恋愛マスターくじらです。

「デートをしてるんだけど、なかなか彼との距離が縮まらない」というあなたのために、どういう恋愛旅をすれば彼との距離を縮められるかを今回は具体的に紹介していきましょう。ただのよくあるデート指南ではなく、心の距離を縮める極意だ！

極意その①気まずさをスルーしない

好きな人と距離を縮めたい時の最重要ポイントは、気まずさをスルーしないこと。これが好きな人と距離を縮める最短の方法となる。

どういうことかというと、例えば、恋愛旅の行き先を決める時など、彼とまだ心の距離があるうちはお互いに遠慮し合って、行きたい場所を素直に提案できなかったりする。「どこ行きたい？」と聞かれても「〇〇君が行きたいとこでいいよ、あはははー」なんて愛想笑いでスルーしてしまう人も多いのではないだろうか。

これは非常に良くない。お互いに遠慮し合うという空気感も「気まずさ」の一つだ。こういうものをスルーせずに一つずつ消していこう。

自分の行きたい場所が、明らかに彼の趣味に合っていなかったとしても必ず提案するのだ。彼とはこの先長い絆を作っていく予定なのだから、あなたを知ってもらうことから逃げてはいけないのだ。お互いに行きたい場所を提案し合って、それがまったく噛み合っていなかったとしても気にすることはない。

もし逆に、彼の提案してきた場所があなたにとって魅力的ではない場所だったとしても、愛想笑いなどしてお茶を濁してはいけない。率直な気持ちを伝えるのだ。
「えー！そんなとこ全然興味ない（笑）、そこって何が楽しいの？！」って明るく表現することが大事だ。「それよりも私の行きたい場所のほうが絶対楽しいよ！」と軽いノリで会話のバトルをするのだ。実際に顔を合わせている時はいくらでも柔らかいニュアンスで伝えられる。

最も良くないのは、気まずさをスルーしてモヤモヤした気持ちを家に持ち帰り、後からメールの文面などで「実は私はその場所に興味がないんだよね」なんて伝えることだ。文面にすると急激に重たくなる（笑）

極意その②マイナスなリアクションも口に出す

話し合いの結果、恋愛旅の行き先を彼の行きたい場所に決めたとしよう。ここから大事なのは、相手に無理やり合わせるのではなく、いちいち素直にリアクションしていくということだ。

例えば、彼の行きたい恋愛旅が「すみだ水族館にチンアナゴを見にいく」というあなたにとってまったく興味のなかったものだったとしよう。ここでも、無理やり気を遣ってテンションを合わせることはない。
「チンアナゴってメインで見にいくようなものなの？！笑」と率直なリアクションをしていけばいいのだ。すみだ水族館はチンアナゴで有名だし、彼はチンアナゴに熱があるからその魅力を楽しそうに伝えてくれるはずだ。

価値観が合わないということを気まずさに繋げずに面白がればいいのだ。ここで無理に合わそうとするとお互いに疲労するだけで心の距離は縮まらない。疑問や心の引っかかりは、すべて表面化していくのだ。これが二人の関係を楽にしていく。

実際にチンアナゴに対面した時に、おそらく彼のテンションはブチ上がるだろう。そこでも、「ものすごいテンション上がってるな…ついていけないな…」なんて家に気まずさを持ち帰ってはいけない。
「いや、そんなテンション上がるもの？！」と必ず口に出すのだ。あなたの心の動きもちゃんと伝えるのだ。

もしあなたがチンアナゴよりも別のものにテンションがブチ上がったら、「チンアナゴよりこっちの魚のほうがテンション上がるでしょ！」と伝えるのだ。とにかく、お互いの心の動きをいちいち二人の間で消化し合うことが大事なのだ。

ん？　似てる？笑

水族館の後にご飯を食べる流れになったときも、「お腹すいたね、韓国料理食べたいな」と希望をハッキリ口に出す。それに対し、彼が微妙な反応をしたとしよう。「韓国料理…うん…いいね…」と。

このように相手が気まずさをスルーした瞬間も許してはいけない。ここで「いや、韓国料理あんまりノッてないでしょ！笑」とすかさず突っ込むのだ。「ちゃんと食べたいもの言ってよ、どっちにするかジャンケンで決めよう」とか遊んでもいい。

ランチジャンケンに勝利。やったー！

こうやって一個一個気まずい瞬間をスルーせず、素直なリアクションを口に出していくことで、次からはどんな瞬間が訪れても怖くなくなる。二人の恋愛旅がどんどん楽しいものになってくるのだ。

一緒にいて楽しい空間というのは気を遣い合って作るものではなく、お互いに自分を出しながら、ギクシャクした瞬間を一つずつ消して作り上げていくものなのだ。

気まずさをスルーしてしまう人は多い。いや、ほとんどの人がスルーすると言ってもいいだろう。だからこそ、これをやった人は他の人よりも良い人と早く絆ができてしまう。良い人から先に抜けていく恋愛市場において、これはやったもの勝ちの恋愛デート術なのだ。

どんな気まずさも全部拾う、愛の回転レシーバーになれ。


オレはそう思っちゃうんだよね。