隠れたグルメ王国・茨城の恵みを使った、プレミアムスイーツが完成!
全国で飲食店を展開するバルニバービと旅色が日本各地を旅し、“食”の魅力を発掘する共同プロジェクト「TRAVELING DISH ACTION」。第三弾となる今回は、様々な農作物の一大産地である茨城県の常陸大宮市を訪ねました。バルニバービの面々は、各地域で生産者の皆さまとコミュニケーションをとり、食材を最大限に活かした料理を考案。その誕生までのストーリーをお伝えします。
目次
常陸大黒を使ったプレミアムロールケーキ
卵白で作られたもっちりとした生地が自慢のロールケーキ、「ARINCO ROLL(アリンコロール)」。今回は、こちらのふわふわのクリームに茨城県の特産品でもある花豆「常陸大黒(ひたちおおぐろ)」を贅沢に使用し、一層おいしくなりました。周囲をコーティングする濃厚な塩キャラメルの味わいが、常陸大黒を混ぜたクリームの甘さを引き立てる大人の味わいに。贅沢に花豆の粒も入れることで食感も楽しい仕上がりです。
ARINCOロールケーキ 常陸大黒豆のプレミアム塩キャラメルロール
価格:2,900円(税込3,132円)
開発は生産者の思いを訪ねるところから。茨城県常陸大宮市へ
夏のはじまりの7月上旬、訪れたのが常陸大宮市の早川農園さん。こちらは茨城オリジナルいちごである「ひたち姫」の農園ですが、全国で茨城の県北地域でしか栽培されていない希少品種の花豆「常陸大黒」に可能性を感じて数年前から栽培を始めました。「一般的な花豆の1.5倍ほどある大きさと、真っ黒で艶やかな光沢、そして上品な甘さに惚れ込みました」と早川さん(写真左)が語ります。
常陸大黒の畑を前に育て方を説明する生産者の早川重男さん。元エンジニアで脱サラをして、専業農家に。「常陸大宮市の日照時間や気候がおいしい黒豆を生み出しています」と教えてくれました。
収穫された常陸大黒。磨かれたような光沢と1粒約2グラムという大振りなサイズが魅力。2002年に茨城県が育成したオリジナル品種。涼しい気候を好むため、茨城県北部のみで栽培されています。
常陸大黒の育て方や適した調理法などの説明を聞いた後は、早川さんお子さん達が経営するいちご農園「いちごBOX」でつくられた「煮豆」と「スプレッド」の試食タイム。煮豆の美しい艶やふくよかな食感、スプレッドの豊かな風味などに驚きの声が。バルニバービの面々も顔を見合わせながらうなづき、いくつかのアイデアがすでに浮かんだ様子。
常陸大黒は煮豆にすることでさらにボリュームアップ。しっとりかつねっとりとした食感と上品な甘さが口に広がります。
ペースト状にすることで、風味がさらに強調。洋菓子ともマッチする上質な甘味が楽しめます。「これはロールケーキに使えるかもね」とシェフたちのアイディアもより具体的に。
試食会を開催し、さらに商品をアップデート
バルニバービのシェフらによって試作を繰り返すこと約3カ月。小石川にあるバルニバービが運営するお店「青いナポリ」にて、試食会を実施。「クリームをもう少し固くした方がいいかも」などシェフたちの細部へのこだわりを目の当たりにしました。
ついに完成!ARINCOロールケーキ 常陸大黒豆のプレミアム塩キャラメルロール
現地視察から約5カ月の時を経てついに完成。和菓子にも洋菓子にも使われる常陸大黒を使ったプレミアムなロールケーキです。見た目も豪華で贈り物にも最適なスイーツをぜひこの機会に味わってみてください。こちらはバルニバービが運営するECサイト「CANDLE TABLE」にて販売しています。
「CANDLE TABLE」では、他にも“食卓に彩りを添える特別な一品”をコンセプトに、食材選びから調理工程までこだわったシェフの自慢の一皿をご用意しています。ぜひレストランクオリティをご自宅でご賞味ください。
ARINCOロールケーキ 常陸大黒豆のプレミアム塩キャラメルロール
価格:2,900円(税込3,132円)