魅力度ランキング最下位!? きっと行きたくなる佐賀県の魅力をどどんとご紹介!
九州在住のかっきーがお届けする九州の魅力。今回は、佐賀県をピックアップ! 昨年行われた全国魅力度ランキングで最下位となってしまいました。佐賀の魅力が全国に伝わっていないなんてもったいない! 私が思う佐賀の魅力をここぞとばかりにご紹介します。
目次
佐賀旅行するなら必ず行ってほしい観光地
1. 吉野ヶ里遺跡
誰しも一度は教科書で見たことがある吉野ケ里遺跡があるのは、吉野ヶ里町。村から国へと集落が発達していく過程が明らかになった、極めて学術的価値の高い遺跡として、国の特別史跡に指定されています。また、近年では公園も整備され、史跡を身近に感じながら遊べるスポット。公園では勾玉づくりや火おこし体験、バーベキューなどもすることができ、大人から子供まで一日中楽しめます。
◆吉野ヶ里遺跡
住所:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
電話:0952-55-9333
営業時間:9月1日~5月31日 9:00~17:00、6月1日~8月31日 9:00~18:00
休園日:12月31日、1月第3月・火曜日
入園料金:中学生以下 無料、大人 480円、シルバー(65歳以上) 200円
駐車場:大型車 1050円、普通車 310円、二輪車 100円、自転車 無料
2. 御船山後楽園
九州で有数の紅葉の名所である御船山(みふねやま)後楽園は武雄市にあります。江戸時代末期、武雄藩主の鍋島茂義(なべしましげよし)が、50万平米の御船山というキャンバスに理想の風景を描き、それを現実のものにするために約3年の歳月をかけて造られました。なかでも私のおすすめは、池に映る逆さ紅葉。夜間はライトアップもされ、暗闇に紅葉が浮かび上がる様は一見の価値あり! 敷地内にある御船山楽園ホテル内では、チームラボとコラボの作品も見ることができます。
◆御船山楽園
住所:佐賀県武雄市武雄町4100
電話:0954-23-3131
時間:17:00~22:30
料金:大人 平日 1,200円、土日祝 1,600円、中高生 平日 800円、土日祝 1,000円、小学生平日 600円、土日祝800円、未就学児 無料
駐車場:無料
3. 嬉野温泉
日本3大美肌の湯で知られる嬉野温泉は、嬉野市にあります。シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔に化粧水まで完備された大衆浴場のほか、いたるところに足湯や手湯もあり、ふらっと訪れることができる気軽さも魅力です。嬉野茶や温泉豆腐などの銘品もたくさんあります。2022年9月には西九州新幹線が開通し、新たな駅も開設され、行きやすくなりました。
◆嬉野温泉 シーボルトの湯
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙818-2
電話:0954-43-1426
営業時間:6:00~22:00(最終受付21:30)
定休日:第3水曜日
料金:こども 210円、大人 420円、70歳以上 340円
アクセス:嬉野温泉駅から車で約5分、徒歩約23分
駐車場:90分まで無料、その後は60分100円
4. 虹の松原
日本3大松原の一つに数えられ、国の特別名勝に指定されている虹の松原は、唐津市にあります。唐津湾沿いに虹の弧のように連なり、かつての藩主が防風・坊潮林として植林したのが始まりです。全長約4.5キロメートル、幅約500メートルにわたって続く松は約100万本にもなるといわれており、その広さは日本一! 松に囲まれた道を爽快に森林浴ドライブや散策をすれば、リフレッシュできること間違いなしです。
◆虹の松原
住所:佐賀県唐津市東唐津~浜玉町
駐車場:無料
5. 有田ポーセリンパーク
佐賀といえば、有田焼や伊万里焼などの陶器を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。有田町には、陶器のテーマパークがあります。ここのシンボルは、18世紀初頭のドイツ・バロック建築の宮殿を再現した、ツヴィンガー宮殿です。実際に行ってみると、宮殿の大きさや美しさに圧倒されるとともに、ヨーロッパに来たかのような気持ちに。有田焼の下絵付けや陶芸の体験、登り窯の見学、販売などもあります。
◆有田ポーセリンパーク
住所:佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙340番地28
電話:0955-41-0030
営業時間:9:00~17:00
料金:無料
駐車場:無料
6. 大魚神社
大魚神社は有明海に面した太良(たら)町あります。有明海は潮の干満の差が日本一で、その差は最大で約6mとも言われています。鳥居がある付近も干満の差が大きく、一番奥の鳥居まで歩いて行けるほど潮が引いているときもあれば、一番手前の鳥居にも行くことができない程に潮が満ちることも。時間によって様々な表情を見せてくれます。海の中に立つ神秘的な鳥居や月の引力を感じることができることから、近年はパワースポットとよばれるようになりました。
◆大魚神社
住所:佐賀県藤津郡太良町多良1874-9
電話番号:0954-67-0312
参拝時間:24時間
駐車場:無料
7. 祐徳稲荷神社
日本三大稲荷神社のひとつである祐徳稲荷神社は、九州にある神社の中で参詣者数第2位の人気の神社です。魅力はなんといっても山の緑に映える朱色が鮮やかな御本殿。広大で美しく立派な建物は、鎮西日光(九州の日光東照宮)と称されるほど。併設する日本庭園や境内には四季折々の花々が咲き、年間を通して楽しむことができます。本殿の奥には鳥居が立ち並び、そのまま山道や階段を約30分ほど歩くと奥の院がある山頂に到着。奥の院からは有明海へと続く雄大な景色を見ることが出きます。歩きやすい靴や服装でお越しのうえ、奥の院も目指してみてください。
