。
山形タウン、河北町、寒河江と巡り
冷たい肉そばやさくらんぼなどのグルメを堪能。
若返り信仰のお寺でご利益をいただいたら
情緒たっぷりの銀山温泉でゆったり寛ぎましょう。
車 約15分
車 約15分
大正5(1916)年に建てられた歴史ある建物で、県庁舎および県会議事堂として昭和50(1975)年まで使われていました。県庁移転後は文化財として保存され、国の重要文化財にも指定されています。英国近世復興様式のノスタルジックな外観や、創建時の姿に復原された正庁や知事室など、見どころも多く、往時を偲ばせます。
住所/山形市旅篭町3-4-51
電話/023-635-5500
時間/9:00~16:30
休館日/第1・3月曜日(祝日・休日の場合は翌日)、年末年始
入館料/無料
車 約40分
車 約40分
そばの名産地として知られる山形県河北町谷地のご当地麺「冷たい肉そば」770円が食べられるそば店。鶏肉の旨みがきいたあっさりした冷たいスープに、コシのある太打ち麺、こりこりとした歯ごたえのある鶏肉がよく絡み、ほかにはないおいしさ。山形では冬でも冷たいそばを食べるそうで、ここでも一年中冷たい肉そばが食べられます。肉そばのスープに中華麺を入れた肉中華、ソースカツ丼なども人気。
住所/西村山郡河北町谷地所岡2-11-2
電話/0237-72-3733
時間/平日11:00~15:00、17:00~19:00
土日・祝日 11:00~19:00
(ラストオーダーは18:30、売切れ次第閉店)
休館日/水曜日
車 約25分
車 約25分
天平18(746)年開山と伝わる古刹。江戸時代には2812石を与えられ、勅願寺、また鎮護国家の祈願寺として敬われてきました。平成26(2014)年に国史跡に指定。指定面積は東京ドーム約10個分と広大です。本堂で公開されている「鋳鉄仏餉鉢(ちゅうてつぶっしょうばち)」(1606年作)に頭を入れると若返るといわれ、パワースポットとしても人気です。
住所/寒河江市大字慈恩寺字地籍31
電話/0237-87-3993
拝観時間/8:30~16:00
拝観料/大人700円
徒歩 約10分
本山慈恩寺への参道入り口にある慈恩寺総合案内施設。慈恩寺の歴史を紹介する常設展示室、十二神将など慈恩寺を代表する文化財を迫力映像で楽しめる240度のラウンドシアターなどがあり、慈恩寺の魅力を体感できます。また、“寺そば・寺カフェ”ではご当地グルメの冷たい肉そばを中心としたそばメニューや寒河江珈琲、特産のさくらんぼスムージーなども味わえ、休憩スペースとしても使えます。
住所/寒河江市大字慈恩寺1178-1
電話/0237-84-6811
時間/9:00~17:00、寺そば11:00~14:00、寺カフェ10:00~16:00
休館日/第2火曜日
入館料/無料
車 約40分
車 約40分
さくらんぼ狩りで知られる人気の果樹園。ここでは、パフェワークショップが開催されています。果樹園で自分で狩ったさくらんぼやプレミアムさくらんぼソフト、手作りさくらんぼソースを使った、オリジナルパフェ作りに挑戦できます。甘くてジューシーなパフェはおいしいのはもちろん、写真に撮ればSNS映えも間違いなし! 体験日の前日までに要予約。
住所/天童市川原子1303
電話/0120-150-440
時間/6月14日~30日の平日、集合時間16:00、さくらんぼ収穫、パフェづくり、撮影&実食で17:30解散
休業日/水曜、土曜、日曜、祝日
料金/4950円(さくらんぼ狩り「30分食べ放題」+フルーツパフェ 作り体験)
全国で収穫されるさくらんぼの約7割を占めるのが山形産。甘くて大粒のさくらんぼが県内各地でとれ、さくらんぼ狩りも盛んです。露地ものは6月中旬~7月上旬が最盛期ですが、東根市内には加温栽培による温室さくらんぼ園があり、4月中旬~5月下旬にかけて、ひと足早いさくらんぼ狩りが楽しめます。
[温室さくらんぼ狩り]
住所/東根市
電話/0237-41-1200(東根市観光物産協会)
[山形県内のさくらんぼ狩り]
電話/023-647-2333(やまがた観光情報センター)
車 約60分
車 約60分
銀山温泉は、江戸時代、銀を産出した「延沢銀山(のべさわぎんざん)」として開発され、閉山後、胃腸病や神経痛に効能ありとして栄えている温泉地。大正末期から昭和初期にかけて建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川沿いにずらりと並び、ノスタルジックな風景が楽しめます。ガス灯が灯る夕景は特に美しく、浴衣姿でそぞろ歩けばタイムスリップ気分が味わえます。
電話/0237-28-3933(銀山温泉案内所)
徒歩 約10分
築約130年の古民家を利用した和の情緒漂う食事処。手打ちそば、丼物などの食事はもちろん、オリジナルのスイーツやコーヒー、抹茶など、幅広いメニューが揃います。温泉街が一望できる2階席でのんびり大人の夜カフェタイムを楽しんでみてはいかが。
住所/尾花沢市大字銀山新畑440
電話/0237-28-2036
時間/11:00~22:00
休館日/水曜日