【茨城県】写真映えもする水戸市でおすすめの自然&歴史スポット3選

こんにちは!旅色アンバサダーのあんはなです。今回は茨城県の県庁所在地である水戸市に行ってきました。水戸市は江戸時代に藩主であった徳川斉昭が様々な改革を行い発展した場所で、歴史的名所が多く残っています。川や公園など自然を感じられるスポットもたくさんあります。今回はそんな水戸市の魅力を堪能できるおすすめスポットをご紹介します。
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偕楽園
偕楽園は、常陸水戸藩の第9代藩主・徳川斉昭(とくがわなりあき)によって創建された庭園で、国の特別名勝・特別史跡に指定されています。園内では梅、桜、紅葉など四季折々の美しい自然を楽しむことができます。敷地はなんと東京ドーム約64個分だそうで、都市公園としてはニューヨークのセントラルパークに次いで世界2位の広さを誇るそうです。芝生が広がるエリアもあり、川のせせらぎと豊かな緑、澄んだ空気に癒されます。橋がたくさんあり、それぞれ違う名前が付けられているのでそれを見ながら渡るのも楽しいです。夏になると、蓮池に蓮の花が咲き誇ります。わたしが遊びにいったときは見頃より少し早かったようですが、ぷっくりしたピンク色の蕾がたくさん見られました。満開になるのが楽しみです。そばを走る常磐線を眺めたり、池で泳ぐ鯉を見たり、のんびりとした時間を過ごせますよ。

茨城県立歴史館
偕楽園の北隣にあり、茨城県の歴史と文化を保存、研究、展示している施設です。歴史館と聞くと古めかしい印象ですが、建物はモダンな雰囲気でおしゃれ! 入口のステンドグラスも素敵なんです。カフェも併設されており、水戸のオリジナルコーヒーブランドであるサザコーヒーも味わえます。館内の展示も非常に興味深いのでじっくり見てみましょう。1階は企画・特別展となっており、訪問した日は徳川家康にまつわる様々な展示が。家康が実際に身に着けていたとされる甲冑の迫力に思わず圧倒されました……。2階の常設展では、茨城県の歴史に関する資料や昔の人のくらしが再現されていますよ。敷地には本館だけではなく、移築された庭園にある旧水海道小学校も見どころのひとつ。明治時代に建てられた木造の校舎で、歴史的価値のある建造物として保存活用されているとか。ノスタルジックで素敵な雰囲気なので、庭園内を散歩するだけでも楽しめそうです。
◆茨城県立歴史館
住所:茨城県水戸市緑町2-1-15
電話番号:029-225-4425
営業時間:開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
天狗納豆 笹沼五郎商店/納豆なんでも展示館
水戸市の名物といえば納豆ですよね。水戸市と納豆の歴史については諸説ありますが、江戸時代に徳川斉昭が飢饉に際して藩内の食糧不足を解消するため、米麹と大豆を混ぜて発酵させた納豆を普及させることを奨励し、人々に広まっていったと言われています。そんな逸話がある水戸市内で有名な老舗納豆店「天狗納豆 笹沼五郎商店」には「納豆なんでも展示館」があります。私は納豆が大好きでほぼ毎日食べているのですが、今まで知っているようで知らなかった納豆の歴史や作り方を改めて知ることができました。全国の様々な納豆も紹介されていて、こんなにたくさんあるんだと驚きでした……! 1階の店舗ではお土産として納豆を購入することもできますよ。私も名物の「わら納豆」や、切り干し大根が入った「そぼろ納豆」を購入。帰ってから早速夕飯に食べましたが、大豆の旨味が凝縮されていてとてもおいしかったです。
◆水戸天狗納豆株式会社 笹沼五郎商店
住所:茨城県水戸市三の丸3-4-30
電話番号:029-225-2121
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
おわりに
今回は水戸市について紹介しました。たくさんの見どころがある水戸市。東京からもアクセスしやすく、季節の移ろいや水戸市ならではの魅力を感じられるスポットが豊富です。皆さんも是非行ってみてくださいね。