◆祐徳稲荷神社
住所:佐賀県鹿島市古枝乙1855
電話:095-462-2151
参拝時間:24時間
駐車場:無料
佐賀で食べてほしいおいしい食
1. 佐賀牛
近年人気なのが、佐賀牛です。佐賀県で年間出荷される黒毛和牛のなかでも厳しい基準をクリアしたお肉だけが佐賀牛と名乗ることができるそう。そんな佐賀牛は全国のブランド牛でもトップクラスの肉質基準を誇り、アメリカ大統領との晩餐会でも提供されました。手の温度で溶けだしてしまうような上質な霜降りと、肉の甘味が特徴的です。
2. 呼子のイカ
昔からの九州名物、唐津市呼子町の“呼子のイカ”です。産地直送で鮮度抜群! 全国でも珍しい活き造りを食べることができます。呼子は佐賀県の最北部にある小さな町ですが、年間100万人もの観光客がイカを求めて足を運びます。町のいたるところでイカが干してあり“イカの町”を目でも感じることができます。
3. 竹崎カニ
有明海に面した太良町(たらちょう)の竹崎地区近海で獲れる竹崎カニはワタリガニのなかでは非常に大きく、味は濃厚で甘みも旨味もぎゅっと詰まっているのが特徴です。余計なものは加えず、塩ゆでのみで食べるのがおすすめ。カニでは珍しく年中味わうことができますが、やはり冬は特にメスの蟹が絶品。
4. 竹崎カキ
竹崎カニと同じ海域で採れる竹崎カキはプリプリで身が大きくボリューム満点です。もともと身の部分に水分が少ないことから、焼いたときに身が縮みにくいのも特徴の一つです。また、カキ小屋の発祥地としても知られており、シーズンになると県外からたくさんの人が集まります。
5. からつバーガー
唐津方面に行くなら絶対食べてもらいたい、佐賀県が誇るB級グルメです。鉄板で香ばしく焼かれたバンズで挟むのは、佐賀県産のジューシーな牛肉のパテとシャキシャキレタス、甘さと酸味が絶妙なソース。これらが相まってあと引くおいしさです。虹の松原にある本店はキッチンカーで販売されており、店構えもレトロで情緒たっぷり。
一度は行ってほしい佐賀のイベント
1. 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
11月頭の気候がいい時期に、佐賀を代表するイベントの一つに佐賀インターナショナルバルーンフェスタが行われます。アジア最大級のスカイスポーツイベント(熱気球競技大会)で、日本国内だけでなく世界各国から、競技者が集まります。圧巻の一斉離陸は一見の価値ありです。競技だけでなく、観客も楽しめるイベントも多数あります。
◆佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
会場:佐賀県佐賀市嘉瀬町(嘉瀬川河川敷)
日程:2023年10月31日~11月6日(バルーン競技は11月1日~11月5日)
駐車場:有料
2. 唐津くんち
毎年11月2日~4日に開催され、来場者は約50万人と県内随一の祭りです。唐津神社の秋季例大祭で、国の重要無形文化財・ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。職人の技が光る14台の曳山(ひきやま)が唐津の街を疾走する光景は大迫力! なかでも見どころは曲がり角。巨大な曳山が大きく揺れ動きながら曲がっていく様に観客大興奮です。お祭りの期間以外は曳山展示場に全ての曳山が保管されており、いつでも見ることができます。
◆唐津くんち
場所:佐賀県唐津市内
開催期間:11月2日~11月4日
駐車場:有(場所によって有料)
◆曳山展示場
場所:佐賀県唐津市新興町2881-1
電話:0955-73-4361
開館時間:9:00~17:00
定休日:12月29日~12月31日
料金:一般 310円、小中学生 150円、未就学児 無料
3. 有田陶器市
日本における陶磁器発祥の地ともいわれる有田町で、年に2回開催されます。約600もの商店や露店が軒を連ねる日本最大級の陶器市です。高級なイメージのある有田焼をリーズナブルに手に入れることができるとあって、期間中に100~120万人もの人が足を運ぶといわれています。近年は時代背景に合わせてWeb有田陶器市も同時開催されており、なかなか佐賀まで行くことができない方でも気軽に陶器市に参加することができるようになりました。
◆有田陶器市
開催場所:佐賀県松浦郡有田町 町内一帯
開催期間:春 4月29日~5月5日、秋 2023年11月19日~2023年11月23日
駐車場:有(場所によって有料)
※秋の開催時期は年によってことなります。お出かけの前に公式ホームページをご確認ください。
4. 鹿島ガタリンピック
日本一の干満の差がある有明海の広大な干潟を利用した運動会が「道の駅 鹿島」で開催されています。4ぶりとなった今年は、県内外に加えて15の国から約1500人が競技に参加。自転車に乗って干潟の上の板を渡る「ガタチャリ」やスキーに乗って25m進む「人間ムツゴロウ」などの種目があり、大人も子供も泥だらけになりながら競い合っていました。雄姿を見ようと集まった来場客は約2万5000人。他では経験できない、泥だらけで楽しむユニークなガタリンピックに一度参加してみては?
◆道の駅 鹿島
住所:佐賀県鹿島市大字音成甲4427-6
電話:0954-63-1768
営業時間:干潟・カキ焼き 9:00~17:30,ミニ水族館9:00~18:00
駐車場:無料
さいごに
まだまだご紹介したい佐賀はたくさんあるのですが、この辺で。佐賀には大人も子供も楽しめる観光スポットや、おいしい食べ物、一度は行ってみたいイベントなど盛りだくさん! あなたも佐賀を旅して魅力を感じてみてはいかがでしょうか。